詩人:どるとる | [投票][編集] |
行ってきますとドアを開けて
今日も元気いっぱいに出掛けてく
君の背中に声かけた 気をつけてね
優しすぎるのがたまにきずのあなたは
不器用だけど何より笑うと可愛い
夕暮れの道 ふと寄り道
あなたの顔が浮かぶと
あなたに会いたくなって
駆け足で家に向かってく
ほんのささやかな君の思いが その優しさが 誰かの明日の糧になるよ
笑ってみたり泣いてみたり 時々はけんかもして それがいつもの二人です
ふんわり ふわふわ
お日さまいっぱい浴びた布団のように
今日もやわらかな気持ち オーライ
ほんのささやかな君の思いが その優しさが 誰かの明日の糧になるよ
笑ってみたり泣いてみたり 時々はけんかもして それがいつもの二人です。
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雪降る街は 君の思い出を映してる
大きなプレゼント抱えた子供は
お父さんお母さん早くって 嬉しそうに駆けていく
マフラー首に巻いて寒くないように
サンタクロース待ちわびた 子供は寝ないように頑張ってる
いつの間にか夢の中
目覚めたら大人になっていたみたいだ
誰の心の中にも
きっとある素敵なクリスマスの思い出
今だけ ちょっと引き出しから取り出して
のぞき込んでみよう
ちょっと早いクリスマスのプレゼント
君の心に灯すから ひもといてごらん
溢れだす 涙は あなたがまだ
子供だって 言ってる
素直さを残してる
子供だって 言ってる。
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言葉が欲しいときそばにいて欲しいときに
誰もいないから寂しさに僕はのみ込まれてしまう
悲しいとか嬉しいとかちゃんと
伝えてくれなきゃわからないから
不器用な僕は気づかないふりで
君に背中を向けていました
本当は気づいていたよ君の涙にも寂しさにも
それなのにどうして僕は君を
一人にしてしまったんだろう
やっと気づいたのは
君がいなくなってからだったよ
僕を見つめる君の瞳が求めていたのはなんだろう
それはありふれたぬくもりとか優しさなんだろう
本当にそばにいてあげなきゃいけないときに僕は君を一人にした
君の頬を涙が伝う 雨が今も降りやまない
もっと優しさを 総動員して君を愛せばよかった
それなのに 何を勘違いして 僕は君の手を離したんだろう
気づくと君のいない世界で 今日も朝を迎えていた
窓に映る君の笑顔が悲しそうに
僕を見つめている そんな目をさせていたんだね
本当は気づいていたよ君の涙にも寂しさにも
それなのにどうして僕は君を
一人にしてしまったんだろう
やっと気づいたのは
君がいなくなってからだったよ。
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離れ離れの 言葉と想いがつながらない
探していたよ コーヒーカップの底に
ビー玉をのぞき込んだ 向こう側の世界に
通りすぎていくいくつもの かけがえのない季節が色褪せてくたびに気付く
そして風は 君を置き去りに どこか遠くへ今日の思い出を運んでいく
どうしようもなくページはめくられていく まだ君は少しも変わらないね
あの頃と同じ 性懲りもなく あきらめられずに探している
四つ葉のクローバー
物語の真ん中で 爪先で上手に立って
コンパスみたいに器用に円を描く
君もまた この物語の書き手さ
未来は君の手に握られている
さああとは色付けをするだけだよ
そして風は 君を置き去りに どこか遠くへ今日の思い出を運んでいく
どうしようもなくページはめくられていく まだ君は少しも変わらないね
あの頃と同じ 性懲りもなく あきらめられずに探している
四つ葉のクローバー。
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早く帰って来てねと電話をしてから
もう時計は何周 回っただろう
君はあの頃と少しも変わらないのに
気持ちだけ 心から離れてしまったよ
冷えた夕飯を 温めるみたいに
冷えた愛を温めなおせたなら
きっとまた 熱いキスを交わせるのに
きっとまた この手をつなげるのに…
夜の明かりが人懐っこく寄り添って
ぼんやりと帰り道を照らしている
君は寂しいと口には出さないけれど
本当は寂しいことも痛いほどわかってる
冷えた夕飯を泣きながら食べる真夜中
僕は大切なものからいつの間に目をそらしてた
寝ている君の唇にキスをして
愛してるって言っても聞こえない
離れ離れの心ならまた近づけばいい
たまに見せる優しさが憎いんだから
つないだ糸を ほどけない
冷えた夕飯を 温めるみたいに
冷えた愛を温めなおせたなら
きっとまた 熱いキスを交わせるのに
きっとまた この手をつなげるのに…
冷えた夕飯を泣きながら食べる真夜中
