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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[7418] 最後の名前
詩人:どるとる [投票][編集]


何度も呼んだ 君の名前を呼んだよ
もう二度とは呼べない 最後の名前

どうしてこの世界はこんなに広いのに
会いたい気持ちは 今は僕だけの感情だよ

君が笑ったとき 僕も笑っていた
君が泣いたなら 僕も泣いたんだ

そんな他愛もない 日々を幸せだと
思っていた日々は 容易く過ぎ去ってしまう

今は 思い出の中でしか 輝けない君の笑顔
無理やりでもふれられないぬくもり

机の上に 置いてある古ぼけた時計の
針が刻むのは 君のいない世界時間

写真にはカメラに向かって笑う
君が幸せそうに レンズ越し写るのに

はじめて君が僕に怒ったときは
僕が生きるのをやめようとしたとき

どんなに 悲しくても辛くても
生きていれば必ず いいことがあるんだよ

それが君の口癖だった
今ではその言葉に背中を押してもらう。

2016/02/26 (Fri)

[7417] 生まれ変われ
詩人:どるとる [投票][編集]

たとえば空が 落ちてくるような

想像もしない 出来事がある日起こって

今までの世界を変える日を待ちわびる

もどかしい日々を生きているよ僕は

殻を破って 出てこい 出てこい

新しい命が生まれる 夜明けを

誰もが 固唾を飲んで 見守ってる

生まれ変われ今日をもって

常識を打ち破り レールを外れた旅へ

まっすぐに伸びた道でも

斜めから 見下ろすように見上げれば

ほらね 不思議 世界は忽ち 面白い

逆さまの気持ちに 出会う日を

窓を開けたり閉めたり確かめて

いつか 風が吹くって信じてる

痛みある幸せは さぞかし刺々しいだろう

明日の僕のためにこの喜びをプレゼント

何かしら 楽しいことが待っているような

ささやかな予感が 希望をちらつかせる

生まれ変われ今日をもって

常識を打ち破り レールを外れた旅へ

まっすぐに伸びた道でも

斜めから 見下ろすように見上げれば

ほらね 不思議 世界は忽ち 面白い

生まれ変われ ページをめくって

明日の僕と今日の僕が出会えば

この世界に また一人僕が生まれる

僕が僕に重なるように また僕になる

それは不思議 だけど理にかなったことだ

まっ逆さまに落ちてく感情が
ピンボールみたいにいくつかの
難所をクリアしながら
君にまた出会えるのを待っている
昨日からの来訪者
君を 生まれ変わらせる 誰かを思う気持ち

生まれ変われ今日をもって

常識を打ち破り レールを外れた旅へ

まっすぐに伸びた道でも

斜めから 見下ろすように見上げれば

ほらね 不思議 世界は忽ち 面白い

ほらね 不思議 世界は昨日より 少しだけ 新しい。

2016/02/26 (Fri)

[7416] さよならはいつも
詩人:どるとる [投票][編集]


花の散り際を 知ることがかなうなら
きっと涙も 少しは温かくなるのに

雨が降るように 思い出が流れていく
さよならはいつも 遠い空の彼方

夢の続きを 追いかけながら
夏のかげろう 思い人の背中に映る闇もまた
優しさならばと 過ぎる季節です。

2016/02/26 (Fri)

[7415] ハナウタ
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笑え とにかく楽しいことを見つけて
花のそれによく似た笑顔を見せてくれ

