詩人:どるとる | [投票][編集] |
この道の先には何があるのだろう
今は笑ってみたり たまに泣いてみたり
それなりに忙しい日々が続いていく
叶えたい夢もやりたいことも
これといってない僕はとりあえず
今が楽しければそれで良かったのに
そうさせてくれないのが人生で
どんなに楽をしようとしても
苦労からは 逃れられない
出会うつもりなんてない悲しみのせいで
予報にない雨に打たれて
僕は 捨てられた犬のように泣いた
その声を「弱さ」だというのなら
きっと僕はこの世界に 愛を求めることなんか しないだろう
一万冊の本を読んだ人も 知らないことがある
一億の仕事を請け負う人も持ってない気持ちがある
つまりはお金や知識では賄えないことがある
夕暮れの道 アスファルトに落とした影
所在なくただあるだけの僕の命は
意味なんて ものを持ってはいない
この街で どれだけの人が 笑おうが泣こうが
僕には関係ないけど その人の命が脅かされるなら 優しさを持ってて損はないね
「人は人を思うことで人になる」って
僕はいつか誰かに教えてもらった気がする だから愛を探す
目を閉じても 消えない誰かの顔が
もしもあなたにとって大切な人の顔なら
その人を守るために僕は賢い人ではなくて
心ある人になるために エレベーターではなく階段を選んで上るよ
叶えたい夢もやりたいことも
これといってない僕はとりあえず
今が楽しければそれで良かったのに
そうさせてくれないのが人生で
どんなに楽をしようとしても
苦労からは 逃れられない
出会うつもりなんてない悲しみのせいで
予報にない雨に打たれて
僕は 捨てられた犬のように泣いた
その声を「弱さ」だというのなら
きっと僕はこの世界に 愛を求めることなんか しないだろう
そして僕は人を愛すことができる喜びに ついでに愛される喜びを知る。
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見上げた空に星が流れたとき
僕の心に「美しい」という言葉が過った
僕にもそんな気持ちがあったんだなと
自分を誇りに思ったりした今日がある
いくつもの言葉を知ってるはずなのに
届かない 気持ちがあんなに遠いのは
星と人を隔ててる距離があまりに 果てしないから
帰り道の途中でふと立ち止まって
星の光に 目をうばわれている
そんな時間のゆとりさえもないけど
星にはいろんな形があって
名前なんて知らなくても知識なんてなくても
見上げる誰もを 惹き付ける魅力がある
違う街で同じ空を見上げてる二人
同じ空を見上げても抱くイメージは違う
電話の向こうにいる 君の心を探った
疑ってばかりの僕を疑うこともない君
信頼という言葉の裏には 何かしらの企みが隠れてる
そう思う僕の 心を笑うように何の意図もない笑顔を僕に見せてくれた
ベランダに出て煙草を吹かすついでに
見上げた空に 見つけた流れ星に
願ったのは自分の幸せではなく 君の幸せ
前ならそんなことはあり得なかったね
愛する人がいる それは愛を知ることだ
知った愛で 誰かをきりもなく愛することだ
ポケットを探ったら今までは持とうとしなかった優しさを見つけた
恥ずかしがりながら照れながら きつく結ばれた思いをほどいてく
帰り道の途中でふと立ち止まって
星の光に 目をうばわれている
そんな時間のゆとりさえもないけど
星にはいろんな形があって
名前なんて知らなくても知識なんてなくても
見上げる誰もを 惹き付ける魅力がある。
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コンビニの自動ドアをくぐったとき
見上げた夜空が瞳に飛び込んできた
いつもの見慣れてるはずの星空が
いつもよりきれいに見えるのは
僕の心がいつもより少しだけ
優しさを求めているからだろうか
雑な言葉で 適当に相づちをうつ日々
人に助けられるたびに不甲斐なくなる
自分が何もできないために人は何でもできるように見えるんだ
一体どうしたらいいのだろう
答えはいつもぬかるみの中
「愛されればうれしくて
傷つけられればそりゃ悲しくて
尖ったりもしたけど
それは心があるから」
コンビニの自動ドアをくぐったとき
見上げた夜空が瞳に飛び込んできた
いつもの見慣れてるはずの星空が
いつもよりきれいに見えるのは
僕の心がいつもより少しだけ
優しさを求めているからだろうか
持っていない愛を 求めているからだろうか。
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見上げてる夜空に 流れる星に願った
