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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[7288] デッドエンドラン
詩人:どるとる [投票][編集]


体中を 自分の血で濡らして
生きていると 気づきたい

1ミリだって はみ出せない
どんなに変わっても自分は自分のままだ

死にたくはないから
痛いのもイヤだ
だから、ちょっと 明るいやり方で
今ある命を 本物にしたい

明日も思いきり笑い 泣いて おごり昂り

たまには ずるもして
誰かに愛されたい 誰かを愛したい

だから、死に物狂いで生きているのだ

きれいな 心をきれいによごして
いろんな色に 染めてみるのさ

誇りある 傷がほしいのさ
臆病者のくせに 無理をしたがる

走り抜ける 滑走路
飛び抜けて 間抜け

明日も思いきり笑い 泣いて おごり昂り

たまには ずるもして
誰かに愛されたい 誰かを愛したい

だから、死に物狂いで生きているのだ

デッドエンドラン

死に向かいながらも
生きるために全速力で走る。

2016/01/27 (Wed)

[7287] ことのは
詩人:どるとる [投票][編集]


誰かを憎み蔑む言葉は毒になる

誰かを気遣いいたわる言葉は薬になる

用法用量を守ってお使いください

言葉は使い方を誤るとたいへんだから

あなたが僕を思う気持ちが
言葉に 魔法をかける

何気なく言った一言が 誰かを傷つけて

何気なく言った一言が 誰かを悲しい気持ちにする

でも 何気なく言った一言で 間違いなく
誰かが 救われて笑顔になるよ

ほら、いつの間にか泣いていた君も笑ってる

誰かをうらみ妬むなら何も言わないで

心の中で 散らかった思いを片付ける

言葉にする ただそれだけの行為が

間違いではすまないくらいの事態を招く

たったひとつの言葉にも 色んな意味がある

そんなつもりもないのに 僕の余計な一言で
傷つけてしまうとき
僕は 降ってもいない雨に濡れる 差す傘もない

何気なく言った一言が 誰かを傷つけて

何気なく言った一言が 誰かを悲しい気持ちにする

でも 何気なく言った一言で 間違いなく
誰かが 救われて笑顔になるよ

ほら、いつの間にか泣いていた君も笑ってる。

2016/01/27 (Wed)

[7286] 君はスーパースター
詩人:どるとる [投票][編集]


それは単純なようでとても 遠回りな日常描写

レールをたどっていけば 明日は 誰にも手に入るけれど

今よりずっと遠い明日を目指すなら

レールからはみ出すくらいの 勇気が必要さ

踊り出してしまうような
不思議な リズムに乗って

ステップ踏めば たちまち
この世界は 僕だけの舞台になる

君は 今や この世界に欠かすことのできないスーパースター
眩しいくらいに輝いている

優しく厳かに夜は 明けて 街に光と色が戻る

ドアを開けて 今か今かと 待ちわびてる
卑しい誰かさんの企みを

知りながら 騙されているふりをするよ ほら

何重にも仕掛けられた ステキな罠の中においで

夜も眠れないほど 明日が楽しみでたまらない

眠れないなら夜を明かして 月明かりの下でダンスをしようぜ
拍手も観客も いらないんだ

飛び出しそうな ハート
トキメキのユニバース

集まれ ここにおいで
幕よ 開け 君のために今夜

踊り出してしまうような
不思議な リズムに乗って

ステップ踏めば たちまち
この世界は 僕だけの舞台になる

君は 今や この世界に欠かすことのできないスーパースター
眩しいくらいに輝いている

夢よりももっと もしかしたらステキな夜だ。

2016/01/27 (Wed)

[7285] ありふれて
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約束を結んで 指切りした夕暮れ
誰かが 置き忘れた涙の足跡
追いかけながら 帰る

猫が にゃあと鳴く いつもと変わらない朝なら都合がいい

ありふれている すべてを
幸せと 名づければ 悲しみなど 小さなこと
痛みは 残るよ 雨上がりにも
だけど 雨は虹になる
涙も 笑顔になる。

2016/01/27 (Wed)

