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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[4657] ほころび
詩人:どるとる [投票][編集]


僕はなんだ 君はなんだ この世界はなんだ わからないことばかりだ

テレビに映る世の有り様を 僕は遠くあざ笑う
自由という不自由の中で 孤独と同居して暮らす

傾いた月 窓の外に浮かぶよう 割れた鏡に映る歪んだ笑い
傾いた月 昨日の落書き かき消したはずの誤字脱字 それは

階段上がる ひとつずつ 死へと近づく
感じて触れて 乱れてひび割れて 心は風
憎しみにも快楽にも染まり溺れる

傾いた月 ほころびの世界の途中 ほつれた糸のような この世界
傾いた月 僕は綴る 世の不思議世の不埒
言葉は鎖 己を縛る

世界を 閉じこめたような箱庭で 僕は滑稽な道化芝居をする

どうだい? 君は
どうだい? 僕は

答えは知らない
最初からない

ただ、悲しみや歓びが残るだけ
大事な人が旅立ったあとにでも

変わらない街並みと人々の流れがつづくだけ

まるで何もないように
はぐらかすように 地球は回る

たくさんの人の涙を
たくさんの人の痛みを
はらんだままで

僕は道えない 誰かの礎の上を歩く

出来合いのような世界だ 味は退屈なものさ
ほころびはまだしばらくつづく

遠い場所に毛糸玉のような途方もない時間を残したまま。

2013/01/20 (Sun)

[4658] PM
詩人:どるとる [投票][編集]


夜が息継ぎをする
そんな時がある
そんな時はきまって胸がしめつけられる
ふとしたときに
立ち止まる道の途中
見上げた闇に浮かぶ月が僕を見下すように見下ろすように
ついでのように愛でるように照らしてる

明日はあるかい?
窓から空見る彼女にも
今朝、電車に飛び込んだ彼にも
わけもわからず生きる人にも
僕にも あなたにも

愛する人がただ
幸せであれと願う
この心は真珠玉
素直なままに
輝く心

明日などこなくていいさ
ただあなたが明日も笑えるならば
僕の命と引き換えでもいい
PMあなたを思う

僕はここにいるよ
君はそこにいるよ
だけれど
何より近くて遠い
そこにあるようで果てしない場所にある手の届かない月か星のよう

だから 一生懸命に思うんだよ

愛という生ぬるい言葉に 包んで
夜も朝も思うのさ

そのぬくもりに聞いてみる

僕は君の一番に
なれるかい?

君への愛しさだけが
僕の言い分さ

あふれてる。

2013/01/20 (Sun)

[4659] 明日咲く花
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今日も街に朝が来て
人の流れがつづく
この足音の数だけ
笑顔が 涙が 思い出があるんだな

電車に乗って 僕は宛もなく一人 人の優しさやぬくもりを探しに行く

知れば知るだけ人の心の汚さも見えるけれど
知らなければわからない人の心のあたたかさがあるよ
僕は絶え間なく知ってゆく 何気ない日々の中で

「退屈」や「憂うつ」が渦を巻く僕の中
「不安」や「心配」をよそに 君は笑うけど

愛されている 抱きしめている ただそれだけでも幸せなことなのかもしれない

当たり前だったはずの昨日が 突然に消えた命の最後の灯がそっと今消えた

世界中の人の笑顔が明日も変わらなく咲くように願うような心でこの小さな窓からのぞく景色に
僕はすべてあずける

それが明日咲く花
種を落とし蕾を抱いて また新しい物語をそこに描く

この世界に出口はない 名前のない時間がつづく
逃げ場所さえ与えられない僕らは悲しみに泣くことで風に立つだけだ

会社で働くこと 学校で学ぶべきこと そうして積み重ねてきた色んなこと

触れれば触れるほど
わからないのが人の心だけど
触れてはじめて
見えてくる光があるからね
僕は一人向かい風に立ち 絶え間なく明日をこの身で受け止める そのための今を

世界中の差別、飢餓、戦争 それに比べれば僕の悩みなんてちっぽけなんだ
だけれど僕は

この瞳の中に映る今というただひとつの世界がすべてだと思うから 嘘でも偽りでもなく僕は生きると決めたから
僕が明日咲く花になる
種にも蕾にもなり
僕がこの物語に光を描くから

それが明日咲く花
種を落とし蕾を抱いて また新しい物語をそこに描くよ。

2013/01/23 (Wed)

[4660] 僕ができること
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誰かの支えになるように 僕が傍にいる
誰かの助けになるようにあなたがいる

