詩人:どるとる | [投票][編集] |
さびしい夜がある
眠れない夜がある
窓の向こうにある
誰かが今泣いてる
地球の果てで
言葉にならない
思いを抱えてる
どれだけ歩いても
どれだけ笑っても
たどり着けないよ
涙の岸辺には
さよなら悲しみ
さよなら喜び
全てにさよならをして僕は今日から変わる
さびしい夜がある
数えきれない
涙が笑顔が切なさが
あふれてる
それを誰が
笑えるでしょうか
片っぽだけの靴下
いいところで覚める夢
それに似た今よ
涙の岸辺から
こちらに手を振る
さみしさにうなずけば
楽になれるのに
僕はまだ 死にたくはないんだ
それでもそれでもと
まだじたばたしてる
さびしい夜は
眠れない夜は
まだつづくのだ。
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この雨音を誰もが聞いている夜
同じ雨音聞いても聞こえ方が違う
あなたには優しくても誰かには悲しく
聞こえてる雨音
聞こえてる雨音
その淋しさや
その胸隠してる
切なさに降るよ
受け流す傘はない
受け流す傘はない。
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好きだよ 愛してるよ
何度言えばいいのかな
明日が来ても何も変わらない
リビングではお鍋がぐつぐつ煮えて
テーブルにはおいしそうな夕飯が並ぶだけ
何も変わらない
誰も変わらない
ただそこに
君がいて僕がいる
それだけです
夕焼けみたいなラブソング 届けるならそんな歌がいい
君が笑ってくれるように 歌ってる 奏でてる
優しい色に染めたきれいな夕焼けみたいなラブソング
君の心に届いて
そっとノックするように
季節が変わるように。
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当たり前だった
君が笑うのも
君が泣くことも
ありふれていた
君と食べることや
君と過ごすこと
でも失って
気づいたんだ
さみしさが
穴があいた心に
すきま風が吹く
寒いな 寒いな
さよなら恋人
君は雲の向こう
もう会えない
当たり前だった
はずの毎日
振り返れば
何もかもが
特別だった
つい昨日までの幻
さよなら恋人
さよなら恋人よ
さみしさが際立つ
季節だね
当たり前だと
思っていたけど
一人になって
はじめて気づく
それは僕の間違い
勘違いしていたこと
さよなら恋人
さよなら恋人よ
もう会えない恋人よ。
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今は遠く離れているけど
いつもあたたかくて見えない絆でたしかに繋がっている
心の窓を開け放して何もかもを話せるわけじゃないけど
気づけばほらみんなばらばらなようで肝心なときにはひとつになってる
うまく素直になれなくて少し淋しく思うこともあったけど
時々すれ違ってお互いの大切さに気づくこともあった
時には甘えてしまうけれどやっと少しずつ自分の足で立てるようになった気がする
いつか私も家庭を持つ日がくるけれど
その時は私が育ったような家庭を築きたいと思うんだ
それはまるで春の陽射しのような
部屋の窓 差し込む西日のような
あたたかな日だまりの家族です
ご紹介いたしましょう これが私のお母さん これが私のお父さん みんなそろったらこれが私の自慢の家族です
大切な大切な私のファミリー
かけがえのない私のファミリー
世界でただひとつのファミリー。
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声がする 君の声がする
顔が浮かぶ 笑う君の顔が
幸せなんて それだけで
本当の幸せなんてそれだけですむよ
ドアをノックするように
簡単に 単純に 質素に
当たり前に ありきたりに
僕は向き合うし 手を繋ぐ
愛も平和も 何もなく
あらすじはただどこまでも紙切れに棒一本描くように
何のこともないものだ
昼下がり公園のベンチに座る
ここから見える景色の向こう側
心をのぞけば 邪魔くさいものばかり
それなら最初から
見えたままそのままを僕は愛したい
だからあなたの声を
僕は好きになる
声の奥の淀みは
見なくてもいいさ
愛とは違う何か
手のひらで隠してる
闇を 僕はあえて見ないでいる
夕暮れがきれいだとか
断崖はこわいだとか
そんなまっすぐななんのひねりもない
見たままの美しさに僕は感動や趣を見いだしたい
だから目の前にドアがあったなら
僕は迷わずノックする
