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理不尽な世の中に 今日もしてやられて
矛盾や嘘ばかりの目立つ 社会の中で
必死に 生き残ろうとしてあの手この手つかって 気づけば金と欲に汚れた大人だよ
朝から 仕事で凡ミスして上司には散々しぼられ
家に帰ったら帰ったで奥さんの尻にしかれて 立場も居場所もない 俺は名ばかりの大黒柱
ああ サラリーマンは思うより辛いんだね
帰りの道で見つけた
赤提灯にさそわれた
一杯やれば 二杯三杯気づけば 酔いつぶれていた 代行タクシーに見送られて ただいまって帰れば 鬼のような奥さんが玄関で仁王立ち
同情するなら 金が欲しいところだが
本当は優しい奥さんとかわいい子供が欲しい 心にゆとりがないばかりに 見えない不安と悲しみに行く手をふさがれた日々
吹き荒れる向かい風に抗う僕らサラリーマンは 明日に希望を抱いて 明日こそは笑えると信じて 自らが追い風になろうと
必死で歩き続ける
長い物に巻かれたり
上司に媚びを売ったりするのは 嫌だけれど そんな贅沢いえるほど 僕はえらくもないから 今日もスリ手ヨイショで持ち上げた上司のおごりは安い居酒屋の 片隅の一席
山盛りの枝豆となぜかハイボール
明日もコピー機で写し取ったように代わり映えしない 日々だよ
縁の下の力持ちといわれるべき平と
働き蟻は 辛いね
ああ サラリーマン
ネクタイ風になびかせて ため息ひとつついただけで 涙が出るね
たまには誰かに愛されたい
たまには誰かにほめられたい
僕もあんた方と同じ立場のサラリーマンだ。
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お母さんは 昼間 家事に洗濯 朝昼晩と食事をつくって
それだけで一苦労
やってみると意外に大変なんだな
お父さんは 朝早く 仕事に出かけて もしかしたら 満員電車に揺られて 朝から疲れているかもね
そんなことも知らなかった幼いときは散々 お金がもらえていいねと心のどっかで簡単に思っていた
僕は 働いてはいるけれど なんだか 生きがいってものを感じない
努力もしたことはないから そんなえらそうなことも言えないけれど 愚痴も文句も言いたくなるのは
世の中の矛盾や理不尽な扱いに 腹を立てているから
真面目に仕事しようとしている僕がどうして そんなぞんざいな扱いをされなきゃいけないのかわからない
社会人として やらなきゃならないこと 突きつけるなら
まず人間として 人間に対しての 接し方を学ぶべきじゃないか
頭が悪いよりずっとそっちのほうが大事じゃないのかな
言い出せば愚痴も尽きないけどきりがないけれど
僕は間違ったことは言ってないつもりなんだ
社会人としてのマナーを 提示するならば まず自分の過ちや愚かさに気づくべきだ
上司だからとか
先輩だからとか
見下すような輩に
敬語や愛想やお世辞を くれてやる必要はないなあ
僕は こんな世の中に今日も 生きている
だけどどこかで信じたいんだよ
きっとわかってくれる人はわかってくれるから それだけでもまだここで生きる希望は枯れないで
咲いているから
世の中や社会に
優しさやぬくもりを求めたなら それは間違いだと 教えてくれる評論家に 僕は 言おう 人間が生きる場所に 優しさやぬくもりがないなんて おかしいと思うから
だから僕は上司だろうと先輩だろうと素直にはっきり言うんだ
おかしいものはおかしいと
理不尽や矛盾した世の中を認めたくなんかないんだ
明らかな歪みを否定し続けて ずっと泣いてきたんだ。
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僕を生んでくれた人にありがとう
僕を育ててくれた人にありがとう
優しくしてくれてありがとう
それだけのことでってことにもありがとう
あなたの気遣いや
ささやかな 優しさが枯れてしまいそうな花を もう一度咲かせるんだ あなたのその愛には 大事な何かが たくさん宿ってる
人と人が折り重なってためらいもなく手を繋いで
誰もが 人を選ばずに誰にでも優しくできる そんな世の中になってくれたらいいのにね
嘘や言い訳なんてしなくても 素直な気持ちだけで笑っていれるような世界なら 素晴らしいのにね
ただ優しいだけで 僕らは立派な人間です
あなたと同じように僕も涙を流し 時には笑う そんな繰り返しの中で 少しでも同じ気持ちになれるなら
まだ希望はあるから
人と人は競い合って順番を決めたがるけれど 人と比べる必要なんてない 自分は自分 人は人 区別して
誰もが誰も 良さも悪さも同じだと 互いの悪を認め そして良心を見つめれば 争うことなどしなくても
許しあい 譲りあい
言葉交わしあえる
そんな平和な明日がやってくるはず
人はもともと誰もが 優しさを持ってるから その優しさを少しだけ 引き出しから取り出すだけで 誰かと友達や恋人になれるんだ