真っ赤な顔した太陽は
青い空を 飛んでいる

あまりに気持ち良さそうで
僕も空を飛びたくなる

悲しい気持ちは悲しい気持ちのままで
今も世界を涙に包み込むけれど でも

世界中の ありとあらゆる悲しみを
笑い飛ばす 歌などあればいいのにな

僕は それほど恵まれているわけじゃない
でも貧しい訳でもない だから

貧しき人の気持ちにはなれないけれど
裕福なことが幸せとも思わない

なんてことを みんなが鼻歌混じりに歌えば
世界も平和になるってもんだろう

怒れる人は 黙って ピエロになりなさい
嘘でも愛想でも笑え口角つり上げて

くだらない噂ばかりが
この街を うろちょろする

耳障りな雑音なんか 耳をふさいで聞くもんか

悲しみは喜びや幸せにはなりようがないけれど でも でも

世界中の ありとあらゆる 苦悩は
多分思っているほど深刻な悩みじゃない

「おまえになにがわかる?」
千人いれば千人が そう言うだろう
でも 本当だよ

だから、鼻歌を歌うのさ 悲しみなんか本当は
悲しみというほどのものじゃないって身を守る盾を心に持たせる

世界中の ありとあらゆる悲しみを
笑い飛ばす 歌などあればいいのにな

僕は それほど恵まれているわけじゃない
でも貧しい訳でもない だから

貧しき人の気持ちにはなれないけれど
裕福なことが幸せとも思わない

なんてことを みんなが鼻歌混じりに歌えば
世界も平和になるってもんだろう

少しは毎日が 明るくなるって もんだろう

そういうもんだろう。

2016/02/26 (Fri)

[7414] 
詩人:どるとる [投票][編集]


あなたのことを 思い出すたびに
私の心に 桜の花が咲く
それは通り過ぎた懐かしい風をはこぶ舟

会いたいと 願うだけで 会える人は
離ればなれでも 同じ世界の中で

背中あわせだって 命があれば
いつかは その手を重ねることができる

もう二度と 同じ思いにはなれない
それを知りながら

僕はあなたを 何度も思い出しては
涙の向こうに君を描いて愛された日々を思う

ああ桜の咲く季節は 大切な人の 面影に名前を呼ばれる
そんな気がしてしまうよ

夢の続きは もうみることもないだろう
あんなに人生で笑っていた時はない
君の顔さえ最近は ぼんやりしてる

寂しいときなどは 慰めてくれました
でも今は 立ち直るのも自分一人で
強がりながら よっこらしょと立ち上がる

もう こんなに人を愛することはないだろう
でもそんな気持ちのどこかで
まだ 誰かを愛したい気持ちが燻ってる

ああ あなた以上に 愛する人が見つかっても あなたのようには愛せない
それでもいいよって君なら言うだろうか

ちょっと歩いて それだけで疲れたなんて
弱音を吐く人生 道はまだ 気が遠くなるくらい彼方まで続いてる
ねえ 君は こんな僕を見てどう思うかな
情けないやら みっともないやら
いろいろ あるけど君は多分 こんな僕の駄目ささえも 笑ってゆるしてくれるんだろう
僕はずっとそんな君の優しさに甘えてた

僕はあなたを 何度も思い出しては
涙の向こうに君を描いて愛された日々を思う

ああ桜の咲く季節は 大切な人の 面影に名前を呼ばれる
そんな気がしてしまうよ。

2016/02/26 (Fri)

[7413] 匿名希望
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名前もない思いが街灯に照らされて浮かんでは消える

まばたきしたら 今にも消えてしまいそうな

かすかな輪郭でぼやけながらやっとそこにいる

僕は大多数の中の たった一人の人で

目立つつもりもないけれど
存在する一人として

声を 上げて叫ぶんだ
笑っている 泣いている
確かに生きている

雑踏の中から 足音を紛らせて 身を縮ませて生きている

匿名希望と書いた 掲示板のスレ
顔の見えない会話

安い言葉で 繋がったように 思い込んで孤独を否定する

僕は 命ある一人の人として 立っていたい

生まれ持った名前を 誇りにできるかい?

空を見上げて みるんだ
迷いながら 悩みながら
確かに 生きている

どこに向かっているのだろう
宛もなくめぼしい夢もない旅だ
それでも

僕は大多数の中の たった一人の人で

目立つつもりもないけれど
存在する一人として

声を 上げて叫ぶんだ
笑っている 泣いている
確かに生きている。

2016/02/23 (Tue)

[7412] ある死刑囚の手記
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どうしようもない出来事があっても
幼いときなら 笑い飛ばせただろう

