詩人:どるとる | [投票][編集] |
どうして僕は生きているのだろう
どうして僕は生きていたいのかな
どうして僕は生きてしまうのかな
昨日死んどけば今日は楽だったろう
だけれど死ぬことよりも生きることを選んだ
その理由はうまくはわからないけれど
なぜか思うよ
心から生きたいと
なぜか思うよ
まだ死にたくないと
明日の光が見えるから。
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ルールからはみ出しても誰かを捨て身で救いたい
消えてゆく命にもう一度チャンスを与えたい
きっかけはほんのささやかなものだった
だから白衣を脱いだ
それが正義なんて思っちゃいないさ
だから僕は自分を天才などとは言わないのさ
それが自分の誇りさ
今は
ひたすら繰り返してゆく
汚れたような行為
誰かの笑顔に時おり胸が痛むけれど
笑い返す
それが僕ができる精一杯 していい事
愚かだ嫌いだと言われたっていい
もっともそれが正しい見方
だけれど僕は救いたい 救いたいんだ
なぜか心からそう思うんだ
行き場のないからだ
居場所のない自分
僕の席はどこにもない
あるのはこのさびしさと果てしない寒さだけ
僕の病は治らない
多分そう永遠に
どんな名医でも治せない
光るメス
滲む血の赤い線
黒いマント
顔に走る縫い痕
僕はブラックジャックのように非道に
だけれど優しく生きたいのさ
ルールからはみ出て獣道にそれていってもそんな自分を愛せたらいいなと思う
今 僕はそんな気持なんだ
ハロー
ブラックジャック
あなたを見習う
永遠の人生の師さ
あなたは あなたは
そして再びメスが人の命を救うよ
僕は笑って泣いて
どこにだって行くよ
ブラックジャックのように 日々をさまよう
医師という名のレッテルを背負い無免許という名の悪行を誰かの命をもって賄う
絶対的な正義じゃない
だけれど必要悪と割り振る
だからメスは置けないのさ
そうだろう?
ブラックジャック先生!
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僕も小さい頃は無邪気な少年で
人を騙すことや嘘をつくことすら知らなかったのさ
だからみんなにも好かれてた
それがいつからか大人というレッテル張られるようになるたび
汚い世の中の渡りかた知ってしまったのさ
僕の乗っていた小舟はいつのまにか泥の舟にかわり
沈没してしまった
深い深い闇の底へ
おもちゃにあふれかえった部屋の中でずっとおもちゃ相手にままごとしてるばかりじゃ悲しいね
ネバーランドなんて最初から無かった
それですべてはおしまい
楽しい思い出は楽しい思い出のままで心の部屋にしまっておきましょう
思い出の小窓から見えるめくるめく万華鏡のパノラマ
僕はずっと思い出に心を奪われて過去ばかり振り返って生きてきたけれど
今は大好きな君がいる現在が好き
思い出は思い出として大人らしくさよならしよう
いつまでも引きずってはいられない
過ぎた昔と笑うよ
僕ももう子供じゃない
過ぎ行く日々に泣くもんか 泣くもんか
笑って手を振るよ
おもちゃも押し入れの中
だから思い出も心の中
回り続ける万華鏡
きれいだね
涙も笑顔も程よく
混ざり合って
きれいだね
僕は優しく笑えてるかな
これからは笑えるかなあ
今 思い出の小窓から明日をのぞき込んで考えてるんだ。
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涙がまるで結晶のように輝いて
僕の瞳からこぼれ落ちる
明日がどうだとか
そんなこと言う前に
守られるべきあなたよ
僕に守られてはみないか?