少しだけ 欲張りなでもささやかな
風は穏やかに 景色に抱きしめられてる
新しい季節の来訪を 静かに待つように
ひとつひとつ増えていく
数えきれない大切なもの
失うことがこわいなら愛なんか ずっと知らないままだった
そこにある ただの夜を見つめて
思い浮かぶすべてを迷いなく愛せたら
なにかが変わるかなって 思ったんだ
優しさを集めて 道に迷わないように灯す光
今は遠くにあるあなたを 思い描きながら
空の向こうに 見えない虹の橋を渡してく
「もう悲しいことなんかない」
そんな言葉を抱きしめられるように。
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夕暮れには 誰もが同じ色に染まるんだ
君は何かを言おうとしてすぐ口をつぐんだ
足元に揺れる 影が背伸びをしたら
君は僕の手を引いて帰りたくないと 駄々をこねた
君の涙の理由を 知ろうとして
少しだけ焦った僕は
君にいつになくきつくあたってしまった
わからない気持ちをわかろうとするときには
傷つきあわなければ 見えないものもあるんだよと
その時はじめてわかった気がするよ
僕は 離れそうな手を もう一度
引き寄せて ギュッと握りしめた
その痛みが 伝えてくれる僕の気持ちを
暮れてく街並み 近づく夕闇 せまる夜
すべてをわかりあえないことなんて
最初から わかってた筈なのに
わかりあえないことから目をそらせなかった
僕が描いてる幸せは君は笑ってる毎日
所詮イメージだからすべてその通りにはならない
だから妥協することを覚えて さらりと流す不理解
「ヤッタヤラレタ」
僕と彼女の毎日は不埒で 節操なく
ただ、求めあうだけに時間は過ぎる
互いの体の痣の形やその位置まで
知ってる仲にもう なってしまった
そこに 「遠慮」なんて無粋だろう
君の涙の理由を 知ろうとして
少しだけ焦った僕は
君にいつになくきつくあたってしまった
わからない気持ちをわかろうとするときには
傷つきあわなければ 見えないものもあるんだよと
その時はじめてわかった気がするよ。
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かれこれどれくらいの時間が経ったかな
数十年前、この世界に 生を受けてから
季節は幾度も巡り 歳もだいぶとりました
悲しみに泣き喜びに笑ってきました
愛する人がいて
その人に愛されて
明日へと続いていく日々
誰にもただひとつあるはずの
揺るがない未来がもしもあるのなら
その未来に向かってゆくことが
生きる意味になると信じてる
たくさんの思い出を束ねた
花束を手に未来に向かってまっしぐら
進むべき方角は一本道だから迷わない
でも生き方ひとつで道はいくらでも増える
雨に降られた日 陽射しに焼かれた日
人生の大事な場面には必ずあなたがいた
つないだ手から 伝わるぬくもり
本当に大事なものが何かに気づく
誉められるような生き方なんか
できなくていい でも何かひとつでも
自分を好きになれる 輝くものを
手にするために 生きていくのも悪くない
形あるものじゃなく目には見えない
花束を 未来に持って行こうと決めた
嘘もついたし さんざんずるもした
もういいだろうと思った
抱いた 痛みは僕に残された 最後の希望だ
背負った傷痕は やがて僕の誇りに変わる
誰にもただひとつあるはずの
揺るがない未来がもしもあるのなら
その未来に向かってゆくことが
生きる意味になると信じてる
たくさんの思い出を束ねた
花束を手に未来に向かってまっしぐら。
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いつもは わずらわしくて仕方ない
存在なのに 離れると
しばらく 引っ込んでた
寂しさが 強いはずの僕を弱らせるんだよ
強がって 虚勢を張ってただけだって
気づかせられてしまうんだよ
一緒にいれば 喧嘩ばかり
離れれば とたんに寂しくなる
それが「家族」だって 「恋人」だって
「夫婦」だって
そこに愛があれば
リボンみたいに 人と人を つなげてる
目には見えない 関係という相関図
手繰り寄せたその先には名前も知らない誰かが今の僕が 生きてる理由になってる
誰も自分一人で生きてる人なんかいない
自分のルーツは自分が生まれるずっと昔
コツコツと積み重ねてきたものだと知れ
螺旋を描いた DNA 未来にバトンを渡す
何世代にも受け継がれてきた血
感謝こそしないが 感慨深いよ
どんなきれいごとでも語れない
ドラマがそこには あるのだろう