[7284] ブルーバード
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すれ違う 人の数だけ 出会いがあるなら
別れは 悲しい涙に濡れないように

笑って手を振る強さが欲しい
遠ざかる羽ばたきは旅立ちの合図

君はブルーバード 翼を広げて 僕の知らない未来に 飛んでいく
栄えある自由を その手に 新しいドアを開けて

明日を信じる君の目には 希望しか映らないだろう

僕の目には 何が映るだろう
同じ世界を見つめても全く違う世界

君は ブルーバード 可能性の カタマリ 夢を抱くたまご
目を覚ますとき 見える世界は日々生まれ変わる

何も いらないよ空がそこにあれば
目的をなくすことはない だから行く果ての果てまでも

君はブルーバード 翼を広げて 僕の知らない未来に 飛んでいく
栄えある自由を その手に 新しいドアを開けて。

2016/01/26 (Tue)

[7283] 希望という船に乗り
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僕は 生きているよ
小さくても 生きているよ

君の住むその街から僕の街は 見えないね
僕の住むこの街から君の街も 見えないね

僕の流した涙も 浮かべたはずの笑顔も
誰かが見ていないとまるで なかったように 消えてしまう

ちゃんと見ていて欲しいんだよ
他には何も 望まないから

そばにいれるときはそばにいて欲しい
そして 負けそうな僕の手を握ってて欲しい

雨の中でも せめて強がれるだけの
わずかな希望をたずさえて生きていたいから

君は 笑ってるかな 今何してるかなあ

今日あったこと話したいよ今すぐにでも
今日あったこと聞かせてよ今すぐにでも

誰かがくれた言葉に救われて 同じ言葉で 傷つけられて
そんなことを繰り返して生きているよ

僕の目を見て 悲しそうだったら 何も言わずに抱きしめて欲しい

ほんの少し 時間に余裕があったら 長いキスをして欲しいんだよ 気まぐれでもいいから

悲しみは消えなくても君がいれば希望という船に乗りまた明日へ行ける

またそうして夜が明けては
気づかず 暮れていく
重ねてく日々に 意味はなくても
そうして生きている毎日が 意味のあることだと 君は笑う

ちゃんと見ていて欲しいんだよ
他には何も 望まないから

そばにいれるときはそばにいて欲しい
そして 負けそうな僕の手を握ってて欲しい

雨の中でも せめて強がれるだけの
わずかな希望をたずさえて生きていたいか。

2016/01/26 (Tue)

[7282] オーバードライブ
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空を目指して 歩くような毎日だ
いつでも 見失わないように
光を見つめたまま 笑っているよ

誰かが見つけた 名前も知らない花や
夜空に輝く星の眩しさにふと足を止める時

僕の中を ぐるりぐるぐると 回る感情のメリーゴーランド

好きあったり 嫌いあったり 何かとお忙しい日々だ

明日もまた容易にはいかないでしょう
だから 線をはみ出すくらいがいい
晴れ渡る明日へオーバードライブ

目を閉じたまま 歩くような毎日だ
平衡感覚が保てなくて倒れそうになる
前ばかり見ていたら小石につまずいた

一人に一つずつ用意された 明日をどんなふうに生きようか
迷い悩み頭を抱える時

僕の中に ふとあらわれる素敵そうな卑しい企み

騙したり 騙されたり 何かと 気苦労がある毎日だ

今日笑ってもいつまた笑えるかわからないでしょう
だから 今日は明日のぶんまで笑うんだ
何度でもここからネバーギブアップ

遠い昔から 積み重ねてきた何か

見てきた何か あるいは聞いてきた何か

大切にしてきた何か そんなものを

一つ一つ 抱きしめていこう
そして いつかそのすべてを思い出と呼んでみよう

僕の中を ぐるりぐるぐると 回る感情のメリーゴーランド

好きあったり 嫌いあったり 何かとお忙しい日々だ

明日もまた容易にはいかないでしょう
だから 線をはみ出すくらいがいい
晴れ渡る明日へオーバードライブ。

2016/01/26 (Tue)

[7281] ブルー
詩人:どるとる [投票][編集]