例えばそれが君のドアなら うれしいな
例えばそれが君のドアなら 幸せだな
ただそれだけのことです
そこに思考は皆無だ
ただ、少しひび割れた心の破片が 胸の奥に 突き刺さるような そんな感覚があるだけで
通り過ぎる時間に
未練はなく
後悔もなく
ただ、それを愛と呼ぶのなら 世界は一人一人の人の心のドアをノックしているようなものだと知る
もう痛みは伝わってるはずだ
少し 何かが 間違いなんだと気づくとき
振り返った 場所に
誰かの涙があるのなら
あなたは昨日より優しい人になれるはず
あなたはきっと誰よりもあなたを愛せるはず。
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今日よりも昨日よりも優しくしてみよう 自分にも 他人にも
何かが変わるだろう
今日よりも昨日よりも心を強く持とう
心折れそうなときには役にたつだろう
生きることは辛い
そんな当たり前なことにさえ理不尽を感じるならば あなたは心が備わっている証だ
心配するな あなただけじゃない
そんな慰めになんの力があるというのか
ますます悲しくなる
ますます苦しくなる
夜が来ても眠れない
朝が来ても笑えない
だから、
今日よりも昨日よりも少し前に進むのさ
昨日の自分に勝つために欲や卑しさを追い越して行け
気丈に振る舞うけれど もうだめなんだと思っても 道はまだ終わらない
ならば、
今日よりも昨日よりも 少し気持ちよく泣けるようになろうか
素直になれるようになろうか
悲しいことに
悲しいと
嬉しいのなら
嬉しいと
自分の心に まっすぐに向き合えるように
明日こそは明日こそは。
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半端な努力でも
小さな一歩でも
たどり着ける
明日だけど
僕はそんな明日はごめんだね
どうせ明日に行くのなら楽しい明日がいい
夢にあふれた そんな明日がいい
色んな嫌なニュース
散らかってる時代だけど僕は人を傷つける暇があるのなら
自分のために 走るよ
泣いて笑って 怒って たまには悄げて 何かに落ち込んで
ふざけてみたり 時には躓いたり 見事にすっころんで
生きる悲しみ そして喜び 同じ世界で感じてる その中で明日のためにできること
探してる だけど多分明日のためにできることは自分が一番幸せになれることだと思うよ
そのためには誰かの涙を見過ごせない
だから僕は自分のために人を傷つけない泣かせない
そういうことが明日のためにできることなんだと思うから。
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明日のために出来ること
それはなるべく笑ってること
明日のために出来ること
それは無理なく生きること
明日のために出来ること
それは並べたらきりがない
だけど明日のために色んなことをやるけれど
明日にたどり着くころにはうまくできずに空回り
いつかそのすべてが光り輝くいつかの明日に繋がるんだな
膨大な今日という日を積み重ねてゆく日々の先にある今日という明日では僕ははたして笑っているかな
明日のためになることなんて今日の自分じゃわからない
だけど君という存在がそこにいてくれるだけ それだけで僕の明日は晴れるのさ
だから だから
明日のために出来ること
探さずともここにある
それはとりあえず今を生きること
ちゃんと生きぬいて明日にたどり着くこと
それだけやれれば
なんでもできるよ
可能性という花が
咲く未来への
扉はすぐそこに。
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オーイェーイ 歌ってみよう 笑いながら
オーイェーイ 奏でてみよう 歌いながら
楽器なんて 弾けなくても構わない
技術や知識なんて必要ない 邪魔くさい
バカだろうと音痴だろうとリズム刻めば
あら不思議 なんとなくでもつい出た言葉が歌になる
あいうえお どしらそふぁみれど あかさたな わをん
言葉が列になって 連なって 重なって
歌になる 歌になる
それがたまたま愛の歌になり それがたまたま時代を映すような歌になる
あなたを思いながら
歌えば 心が熱くなる
あなたを感じながら
奏でれば 幸せになる
言葉さえ 曖昧で
譜面さえ ない
そんな遠い昔にもあった 歌があるよ
それは簡単だけど
たのしい歌だ
例えば 言葉にならないラララやルルルの間奏みたいな
そんな歌
今君に届けたいのは
今世界に伝えたいのは
そんな歌さ。