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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[310] 世界で一番大好きな人に歌う歌
詩人:どるとる [投票][編集]


僕という救いようのない人を悲しみから救い出した人がおりました
その人はいいました
私があなたを必要とするからどうかいなくならないで
誰に必要とされなくても私があなたを必要なの…
そんな優しい言葉
はじめて聞いたから
まるで最初は信じられなかったけど少しずつその言葉のもつぬくもりに涙でふやけた僕の心は傾いていった

ただ君が僕のそばにいてさ
ただ笑いかけてくれるだけで満たされてしまうこの不思議に僕はうれしすぎて半ば戸惑ってる

自分以外の存在をこうまで大切にできることなどもう無いと思ってた
それをたやすく君という人が塗り替えた

だからずっとそばにいて
僕のそばでその声を聞かせてね
悲しい事を忘れさせて
君がいるのといないのとでは明日があるかないかとおなじ重さをもつのです

言葉はいつも自信がなくてさ不器用だけれどその言葉のひとつひとつに愛をこめるから

この世のすべての人にもしも嫌われてもたったひとりの君に愛されるなら僕は最高の笑顔を君に見せられるでしょう

百年あまりの人間の一生を終えたら燃え尽きてしまうような愛はくだらないよ
気持ちだけでも誓うとしよう
形だけでも信じなきゃ永遠を

少しずつ 歳をとって
少しずつ 町もその様相を変えて
少しずつ 心が萎んでいって
やがて 命の灯火が消えかかっても
きっとずっと変わらない気持ちのまま 君を愛してるだろう

そして 僕はきっとそのとき言おう
つまらないサヨナラでなんかくくらずにまるで終わりなどないかのようにただ愛してるを繰り返してさ
本当 君と出会い君と愛を育めてありがとうと一言だけ言うから
悲しくないはずなどないけど涙のかわりに僕は笑ってみせるさ

世界でいちばん大好きな君に最期に届けられる言葉が見つかってよかったよ

求めてはまた足りなくなる愛が口を閉ざす日に辿り着いた答だよ。

2009/10/16 (Fri)

[311] 光雨
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降り注ぐ雨に濡れて
僕はどこまでも歩いていく この道を
振りほどく不安など相手せずに ただ青い空の下 口笛を吹き鳴らして大好きな人の顔をイメージする
それで悲しい記憶さえも埋め尽くすんだ

光を浴びて 影を背にしてもぬぐい去るこの愛の力で僕はまたひとつ心の背をのばすのさ

降り注ぐ雨に濡れて
僕はどこまでも…
ただ雨に濡れて
ただ雨に濡れて
ただ雨に濡れて
僕は光の雨に濡れて。

2009/10/16 (Fri)

[312] 久しぶりに晴れたから
詩人:どるとる [投票][編集]


どこに行こう?
何をしよう?
どう過ごそうか
久しぶりに晴れたから
悲しい切ない雨続きの日を終えて
どこに行こう?
何をしよう?
どう過ごそうか
久しぶりに晴れた日は
いざとなると何にも思いつかないな

雨の日ならば家で過ごすしかないから本でも読むのにゲームで遊ぶのに
晴れた日には自由が開け放されるから
太陽がまぶしすぎるから何をすればいいのかわからなくなるな

久しぶりに晴れたから…晴れたから
長い雨の雨上がり
傘をたたんでも
アスファルト乾いても
立ち止まるばかりの僕の中で渦巻く戸惑い

僕はどこに
これからどこに
行けばいいですか?
久しぶりに晴れた日は落ち着かないね
気づけば日も暮れてチャイムの音
耳を通り過ぎてく
窓を開ければ月が顔を出す

そんな1日に出会いてんてこ舞いですよ。

2009/10/16 (Fri)

[313] 窓の向こうはまだ見ぬ明日
詩人:どるとる [投票][編集]