打ち上げられた花火が 夜空の遠くで
咲いては散る 夏の真ん中で

坂道をかけ上がる
てっぺんまで競争だ
かげろうを 追いかけてもう 返らない
この日々を 今だけは抱きしめていて
大切だと 叫ぼう

目を閉じたまぶたの裏で続く物語
それは 水しぶきを上げながら

迫り来る 夏の青い空に溶けていくよ
今だけしかない思いを明日につなげていくよ

ページはめくられて長い夜は明けて
したたる汗の一粒にも恋の香り

夏休みが来たら自転車旅行を計画した

五月雨に 濡れたままの心を 蝉時雨が 包み込んだ
目も眩むほどのブルー 世界を塗りつぶした

擦りきれるほどに 回るタイヤ
焼きつけよう 今しか見えない景色を

ときめきの正体を探しに行こう
止まれない思いが 僕を動かしているんだ

しずくがこぼれ落ちる
その瞬間の光を 永遠に閉じ込めたい

目を閉じたまぶたの裏で続く物語
それは 水しぶきを上げながら

迫り来る 夏の青い空に溶けていくよ
今だけしかない思いを明日につなげていくよ。

2016/01/24 (Sun)

[7280] 宛先のない午後
詩人:どるとる [投票][編集]


陽射しが 空からこぼれて 消える
雨粒みたいな 瞬間の光り

宛名のない手紙を書いてポストに出す
宛先不明で 戻ってくるしまつ

風が 鳴いている うすら寒い午後に
言葉は とても役にはたたなかった

手をつなぐ理由を探しながら
悩みながら やがて君から先に
つないだ手を僕はあとからつなぐだけ

そのときの恥ずかしさを 覚えてる
太陽が こっそり笑う

近所の犬が 散歩をしてる
夕暮れは 誰かの帰りを待っている顔

目を閉じた 暗闇に綴る言葉 明日を 照らす光になれ

手をつなぐ理由を探しながら
悩みながら やがて君から先に
つないだ手を僕はあとからつなぐだけ。

2016/01/23 (Sat)

[7279] 365日の砂時計
詩人:どるとる [投票][編集]


季節は移ろいゆくもので
変わらないものなど 探すことのほうが難しい

幸せだとか 希望だとかにすがって
生きていくのも いいけれど

痛みを知らないままじゃ 心許ないだろう

家族の笑い声や つないだ手のあたたかさに
愛を 思ってしまうのは なぜだろう

僕に与えられたのは 片道だけの切符みたいな運命の時を刻む砂時計

わずか数十年しかないこの 短い生涯の中でどれだけの人を愛すことができるだろう

いくつもの出会いと別れを繰り返して その先で出会う生涯を誓いあう人と どんな人生を送れるだろう

言葉はとても頼りないもので
約束を交わしたことさえも忘れてしまう

絡まった糸みたいに ほどけないつながりを愛と呼ぶなら

それもまた 間違っちゃいないだろう

見えるものより 見えないもののほうが
大切なものは いくらでもあるんだよ

たとえば1年365日の時間で 砂時計がリセットされるなら
新しく刻まれる時間をどう過ごそうかな

笑ったり泣いたりするのも とても楽しいけれど 人を愛する喜びの隣にある痛みにもしっかり目を配ろう

すべてをわかりあえるわけもなく すべてをゆるしあえるわけもない僕と君の物語は続いていく

ささいなすれ違いも 小さな 心の葛藤も
見逃さずにいるにはちょっと無理があるので
たまには 見て見ぬふりをしてしまうよ
でも 聞いて 僕は君を 愛してるから
明日も 君のことだけ見ているよ

この先に待つ明日がどんな明日でも
僕は君だけを 愛するそれだけのために存在しよう

僕に与えられたのは 片道だけの切符みたいな運命の時を刻む砂時計

わずか数十年しかないこの 短い生涯の中でどれだけの人を愛すことができるだろう

いくつもの出会いと別れを繰り返して その先で出会う生涯を誓いあう人と どんな人生を送れるだろう。

2016/01/23 (Sat)
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