僕は大切なものからいつの間に目をそらしてた
寝ている君の唇にキスをして
愛してるって言っても聞こえない
だけどそれでも言葉にするんだ
愛してる。
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通り過ぎた道にも咲く花があるよ
ペダルを漕ぐ足に力を込める
坂道がそろそろなだらかになってきたら
思い出をひもといて昨日を振り返ろうか
さよならって言葉でなんとなくあたためたり 隙間を埋めたり
繰り返される ナイトアンドヌーン 言葉を必要としない場所で
シャララって口ずさむ 忘れたあの歌。
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お互いに遠慮したり
お互いに気遣ったり
そんなことをしてるうち
心が見えなくなる
よくあるドラマの最終回みたいに
ハッピーエンドで終われるように
今を生きる 不器用でも
途切れそうな言葉をつないでゆこう
今日からでもいい 少しだけ優しくなってみよう
愛することを覚えてみよう 愛されることに慣れてみよう
家族なら
お互いに よそよそしくなったり
お互いに敬語で話したり
つまらないことに真面目になって
輪郭がはっきりしないなあ
小さなことでいい
とにかく 心に空気を入れて
しぼんだ気持ちを膨らませよう
途切れそうな言葉をつないでゆこう
今日からでもいい 少しだけ優しくなってみよう
愛することを覚えてみよう 愛されることに慣れてみよう
家族なら。
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がら空きの胸の中を 通り抜ける北風
忘れたはずのいつかのさよなら
君と歩いたこの道にあますことなく描いている
つないだ手のぬくもりさえもまだ真新しくて
まるで昨日のように色あざやかなままおぼえているから
枯れ葉舞う 並木道 届かない この声は
まだ君の心の中に 片付けられない愛を置き忘れたまま
願ってしまう 君ともう一度 離した手を
つなげたならなんて わがままな僕を風が笑ってる
季節は忙しない 先を急ぐ旅でもないのに
思い出すのは楽しいことばかりさ
だけどなぜだろう 思い出がまぶしいほど涙に変わる
たとえば願いが叶うなら 君に伝えたいことがあるよ
ごめんなさいやありがとうじゃ足りないほどの気持ちさ
愛の糸が切れたそこからて結び直せるなら
もう一度 君との日々をやり直して 今度は間違わないように
歩幅が離れたり近づいたりしても 心だけは重ねて
大切なこと 忘れないようにするよ
時計の針は 戻らない 残酷なまでに
明日へ向かって 進んでゆく どんなに昨日が美しくても思い出は思い出
いつまでも 立ち止まってはいられない
枯れ葉舞う 並木道 届かない この声は
まだ君の心の中に 片付けられない愛を置き忘れたまま
願ってしまう 君ともう一度 離した手を
つなげたならなんて わがままな僕を風が笑ってる。
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僕は人間ですから 間違えることもある
たまには誰かのお世話になることもある
そのせいで誰かに迷惑かけたり 困らせたりすることもある
だけど だけどそんなことはね
お互い様だから
つまらないこと言わないで
その手で誰かを支えてあげよう
人と人が手を繋ぐと
リボンの形に見える
なんだかんだ言っても
結局あなたは困ってる人を見捨てられない
おせっかい焼かずにはいられない
そんなふうにできている。
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君と出会ってからいくつ季節は過ぎたかな
君との思い出が 両手じゃ抱えきれないほどできたよ
さよならする為の出会いじゃないから
たとえば君が僕より先にいなくなっても
僕は君を最後まで思い続けるだろう
それが愛っていえるものは 何一つない
でも確かに 言えることは
愛し合う意味は愛される喜びや
人を愛することの喜びを知ることにある
悲しいことも 喜びの数と同じくらいあって
けっしてすべてがいい思い出とは呼べない
それでも流した涙も惜しくはないほどに
あの頃の僕より強くしてくれたのかも知れない
だから涙のぶんだけ明日が見えるよ
それだけが愛といえるものはなくていい
あなたにとっての愛 僕にとっての愛
様々な愛の形があっていい その思いに心が灯っていればいい
ありふれた 気持ちが あざやかな色に染まってゆく
雨はやさしく二人の間に降る 「生きる悲しみ」は「生きる喜び」の姿を変えた形
明日には この涙も笑顔に変わる 変える
それが愛っていえるものは 何一つない
でも確かに 言えることは
愛し合う意味は愛される喜びや
人を愛することの喜びを知ることにある。