窓の向こうは別世界
その向こうの窓の向こうも僕の知らない別世界へと続いてる

窓を開ければそこは僕の知らない別世界
さらにその奥の窓を開ければまた別世界

窓を開けては閉めて
窓を閉めては開けて
繰り返すその先に何が僕を待つかは皆無

ただ僕は開ける
窓を
窓を
窓を

その先に何を求めるでもなく夢も理想もないままにただはこばれてくる明日を開けちゃ閉めるを繰り返している

ただ僕は眺める
窓の
窓の
窓の

そうさ その向こう側の向こう側の向こう側をも身を乗り出すように未来をのぞこうとするのさ

興味などありはしないけど生きる予定だからなにがあるのか気になるから

ただ窓を開けて
明日を
明日を
明日を

見に行くんだ

この窓はどこに続いてるかなあ?
どの窓を開けても見えるのは常に一歩ずつしか見えない明日です

だから窓を開ける
次は
次は
次は

光るんじゃないかと
冴えない僕の日々が
次の期待を待つのだよ

窓を開けてね
その向こうを確かめるように いつも窓を開けて時おり含み笑いで見えた景色とにらめっこして時々は悲しくて泣いて

僕は生きる
誰も生きる
その窓の景色の外側で営みを営む

ただ…与えられた時間を使い切るまで人は。

2009/10/16 (Fri)

[314] ささやかなれど光る勇気
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どんなに絶望的な日常でもありもしない希望を思い描くのは
まだ笑っていたいから
まだ生きたいから
そこから花は咲くものだと思うから
涙の種を蒔き笑顔の花を咲かすよりずっと笑顔の種を蒔き笑顔の花を咲かすことにした

それが僕の決意
小さな抵抗
ささやかなれど光る勇気。

2009/10/17 (Sat)

[315] いつも君だった
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僕を夢中にさせるのは
僕をドキドキさせるのは
僕をかき乱すのは
そう いつも君だった

忘れていたことも忘れてそれを忘れたことも忘れて僕は大事なことさえ忘れてた
僕を救えるのはいつも君だということに

狂ってしまいそうなほどにこの気持ちは君の心に相応しすぎて
もう すべて
運命づけられてるかのようにばかばかしいほどに合致するんだ

ああ 何度でも思ってしまう
君を幸せにさせる誇りさえもう風前の灯火なのに

どうしてもどうしても
君なしではこの先の道を歩むには危うすぎて危うすぎていたたまれない
いたたまれないんだ

だから
どうか願うことならそばにいて
ずっと 永遠に…なんてね、おかしいかなあ…?

でも、僕を夢中にさせるのは
僕をドキドキさせるのは
僕をかき乱すのは
そう いつも君だった
これからもずっと君だけだと思う

狂おしいほどに
君を求めすぎるこの心
すまないほどに
君を欲しがるこの心

壊せるものなら…
でも君が好き

揺れ惑う心は僕にももう止められないスピードで

それでもねいつもいつも言えないんだ
言うチャンスならあるはずなのに
いつもいつも言えないんだ 好きの一言が

何かに押さえつけられてるみたいに
心が 気持ちが 前にいかないんだ
振り切りさえすればぐっと前に行けるのに
なぜか結果ばかりに遮られて

ああ僕はどうすればいい?なぜかイメージの中の君に聞いてしまうよ

いつもイメージの君はそんな僕に笑いかけるだけなのにね 好きな気持ちは僕から離れようとしない

いつも優しいばかりで
あきらめてなんて言っちゃくれない
それでもあきらめられないけどね
なんだかわからなくなってきたよ

僕のすべてはいつもいつも君だから
涙でかすんで見えないことをいいことに立ち止まってばかりの僕が愚かしいのです。

2009/10/17 (Sat)

[316] おあいこの唄
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君も僕も悪くないのさ
お互いがお互いに悪いのさ
ケンカなんてケンカなんてよっぽどじゃない限りはお互いに非があるのさ
この勝負引き分けにてケンカ両成敗ということでおしまい
あとは笑っていよう
もう忘れちゃって

ジャンケンポン
あいこでしょ
何回やっても
ケンカなんて
あいこなのさ
だから歌おうぜ
笑おうぜ
ケンカなんかするより笑っていようぜ
それが理想だよ

でもいつも僕の中で響いてる唄なのさ
唄みたいな思いなのさ。

2009/10/17 (Sat)

[317] いつか出会う君のために
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誰のために詩を書いているんだろう
いつも僕はただ詩を書いている
だけれどたまには誰かのために詩を書けたなら素晴らしいね
たとえばこの先出会うまだ見ない愛すべき人のために書けたなら最高だろうな

