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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[2805] 
詩人:どるとる [投票][編集]


今 目の前にある時間を追い越すために何かを犠牲にして前に進む
誰もが孤独を抱きしめて苦汁を味わって
眠れない夜の中
人生とは何かを思う

自問自答の日々は続く
いつまでもきっと答えは出ないけど
またそれもひとつの答えだから
べつに悲しいとは思わないよ

何かを手に入れるためには
何かを犠牲にしなきゃならない
その何かは選べない
何を失うかはわからない
そんな言葉を何かの文献で見つけたよ
でも僕は何もいらない
何も失いたくないから

僕の中に咲く花の名前はきっとろくでもない名前なんだ
そんな思い込みで自分を腐らせて
いつしか闇の中

孤独という宇宙を抱きしめた 僕は太陽系 神様にでもなったつもりなのか 全てを悟ったような顔で もう僕はだめだなんて
わずか20代の挫折

世の中が早く いっそのこと 全てがなくなってしまえばいいのになんて ろくでもないことをまた考えてしまう夜に僕はひとりわけのわからない悲しみに涙流してる

さあ ひとりひとりの人生に必ず与えられた問いかけに正直に答えなさい

あなたはこれからどうするの?
これから
これから
これから
尽きない質問は僕を狂わせる

次の質問に簡潔に答えなさい

あなたは生きていることに自信を持てていますか?

補足、その答えに頷けないならばあなたはその思いに正直になって即命を投げ出せますか?

僕はうなずけもせず
否定もできなかった

中途半端
曖昧な
毎日

自分自身を信じることを自信というならば 自分自身さえ信じられなくなった僕にはどんな言葉が光になってくれるのかな?

まだ僕は闇の中
見つからない
答えに遠い目で死を見てる

何色にも染まらず
混ざらない
漆黒の闇に のみこまれてゆく自分を見ていた

時代は流れ答えに戸惑ってるいるうちに
やがて たどり着いてしまう その時僕の答えは ただ見果てぬ夢と笑われたのです。

2011/05/05 (Thu)

[2806] 我が街
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みょうに眠れない夜は 頭の中に宇宙をイメージしている
名前も知らない惑星に僕はふわっと降り立つ

酸素をたらふく吸い込んで 私利私欲で膨らんだこの地球にもまだ救いはあるよ

今日もまたさよならを悲しくてもするんだね
誰かが笑ってるその人の傍でも
誰かが泣いてるその人の傍でも同時に1日が終わる
同じだけの速さで同じ夜にたどり着くよ
そして
ひとつの地球でみんなちがう夢を見る

不思議だね

我が街に訪れた夜
我が物顔で輝く月に優しい微笑みを
ひとしきり願った
明日もいい日になりますように

特別なことなんか
何ひとつなくていいからみんなが当たり前に笑える そんな1日よ 来たれ 来たれ

素晴らしい我が愛しき街に。

2011/05/07 (Sat)

[2807] 今を生きる全ての人へ
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僕が笑っていた時にどこかで誰かが泣いていたかもしれない

人それぞれいろいろな1日を生きて 悲しいこと 嬉しかったことすれ違うけどきっと
嬉しいときは笑ってさ
悲しいときには泣く
それでいい
それでいいんだよ

少しくらい 転んだって 笑ってまた立ち上がれる時もあれば
落ち込んじゃってしばらくは立ち直れない時もあるさ

大切なのはきっと
無理をしないことだけど無理をしなけりゃいけない時も人生には悲しいかなあるのです

だから そんな時は
強がらないでさ
頼れる誰かの優しさや 誰かの励ましに 寄りかかって できるのならば 胸の奥に隠した涙をそっとあずけてごらん
きっと悲しみも喜びも分かち合える
感動も悲劇も半分こにしてしまえば大丈夫

今を生きる全ての人へ
僕から伝えられる事は何もないけど
とりあえず頑張って
とりあえず生きていて
無理はしないでさ
あんまり強がらないでさ 泣いたっていいから 転んだって笑わないから これが自分だって姿で素直に生きてごらん

