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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[7408] 飛び込み台から落ちるリズム
詩人:どるとる [投票][編集]


水の流れ落ちる したたる雨の音が跳ねる

人混みに酔いながら僕は帰路に着いた

ああ どこにも居場所なんかない

終わりを目指すだけの旅だから

より素敵なエピローグを探してる

宛もない想像は 時に泡沫のように

この体を 溶かす酸性の液体になって

飛び込み台からまっ逆さまに落ちる

生と死の間際をさまよう危なげなリズムで

命を 断崖に立たせて
生きてる証を 確かめる

目をつむったまぶたの裏の 卑猥な思考

なまめかしいあなたの白い腕の痣

愛はさまよいながら泥濘に落ちてく

より魅惑的な 最期を探してる

とても ロマンチックなさよならなら

最期が赤く腫れた夕暮れの空なら

雨粒のように アスファルトに打たれて

瀬戸際の感覚に まっすぐ 突き進んでゆきたい

命に危機感を持たして
命の場所を確かめる

流れる 人波 追い越して
人のいない 場所まで
僕は消える
あとには ただ 静かな夜が

宛もない想像は 時に泡沫のように

この体を 溶かす酸性の液体になって

飛び込み台からまっ逆さまに落ちる

生と死の間際をさまよう危なげなリズムで

命を 断崖に立たせて
生きてる証を 確かめる。

2016/02/22 (Mon)

[7407] 神様のものさし
詩人:どるとる [投票][編集]


神様もいない世界に正しさなんてあるものか
計算して 出した答えに何の価値があるのか

すでに常識という名前の神様を信仰している
皆が皆、なにがしかの奴隷です

崇め奉る 手を合わせ祈るのは明日の幸せ

僕だけは 無神論者の顔で 死んだ魚の目

すがる物がないと 何かと不安なんです

悪魔もいない世界なのに 無秩序が 人を殺める
時に 残酷に 血を流す 罪のない幼い命が

生まれ持ったその手に握りしめた
ものさしで世界を計るなら
なんとおろかな行いなのかと恥じる

本当に欲しいのは 平穏という名の安らぎ

ものさしなんかで計ろうとした過ちに

世界は僕にどんな罰を与えるでしょう

真っ白な夜明けの降るような光が

僕に突き刺さる 痛みは全くない

やさしすぎるほどの愛に育てられた

ありがとう とても簡単な言葉で飾ろう

愛してる とても簡単な言葉で締めよう

崇め奉る 手を合わせ祈るのは明日の幸せ

僕だけは 無神論者の顔で 死んだ魚の目

すがる物がないと 何かと不安なんです。

2016/02/22 (Mon)

[7406] サテライト
詩人:どるとる [投票][編集]


ほんの小さなまばたきの間に
見え隠れする 誰かの涙がちらり

嘘は苦手なほうだから
真っ正直に 歌うよ 愛してる

人に会ったら まず疑うような
そんな冷えた 気持ちで
誰かを 見ていたくなんかないんだ

夜の終わりを 告げる まばゆい 光の閃光が
つらぬいたのは いつまでも 一歩を踏み出せない弱い僕の心

この気持ちは翼になって どこへでも行ける
羽ばたいてゆく

指をさすように西に伸びる光の道
それは サテライト

僕のこれからを 描き出す 最初の一筆

いくつもの歌が 嘘に本当を紛らす
何が本当なのかさえ曖昧な世界で

あやふやな 正しさを信じるくらいなら
迷いながらでも 選んだ道を進むよ

答え合わせや つじつま合わせに
疲れはてたなら 一度は立ち止まって
涙のひとつでも流してみよう

夜明け前のまだ 暗い空に飛ぶ
白い 海猫が 空を滑るように 落ちて
海を 撫でるように 低空飛行

希望なんて曖昧な ものを信じることはできないけれど
期待はできそうさ

まだ何も始まってはいない
だから終わるはずもないストーリー

明日の笑顔を 咲かすための涙は種さ

寝転がった ぶんだけ なにかが変わったのだろうか
ああ 多分少し 迷い道に はぐれただけ
今なら もう一度やり直せるよ
ゼロからのスタートだ

夜の終わりを 告げる まばゆい 光の閃光が
つらぬいたのは いつまでも 一歩を踏み出せない弱い僕の心

この気持ちは翼になって どこへでも行ける
羽ばたいてゆく

指をさすように西に伸びる光の道
それは サテライト

僕のこれからを 描き出す 最初の一筆

よろよろと 蛇行してるけど
向かうべき明日へ 伸びていくサテライト。

2016/02/22 (Mon)

[7405] カウボーイソング
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まるで こんなんじゃ 昔の西部映画のちょっと軽快なウェスタンソングだ