夜空の星よりもずっとずっとずっと
たくさんの思いを君に捧げたい
どんな名前なんだろう 僕が愛する人は
どんな名前でもおくる気持ちはたったひとつさ
愛してるだけ
それをただ自分なりに詩にするだけだ
だけれどこれが難しいんだ
だけれどなるべく早いうちに伝えるよ

僕はその日のためにきっと気持ちを書き綴ってる

誰のために詩を書いているんだろう?
その答はもうここにあるよ
ほら 輝いている

君のための詩が
そして
愛の詩が君にひもとかれる日を待っているのさ
早く読んでよね
なんて

僕の詩はそんな風な主張をもとに存在しているんだ。

2009/10/17 (Sat)

[318] はじまりとおわりの日
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新しく生まれる命
これから消えてく命
悲しみと喜びが交差する1日の中で人はどこかで死にどこかでは生まれて
そんな繰り返しが命を運んだり命を片付けたりする毎日

今日もどこかで
人が消えて
どこかで
あらわれて
新鮮な名前を
汚れのない
その名前を
呼ぶ人の涙と
人の死を悼む人の涙を混ぜ合わせるわけにはいかない

だから
サヨナラはサヨナラ
そして
はじめましてははじめまして

どこかで今日誰かが死んでしまっても今日生まれた命に笑いかけるかはその命に関わった人によりそれぞれで
生まれた命に笑うなら本気で笑い
消えてく命に泣くならば本気で泣いて
立ち会った悲しみや喜びに魂をこめて向き合うがいい
じゃないと生まれた誰かに 消えてく誰かに申し訳はないから

命はそうして
誰かの流した涙や浮かべた笑顔に運ばれて違う場所へ流れていくのさ、それが悲しみであれ喜びであれ大切なのはどれだけその出来事に本気で向き合えるかだ
もしも本気で向き合えたらそれは正しい形になるよ

君は笑え
君は泣け
それでいい
おなじ世界の出来事なのさ
悲しみと喜びがどうしても重なってしまう命のはじまりと終わりの日に見つけてしまった涙の色を問わばそれはその人のみがわかることさ

だからある人はどこかで命に笑いまたどこかでは命に泣いてる
そんなおかしくも正しい流れが世界をぬらすのさ

夕立みたいにどちらにも触れちゃいない僕には予測なんてできないさ
だからこそ悲しいのかな
わからないまま
消えた誰かの
知られないまま
生まれた誰かの
命の影の小さな
揺れにも気づけないこの平和すぎる僕にはなんの悲しみも喜びもない

ただ今日もいつものように平穏に過ぎただけ
僕には
はじまりも終わりもなくてただ1日がまたひとつ消えただけでしたというだけ。

2009/10/17 (Sat)

[319] 明日なんか来なけりゃいいのに
詩人:どるとる [投票][編集]


ふと目覚めたように気づくとそこはひとっこひとりいない
孤独な闇の中
イメージしていた未来とはだいぶ色あせた未来が僕をあざ笑う

すべてのことに答があるというのならば
今、僕が歩んでるこの涙で濡れた道もちゃんとした意味があるのかな
もしもなくても明日はやってくる
当然だというかのように

そしてすべてがなにもなかったかのように片付いた1日が僕をまた馴れ馴れしく呼び出す

壊れた人形のように
ただおなじ動作を繰り返して毎日僕はなにをやってるんだろう
涙なんかもうとっくにかれました
僕に残されたのはただの愛想笑いだけ

こんな悲しい未来
幸せだとか待遇だとか関係なしに
僕は不幸だと思う
生活なんか成り立たなくていい
ただ僕は生きてりゃいい
そんな願いを祈っても日々なんだかすぐに気づくと死にたくなる
でも本当に死ねるわけもなく
ただ言葉と気持ちだけを抱えたまま僕は生きていく

この悲しさよ
この切なさよ
雨に濡れてびしょぬれの心に歌う歌もなく
僕はずっと意地っ張りに歯を食いしばるだけ

ああ 僕は強く思うよ
明日なんか来なけりゃいいのに…だなんて全くそのとおりだ。

2009/10/17 (Sat)
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