一人一人は小さくても 一人一人の力を合わせて重たい荷物を運ぶように

一人一人が世界の明日を考えてゆくんだ

僕ができることはきっと僕だけでは何もできない
だからあなたの力をかりて僕は誰かを助けたい

当たり前なほど ありふれてるくらいに
誰かを助けたり思いやることが みんなの中で変わればいい

他人だからとかじゃなく他人でもって考えでもって 誰かの支えになるように
誰かの助けになれるように みんなでひとつの明日に向かって走ってゆければいい

地球が 回るように
太陽が朝を 月が夜を 照らすように
それを当たり前と思う気持ちでもって
僕ができることと私ができること
あなたができることを僕ができることに
変えて 合わせて 支え合ってゆけたら

世界は明日から 変わる
僕は明日から 変われる

少し優しくなる
少しあたたかくなる

そんな気がする。

2013/01/23 (Wed)

[4661] 愛のうた
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いつかのあの詩を
思い出す 心で

優しく あたたかい
陽射しのような詩

僕はポエニスト
着飾らない 心で
誰もポエニスト
言葉を知っている

どうせつかうなら
優しい言葉や
あたたかい言葉を
誰かに届けたい

かつてのあの詩が
よみがえる 心に

そよ風のように
そっと胸を撫でる詩

僕は音楽家
見えない音を奏でる
僕は調律師
言葉に強弱をつける

何にでもなれる
何でもできる
人を傷つけることも
人をたすけることも
ならば僕なら人を助けたい

愛されたいのさ
愛していたいのさ
馬鹿でものろまでも
歩く道の先花が咲く
悲しみの丘 乗り越えたその先に見える
輝かしい日々に出会うため僕は今涙に溺れている

僕はあなたの大切な人
そしてあなたは僕の大切な人
そんなふうにね互いを大切に思う心で
うたうんだよ 奏でるんだよ

何もない場所からでも生まれる歌や詩

愛のうた 心に届く。

2013/01/23 (Wed)

[4662] 明日
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いつも元気な人もたまに落ち込んで
わけもなく「死にたいな」なんて思うこともあるだろう
だけれど生きているからこそわかることもあるから
そんなときにはただ目を閉じて 心の奏でる音をよく聴いてごらん

迷い悩み苦しむことの連続
生きることは思うよりずっと厳しく険しく辛いもんだ
それでも

生きる人にしか見えない明日がある
生きる人にしかたどり着けない明日がある
痛みや苦しみ背負ってまでも生きる価値が明日にはある

君はまだ笑える君はまだ泣けるさ
傷つき躓いても何を手に入れられなくても
何よりも大切な心がある 強く生きてゆくんだ 強くなれるんだ
明日の扉を開くのは
君の勇気だけだ

雨降る日通りに咲き乱れる傘の花
なんとなく空を見上げて思う 今日は笑えるかな
悲しみ喜びくり返す日々の連なり もうそんなこと何度となくしてきたはずなのに
歳を重ねるほどに生きる意味は遠ざかる

あがきもがき倦ねることは世の常
だけれど自分ってものが時々わからなくなる
だからさ

死ぬことよりも生きることが大事と
生きることだけがまるで正解のように
思われている世界の中たったひとつの答えなんてないのに

生き方は人それぞれあっていいんだ
たくさん泣いてたくさん間違って少しずつ
やりたい事なりたい自分を探して行けばいい拭えぬ悲しみも

明日の扉の前に立ち僕は強く望んだ

生きることだけが正しいとは思わない
まっすぐ生きることばかりが正しいとは思えない
だから絶え間なく明日をめざしてく
どんな明日もどんな壁でも乗り越えてく
駆け上がってゆく

強く生きてゆくんだ
強くなれるんだ。

2013/01/23 (Wed)

[4663] 空が燃えている
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誰かの帰り道 真っ赤な夕陽がその背中を照らしている

改札を出て僕は 沈む夕日に何か思う
憂いに満ちた1日だった
何もする気が起きなくて会社も休んだ

なんとなく観もしないビデオを回して
ちらちらと映るブラウン管を眺めた

うまくいかないよ
いろんな事が
なにをやっても空回り
するのはなんでだろう

気づけば夕日は沈む頃合い
空が赤く燃えている
誰もがみんなそれぞれの今日の帰り道を抱えながら
切なさややりきれなさをその背中に背負って
悲しいかもしれない帰り道を今歩いてる

泣きながらかな
笑いながらかな
君はどんな
帰り道を歩いてますか?

