詩人:どるとる | [投票][編集] |
未来を覗くその二つの目には
どんな星が見えるだろうか
望遠鏡のように伸ばしたホロスコープ
あまりに遠くて見えないや
ただ今だけしかない輝きを守ってた
「今が楽しければそれでよかった」
そんな 幸せな日々は過ぎた
未来という 小さな種を 抱えて歩いてる
あの頃の僕らにしか見えないものがあるなら
尾を引いて流れたほうき星
瞳に映った 数えきれない光の雨
僕のほほをかすめていった
涙に濡れた夜 未来はずっと先の話だと
思っていたのに 辿り着いてしまった
こんなに 早く まだ実感がわかないや
不器用な手つきで今と未来を結ぶ
少しだけ 間違っただけ 言い訳するよ
あまりにも 違いすぎる理想と現実
ギャップに苦しむ日々に疲れたよ
時間のはるか 先を見つめていた
自由は 約束されていたのに いつの間にか願うことさえ不自由になった
僕らが待ちわびた未来はこんなんじゃない
そんな泣き言さえ むなしいね
尾を引いて流れたほうき星
瞳に映った 数えきれない光の雨
僕のほほをかすめていった
涙に濡れた夜 未来はずっと先の話だと
思っていたのに 辿り着いてしまった
こんなに 早く まだ実感がわかないや。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
天気予報が めずらしくはずれた日に
世界は 少しだけ僕に意地悪をした
どうもすみませんね
優しさの持ち合わせがないので
ほっぺにチューでご勘弁
いつもどおりの君を見せてよ
そよ風を連れて
でんぐり返しをしたらぐるっと世界が回るでしょう
フライパンの上で 奏でる 味覚のオーケストラ
焦がしたって大丈夫 ちょっとした アクセント
昨日までの世界は きっと全部夢なのさ
明日からの世界は 見逃せないよ
そんな 未来を これから僕らが作るんだ
きのう見た夢がどんな夢だったのか
そんなこと覚えていられたらいいのに
愛してるの続き
いつも うやむやにしてしまう
不味くても お腹が膨れればいい
一線を飛び越えて
なりたい自分になる
美味い不味いは別にしてまずはチャレンジあるのみだ
レシピには載ってない自分だけのアレンジ
つまりはオリジナル 恐くはないさアクシデント
夢の中の出来事が 全て本当になるのなら
出来ないことなど何ひとつないのだろう
夢を未来に描くこと それが僕の今の夢
どんなふうな 味つけをしたって
仕上げは 食べてみなければわからない
結果なんてあとからついてくるもんだ
まずはやってみること 全てはそこから始まる
だからとりあえず 一歩踏み出す 勇気を持つこと それが必要
でんぐり返しをしたらぐるっと世界が回るでしょう
フライパンの上で 奏でる 味覚のオーケストラ
焦がしたって大丈夫 ちょっとした アクセント
昨日までの世界は きっと全部夢なのさ
明日からの世界は 見逃せないよ
そんな 未来を これから僕らが作るんだ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
笑い飛ばすよ 世界中の全ての悲しみを
欲張らないでまずは君の悲しみを
泣いたそばから 笑う 忙しいね君って人は手に負えません
手をつないで 心躍って
二人で行くのはありふれた未来
奏でる旋律 ドシラソファミレド
音階を飛び越えてその先の世界へ
鍵盤の階段を 登りきったら
夜は明けて あくびしながら
目覚ましに飛び起きた君
頭の中で まだ鳴り止まぬオーケストラ
夢の続きを 目覚めたまま見ているよ
迷うしかないよ 君が世界から消えたら
でも実際は泣きべそをかくだけだろう
情けないわって 何度でも君に 呆れられたい
同情されて 慰められて
明けては暮れる 日々
落ち込んでは 立ち直って その勢いで
きのうよりちょっと前に進んだりして
目標にしてる場所までたどり着いたら
万歳をして 大袈裟に喜んだけど
僕よりずっと 喜んだのは君
頭の中でまだ 鳴り止まぬ オーケストラ
夢の続きの続きを明日もまた見るよ
本を開けば あらすじは大抵 見える
難解な 内容でなければ飛ばし読みも可能
でも、それじゃあまりにつまらない
人生はゆっくり味わおう
奏でる旋律 ドシラソファミレド
音階を飛び越えてその先の世界へ
鍵盤の階段を 登りきったら
夜は明けて あくびしながら
目覚ましに飛び起きた君
頭の中で まだ鳴り止まぬオーケストラ
夢の続きを 目覚めたまま見ているよ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