なにがしかの理由で僕はこわれて
命を奪って未来まで奪った

最後に手紙を残すとしたら
どんな 言葉を遺族に残すだろう

謝罪も贖罪も 多分今さら 遅くて

ただ言葉は雨のようにすり抜けるだけ

ならば せめて 真っ白な心に綴るのは

もういない君と僕の冥福を望むこと

たとえば僕が 悪なら大多数は正義で
責められるのは仕方ないと思うよ

どうでもいいようなことばかりが
取り沙汰される世の中で

愛なんて 多分きれいごとなんだろう
でも、流れた涙には悪気はないのさ

恐いのかなあ 悲しいのかなあ
どんな気持ちであなたはいるのか

死刑は 必要か否かなんて今さら遅くて

与えられる罰は 罪に対しての結果で

犯した罪が重いほどまた 罰も重くて

そこに 差別はなく「判決」が下るだけ

なぜ人を あやめるのかなんて
今さら多分遅くて

大多数のあなたが 思うことも
わからないままだ

「罪を犯す理由があれば」
僕もまた 同じ気持ちになってしまうのか

そう思いながら 傍目から見てる

謝罪も贖罪も 多分今さら 遅くて

ただ言葉は雨のようにすり抜けるだけ

ならば せめて 真っ白な心に綴るのは

もういない君と僕の冥福を望むこと

僕のような 人間がこれ以上
増えないように 願うこと。

2016/02/22 (Mon)

[7411] 365日の観覧車
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流れる景色を 数秒ごとに刻むポラロイド
まばたきのシャッターがゆっくり降りて
今この時を 閉じ込める

絵はがきにあるような 素敵な景色を
探しに行く 宛のない旅の夜明け

僕らは思い思いに それぞれの明日を目指す

今はまだ夢だって下書きの段階だけど

一周365日の 観覧車から見る世界は

少しずつだけど変わってゆくよ

あざやかに 大人になる 僕を

地上で大人の僕が待っている

移り変わる季節を 染める色の儚さを
指でなぞって 悩ましく溜め息ひとつ
会いたい気持ちをあたためていた

舞うように降る 桜の花びらを
何度も思い出すことができたならいいな

振り返るだけで笑ってしまう思い出を 持っているかい?

今はまだ 蕾のままの思いも咲く時を知る

一年365日の 時間の中を 駆け巡る思いは

あなたへと届くだろうか

少し大袈裟な愛を込めて

この空の下 呼ぶ声はあなたを探してる

二人の思いは 別々の場所で今日も
変わらないまま生きている

ほら 大したことは言えないけれど
届けよう ありふれた愛の言葉

一周365日の 観覧車から見る世界は

少しずつだけど変わってゆくよ

あざやかに 大人になる 僕を

地上で大人の僕が待っている

その隣には大人になった君がいる。

2016/02/26 (Fri)

[7410] シンデレラヒロイン
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おいで星空の舞台の上へ
世界が待っていたヒロインは君さ

スカートが 風に踊る 春の陽気に誘われ
僕は 自転車で 駆け抜ける

まばたきするのももったいないくらい
目が離せないよ 一瞬一瞬が輝いている

僕の物語には欠かせない 君はまちがいなく
ガラスの靴の 持ち主

時計が12時を 示すまではまだ
時間があるよ

カボチャの馬車に乗っておいで

おいで星空の舞台の上へ
世界が待っていたヒロインは君さ

夜の真ん中で 月明かりをスポットライトに
可憐に踊る君は

シンデレラにも勝るとも劣らないヒロインさ。

2016/02/22 (Mon)

[7409] 窓向かいの眺め
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久しぶりに泣いたのは いつのことだったか

一切の光を受け付けない心は 雨に打たれたよう

今日と明日の間に死が笑う

待ちくたびれたような
終わりのない 待ち合わせはいつまで
退屈な時間を 僕に与えるのか

いつまでもわからないものは 残されて

真っ白な頭に浮かぶ 見えない明日の世界

灰皿の上で悩ましく煙を立てる 吸殻

社会の縮図のように広がる
窓向かいの眺め

しとしとと 降る雨が濡らす 手足を

路地裏のレジスタンス
憂鬱な 界隈
割りきれない 毎日

幸せはまもなく死んだ。

2016/02/22 (Mon)
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