いつか悲しみをかき消すような陽射しが心の空に 差し込むまで

降り続く雨の中で
今日も あなたは生きる

その姿こそがあなたという人の半分なのだとしたら もう半分は涙に濡れて
立っているのもやっとのはずだから
その強がりが続くところまで あなたががんばるべきだと思ったなら 走りつづけるあなたを僕は止めはしないけど

今を生きる全ての人へ
走りつづけるあなたへ
伝えたい 届けたい
無理だけはしないでね 頑張れない時は弱音も吐いてね 居場所はここにあるよ
悲しいときは泣いてごらん 少しは気が晴れるでしょう
泣かない強さなどろくでもないのさ
せめて人の群れから 抜け出たなら 気がすむまで泣いてごらん
誰がなんて言ったってそれでも生きているあなたは何よりえらいと思うから
僕はそんなあなたを尊敬するよ。

2011/05/07 (Sat)

[2808] Saturday
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水彩絵の具で塗ったような青空に雲が浮かぶ 5月の晴れた土曜日

胸の中に不安がないならば もっと素直に笑ってごらん

扉を開けて 外の世界に一歩踏み出せば 目的なんてなくたってさ きっと頭の中に地図が広がる

宛もなくさまよう 旅人 少し暑いくらいの風に吹かれて
僕は白いシャツと青い半ズボンで 景色の中を颯爽と駆けていく

スマイルサニーデイ
今日は晴れたから
きっと明日も晴れるだろう なんの確証もないけど 都合いいくらい 解き放された気持ち 心はまるで青空に浮かぶ白い雲のように自由なんだ

ブルースカイ 目の前に広がる どこまでも青い空がほらね きれいだから 今日はどこか出かけよう

ブルースカイ 明日のことより今日が晴れているなら 笑えるうちに笑おう 涙は風に流していこう

スマイルサニーデイ
まぶしいくらいの陽射しの中 笑うあなたをシャッターがとらえたよ ハイチーズ
景色を切り取る フラッシュ瞬く ピースサインで笑うあなたは僕の大切な人

いつもの土曜日だけど
どこか特別な土曜日
晴れた空が青くとても素敵な土曜日

愛と夢とときめきあふれるSaturday

言葉はいらない
感じるままに僕らは今を生きるんだ。

2011/05/07 (Sat)

[2809] 自画像
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自分の中の自分を見つめ直せば 気づくことは多いはず
自分の中の悪を認め
自分の中の善に気づき 思い描く自分に少しずつ近づいて行ければいい

絵描きのように 筆を握り 明日を描いてゆく 僕は不器用なタッチで 自分を描いてゆく

自分と向き合うことがこれほど難しいとは思いもしなかったよ
自分と向き合うことなんてこれまでしてなかったから

誰かを傷つける自分も
自分を甘やかす自分も
誰かに優しくできる自分も
誰かを気遣える自分も
全ての良き自分を愛すのだ
そして
全ての悪なる自分を憎むのだ

まずはそこから
はじめよう

一筆で描こうとするな
時間をかけて描こう

頭の中で何も見ずに描く 自画像

さてどんな自分になれるかな

目隠しをとりなさい
視界がひらけたら
何が描けたのかな?

不器用なれど
それこそが
僕が描いた真の自分の姿だ

しかと見極めよ。

2011/05/07 (Sat)

[2810] 涙休暇
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悲しいときにはね 我慢しないで 泣いてしまいなさい
大人になったらいろんなうるさいことを言われてその内感情は檻の中
本当に大切なのはきっといつも心なのに
周りの人たちはわかってくれない

泣くことがカッコ悪いとか 大人はいつでも冷静でいろとか
いつもいつも 世間の風に吹かれて 嫌々なりに頑張ってるのに
大人だって 時には涙流して だだもこねたい時もあるんだ

涙流して何がわるいっていうの?
いつもわるいのは僕らなんだね
黙ったまま 何も言わないのは 言葉にならないくらい 心が傷ついているから

眠れない夜を幾度数えたことだろう
大人にだって
いろんな事情があるんだよ

ルールの中に縛り付けられて 常識という足かせに人間の全てをはかられて
自分自身のことさえも制御できない時があれば 非難するだけ非難して 邪魔者と呼ばれて 隅っこに追いやられる そんな世の中に生まれ落ちた僕らの意思を誰が守ってくれるんだ?

