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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[7188] 流星雨
詩人:どるとる [投票][編集]


手のひらに星が落ちた 夜には

ビルの隙間を 縫うように歩いた

二人で 街を一周しよう
コーヒー飲みながら

言葉にならない気持ちだから

手をつなぐだけでいいの

愛なんてそれだけでいいの

涙や笑顔が 僕の心の形なら

あなたが悲しいときには

僕も同じ気持ちになるよ

なんて 生意気を言ってみるのさ。

2016/01/11 (Mon)

[7187] プラネタリウム
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宇宙を描いた 部屋の天井
電気を消して 目を閉じれば
もう そこは宇宙

押し入れには 思い出
引き出しには 押し花
机には ラブレター

話をしようかこの夜が明けるまで

くだらなくてありふれた話をしようか

明日は今日よりとても悲しいから

雨に濡れても 少しは笑えるよ。

2016/01/10 (Sun)

[7186] ベガ
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待ちきれない 夜がある
明日何があるのかもわからない

僕が生まれた街の空は君の生まれた街の空と同じ
でもやっぱり少しどこが違う

星座を並べた 夜の空が 遠い物語を語る

ベガの輝く夜は どんなねがいも叶うよ

幸せになんてすぐなれる 魔法みたいに。

2016/01/10 (Sun)

[7185] ふわり
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イメージすれば 広がる 日常描写

あらすじなんて はみ出したっていい

レールを 外れた旅に出よう今から

明日を想像するチカラが未来をつくるよ

道をつくるのは君のその手次第

頼りない思いは翼になって

強がりだろうと ちゃんと力になってく

君を 空に羽ばたかせる 風を起こすよ

誰にでも原風景があるだろう

ふわり 舞い上がる 羽を持つ心だけが

自由を 手にしてるんだ

だから、飛ぶよ

恐くても 風を呼ぶよ

おいで 僕を 連れてってくれないか

いつか描いた 場所まで

頼りない思いは翼になって

強がりだろうと ちゃんと力になってく

君を 空に羽ばたかせる 風を起こすよ。

2016/01/10 (Sun)

[7184] 
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月面に 降りたって

クレーターにひとめぼれ

地図もない旅は

始まりも終わりもない

いつか 誰かが 書いた小説の

続きを求めて 旅立つ心

歩いて 行こう 道が 途切れても

歩いて 行こう 空が見えなくても

そこに 世界があるのなら
僕は 行くよ

希望などなくていい
期待などされなくていい

あらすじをたどらない

レールをはみ出すよ

掟の外に 行きたい

歩いて 行こう 道が 途切れても

歩いて 行こう 空が見えなくても

そこに 世界があるのなら
僕は 行くよ。

2016/01/10 (Sun)

[7183] ドアをくぐれば
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目が覚めたら そこにあった
広がった 世界が波紋のように

どこに続いてるのかわからない
ドアをくぐれば そこに世界があった

まだ形も色もなかった頃に
開いたドアの向こうに世界があった

意識がドアになって目を覚ました 僕は自我を 持って

知って言葉はないから 産声上げて 泣いたよ

気づいたときには ここにいたよ

開いたつもりもないドアをくぐれば

生まれたあとで誰かの胸に抱かれてた

そして僕は また探してる

神秘やロマンス 夢を食べて

力をつけて 血になって 肉になって

その何でもない 一歩が
明日につながるドアになる。

2016/01/10 (Sun)

[7182] さよなら北京原人
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遠い昔の話をしよう
忘れ去られたような土地に咲く
花のように 今はもう幻

アラビアの 夜や
砂漠の果てに
消えた ロマンス

ドアをくぐれば その向こうは知らない世界

夢見がちな少年の 語り部が ささやく昔話

かつて 恐竜が生きた時代に
語り継がれた DNAの螺旋
渦巻模様

僕らは 受け取ったはずだ 同じ血を。

2016/01/10 (Sun)

[7181] ドルフィン
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飛んでみたい 空を
高く あの雲を

つかみたい 綿菓子のようで美味しそう

ああ いるかになって泳ぎたいあの海を

飛び魚と競争だ カモメと恋をしたり

時折流れてくる 流木で筏をつくるのさ

ラララ ラララ そんな夢のなかを

目を閉じて 広げた海を 泳ぐ いるか。

2016/01/10 (Sun)

[7180] 
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置き去りにした 思いは やがて

街を離れ 風になって旅に出る

あなたを探して 旅人になる

いくつかの 季節を通り過ぎたら

大好きな花を 押し花にして

遠い街へ手紙をしたためよう

数ある中から 探した 四つ葉のクロウバア

愛するあなたへ この歌を届けよう

いつもの朝に トーストと目玉焼き

君はマフィンを 頬張るだろう

そんな 明日を 待ちわびてよう

待ちわびてよう。

2016/01/10 (Sun)

[7179] 夜の果て
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この世界の 果てを目指して歩くなら

ここは始まりでもあって終わりでもある

果てなんかない世界は終わらない

どこまで行っても 同じ景色が続くだけ

また、振り出しから逆戻りさ

遠くにある 街に残した 恋する人は

夜の暗闇に 隠れて見えない

どこが世界の真ん中さえわからない

だから、僕は叫ぶよ ありふれた全てを。

2016/01/10 (Sun)
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