詩人:どるとる | [投票][編集] |
走り出したら もう止まれない
風より速いスピードで駆け抜ける
この広い世界の中にあるのかな
探し続けてる宝物 いつか見つかるかな
たいしたことはないはずの悲しみにさえ
負けっぱなしの日々を笑い飛ばす
とびっきりのジョークで笑わせて
暗いニュースなんかに用はない
雨でも夜は明けて
新しいページに刻まれる足跡
夢見た未来は明日かもしれない
希望は 光になって
世界にいつか 優しく降り注いで
今日の涙を 笑顔に変えてくれる
ビックウェーブを 飛び越えるのさ
あらすじになんか惑わされないぜ
いつか誰かが伝説と呼んだ昔話にはない
これから始まる僕らがつくる未来
運命なんて 曖昧なものに振り回されてるなら
迷いながらでもいい明日を探すさ
カッコつけたっていいだろう?
カッコいいんだから仕方ないだろう
過去は未来に塗り替えられて
ページをめくる日々
昨日がどうだったかより今が大事で
流した涙の数だけ
強くなって たくましくなっていくんだよ
今日の涙を 笑顔に変えてゆくんだよ
雨でも夜は明けて
新しいページに刻まれる足跡
夢見た未来は明日かもしれない
希望は 光になって
世界にいつか 優しく降り注いで
今日の涙を 笑顔に変えてくれる。
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窓から 見える空の向こうに
夕日が沈む頃合いを見計らい
僕は鳥になり 鳥かごから飛び立つ
夢と 現実が混ざりあった世界は
何色でもなく誰も拒まない
幽霊も出ない部屋 日当たりもわるい
だけどあなたがいればさみしくない。
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夜の静かな海で君は目を覚ました
夢の中の話 眠れない夜に聞かせて
ここが世界のどこでもない場所なら時計もいらないね
おはようとおやすみのあいだに
君はいて 僕はいて 笑って 泣いて
たまに喧嘩して ただそれだけの毎日
引かれた線の上を 歩く毎日
てくてく てくてく
雨の日にも 太陽は輝いて
胸の隙間を照らす
ほらね すぐに。
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いつかの吐息を 抱きしめた朝に
変わらない部屋に見つけた 幸せ
ぼんやりと眺めてたら浮かんだイメージ
心を満たしていく 色とりどりの原風景
路地裏に猫 あくびばかりしてる
眠りこけてるうちに消えた
開けた窓から 忍び込む 風
やわらかな 手ざわりをした
気持ちが 残ってた 空っぽの心に
ここにあったよ大事なものは。
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ドアを開けて 外に出るのも煩わしい
どうしたもんかと 窓際の花を見つめてる
変わらない日々がただだらだらと続き
時間だけが流れる 空は愛想もなく
生まれる前からずっと同じ色
死にたくなるような退屈を
どんなふうに笑い飛ばそうか
楽しみなことといえば
月に一度の 君に会える日曜日
べつにたいしたことをするわけでもない
でも話してるだけでとても楽しい
だから 命を捨てたりはしないよ
この幸せが 明日もあるなら
地球の回る速度に合わせて 歩くなら
どれだけのスピードで歩けばいい
深海2万里の ロマンに酔いしれて
月世界旅行に 魅せられた少年も
大人になって 夢を忘れてしまった
世界中の喜びが 数えきれないことが
なんだか嬉しくてちょっと悲しくて
一人誰かをこっそり思う夜には
いつもより少し優しくなる
幸せって 誰かの幸せを願って
はじめて見えるものだと知った
だから 今ではこの命は宝物
喜びのうた 歌いながら行こう
広いようでとても小さい街のどこにでも
灯る明かりはひとつひとつが生きてるあかしだ
大げさだけど 間違っちゃいないだろう
死にたくなるような退屈を
どんなふうに笑い飛ばそうか
楽しみなことといえば
月に一度の 君に会える日曜日
べつにたいしたことをするわけでもない
でも話してるだけでとても楽しい。
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あなたと同じ色に染まって
この世界に生まれ落ちた喜びを知る
はじめて 一人で歩いた日も
はじめて 言葉を話した日も
そばにはかならずあなたがいたよ
産声が きこえるなら
駆け寄って 抱きしめて
大切だと 腕にかかる確かな重さを
かみしめたら愛してると さけぼう
長い夜はあっという間に明けて
朝の光が窓からこぼれる
はじめて 名前を呼んだ日も
はじめて 名前を呼んでくれた日も
大事な場面にはあなたがいたよ
喜んでいるのかな がっかりしてるかな
うまれてはじめて 出会ったのに
はじめてじゃない気がするのは あなただからだ
大げさな意味もなくただそれがそれであるという
あやふやな 答えを抱きしめて
僕はあなたの親になる
あなたは僕の子になる
今日という日から
産声が きこえるなら
駆け寄って 抱きしめて
大切だと 腕にかかる確かな重さを
かみしめたら愛してると さけぼう
その愛のほどをさけぼう 産声にかき消されないように。
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この世界の 果てを目指して歩くなら
ここは始まりでもあって終わりでもある
果てなんかない世界は終わらない
どこまで行っても 同じ景色が続くだけ
また、振り出しから逆戻りさ
遠くにある 街に残した 恋する人は
夜の暗闇に 隠れて見えない
どこが世界の真ん中さえわからない
だから、僕は叫ぶよ ありふれた全てを。
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置き去りにした 思いは やがて
街を離れ 風になって旅に出る
あなたを探して 旅人になる
いくつかの 季節を通り過ぎたら
大好きな花を 押し花にして
遠い街へ手紙をしたためよう
数ある中から 探した 四つ葉のクロウバア
愛するあなたへ この歌を届けよう
いつもの朝に トーストと目玉焼き
君はマフィンを 頬張るだろう
そんな 明日を 待ちわびてよう
待ちわびてよう。
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飛んでみたい 空を
高く あの雲を
つかみたい 綿菓子のようで美味しそう
ああ いるかになって泳ぎたいあの海を
飛び魚と競争だ カモメと恋をしたり
時折流れてくる 流木で筏をつくるのさ
ラララ ラララ そんな夢のなかを
目を閉じて 広げた海を 泳ぐ いるか。
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遠い昔の話をしよう
忘れ去られたような土地に咲く
花のように 今はもう幻
アラビアの 夜や
砂漠の果てに
消えた ロマンス
ドアをくぐれば その向こうは知らない世界
夢見がちな少年の 語り部が ささやく昔話
かつて 恐竜が生きた時代に
語り継がれた DNAの螺旋
渦巻模様
僕らは 受け取ったはずだ 同じ血を。