二人が出会った 偶然に似た奇跡
運命なんて言葉で飾ったりした
他人だって 家族になれる
違う血が交わってそこに生まれる新しい命
バトンが渡されるようにリレーは続いてく
誰が勝ったとか負けたとかないレース
スタートもなけりゃゴールもない
僕もバトンを渡す役目を担うランナー
一生懸命に今を生きて 走り続ける
流れる涙を 笑えるものなどいない
バトンを渡す日 僕は誰を見送るんだろう
見上げた空に 虹が架かる 雨上がりに見えた かすかな希望
悲しみを越えた先に 出会うものは 幸せとは限らないけど
可能性があるのならば 希望は捨てることはできない
リボンみたいに 人と人を つなげてる
目には見えない 関係という相関図
手繰り寄せたその先には名前も知らない誰かが今の僕が 生きてる理由になってる
誰も自分一人で生きてる人なんかいない
自分のルーツは自分が生まれるずっと昔
コツコツと積み重ねてきたものだと知れ。
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心臓の脈打つ音がする
とくとくって流れる血潮の川
運命に 操られて出会った二人
飾られた言葉で つながってたくない
雨がほほに降るときにもそばにいるよ
違う糸を 結ぶようにつなげてく
醜い容姿の 蚕の幼虫が吐き出す糸で
編み上げた ショーツが肌を包む
柔らかな時間 幸せはそこにある。
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悲しいときうれしいとき
そばにいる人を 友達と呼ぶのなら
見過ごされる涙なんてないよ
だから悲しいときもそばにいる
まだ幼いとき 君が手にした夢は
未来を覗く 小さな望遠鏡
その向こうに きらめいていた未来
「夢が消えたんじゃないよ 君があきらめただけだ」
そんな言葉が 聞こえたら
もう一度あきらめた夢を 探しに行こう
スタートラインを足元に引いたら
旅立とう 夜明けの空を背にして
巡る季節はメリーゴーランド
あなたを運ぶ時の舟
花が散るように 命もいつかは土の中
それまでの短い年月を君は生きていく
夏の間中 鳴き通す蝉たちは 短い命を懸命に 謳っている
その姿に僕は 命の輝きを見た
ここからは見えない夢なら 見える場所まで行けばいい
空が僕に 語りかけてくる
踏み出したその一歩でどこまでも行ける
終わらない旅を今すぐに始めよう
迷いのない瞳に 広がる青空の向こうへ
やがて長い命の旅も終わり
地図の続きを埋めていく足跡
「夢が消えたんじゃないよ 君があきらめただけだ」
そんな言葉が 聞こえたら
もう一度あきらめた夢を 探しに行こう
スタートラインを足元に引いたら
旅立とう 夜明けの空を背にして。
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歩き続けて かれこれどれくらいだろう
いくつもの出会い それと同じだけの別れを繰り返した
流してきた涙 浮かべてきた笑顔
いつの間にか胸の中には沢山の思い出があふれている
大切な人がいること
それだけで 強くなれる
どんな言葉でも 返せない愛を
どうやら受け取ってしまったみたいだ
つないだ手の伝わる温もりに
包まれながら 疑いようのない幸せに
今日も明日も 感謝しながら生きてく
守っているようで守られているのは
もしかしたら僕のほうかもしれない
君にもらった感謝の気持ちをせめて
¨ありがとう¨という言葉にしたくて
愛する人と二人で 西日差す部屋の中で
積み木みたいに 重ねてく日々もまたいいもんだなあ
日頃の感謝や 普段は言葉にできない気持ちを歌に託して 僕が歌うよ
下手くそなギターと僕の歌声で
紡いでく 音と言葉
伝わるように 君に届くように
少し長いラブレターをしたためる
答えのない ものだから 形にはできないかもしれない
それでも伝えたい言葉がある
恥ずかしさに隠した照れ笑いの片隅に
しのばせてる涙に濡れたありがとう
長い人生を使ってゆっくり伝えていこう
不器用さはわざと隠さずに伝えるよ
¨愛してる¨という言葉に代えて
山あり谷あり 人生は険しい道のりだ
ときに背を向け互いを疑い傷つけあうけれど
いつかわかるよ
二人が出会ったあの日から始まった
小さな奇跡が 紛れもない運命だと
つないだ手の伝わる温もりに
包まれながら 疑いようのない幸せに
今日も明日も 感謝しながら生きてく
守っているようで守られているのは
もしかしたら僕のほうかもしれない
君にもらった感謝の気持ちをせめて
¨ありがとう¨という言葉にしたくて。