揉み藁の 塊が 風に吹かれ
ちょうどよく 馬車馬の前を通り過ぎた

保安官の 胸に輝く金色の星の バッジ

カウボーイが 牛を追いかけて ゆくよ

口裏 あわせて 嘘と本音の
ちょっと 嘘臭いカウボーイソング

何の意味も 理由もないけれど
ただ 楽しむために
笑うために 歌うのさ

青い空には 浮き雲ひとつ 口笛が 牧場を染める

ああまるで こんなんじゃ 昔の西部映画の ワンシーンに

3を数えて 振り向き様に 銃を撃て

ニワトリ コケコッコー
ウェストタウンの 夜が明ける

お手を 拝借 音を鳴らせ
たたん たたん 気ままなもんだね

その日暮らしも さまになり
カウボーイは 今日もまた牛を追う

ハイヨーシルバー 馬の蹄が 西部を走る

口裏 あわせて 嘘と本音の
ちょっと 嘘臭いカウボーイソング

何の意味も 理由もないけれど
ただ 楽しむために
笑うために 歌うのさ

青い空には 浮き雲ひとつ 口笛が 牧場を染める

遠い昔に どこぞの誰かが歌った
カウボーイソング

鼻歌混じりに 声をあわせて
歌ってみたら あら不思議

心だけなら 西部映画の 中に 入れるよ

気分は 縄を 手に 牛を追うカウボーイ
ガタイのいい心やさしき西部の男。

2016/02/22 (Mon)

[7404] 未来予知
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ブラックホールの向こうがわを
覗いてみたって 結局は謎を残すのみ

絶え間ない答えあわせの途中に
今が とりあえず答えのように存在してる
Xの値はいつでも 空寂しい空欄のまま

それは、未知数を ただひたすらに
割り出してく きりのない計算

ちっぽけな石にも 物語があるのなら
教えてくれよ この世界の 正しき標準を

それはサテライト
稲妻で貫かれたような 真新しい感覚が支配する近くて遠い未来予知

天気予報は 予言ではなく予報であるからトウゼン外れることもあるのです

勘違いしている人は 多かれ少なかれ いるよ 人口は 腐るくらいだ

この指とまれで 太陽を呼べたならいいな

それは、未知数を ただひたすらに
割り出してく きりのない計算

ちっぽけな石にも 物語があるのなら
教えてくれよ この世界の 正しき標準を

それはサテライト
稲妻で貫かれたような 真新しい感覚が支配する近くて遠い未来予知

それは サテライト
頭の上に 電球が浮かぶような ときめく発見と出会えた 奇跡と手を結ぶ 未来予知

今より近くて遠い 未来予知。

2016/02/22 (Mon)

[7403] モールス
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手をつなぐ人がいる
喧嘩する人がいる

ただそれだけで きっと この上なく幸せなんだろう

愛しあってみたり 時には裏切り裏切られて
簡単に人を好きになって
簡単に人を嫌いになって
そんなふうに 僕らの毎日は ただ過ぎてく

広がった この夜の街の向こうがわに
大きな川をはさんで建ち並ぶ家々に
灯る光の数だけ 幸せがあるのかなあ
なんてことを 思っては冷えた心を あたためるんだ

思ってくれる気持ちと
思う気持ちが 交わって
その延長線の向こうにもまた誰かの気持ちがある

他の国では戦争があったり 飢餓に苦しむ今があるのに
それに比べたら どうだろう
僕らの暮らす毎日は幸せだろう
恵まれすぎているくらいだろう
ちょっとだけ遠くまで心だけ旅に出す

名前も知らないような国の人が
今この瞬間を必死になって生きている
ただそれだけの毎日を 僕らはいくらでも
結んでは繋いで 絶え間なく今日を迎えては見送るその繰り返し

なんとなく イメージできたよ
ひとつひとつの思いはちっぽけです
でもね 目には見えないモールスみたいだ
トンツー トンツー
聞こえますか?この胸の中で 一生懸命に命が 脈打つ音が
そうですそれが 生きているというあかしになる

広がった この夜の街の向こうがわに
大きな川をはさんで建ち並ぶ家々に
灯る光の数だけ 幸せがあるのかなあ
なんてことを 思っては冷えた心を あたためるんだ

心に足りない涙と血 行き渡らせるんだ
そして僕はその時はじめて君に優しく笑いかけるんだ。

2016/02/22 (Mon)

[7402] モチーフ
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届かないと知りながら手を伸ばした空に
輝く星は明日の空は晴れるって教えてる