見渡すかぎり人ばかりのこの世界で
信頼や 愛を はぐくめるのは やっぱり人と人だから
できるなら 仲良くいたいから
つまらないことで諍いを起こすまえに 少し優しさを心に呼び戻そうね
人と人を絵に描くように ごく単純な答えを出そう
優しいだけで 僕らはまた 笑いあえる
そして愛し合える
押し寄せる 波のように 少しずつ 熱いものがこみ上げるよ
そしてまた言い合える
ありがとう
愛してる
人に生まれて良かったよ 今さらながら思う僕がいる
張り詰めた世の中に少しだけ優しさや愛を足してみる
それだけでいいと思う。
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辛いときは 無理をせずに 白旗あげて SOSのサインを出してください 無理してまで頑張ることなんかないから
大事なからだを 大切に 壊さないように
ずっと 守るんだよ
頑張るのもほどほどに
辛いときは 辛いと素直に言ってね
大丈夫、人間はそんな頑丈にできてないから
ためらわないで 僕に涙あずけて
あなたのことを心配してる だけど見返りはいらない 何もいらない 僕に全てまかせて
目の前の大事なあなたが 友達だったり恋人だったりいろいろするけど 誰だって
頑張るのもいいけど
無理だけはしないこと、辛いときは見切りをつけることも大事
これが人生の鉄則だよ
だから頑張るのもほどほどに
辛いときは無理せずに 白旗あげて SOSのサインを出してください
愛のレスキューがあなたを助けましょう
全てはあなたのため。
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少し青みがかった 夕暮れの空に 浮かんだ茜雲と 誰かのへたくそな口笛がどこかから聞こえる
カラスが鳴いて 少し切なくなったら きっと涙が意図せずに流れるけど なんとなく優しい気持ちになれるんだ
ただいまっていう言葉を 今日も持ち帰らなきゃ
そして その言葉のかわりにおかえりなさいって言葉を大事な人から受け取るんだ
自転車で駆け抜けた景色の中に 飛行機雲のように僕のからだからたなびくように
涙が尾を引いて キラキラと星のように流れていく
さよならは始まりを告げる 呪文さ
ほら なんかの歌であっただろう さよならは別れるための言葉じゃなくまた会う日までの遠い約束だって僕も思うから
また会う日まで
友達にも恋人にも
今日の自分にも
手を振ろう
この涙は 悲しみが形になったものじゃなくて 今日も頑張ったって証だと考えると楽だよ
バイバイ おつかれさまでした
雨降りの1日を生きていた人も
笑っていた人もみんなに訪れる1日との別れ そしてまもなく訪れる夜
また会う日まで
僕は笑っているよ
また会う日まで
涙は風に流すよ
今日の涙は明日の笑顔だって 疑いもなく信じたいから 悲しくても切なくても ちゃんと1日にお別れをしてさ 明日に備えるよ
また会う日まで
繰り返す出会いと別れ
いつものことだけど
この切なさにはなれないんだ
なれないほうがいいのかな
大人になっても 忘れちゃいけないような大事な色をしてる空に 僕は 優しさを見つけたよ
さあ おやすみ
瞼を閉じて夢という闇に横たわろう。
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大人だから あれしなきゃいけない こうじゃいけない そんなものはないと思う
それぞれでいいと思う
世の中の決まり事 バカみたいに守ってる奴より 僕は人と変わってても 自分のやりたいように生きてる奴になりたい
人生は 生きたいように生きられなきゃ生きてる意味なんてない
たとえバカにされても指さされて陰口たたかれ 笑われても
僕は僕の生きたいように生きたいと思うんだよ
人生には近道なんてないから 誰もどんな場所でどんな道を歩むかわからないけど
坂道だってある
悪路もいくつもある
だけどどんな時だって生きているかぎりはきっとなんとかなるさって思うから
何度失敗して 何度転んだって生きるということだけは諦めない そう心に決めたから今があるんだ
それが僕の最後の希望
働いて 疲れ果てて
散々文句も言われたよ
だけれど 今日も理不尽な世の中の扱いにさえ必死で耐え抜き
愛想笑いでごまかし
お世辞でやり過ごした1日が やっと終わる時 堪えていた涙が抑えきれなくなってあふれた夜 当然ながら 眠れない
大人だって 子供だって 何歳だって 生きたいと思う道を歩くことがいちばんの幸せだって 当たり前なことだから
僕は僕の進みたい道を選んで たとえそれが奈落に続いていても 笑ってやるから
毎日を過ごし 人より少し苦労している自分を 誇りに思うことはあっても恥じることは何もないから こんな自分を僕は心から 素晴らしく思う
矛盾だらけ 理不尽なことだらけの世の中で 今日も 罵声の雨に降られて 雨宿りできるようなあたたかい人の屋根もなく
ずぶ濡れになるまで
