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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[7675] トゥモローネバークノーズ
詩人:どるとる [投票][編集]


中途半端なままの 覚悟を背負って
引かれたレールの上を今日も歩いてる

どこまで続くのだろうこの空と大地は
夢を叶えた人 夢にやぶれた人

僕はそのどちらでもなくてただ 夢を見るだけの人

誰も知らない明日を描いてゆく指先が

雨上がりの空に虹を描くその日には

曖昧な未来までの道も見えるかな

その日を目指して走るのも悪くはない

常套句のように繰り返した諦めの言葉
口に出した瞬間に本当になりそうで

屋上に上って見上げた空の向こうに
見えた ちぎれ雲に夢をのせてみた

下手くそな歌声でも届くかなあ 誰かの明日に

限りなく空に手を伸ばしてゆく 指先が

つかんだのは 大好きな君の手だった

今は靄がかかったように見えない明日

でもいつか 歩いて行けば頂きに届くんだ

子供の頃に憧れたヒーローにはなれそうもないや

でも 僕はそれくらいがいいんだって 思う

誰も知らない明日を描いてゆく指先が

雨上がりの空に虹を描くその日には

曖昧な未来までの道も見えるかな

その日を目指して走るのも悪くはない。

2016/04/19 (Tue)

[7676] ノーバディクノウズ
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太陽が焼け落ちた 空に 焦げ付いた闇が 張りついて光を遮る

誰かの声を探して 耳を澄ますけれど
孤独な僕にはそういや 宛なんてなかった

空気のように ただ呼吸するだけならば
存在する意味などないと 鼻で笑ってた

信じていた世界はやがて 姿を変えてしまう
世界が変わったんじゃなくて
世界を見る僕の目が変わっただけ

化け物じみた 感情さえ今は味方だ
ノーバディクノウズ って呟いて
歩き出す一歩が 鼻先で迷ってる

臆病な手が 恐る恐る 開いた ページは昨日を上回るだろうか

たったひとつでも優しさがあれば
どこまでも 生きて行けるというのに

いつでも僕を信じてくれる そんなぬくもりに 出会えたなら

悲しいシナリオも運命と笑うならば
それもまたいいねってまた笑いながら
見送ってきたいくつもの可能性

諦めてしまえば楽だ でもそれでいいのか
ノーバディクノウズって 呟いて
少し強がる 昨日より勇気ある僕だ

目には見えない不安や 葛藤と
闘いながら 傷だらけになって

見つけた答えを 正しいと信じたら
行こう 試してみよう 自分自身を

信じていた世界はやがて 姿を変えてしまう
世界が変わったんじゃなくて
世界を見る僕の目が変わっただけ

化け物じみた 感情さえ今は味方だ
ノーバディクノウズ って呟いて
歩き出す一歩が 鼻先で迷ってる。

2016/04/19 (Tue)

[7677] 
詩人:どるとる [投票][編集]


桜と同じように ひとまわりしてまた
スタートラインから歩き出すんだよ

サイコロも振ってないのに
双六みたいに振り出しに戻される

笑って泣いて 大体はそんな繰り返しで
大して変わりなんてないはずのになあ

少しずつ大人になるたびにいろんなものが違って見えるんだ 不思議だね

同じ歩幅で 歩いても 追い着いたり追い抜かれたりしながら
また 元の位置に戻る

世界中で誰よりも一番近くで
君のことが 見える場所で
ただ一緒に笑いながら泣きながら

タイミングなんてそんなつまらない
ものに惑わされることなく
過ごせたなら いいなと思うんだよ

電柱に二羽 雀がとまっている
仲良く 寄り添いながら羨ましいくらい

春は とうに過ぎ去って背中も見えない
街はもう 夏の匂いに包まれてる

昨日と変わらない今日を過ごしてる
変わらなきゃいけない理由もない

そろそろ 自分で決めなきゃね 新しい扉は自分が 開くためにあるんだよ

空に飛行機雲 まっすぐに突き抜けてく

物語に雨が 降るのなら傘を持って
君を濡らさないように僕が濡れるよ
それが僕の役目といえばそうかなあ

いくつでも繰り返していくんだろう
なんべんでも 繰り返していくんだろう
言葉と言葉を重ねて伝えていく愛。

2016/04/19 (Tue)

[7678] 
詩人:どるとる [投票][編集]