夜が窓の外を 闇で覆い尽くして 星があたりに散らばってる

部屋の片隅 積み上げられた雑誌の山
僕の日々のよう 片付かない毎日だ
笑顔は無理やり浮かべてみても 心が虚しさでいっぱいになるだけ

うまく歩けないよ
あらゆる事が
面倒くさくて億劫で
誰のために僕は生きてるんだろ

気づけばもういい時間だ
空が遠く見えている
誰もがみんなそれぞれの事情を抱えながら
苛立ちや葛藤をその胸に抱きしめて
死にたいくらいの現実と向き合っている

泣きながらでも
笑いながらでもいい
ただ、自分のペースで終わりをめざして

思えば人は人生という長い帰り道を歩いてる 家路はきっと何もない闇の中
そこに帰るまでの家路だから明るいばかりじゃないのもうなずけるね

気づけば夕日は沈む頃合い
空が赤く燃えている
誰もがみんなそれぞれの今日の帰り道を抱えながら
切なさややりきれなさをその背中に背負って
悲しいかもしれない帰り道を今歩いてる

泣きながらかな
笑いながらかな
君はどんな
帰り道を歩いてますか?

君はどんな
今日を生きたのだろうか

笑顔の多い1日であるといいな。

2013/01/23 (Wed)

[4664] あしたの君に会いにゆこう
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楽しいこと 面白いこと 探しにゆこう出かけよう
いつまでも悲しみに泣いていないで
君の涙見ないふりをするよ 今は君の雨が降り止むのを待つ

強くなれない 素直になれない 君のこと知っているけれど
強い君や素直な君も知っているから
また君のまぶしい笑顔が浮かぶのを待っている

生きることは 楽しいばかりじゃない
だから時には悲しくてどうしようもないんだ
だけれどそんなときこそ 笑っている君が傍にいる
だから僕も泣いてばかりはいられない
雨上がりの空に架かる虹のような
悲しみのあとの笑顔浮かべた
あしたの君に会いに行こう 今すぐに会いに行こう

悲しいこと 辛いこと それはみんな一緒なんだよ
どこに生まれようが言い訳してもさ
結局負け惜しみにしかならないんじゃないか だから誰のせいにもできない

うまくいかないよ 躓いてばかりだ いいことなんてないんだよ
だけど生きているからこそ味わえる喜びもある
特別なことは何もないけど心から生きること幸せに思う

生まれたことを嘆く暇があるなら
生まれてこれたからこそ出会える幸せ探しにゆこう
君と同じように僕も悲しくて 僕と同じように君も悲しくて
だから何ひとつ違いはないんだよ
過ぎたことより明日のこと考えよう
後ろ向きな自分にさよならできたら
あしたの君が笑うだろう 悲しみ蹴散らし笑うだろう

何も無理することはないんだ
だめそうなときには休むことも大切だから
そんなときには僕に頼ってね
そんな優しい人が誰の傍にもいればいいな いてほしいな
例えば雨上がりに架かる虹のように
助けになるような支えになるような
あたたかい優しさが君を救うこと 僕は知っている

だから あしたの君に会いに行こう 早くその涙拭えるように

そうさ あしたの君に会いに行こう 今すぐ会いに行こう。

2013/01/24 (Thu)

[4665] 涙日和
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今日は 笑えない
とても 笑えない
涙の雨が降り止まなくて 受け流す傘さえなくて

僕はひとりぼっち
夜の中 星の光に
何か願うけれど
何も変わらないこと知っているから
特別な期待もしないけどなんとなく
何かが救われるような気がして無駄でも祈らずにはいられなかったんだ

誰もが 抱える 悩みや迷いではあるけど
その人にしかわからない痛みがあることも紛れもない本当のこと

みんな一緒という言葉で その人の悲しみを紛らせないで
誰にでも弱さをさらけ出してしまいたい時があるのさ

本日の心の天気はどしゃ降り 明かりひとつ見あたらない涙日和

本当は慰めてほしいんだ
本当は甘えたいんだ
でも それさえ
手の届かない光

僕は夜の中 闇に佇み 空を見上げて思う

どうか明日は晴れますように、と
どうか明日は笑えますように、と。

2013/01/24 (Thu)

[4666] 生きて輝く
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僕はいつでも 君の傍にいるよ。
そして 元気を与えているよ。
笑ってごらん、少し前向きになれるよ。
泣いてごらん、少し気がはれるよ。
怒ってごらん、少し強くなれるよ。
休んでごらん、少し楽になれるね。

生きてゆくこと その楽しさ難しさ
身をもって 感じてる 僕はいつでも

君は 生きてはじめて輝く命をこの胸に宿してる ただそこにいるだけでそれは 奇跡のよう

誰も 生きてはじめて輝く時をこの胸に刻んでる ただ君が笑うだけでそれは 夢のよう

だから傍にいて。
僕の傍にいて。
その笑顔見せて。

僕はいつでも 君の傍にいるよ。

2013/01/24 (Thu)
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