詩人:どるとる | [投票][編集] |
あなたの笑顔は花にとっての陽射しと同じさ
あなたの優しさは花にとって水と同じさ
あなたが居なければ僕の笑顔は嘘になる
あなたが居なければ
僕の優しさは嘘になる
世界中を敵に回してもあなたを守ってみせるよ そんなセリフ聞き飽きたかな
でも本当にそう思うから
あなたの面影を探して
狂おしいくらいに
生きている
僕の日々は
もういない
あなたを拒むように
ひたすら 疑って
探し続ける 日々だ
面影だけを残して あなたは空の一部になった
神様なんかいない
信じられるのはあなただけさ
面影があるならば
きっとどこかに
あなたがいるはず
信じられないだけさ
強がりは痛みに変わるだけ
5月のカレンダーがかすかに吹く風にハタハタと揺れている
面影はだんだん
薄くなる
さようなら
言えない
だけれど
さようならさ
面影よ 安らかに
眠れ
僕はもういない幻を見つめ続けるこの目を閉じるよ
あなたとの思い出も
あの日拾った貝殻も
あなたが好きだった油絵も あなたの好きだったこの写真も
全部全部
記憶の海に流すよ
今度こそ本当にさようならさ
面影よ静かに眠れ
僕はもうあなたを思い出さない
それさえきっと嘘だけど 今は何より
ただそれだけを願う。
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独りさみしく独り言つぶやく 部屋の中
誰も信じられず
何も信じられず
独り 空想の中にいるよ
僕に厳しくあたる人
僕を適当にあしらう人
傍観者も加害者もみんな消えちまえ
風の中に
そんな気持ちが
ふいにあふれて
なんだか闇の中に
飲み込まれてしまいそうでこわくなったんだ
悪魔に手を貸すような
天使を裏切って
悪魔に忠誠誓うような
孤独の宇宙は広がる
孤独な人の胸の中
言いたいことはあっても誰にも言えないまま だんだん宇宙は広がり やがて僕を飲み込んでしまう
孤独に飲み込まれたらそれこそおしまいさ
でもいくつになっても僕のさびしさは果てしない
まるで宇宙のよう
「悲しいよ
こうなんだよ
だから悲しいんだよ
助けてよ
理由さえ聞かずに
ただ抱きしめてくれる人がいればいいな
ぬくもりが足らない
愛情が足りない
ため息が増えてく
歳ばかりとってく
カレンダーはめくられてやがて気づけば5月さ
宇宙はまだ僕を野放しにしたまま
最後の最後の楽しみにまわしたよ
孤独の宇宙はそれでも限界を知らずに
広がり続ける
まるで宇宙のように
はじまりも終わりもなく僕はただふっと現れふっと消えてくもやのような命を
ただもてあましてる
それこそ宇宙のような暗い部屋の片隅で
卑屈や人の悪口ばかりこぼして
宇宙を自ら広げている
それでも自分が 悲しくて たまらない
それでも自分がかわいそうで仕方ない
希望など見えない
もはや見る気もない
孤独の宇宙はただ 広がり続ける
僕は知らんふりで
カーペットとにらめっこ
朽ちた壁とにらめっこ
安いたばこをふかして。
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声も出ないくらい悲しいことも時にはあるだろう
無理に笑わなくて構わないから 元気になったらまた映画でも観に行こうよ
モザイクの砂嵐
うざったいから
消した真夜中
花のように
美しく生きられるなら きっとあなたの涙は流れなかったでしょう
僕は僕自身に問いかけるように あなたに向かって言うんだよ
「生きている事を心から楽しめていますか?」 僕は何も言えなかった 真夜中零時
モノクロの景色に色をつけるのはパソコンの中のつくられた色じゃなく 僕らひとりひとりの心なんだよ
人が笑うのも
人が誰かを愛すのも心が働いている証
誰かを愛して
誰かに愛されて
心と心が重なり合い
奏でるメロディ
優しいメロディ
僕は美しい花になる
だけどどこにでもある花になる
今までたったひとつの光を求めすぎていたよ これからは気づいた 美しい花じゃなくたって 美しくなれる事 僕は気づいたんだ
僕はどこにでもある花になりたい
この庭いっぱいに咲いてる あの花に
会社や学校に通う道の途中に咲いてるあの花に僕はなりたいよ
そしてあなたを当たり前のように愛して
そして それから…
悲しみはこれからも繰り返される
でも僕にはあなたがいる 今日もあなたが笑うとなぜか僕も笑いたくなる
不思議な魔法のよう
それがふつうのように 僕は笑ってる
特別なものはなにもない ただ愛があるだけ ただ愛があるだけ
あなたの隣で咲いてる 花になれればいい
死ぬまで あなたを愛すだけの花になりたい
今夜もまた僕はあなたの隣に咲くのです
永遠ならばここにある
命の限りを超えて僕らの愛は消えない。
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この街を染めているのは 人々の笑顔 そして人々の涙
あなたが刻みつけた見えない足跡
命はいつか燃え尽きても きっとその人がいたという事実だけは消えない
何も残らなくても
ずっと消えない何かが 星のように輝いてる 誰かが刻みつけた足跡が そこにある
僕は日記もつけず
写真も残さない
生きたという証は
誰にも見えないから