さあ 帰ろうか 手を差し出したのは
笑顔が素敵な あなたです

夕暮れ空がきれいな黄昏時の街は 命あるすべてをその全身で受け止めている

さよならも 優しく胸にひびくよ さざ波のように押し寄せる 感動の波。

2016/04/19 (Tue)

[7679] あくび
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大きなあくびして 歩き出す
一歩目から 少しだけ不安が見え隠れ

日々捲られてゆく ページ
いつか 出会えるだろうか 愛する人に

雨が降るなら 傘を差せばいいけど
寂しいときは どうすればいい

雨宿りする場所に困ってしまうときは
僕を呼んで すぐに君のそばに行くよ

真っ白な紙に どこまでも線を引っ張る
一行目からもう つまずいてる

思ったよりうまくはいかないなあ
それでも 諦めの悪さが 最後のキボウ

悲しみに差す傘などないものかなあ
避けては通れない道もあるんだよ

周りを見てごらんたくさんの優しさが
君を取り囲んで 支えになってくれるよ

見返りや 恩着せがましい 感謝の押し売りは
生憎、間に合ってるのでお帰りください
僕がほしいのはそんなんじゃなくて
ただでも 人を思いやらずにはいられない気持ちだよ
君は持ってるかい?

雨が降るなら 傘を差せばいいけど
寂しいときは どうすればいい

雨宿りする場所に困ってしまうときは
僕を呼んで すぐに君のそばに行くよ

いつもの変わらない大きなあくびと愛を携えて
笑い飛ばしてやる 君を悲しませるすべてのものを。

2016/04/20 (Wed)

[7680] 涙のそばに
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こんなにも人がいるのにね どうして
人は人を思いやることを忘れて

泣いている人の前を平気で 素通りできるのかな
君も同じ立場なら 素通りなんか してほしくないと思うはずなのに
他人のことというだけで 自分のことのようには思えずに
突き放すように 見て見ないふりをする

君のそばにいつも座っている寂しさが
そんなに 背中を丸まらせているの?

君の涙を塞き止めるダムにはなれないが
ハンカチくらいにならなれる気がする

だから 君の涙のそばに何も言わずに 座らせて

日が落ちた街 死んだように静かで
人恋しさに胸をこがしてしまうよ

誰もいない 道 隠れて泣いた今日の僕
明日は笑えるかな 笑えるはずだって 思いながら
自分で抱えた傷を自分で癒す日々 優しさを探しても なかなか見つからないよ

自分一人だけが悲しいとは思わないけど
今僕に見えるものは僕の悲しみ1つだけ

他人のことまで思えない誰かの気持ちが
はじめてわかった気がしたけれど

そんなこと わかったところで何が変わるというんだろう

価値のない 見返りもない 感謝を
押しつけるでもなく ただ よかれと

誰かに差し出す手を探していた
こんな進んだ時代にも関わらず心は
モザイクがかけられてて
プライバシーなんて下らない言葉で 他人との接点をなくしてく

だからどんな人混みの中にいても
僕は一人だ 一人でいるより寧ろ孤独だ

君のそばにいつも座っている寂しさが
そんなに 背中を丸まらせているの?

君の涙を塞き止めるダムにはなれないが
ハンカチくらいにならなれる気がする

だから 君の涙のそばに何も言わずに 座らせて

君の話を 聞かせて
少しずつ 前に進めるように
いつぞやのように笑えるように。

2016/04/20 (Wed)

[7681] がんばるひと
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さぞかし抱えた 傷跡は痛かろうなあ
自分のことよりも 誰かのことに一生懸命

そんな君に いつの間にか惹かれてしまう
頑張る人は 自分のことよりも
他人のことが 心配らしいのです

その愛しさが そのぬくもりが
冷えきった誰かの心を温める

その優しさが その慈しみが
また明日頑張る人の背中を押してゆく

君もまた頑張る人
僕もまた頑張る人

生きる人はみんな
頑張る人 頑張れる人

他人のために泥で手を汚して油にまみれ
大丈夫ですと何のためらいもなく笑う

まるで助けることが当たり前のように

出来るかな 真似出来るかな 僕には
他人のために傷つく覚悟がつくまで

この 頑張りが 絶え間ぬ努力が
明日のためになるのなら それでいい

小さな 涙が 道しるべになって
迷える僕を 光へと導いてく手助けをする

幸せになれる その権利を誰も持ってる

生きる人はみんな
そのすべを知ってる

それは 自分以外の誰かを愛すること
それは 自分以外のすべてを愛すること

その愛しさが そのぬくもりが
冷えきった誰かの心を温める

その優しさが その慈しみが
また明日頑張る人の背中を押してゆく

君もまた頑張る人
僕もまた頑張る人

生きる人はみんな
頑張る人 頑張れる人。

2016/04/20 (Wed)