今まで出会ったこともないような
悲しみにふと 出会ったとき

打たれ弱い心は ただ泣きじゃくるばかりで
何の理由もなく怖じ気づく心が
堪らなく 今すぐに捨てたかった

それは所謂モチーフみたいなもので
たったひとつの常識をみんな
お利口に 描き写しているに過ぎない

少し枠からはみ出しただけで
指をさされ 笑われるような 世界だから
個人の 独創性なんて夢のまた夢さ

それでも、負けるもんかって
唇かみしめた人にだけ描ける明日がある
ほら、真っ白だった明日が 待ち遠しくて仕方ないのは
いつの間にか 夢を抱いてるから

過度な期待でがんじがらめの 毎日を生きてる
鼻歌を歌う風が まだ青い心を笑う

「手をつなぐ人がいる」
「喧嘩する人がいる」

それだけで 毎日は幸せなはずなのに
時にそんな当たり前なことを忘れて
愛をこばむのは愛され慣れてないから

同じモチーフで絵を描いてもみんな
それぞれに 見方が違うから
出来上がった 絵も違うだろう

上手い下手はあるけれど
そんなことより大切なことがあるよ
頑張って描いた君の未来は
どんなものより 輝いてると思うんだ
だから、途中で投げ出さないで

まだ絵は完成していないよ
まだ手をくわえる必要があるよ
色を重ねて 理想に手を伸ばすイメージで

線を 引いて 角度をつけて たまに
遠くから 見てみたり 君の未来は
少しずつ様になってく。

2016/02/22 (Mon)

[7401] ミライ
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降り注いでいる 雪混じりの雨が

走る電車の窓に人懐っこく寄り添う

指先さえも 冷えてしまうような寒い夜
予報によれば東京は小降りの雨

仕事も最近は 忙しくて君を思う暇もない

待ち合わせの時刻まで時計とにらめっこ

ちょっと早く来すぎた僕は無意識に貧乏揺すり

でも 君が「待った?」って聞いたなら

「全然待ってないよ」なんて笑うのだろう

そんなイメージを抱えて笑っていたら
ちょうど君があらわれた
時刻は9時を回ったところ

こんな未来を 待っていたんだ 僕は多分ね

行きたいところは特にないから風まかせ

行き当たりばったりの人生そのまま

昨日観た映画の話 オーバーアクションで
銃を撃つ構えでシーンの説明をするよ

そんな僕を見て君は楽しそうに笑うんだ

その瞬間の中に光る輝きに目を眩ませて

近い未来を互いに想像しあっては過ぎるなんでもない毎日を

それとなく のらりくらりと乗り越えて
たまに気を利かせて愛をささやいたりする

そんな 似合わない言葉に 君は
「無理しなくていいよ」なんて
逆に気を遣わせてしまうのです

どうやらすべてが思うようにはいかないようです

何度でも すれ違っては 何度でも出会う
終わりのない 待ち合わせのような
少しの寂しさをはらんだ二人の恋は
取り急ぎ 続くよこのまま

待ち合わせの時刻まで時計とにらめっこ

ちょっと早く来すぎた僕は無意識に貧乏揺すり

でも 君が「待った?」って聞いたなら

「全然待ってないよ」なんて笑うのだろう

そんなイメージを抱えて笑っていたら
ちょうど君があらわれた
時刻は9時を回ったところ

こんな未来を 待っていたんだ 僕は多分ね。

2016/02/20 (Sat)

[7400] ミライ
詩人:どるとる [投票][編集]


幼い日に 画用紙に描いた未来は
とても とても 素晴らしいものだった

空飛ぶ車に なんにでも効く薬
想像すればいくらでも
未来は 明るくなった

小さな指先で 先の削れたクレヨンで
描いた未来には 届いたかい?

未来に 夢も希望もないけれど
それはそれでいいと思ったよ

思うより僕らの未来は明るいよ
遠い先の未来よりすぐ目の前の未来

大切なのは 何十年の先の未来より
ちょっと先の未来。

2016/02/20 (Sat)

[7399] 青の世界
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つけっぱなしのテレビ画面に走る
ノイズのような日常を汚すシミだ

さっきまで吸っていたタバコが
灰皿の上で悩ましく煙をあげてる

めったに泣かない僕が泣いたのは
誰のせいでもないがとりあえず お前のせいだってことにした

思った途端飛んでゆく急ぎすぎの両足

色とりどりの星を降らせるこの夜に

どこまでも青の世界に沈んでく心

もう 帰らない このまま僕らは散り散り

人混みにあてられて酔ったようになる
どこかで見たことがあるような景色だ

ここにあるものすべてが世界のすべてなら
何も苦労しないのに

窓の外に 暮れかけたオレンジの 空が

雲をはべらせて 僕の胸まで赤く染める

疾走感に酔いしれたままの程度の低い頭

それは未来を照らすささやかな光です

昨日見た夢の続きをまた 反芻してる

もう わからないよ 夜の先が見えない

野良猫のように軒先を さまよえば
絶望を具現化したような 世界には
希望なんて不必要なものなのかなって
ちょっとだけ やさぐれた

思った途端飛んでゆく急ぎすぎの両足

色とりどりの星を降らせるこの夜に

どこまでも青の世界に沈んでく心

もう 帰らない このまま僕らは散り散り。

2016/02/19 (Fri)
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