涙流れたら 赤信号
足を止めて 少し深呼吸してみよう

今日じゃなくてもできることは明日すればいいじゃないか

涙休暇さ
心にも休息が必要だ。

2011/05/07 (Sat)

[2811] 明日になれば
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ああ 理不尽な事や矛盾に満ちた風吹き荒れる現代社会(よのなか)で生きてく為には 最低限のルールを守って
常識を学べよ、諸君
ルールを守ることはたいへん素晴らしいと思うけど
誰かに従っているばかりが かっこいい姿だとははっきり申し上げて僕には思えないんです
僕自身が何者なのかを考えた時 誰かに頭を下げて ロボットみたいに「はい」か「いいえ」で受け答えする姿など僕とは重ならなかったんだ

どうにもならなずに
とりあえず世の中に牙を剥いて 逆らい続けた日々が 正しいのかはわからないけど
夕陽に向かって
叫んだあの言葉は今の僕を多かれ少なかれ強くしているんだ

誰にも胸の内に抱えた事情があるから
附に落ちない事ばかり いつもあるけど
それに耐えるのも仕事なんだと僕はいつまで自分を 言い聞かせることができるかな

どうにもならずに
気づけば走り出していた僕の後ろで誰かが 僕を呼び続けていたのにも気づけずに
それでもひたすら 全てを憎み続けた僕が気づいた時には もう誰一人 僕の傍には居なかったよ

この孤独も 僕を包んだ悲しみも 多分僕にしかわからないから
歌にも詩にもできないけれど 明日という希望の光が僕には見えているから
ずっとこのまま何かをあきらめずにいれば いつかこの現代社会(よのなか)にも優しい横顔があるってことわかるかな
見えるかな

とりあえずもう少し
ここで生きて
頑張ってみるよ

静かな夜にたどり着いた僕の瞳に輝く涙
理由なんて聞いてほしくないのさ
僕にだってそんな夜がある
また明日になれば
きっと今日とは違う
見えなかった何かが
きっと見えるはずだ

僕は僕自身に問いかけた
あなたは明日が来ることを望んでいますか?

曖昧な返事でしか
今は返せないけど
きっと明日が晴れたら もう少しまともな返事を返せると思うから 今日はカッコ悪い僕のままで 涙に暮れさせて。

2011/05/07 (Sat)

[2812] 現代社会ロックンロール
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ほいほい 従う あの人の下で僕は今日も働く 文句ひとつ言わない僕も結構えらいじゃないか
だけど 本当はいつかやり返したくて 闘争心 メラメラ燃やしてるんだぜ

何度見ても切なくさせる 夕陽が今日も街を赤く染める
ほらね いつもの1日が静かに今日も終わる

今の現代社会に文句ある奴は 手をあげろって民衆の中に声を投げたら きっと全員が手をあげて言うだろう 「部下の立場や思いも少しは考慮してください」取り扱い注意心ってもんが一番ワレモノです

人間の価値って何で決まるの?
漠然とした高学歴みたいな頭の良さ?
腕力? 脚力?
芸術的な才能?
協調性? 社交性?
一体全体何で決まるの?

