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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[6937] いかさま
詩人:どるとる [投票][編集]


手つかずの 思い出がそっと雨のようにほほに降る

知らぬ間に通り過ぎた季節は
たくさんの 傷跡を胸に残した

昨日と今日の重なりが 螺旋のように 渦を巻き 空に昇る

絵に描いたような愛の言葉と
いつか忘れた花の名前を道連れに

道は続く いかさまな日々も 逆さまになった砂時計で振り出しから。

2015/12/01 (Tue)

[6936] 愛の言葉
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それはまるで魔法のように
言葉にしてしまえば嘘もきらめく世界

宝石の雨に 濡れながら 行こう
道なき道を 開いてゆくように

終わらない 宿題の絵日記に書き付けた
たったひとときのダイアリー 忘れないで

そのひとつひとつが光のように 星のように輝いているまぶしいくらい

ありったけの想いを言葉にして

君に愛されているんだとわからせたい

君も誰かを愛せるんだとわからせたい

魔法はなくてもそれこそ呪文みたいに

そのたった一言で 世界は変わる。

2015/12/01 (Tue)

[6935] イエスタデイ
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過ぎ去りし季節に 置いてきた気持ちが
今さら名残惜しくて手を伸ばす

まるで思い出は車窓から眺める景色
手も届くくらいすぐそばにあるのに

指先さえ ふれることはできなくって
それでも もう一度会いたくなる

笑った顔も 泣いた顔も 昨日のように

思い出せるよ 悲しいくらい真新しい

傷跡の下手くそな縫い目がほどけて

溢れだした涙 止めるすべもない

出会いは 別れるまでの 言い訳みたいなもの
きれいごとを愛せない君はそう言った

夜の向こうに 朝を描いているんだよ
まだ 日も高いうちからうわのそらさ

なくしたものにもう一度出会えるなら
今の僕のすべてをあげるから

瞳はスクリーンになって映し出す

些細なしぐさも めくるめく表情も

全部大切な思い出なのに今の僕には

君のいない世界を思い出すものでしかない

やわらかな雨が 肌を すべるように

流れてゆく 言葉もなくただあるがままに

広がる世界に 僕は最後に何を願うだろう

笑った顔も 泣いた顔も 昨日のように

思い出せるよ 悲しいくらい真新しい

傷跡の下手くそな縫い目がほどけて

溢れだした涙 止めるすべもない。

2015/12/01 (Tue)

[6934] 昨日より今日より素晴らしい明日
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今日悲しいことがあったとしても
明日はもしかしたら今日の悲しみなんか
忘れてしまうくらい笑っているかもしれない

それは明日にならなければ
わからないことだ だから生きよう

雨が降る日もあれば 晴れ渡る日もある
いつでも 青空を見上げられる訳じゃないことくらい 誰だってわかっているはずだ

誰もが 笑えるその時を じっと悲しみに耐え抜いて待っている

だから せめて明日は今日笑えなかったぶんまで笑えばいい

昨日より今日より素晴らしい明日になる
今はそう信じてみよう

力強く 一歩を踏み出せるかな
ぬかるみにはまって動けない心

誰かのせいにしていたよ 何か都合の悪いことがあるたび

それは僕の中の弱さが 僕を弱虫にさせているから

笑いっぱなしの日もあれば 泣きどおしの日もあるさ
とりあえず 泣くだけ泣いたら どうするか考えりゃいいさ

誰だって いつも笑っていたいに決まっている 涙なんかいらない

だけど 笑ってばかりいてもつまらない 喜びだけじゃ味気ない

過去より現在よりかけがえない未来がある
まだ道は先まで 続いている

風向きを 確かめても
風向きは変わるから
今日は今日の 風向き
明日は明日の 風向き
計算なんか 役に立たない
大切なものは目を閉じて 見つめるんだ

目を閉じた 暗闇にも目映い光は 生まれる
深い 夜の向こうから昇る 朝陽のように

誰もが 笑えるその時を じっと悲しみに耐え抜いて待っている

だから せめて明日は今日笑えなかったぶんまで笑えばいい

昨日より今日より素晴らしい明日になる
今はそう信じてみよう。

2015/11/30 (Mon)

[6933] 大丈夫
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歩き続けて どこまで行くのだろう
僕のスニーカーには刻まれてる 思い出の数だけ 傷跡が

あなたには 呼べばすぐに来てくれるような そんな人がいますか?