耐えていたら心が傷だらけなのに気づいて 泣きそうになったんだ
大人になったら きっと楽しいんだろうな
そんなこと考えていた幼かった僕の目には未来は輝いて映っていたのに大人になった僕はただただその希望を捨て去るのに忙しい。
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愛想笑いからは何も生まれない
お世辞を言っても 嬉しいのは言われた方だけ 言ってる方は疲れるだけ
世の中のムードメーカーに成り下がる僕らは 飼い慣らされた犬のように常識という首輪つけられた飼い犬も同じ
そこにある自由は ちっぽけな街の中でだけ許された自由
僕はどこへも行けない
僕はここから羽ばたけない
檻の中のカナリアも同じ
金という餌をついばみ バカみたいに喜んでる
餌がなきゃ死んじゃうから プライドさえ捨てて ピエロのように 表情固めてる愛想笑いを浮かべたまま
反論もできずに
頷くだけの日々
檻の中で生まれ
檻の中で育ち
檻の中で一生を終える
それを自由というならば 僕は僕をつくりたもうた神様を憎むだろう
自由とは名ばかりのルールに定められた 中での自由
うまく身動きもとれない 社会という蜘蛛の巣にとらわれて
涙さえ 枯れ果てて
むなしさに沈んだ眼差しを 虚空に泳がせて
カナリアは唄う
嘆くように ピーピー。
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他人の真似して 何が楽しいのかな
パントマイムしてるんじゃないんだから
僕は自由に生きたい
なにものにも縛られない自由な生き方で
生きて行きたい
お涙ちょうだいの
悲しみと愛の物語
命を懸けた 過酷なレース ブレーキは利かないよ 死ぬまでは
ここはパントマイムランド
他人の真似して なんぼの世界
誰かの笑い声に合わせて 笑って
誰かが歌えば 僕も歌う つまらない世界
無音の支配に自由は塗りつぶされて
ぐーの音も出ない
愛想笑いや嘘で塗りたくられた 厚化粧の僕ら社会人には
パントマイムしてる毎日がお似合いさ
ここはパントマイムランド
開園とともに 雪崩れ込む 嘘つき共の群れ
さあ 真似っこしよう
あなたが笑うなら
僕も話を合わせるようにおかしくなくても無理しても笑うよ
社会人は真似っこが大好きだ
今日も ゴタゴタ起きないように
なるべく おだやかに事が運ぶように 下手に回るよ
スリ手 あの手この手
どの手?孫の手 張りぼて
パントマイムランド
タイムカード 押したと同時に始まる
社会人による社会人の社会人のためのサーカス
とくとごらんあれ。
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『今時の若者は』とかよく言うけれど
若者に今時もクソもなにもないさ
昔だって今だって
若者は元気が有り余ってるぶんわがままで悪事もはたらくけどその反面いいところもたくさん持ってる可能性の種さ
このクソみたいな世の中で 揺るがない信念胸にして
どんなに世の中に
理不尽な扱いうけても矛盾だらけの現状に言葉なくしても
けっして優しさを捨てないで
明日という1日を
僕はバカみたいに愛してるから
どんなに世の中が変わってしまおうと僕ら人間が変わらないならいつまでも
笑いあえるね
心に生えた 自由の翼で どこまでも 飛んでいけるから
風にあおられても
正しさを信じられなくなっても
僕はこの街で生きていくと決めたからには もう諦めない 諦めたくない
だから社会という排気ガスによどんだような汚い大空を飛んでいる
自由の翼で。
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どれだけ自分のためにと汗水流して頑張っても 実らない努力ならしたって意味なんかないような気がしてる
それでも それでも
僕らは 今日も何かに打ち込むように24時間の大半を縛られて
必死で頑張ってる
その努力のひとつひとつがきっと僕のためになるんだと 言い聞かせて 涙に濡れた昨日(イエスタデイ)を苦笑いで ごまかしてるんだ
頑張れるわけがない
そんなときも 自分のからだに鞭を打ちながら 耐えきることに自分への答えはありますか? 多分ないね
朝早く出かけて
仕事して
仕事して
仕事して
帰ってきたら
風呂に入って
あとは寝るだけ
そんな繰り返しに
一体どんな幸せがあるのかな
さよなら…
言うだけなら簡単だけどなぜかどんなに辛くても 命だけは投げ出せないんだな
それでも 軽々しく死にたいなどと繰り返す僕は愚かだね
涙に濡れていた昨日は忘れて 今は今の喜びに笑い 悲しみに泣き まっすぐ前を向いて振り向かず 歩いて行こう
不器用でも
つまずきそうでも
何かがふに落ちなくても 切なさがこみ上げても虚しさに包まれても 明日は来るから
過ぎ去る昨日に用はないとさよならをしよう
バイバイ イエスタデイ
さよなら イエスタデイ
その背中に手を振る。