特別な事は何もない脳天から足先まで空っぽの僕にはどんな魅力があるってんだ?
今日の悲しみより
まずは明日の喜びだ 常に頭の中だけは先を行く無駄な先駆者
あきらめやすいだけなのか単にバカなだけなのか
それも魅力といえばいえなくもないけど

今日も殺伐として街並み 雑踏に飲み込まれてゆく だらしなく着こなした スーツ姿の人たち

働くことに生きがいを求めるために出かけるのか
ただ従うことを学ぶために行くのか
いつでも感じる 目立つそのズレを 僕は抱きしめて 歩いてゆくのかな

矛盾という名前の重たい荷物を背負って
理不尽という名前の足かせ 引きずって
歩いてゆく 徒然なる日々

僕をとりまく現代社会よ
金をもらえなかったなら僕はこんな無駄なことはしないんだ
貴重な時間がどぶに流れていくのをただ指をくわえて見てる少年のような僕が惨めに空を見上げてる
都会育ちにはない
このアンバランスな思いと ひとりきり
闘いながら
今日も僕なりに日々をロックしているよ

ロックしているよ。

2011/05/07 (Sat)

[2813] 上手な世の中のつきあい方
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理不尽な事ばかりだ
矛盾だらけの世の中だ
報われない事ばかりだ
立場なんてあってないようなものだ
いらだちばかりがたまる
言いたいことはたくさんあっても言えないから 困ってんだ
牙を剥いてみりゃ
今時の若者はとか言うに決まってんだ
僕らの意思はことごとく潰されて やがて汚いやり方でのし上がったような腐った大人たちが世界を醜く 作り替える

僕らは俗にいう
一般ピープル
住民票にも名前が記載させてるよ
親の名字を名乗り
つけられた名前で生きて それではじめて僕という人間になったのに なんだかそれを否定されているような憤りをおぼえる
世の中は閉鎖的
たちのわるい聞く耳を持たない酔っ払いと同じだ

叫びたい思いがある
届けたい思いがある
歌いたい思いがある
伝えたい思いがある
聞いてほしいだけさ
解ってほしいだけさ
認めてほしいだけさ
責めないでほしいだけさ

僕と世の中の間にできてしまった亀裂ともいうべきズレを少しでも元に戻せるならば僕もそれを願ってる
頑なに僕ら若者を非難するんじゃなくて
僕らの個性にも少しは目を配ってほしいだけなんだよ

矛盾に気づいても
理不尽な要求されても 目をつむり聞いてきた僕らも僕らだけどさ
その矛盾を生み出したのは世の中なんだよ?

ほらね僕らも完全には悪役とはいえない
ほらね世の中も完全には程遠いはず

大切なのは 当たり前な事が当たり前に大切にされる世の中だ
僕らもそれを心のどこかでわかってる

互いが互いにいいところを認めあい
わるいところはわるいと言い合う
人間と付き合うのと同じように
欠点と利点をさぐり合う事が大事なんだよ

それが世の中との上手なつきあい方だと俺は思うんだ。

2011/05/07 (Sat)

[2814] ひとり旅
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昨日の涙を思い出して
あなたの笑顔を思い出して
明日へと渡る舟に乗るんだ
舟を漕ぐのは自分で
行き先決めるのも自分だ
最初も最後も結局ひとりだ

ひとり旅 気ままに
風に吹かれて
ブルーになる日も
陽気な日も
なるべく笑って
なるべく優しく
僕は居たいんだ
君と居たいんだ

ひとり旅 気ままに
大人になってから
子供の頃思うと
なんだか悲しくなる
だけど笑うよ
だけど泣かないよ
僕は強いんだ
僕は無敵なんだ

そんな馬鹿げた強がりは長くは続かないことも知ってるから
悲しみはぬぐえない
切なさはぬぐえない

さよなら 今日よ
またひとつ
死んでゆく日付
明日は新しい
1日が生まれ出るよ

ひとり旅
気ままに
行こう
ひとり旅
急がず
慌てず
ひとり旅
気ままに
行こう
行こう
行こう

涙の雨に降られて
笑顔の陽射しに
めぐまれて

ああ 流れゆく舟の
ああ 流れゆくその先は光あふれる未来

光あふれる未来

僕は生きるよ
なにがなんでも

土に還るまで
この世界から僕が
影も形もなくなるまで

もう少し ひとり旅
続けます 今日もまた気ままに 道草ふらり。

2011/05/07 (Sat)
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