祝福の鐘楼は鳴る
この場所で
雪崩のように続く
日々になだれおちてゆく
僕は限りある結晶
いつか跡形もなく砕けて消える
限りある時間の中だけで輝きを放つ
僕は音楽家
死ぬまで響かせるよ
命あるうち
死ぬまで
僕は輝き続ける
死んでたまるか
寿命という名の
死に神が迎えに来るまでは
僕は生きていくよ
結晶みたいに
輝いて
結晶みたいに
砕けていっても
永久に
永久に
輝いて。
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世界中の人にハロー
通りすがりの人にもハロー
地球にハロー
目覚めた自分にハロー
言ってみよう
言ってみよう
僕がここにいる証に
確かな証に
ハロー〜
ハロー〜
ハロー〜
何度でも言ってみよう
僕の証は永遠だという証に
ハロー〜
ハロー〜
ハロー〜
すべての万物にハロー
開けた窓から
新しい朝に
そして
閉じる窓から
見える月に
ハロー。
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僕の求める理想はどこにあるんだろう
今まで否が応でも生きてきたけどわからないんだ
大きな闇を抱いて
光を踏み潰した
そんな僕に明日はあるのだろうか
もう正解だとか不正解だとかどうでもいいのさ
僕が知りたいのは明日の行方さ
標識なんか無視して
僕は生きていこう
用意された道なんかなんの面白味もない
ならば僕が描くよ
危うい道でも笑えるさ
素直な気持ちを差し出せというならば
僕は今すぐ世界なんか終わってほしいと願うだろう
それが素直な気持ちだ
もう矢印なんかには意思を左右されたくないのさ
僕は嫌われてもひとりぼっちでも僕が選んだ道を進むさ
空にはきっと虹が架かってる
それを誰がどう思おうがその人の勝手さ 僕はただ僕を信じるだけさ それで間違えようが僕は僕でしかないから
僕のまま何も変えずに歩いてゆきたいのさ
それを愚かだと言われてもいい
誰かの評価など最初から要らない
だから僕は勝手に歌い続ける
尖った気持ち捨てぬまま。
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今日という花が咲いて
昨日という花が散って
繰り返す日々
今いる今日も昨日という犠牲のうえに成り立ってる
だから今日がある
さよならとはあえて言わないけれど
散ってゆく今日に未練は沢山あります
でも
僕らにはその花の運命をどうにかできる力なんてないから
僕はただ見送るよ
消えていく今日に
どんなことがあったかな 一つ一つ思い出して考えている
誰かが思うよりも僕は悲しくて
誰かが決めつけている僕のイメージよりも僕は切なくて
沢山の涙を流せず抱えてるんだ
そして今日も
どんよりとした
気持ち 抱えて
朝が来る
僕の心の中には空が広がっていて
その空は時々曇ったり雨が降ったりするからその空模様によって気持ちも変わる
今 多分僕の心は土砂降りさ
昨日という種を蒔き
今日という花が咲く
そして また
今日という花が散り
明日という種を蒔く
今日と明日と昨日と過去と未来とたった今この瞬間と
いろんな次元に挟まれてる
いろんな問題に押しつぶされてる
それなのにそれを誰もわからない
他人事は他人事
風に流されてる葉っぱも同じ
そこにぬくもりのかけらもないです
血も涙も情のない
俗世界に押し込まれ
僕は今日も昨日と同じ気持ちを抱いてる
どうしてかなあ
昨日と今日は違う日なのにね 新しいなんてまるで感じないや
昨日の名残のように
僕は今日でも昨日と同じ僕だった
明日があるから
今日がある
昨日があるから
今日がある
続いてゆく日々
意味を持たせる事
そのすべてに
光があるわけじゃないけれど生きてみようと思ったのはなんとなくで
でも思いつきじゃなくて
そしてまた僕は新しい1日に同じ風体で挨拶を交わす
おはよう
さようなら
おやすみなさい
今日がまた明日に変わる
昨日が今日に変わったように
種を蒔けば花が咲く。
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僕は恵まれてる
いつでも住むとこ食うもんには困らない
仕事もあるし親だっている
それでもわき上がる欲望 それを抑えるかのように立ち向かう良心
明日という駅まで
僕はまた電車に揺られて窓の外の景色見る
なぜか夕暮れなのさ
いつも眺めれば
僕には明日という居場所と行き先がある
明日に行けばなにかしらの喜びがある
ガタガタ
ゴトゴト
夢の中でも落ち着かず
僕は少し不満顔
だけれどもうすぐたどり着くだろう明日には明日の笑える何かがある
信じてる
信じながら眺める茜色
さよなら
心は熱く熱く燃えている
今
僕は誓うよ
きっと明日にたどり着いてみせるって
それは思うよりも難しいことなんだ
昨日いた人が今日いないってこともあるから
明日行き鈍行列車
ゆっくりと のろのろと
走っていきます
然るべきそれぞれの命の長さで引かれたレールの上を走るよ
生きたいと願うかぎり何もなければね
人を誰でも乗せていくよ
確かな確かな明日まで
この僕でさえも
思わず口ずさむ
ありがとうのうた
目覚ましのアナウンス 明日にたどり着いた合図
聞こえたら
僕は呪文のように
眠い おはよう
単語を並べて
寝ぼけ眼
階段を千鳥足で下りるのさ
そんな繰り返しが幾度も幾度も続く
それが僕らの与えられしストーリー。
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溶けては消える
雪のように
僕の命もいつかは
溶けて消えてしまう
でもだからこそ
その儚さを精一杯に力にして
限りある命を降らすんだ 降り続けるんだ
さながら雪のように
僕は降り続けるんだ
真っ白な雪のように
ただはらはらと。