どんな言葉を 並べたらいいだろう
どんなメロディに乗せればいいいだろう
試行錯誤の 果てにあるものを
探しているよ 自問自答しながら
いくつもの出会いと別れの中で
手にした 名前のない何かを失うとき
ほほを伝う涙は どんな意味を持つだろう
そんなことは もうどうだっていいから
目の前にある世界について 夜明けまで語り明かそう
浅瀬に つま先を浸したような 薄っぺらい知識で 満たされたいだけです
どんな気持ちを愛と呼べばいいいだろう
何がそれを確かなものにするんだろう
誰かが涙ながらに聴いてる ポップソングは歌う ペラペラな愛を
きれいごとのような規制された 歌より
汚れてても本当の気持ちを歌った歌を
本当は聴きたいのに売り上げにつながる
それが名曲と呼ばれるような時代になってしまった だから子供は愛を履き違える
アイラブユーと歌ったところで それ以上先へは進めないのに それで安心してる
音と言葉のバランス
そこに声が乗っかって
歌になる
何のために聴くのだろう
街に溢れたポップソングは愛をただ愛としか歌わない
いくつもの出会いと別れの中で
手にした 名前のない何かを失うとき
ほほを伝う涙は どんな意味を持つだろう
そんなことは もうどうだっていいから
目の前にある世界について 夜明けまで語り明かそう
浅瀬に つま先を浸したような 薄っぺらい知識で 満たされたいだけです。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
雨が降る 街を一人で傘を差して 歩く
悲しみは消えないままでも世界は回る
君に伝えられるほど大したことはない
ただ少しだけ悲しくて切ない日々を過ごしてる
通り過ぎてく光の先を
吸い込まれるように見つめてる夜に
ひとつまたひとつとこぼれてく
ほほに降る涙に 差す傘はないけれど
邪魔なはずの雨さえも 愛らしい。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
雨上がりの街に 落ちた星のかけら
夜明け間近の 空をオーロラが走る
まだ 眠りの中にいる君に太陽は 光の矢を放つ
笑ったり泣いたりするそのしぐさを
もっと見たくて 僕は ちょっと寄り道
迷子の星 尾を引いて 落ちた 今日はなんだかいいことがありそうな そんな予感
夢から覚めた あとの暫くの恍惚
肩まで浸かって そのうち沈み込むのさ
誰かが 待ちわびてる 「早く夜が明けないかな」
ときめいたそばからまた何度でも
ときめかせるような 君はもしや魔法使い?
遠い夜明けに 伸ばした手を つかんだのは
陽射しだった なぜだろう心は 軽やか
とりあえず走れるところまで
終わらない 光のレールは続いてく 彼方まで
迷子の星 尾を引いて 落ちた 今日はなんだかいいことがありそうな そんな予感。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕らは いつも背中あわせで生きてる
同じ星の上に生きていても 交わることのない 毎日を生きてる
名前も知らない 人の今日を 思うこともないままで
過ぎてくだけの 寂しそうな背中を 見送る
あの人はどんな 今を抱えているのだろう
あの人はどんな 毎日を生きてるんだろう
それぞれの背中に映る 異なるドラマ
訪ねることもしないままで僕は身勝手に
いろんな 想像してみているんだ
だけど多分そんなことは
その人にしてみりゃ大きなお世話で
だから僕らは いつでもすれ違うだけ
お互いの背中を 突き合わせて
違う生活へと 歩き出す今を生きる人
夜の真ん中で 立ち往生してる 僕は
コンビニ袋 ぶら下げて 星がかざる空に見惚れながら見ていた
背中にも顔があるようで表情があるのさ
笑ってる背中や 泣いている背中
あの人は いいことがあったんだろうとか
あの人は 良くないことがあったんだとか
背中で語るのは どんな話だろう
僕らの背中は いつも無口です だけど
僕の心が泣けば 背中もまた泣くよ
そして心が笑うとき背中もまた笑う
会っても多分僕はあなたに気づかない
何しろお互い知らない関係だから
だけど背負うのはお互い同じものです
何も話すことも 聞くこともないけれど
たまに すがってみたくもなるさ
頼りなさそうに丸まった僕らの背中は
今日も 見えない何かを抱えてる
いざというときは ピシッと姿勢を正して
前を向く 強い背中