[7682] 終わらないロマンス
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夜の終わりまで終わらないロマンス
光の雨を降らせる 逆さまに月にぶら下がり街を 一望

ディスクジョッキーみたいに
代わる代わる レコードを変えて
聴かせておくれよ最高のナンバー

壁ばかりに 取り囲まれてしまうよ
そんな見えない 壁なんか壊しちゃって
顔の見えるところまでおいで
話をしようよこの夜が明けるまで

夜の終わりまで終わらないロマンス
光の雨を降らせる 逆さまに月にぶら下がり街を 一望

僕はコウモリのように 滑空してゆく
ほら 華麗に宙返り 世界が回った

夜の終わりまで終わらないロマンス
付き合って 付き合って

もうしばらくだけ。

2016/04/20 (Wed)

[7683] たそがれリメンバー
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たったひとつの出会いから
色とりどりの物語が歩き出す

口笛ひとつ 夕暮れの空に 吹いて
振り返る背中に あの優しい笑顔

いつでもそばにいてくれるのに
素直になれないなんてもったいない

ありがとうかな 愛してるかな
僕の今のこの気持ちはなんだろう

ひとつひとつ 増えてゆくよ
あなたにとって大切なものが

僕にとって 大切なものはきっと
あなたが大切に思うものと同じだ

それがうれしくて何度でも何度でも
照れ笑いしながら 幸せをかみしめている

猫は 畳の上で 夢を見ている
どんな夢を見ているのかな

スクリーンみたいに映る思い出の
場面が 映画のように観れたなら

忘れたなんてことないのに
形あるものだけが残る訳じゃない

僕の人生が終わりを迎え瞼閉じる
その時にはきっと言葉にするよ

いつの間にか 大切なものができた
胸のなかには思い出がいっぱいさ

君がくれたんだよ 気づいてるかい?
黄昏時の街が優しく受け止める

溢れ出しそうな思いを 抱きしめてくれる
明日は今日より君に優しくしよう

水面に 木の葉一枚浮かべて
沈むまで眺めてるような

毎日の中で 静かに流れてゆく
時間(とき)を遠く見送る

変わらない色の気持ちは
心ごと夕暮れの街に 帰ってゆく

ひとつひとつ 増えてゆくよ
あなたにとって大切なものが

僕にとって 大切なものはきっと
あなたが大切に思うものと同じだ

それがうれしくて何度でも何度でも
照れ笑いしながら 幸せをかみしめている。

2016/04/20 (Wed)

[7684] 雨宿り
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いつも 愛する前に君に愛されてしまう

僕の思ってることわかっているように

君は僕より先に僕の気持ちの前を歩いてる

見返りなんて 求めない君だけど
もらってばかりいられないから

気づけばいつも君の胸の中で泣いてる

今日あったこと誰かに聞いてほしいんだ

何も言ってくれなくていい
慰めなんていらないよ

ただ君の ぬくもりに包まれながらしばらく雨宿り

素直になれないのは昔からなんだ

ごめんなさいって何度繰り返したかな

呆れてしまう素振りも見せずに 駄目なところまで

愛してくれる 君が輝いて見えたのは
気のせいなんかじゃないだろう

夕暮れの街 切なさが波紋のように広がって

帰り道を歩く僕から家を遠ざけてく

さよならの日は遠くはない
でもあんなに 早かったなんて

大切な部品をなくしたように 動かない心
止まったままの時間

あの坂道で 笑ったり泣いたりしたことや
写真を撮って 下手くそだって 言ったこと
思い出してしまうよ
瞳はまるで幻灯機
あるはずもない イメージでさえも
残してしまうよ 心の中にある記憶をしまう回路に

気づけばいつも君の胸の中で泣いてる

今日あったこと誰かに聞いてほしいんだ

何も言ってくれなくていい
慰めなんていらないよ

ただ君の ぬくもりに包まれながらしばらく雨宿り。

2016/04/20 (Wed)
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