何十年、何百年先の世界には 僕のことなど関係ないと思うから
生きているあいだだけの存在でいい
明日もただ 生きたという足跡を残すため
今日という日を生き繰り返す 太陽の浮き沈みを眺め 夢とうつつを行き交い 命燃え尽きるまで ずっとずっとずっと僕はここで生きている
一枚の葉からこぼれた一滴だけの時間を与えられたこのからだで 生きていく
歩き続けるその意味がわからなくても
意義があれば十分
意味などなくても構わない ここでこうして笑って 泣いて ばかみたいに毎日を暮らすことだけが僕の全て
さあ 何も迷わず 何も悩まずに 僕は僕らしく それでいい。
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嘘でごまかした涙はもう数え切れないほど この胸にあふれている
日常という劇が閉幕を迎える頃
心地よい黄昏が空をオレンジ色に染め上げる
ごめんなさい 嘘でした あなたに浮かべた笑顔も愛も全て
本当はあなたなんて嫌いなんだよ
愛すべき人はあなただけ
いくつもの嘘の中に
光り輝く 真実があること あなたは知ってるの? 暴き出したその真実を素直に疑うことなく信じられたなら 僕らの明日はきっと素敵に輝くから
眠れない夜は夜空の海に貝殻をまき散らして 退屈をしのごう
自由という形だけの時間の中で狭すぎる世界で 僕らは途切れ途切れの会話を繋ぐ
嘘だったはずの愛や笑顔さえも あなたが優しく包み込めば
昨日の憎しみも記憶の中の傷跡も全て愛せるような気がするから どうかこのままあなたの優しさに身をゆだねて 眠り続けたい ずっと
絶え間ない人の中に
あなただけが僕に優しくしてくれた
思えば理由なんて単純だったね でも これだけ人がいるのに
何か大切な気持ち忘れている人ばかりでみんな嘘つきばかりさ
あなたはそんな日々を生きてても 変わらずいつものあなたのまま 僕の隣で幸せそうな笑顔を浮かべてる
汗ばんだ身体を
シャワーにくぐらせて
心も身体も綺麗になったら
強がりはもう言わない
弱い僕も見せるから
あなたの心も見せてね
時には 僕があなたの眠れぬ夜を慰めたいから
どうか神様僕なんかどうだっていいから
あの人の願い事
叶えてください
全て、嘘さ
夢から覚めればひとり僕を愛してくれる人など居ない
あなたのことが今誰より好きなのに
夢の中だけの恋人さ
ハッピーかい?
幕が上がれば
僕のひとり芝居がまた始まる
聞こえるはずもない拍手に迎えられて
嘘の歓声に包まれて。
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一億六千年前から
人類は始まっていたんだね
僕らの物語は
時代を経るにしたがい様々な変化を遂げ
進化したり
退化したり
何も変わらなかったり
親の親の親の代までさかのぼれば 悪人もいたり善人もいるけど そんな遠い先祖など関係なく僕は僕らしく 誰かに優しく
していけばいい話さ
繰り返す 季節の中でふと気づけばあわただしく過ぎた春
桜も見る間もなく
震災に揺れた春
もうカレンダーは5月も半ばです
原発も不安で
雨が降るとなんだか身構えてしまうよ
節電しなくちゃ…
今年の夏に備えて
地球のためとこらえて
今日もテレビの中
新聞の見出し
誰かの会話の中
悲しみは消えない。
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風が吹けば簡単に消えてしまうような
僕らの足跡
花も空も何もかも 形あるものには全て定められた終焉がある
僕にだってあるのさ
誰かに従うならば
傷だらけになったほうがいいや
わがままなようだけど人らしいぬくもりと優しさにあふれたあなたを僕は尊敬している
流れるような川のせせらぎに身をゆだねて
たどり着いたこの場所で思い思いに生きるだけさ
僕は僕自身を何も参考にせず 描いてく
その作業は死ぬまでずっと続く 日々僕は変わり続ける
完成にはまだ ほど遠い 理想像だけど
線の一本一本を描くように 味が出るのは曲がってたり 途切れてたりする不器用な人間の部分
間違えたっていい
わがままだっていい
人と違ってていい
変わり者だっていい
大切なのはいつでも
自分というものを
固い意志を
持ち続けることだ
自画像には本当は完成なんかない
模範解答もない答えを自分の手で見つけるんだ
それが今は大事だよ。
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随分と遠回りしている人生だけどまあなんとかなるさと強がってみせる
これでもよくやったほうなんだと自分で自分を励まし ほめるのさ
1日に一度くらいは笑わなきゃと 愛想無理に振りまいてみても なんだかむなしいことに気づいて 結局は一日中ポーカーフェイスで過ごす日がほとんど
俺の人生なんだから
よっぽどの悪事を働かなきゃそれ以外は何をしたって構わないはずだよ
どんな道を選ぶのも
どんな職に就くのも
どんな女と付き合うのも 僕の人生なんだから誰にも神様だって口出しできないだろう
こう見えて落ち込みやすくて 一度落ち込んだら なかなか立ち直れないんだ
そういう僕を知った上で あなたは僕を見たことがあるかい?