それぞれの背中に映る 異なるドラマ
訪ねることもしないままで僕は身勝手に
いろんな 想像してみているんだ
だけど多分そんなことは
その人にしてみりゃ大きなお世話で
だから僕らは いつでもすれ違うだけ
お互いの背中を 突き合わせて
違う生活へと 歩き出す今を生きる人。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
まばたきの隙間に落ちる 束の間の夜が
誰かさんの暮らしを傍目から眺めてる
駅を 過ぎたあたりで寂しさは募って
ちょっとだけ 頬に涙がにじんで
誰にだって 同じ覚えがあるはずで
だから、僕は誰のせいにもしないけど
抱いた思いは きっとひそかに誰かを求めてる
やたら 涙もろい夜だ しみったれた気持ちになる
こんな今なら素直に言える「君に会いたい」
ひけらかした 寂しさも ふるえるほどに
どこでもいいから遠くまで 行きたいよ
心は腰かける為の椅子を 探すように迷うばかりです
無数の引き出しを 手探りしている
急ぐ必要なんかないのに忙しない
傷だらけのプライドを傷つけたのは
他でもない僕のプライドだろう
誰もが同じ 夜に迷っているのなら
どうかあなたも悲しんでいてほしい
間違っても幸せそうに笑ってなんかいないで
行く手を遮る 闇をくぐり抜けて 太陽をこの手につかもう
終わらないババ抜きのような 青春の延長で
幼さを 取り戻した顔で 夜を明かした
空を飛んだら 気持ちよさそうな夜
あいにく僕には翼も羽もない だから旅立つのさこの心が
光がざわめき風が ささやく
そんな 夜は きっと明日が 待ち遠しくて仕方がないだろう
きっと 誰もが 夜明けを待っているさ
やたら 涙もろい夜だ しみったれた気持ちになる
こんな今なら素直に言える「君に会いたい」
ひけらかした 寂しさも ふるえるほどに
どこでもいいから遠くまで 行きたいよ
心は腰かける為の椅子を 探すように迷うばかりです。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
思い出し笑いで 過ぎてく毎日を
悲しみが そっと濡らしてく夜には
誰もが 同じ色の心を抱えているだろう
大切な人を思うとき その大切な人も僕のことを思っているのかな
思いと思いが 重なりあう瞬間を 逃さないように
ただ笑ってても 泣いてても ほんの少しだけでも
僕のことを 思ってくれたら嬉しいなあ
これは僕の ささやかなわがまま
すれ違う誰かと誰かの思いを
繋げているのは 電話の声じゃない
目には見えない何かだよ
今君もあの 空を見ているのかなあ
ふと気になってしまったから もう眠れないよ
東京と地方じゃ なかなか会えないね
忙しさを理由に また約束はキャンセル
その時の寂しさは 名状しがたいよ
名前を呼ぶときのくせも 変わらないね
ちょっと間をおいて 泣いた君を見たとき
本当に僕は愛されてるんだなって気づく
なんとなく君の話題に のぼりたくて そんなんじゃないのに
たとえばちょっとだけでも離れてても君の心に留まりたくて
それくらいのものだったのに 君は僕が思うより ずっと僕を思っててくれていて
泣いたりしてくれていたんだなあ
いつでも電話できる 声だけでならつながっている
でもいくら話しても 君とふれたことにはならないよ
いい加減になれたらすぐさま君に 会いに行けるのに 僕を真面目さがそうさせる
ごめんね 今週も会えそうにない
その代わり次は 必ず 今週のぶんまで
時間を作るから そう言うしかない僕が とても 歯がゆいんだよ
本当は 仕事なんかサボって会いたいのに
ただ笑ってても 泣いてても ほんの少しだけでも
僕のことを 思ってくれたら嬉しいなあ
これは僕の ささやかなわがまま
すれ違う誰かと誰かの思いを
繋げているのは 電話の声じゃない
目には見えない何かだよ
今君もあの 空を見ているのかなあ
ふと気になってしまったからもう眠れない。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
窓の外に広がる宇宙にそっと
思いを馳せるような夜には
君が優しく笑ってくれるだろう
映画の中にあるような恋をしたくて
走り出す 舞台上 光に照らされた君がいた
たくさんの人たちに僕は 愛されてる
でも まだいくぶん頼りない
だから足りないところは 君が補って
星がざわめくような夜は寂しさはピーク
こんなにも僕は君が好きなんだって思った。