うれしいときには一緒に笑い 悲しいときには一緒に泣いて心配までしてくれる

たくさんのあなたに 愛されながら 守られながら
僕は今日も あなたにい幸せを 分けてもらっている

「ありがとう 愛してる」 それくらいしか 言えないけど

どんなことがあったとしても 笑っていれば大丈夫
優しい人が あなたのために 泣いてくれるだろう

重ねた傷跡は 痛みを 通して教えている

その痛みは ほかの誰かも同じ痛みを 抱えていることの証だ

優しいだけでは わからないことばかり
ときには雨にうたれることも勉強だ

雨のち晴れでまた雨が降り雨が止めば 傘をたたんで見上げる青空

たくさんの人の たくさんのまなざしが
あなたを同じように見るのに違う あなたを誰もが見てる

どんなあなたも好き になりたいけどたまに嫌いになってしまう

優しいあなた ちょっぴり泣き虫なあなた
ひとりの人のなかにたくさんの あなたがいるんだ

まだ僕が知らないあなたがもしもいるならば
出会いたいよ だから少しずるくて嫌いなあなたも 知りたい
だからあなたの 優しくなれない理由を教えてください

たくさんのあなたに 愛されながら 守られながら
僕は今日も あなたにい幸せを 分けてもらっている

「ありがとう 愛してる」 それくらいしか 言えないけど

どんなことがあったとしても 笑っていれば大丈夫
優しい人が あなたのために 泣いてくれるだろう

人を 信じれなくなるくらい 人の嫌なところを 知っても
同じくらい 人の優しさを知ってる僕は 人を嫌いになれない

だから、あなたはいつまでも 僕の 好きな人。

2015/11/30 (Mon)

[6932] 言の葉
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君がくれる 何気ない言葉 僕の心に すっと陽射しをくれる言葉

時に 頼りない背中をぐっと 押してくれる勇気くれる言葉

いくつもの 言葉の中に いろんな ドラマがある

笑ったり 泣いてみたり それなりに慌ただしい日々を

過ごしているけれど大事なものは まだ見えないまま

君がくれる言葉を 僕はどのくらいわかっているのかな
何気ない言葉の向こうに 僕の知らない悲しみや喜びがあるなら
その言葉を ただ聞き流してしまうには
あまりに 君の言葉は眩しいくらい 輝いている。

2015/11/30 (Mon)

[6931] 世界に太陽を描く言葉
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はみ出した想いが ひとりでに旅をしてる
宛もなく風に吹かれて知らず知らず誰かの愛に抱きしめられて

あらすじなんて いらない この物語には
矢印なんてなくてもどちらに進むかは自分のこの足が 決めるから

雨が降る日は 相合い傘ができる
陽射しが眩しい日は洗濯物が干せる

気持ちしだいで 世界はあざやかに変わるほらね つまらない毎日も嘘のように

君が笑えばほらね悲しみなどどこ吹く風

「愛してる」 特別でもないそんな言葉は

まるで 僕の世界に太陽を描く言葉

聞き耳を持たない 心が絶望を 笑い飛ばす
同じ雨に 濡れて 同じ痛みを知った心が優しさに変わるとき

僕が見ていた世界は 昨日より ずっと 見晴らしが良くなって
見えなかったものが見えてくるよ

悲しくてたまらない日には 雨模様

うれしいことがあった日には 晴れ模様

心も空と同じなんだね 天気みたいに雨や晴れに変わる

歩いていこう 道がないなら道を作れ

「大丈夫」 君が言うだけで励まされる

魔法もない世界に 太陽を描く言葉

目を閉じてごらん物語は目を閉じたその向こうに

終わらない道が続いている 笑いすぎて 疲れた今日と同じ

いつもと変わらない一日が 会わせ鏡みたいに重なってる

雨が降る日は 相合い傘ができる
陽射しが眩しい日は洗濯物が干せる

気持ちしだいで 世界はあざやかに変わるほらね つまらない毎日も嘘のように

君が笑えばほらね悲しみなどどこ吹く風

「愛してる」 特別でもないそんな言葉は

まるで 僕の世界に太陽を描く言葉

君の手と 僕の手が世界に太陽を描くんだ。

2015/11/30 (Mon)

[6930] 陽射しの降る場所
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今日と明日を行き交う人たちが

見つけた 小さな希望は光り輝いて

行く道を照らすだろう

恋い焦がれた季節はいつかの風を呼ぶ

そっと よみがえらせる あの日のシーン

この雨の終わりを知っているなら

出口もなければ入り口もない世界に

せめてあたたかい居場所をください

陽射しの降る 南向きの窓辺に描く幸せ。

2015/11/30 (Mon)

[6929] ガールフレンドファンタジー
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長いまつげの 屋根の上に ちょこんと座る
小さな 希望が たちまち隙間を塗りつぶす

最先端のあくびも 全自動のガールフレンドも

絶好調の余裕も ついえない運も
多分僕には似合わないから 手にいれたそばからもて余す

さらばの 向こうへ

消え去る何者かの影

逃げ足の羽ばたき

よそ見の博覧会

けなげな品評会

世界の本質は 張りぼての無修正

ダチョウの地団駄

先入観が邪魔する世界

モザイクの雨を

どしゃ降りの夜を

駆け抜けて 手にいれたいその唇

愛なき世界に もう一度

情熱を たぎらせて。

2015/11/30 (Mon)

[6928] アゲハ
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たとえば夜は

羽を広げた蝶の形

光と影のまだら模様の

アゲハの形

輪郭線をなぞるたび
連れ去られるよ不思議な世界へ

世界の端から端まで線を引いて歩く

世界に果てなどなくても終わりなき

宇宙でも 暗闇でも光の線で囲むのさ

そして出来上がった僕だけの世界

そして出来上がるのは君だけの世界

一人に一つのあなただけの世界

存在するすべては

よく見れば面白い形

空も雲も人の心も

変わった形

たとえば夜は

羽を広げた蝶の形

光と影のまだら模様の

アゲハの形

見知らぬ世界へイメージだけが飛んでいく。

2015/11/30 (Mon)
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