全国にいる何万人
何億人の人たちの言い分はもしかしたらもしかしたらもしかしたら単なる言い訳じゃないのかもしれないよ?聞いてあげてよ
背中丸めてひとりきり さびしそうな顔してる誰かの帰り道にそっと寄り添うように優しい言葉で会話を投げかけよう
そんなに怒るなよ
そんなに苛立つなよ
いろんな人がいるさ
人の数だけ人生はあるさ こんなに人が多いんだから 僕みたいな変わり種がいたってべつにいいじゃない
涙はカッコ悪くなんかない 泣きたいならば泣きゃいいのさ
涙のような冷たい雨に濡れて どこまでもどこまでも 歩いて行こう 生きて行こう
誰かがそうしろと言って それに従って人生歩いて居たんじゃ
それはテメエの人生じゃない 自分の人生生きたいなら 傷つくことも覚悟で世の中に背中向けるなり 獣道に分け入るなりにすればいい
テメエの人生なんだから 誰かの余計なアドバイスなど聞き流したっていいからテメエの好きに生きてなんぼの人生だろう?
間違ってるかい?
そりゃいろんなことがあるだろうさ
でもそれが人生なんだよ
苦労したほうが楽しいじゃないか
だから走るより歩こう。
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やがて散りゆくさだめを背負った命は今日もあなたの傍で僕の傍で笑ってるかい?地球の皆さんハロー聞こえるかい?
ねえ 優しいあなたの声はまるでピアノのように 美しい旋律をともなって 僕の心を和ますリズム
特別な関係じゃないけど友達ってよりは
恋人に近い二人は
暇があれば 同じ時間の中 時間も忘れ 話し込んだ、夜が来ても
いつか死んでしまうなら いい経験としてっていうかさ
あの世に思い出
より多く持って行くため
誰かを死ぬほど
愛したりしたい
愛されたりしたいんだよ
僕という花に水を与える あなたという花がここで咲いている
君という花に陽射しを注ぐ 僕という花もここで咲いている
ふたつの花は毎日のように バカみたいに揺れて 与えられた
百年ほどの時間の中で人としての一生を今日も かみしめてる
生けとし生ける者全ての課題だね
最後まで生きる
簡単なようで難しい
甘く見てると
明日の新聞に載るぞ
それが嫌ならば
ひとりで悩むな
たまには愛ってものを必死に探しなさい
あなたに潤いを与え
誰かのあたたかい陽射しがすぐ傍に咲いている
一輪の花よ
そろそろひとりじゃ辛くないかい?
涙も流れなくなるうちに 強がりはよして愛を ぬくもりを 探すんだよ
さあ 長い旅の身支度を。
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あなたの声が 誰かを励ますように
僕の声で 誰かを優しく 包み込みたい
僕の声はなんの特徴もないどこにでもありそうな声だけど
そんな普通の声でも
きれいごとも言える
嘘もつける
罵倒するのも容易い
でも誰かのためになるようなことを言いたいんだ
あなたの声が僕を立ち直らせてくれるように 僕もあなたを立ち直らせてあげられたらいいな
あなたの声もよく考えたら そんなに変わった声でもないし
どこにでもありそうな普通の声だ
それでもどうしてってくらい優しくこの胸に響くから不思議だ あなたの声に力を宿すのはあなたの心だ 僕も心を込めて
あなたに愛の言葉や励ましの言葉を捧げたら あなたは笑ってくれるかな?
今、それがとても心配なんだよ
あなたの声が今日も聞こえる
普通のことだけどとても幸せ
心は隙間もなく満たされてる。