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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[6766] いのちの種
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ルッタッタルッタッタ

言葉が声に重なって
声が言葉に重なって

朝が夜を抱きしめて
夜が朝を抱きしめて

いのちの種を蒔きましょう

寂しい大地に まずは2、3個

木こりは ノコを引き

民は祭りの準備に大忙し

兵士は 砦を守るだろう

王様は気位高くあれ

姫君よ この薔薇は
あなたにこそ ふさわしい

ルッタッタルッタッタ

塔をつくろう 火を囲もう

夜明けに間に合うように世界を構築

神様は それはもう大忙し

明日から 賑やかになるだろう

いのちの種はすぐに芽を出し

最初のいのちが産声上げた

おギャーと泣いた

おギャーと泣いた

世界は やがて

七色に染まった。

2015/11/06 (Fri)

[6765] 天体の周回軌道について
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回り続ける 惑星よ

今しばらく その足を止めて

世界を 見渡してみて

流れる川の先を 転がる石のかたちを

ただずっと見ていたいのに

仕事仕事の毎日に忙殺されている

周回軌道は 平常運転

まるでそれが当たり前のように振る舞う

回り続ける 惑星よ

今しばらくその足を止めて

世界に生きる 人たちの声に耳を傾けて

耳をすまさないと聞こえない小さな足音

ささやくように脈打つ心臓の跳ねる音

風に揺らぐ木々のざわめき 川のせせらぎ

営みの中に生まれる いくつもの光

終わらぬ夜に眠らないで

光を あげるよ ここから弓を放つ

夜明けのサーチライト

世界よ笑ってくれないか

今までのすべてを

愛すように 抱きしめるように。

2015/11/06 (Fri)

[6764] さよならの街まで
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僕を連れていってくれないか?
さよならの街まで

この寂しさを ぬぐえるように
この切なさを 捨て去れるように

愛することは とても痛いし苦しいことだ
愛してみなけりゃわからないことだ

でも愛することは素晴らしいことだ
だから失った痛みは相当なものだ

それは愛を知ってしまったから

僕を連れていってくれないか?
すべてを忘れられるさよならの街まで

明かりを 消してく風
街は 死んだように静かだ

冬がため息まで凍らせる 涙まで凍らせる

ああ 行き場はなくても 居場所が欲しい

だから

これ以上 悲しまなくてもいいように

連れていってくれないか?
さよならの街まで

さよならの街まで。

2015/11/05 (Thu)

[6763] 曲がったコンパス
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いくつ季節を数えたら 思い通りの明日にたどり着けるだろう

たくさんの人を今まで傷つけてきました
同じだけ たくさんの人に愛されてもきました

僕はへそ曲がりだから感謝の気持ちを
言葉にできないのです 悪く思わないでねごめんね

こんな気持ちをつまらない
バラードにはしたくはないので

ささやかながら 皮肉っぽく語るよ
あなたに出会えて少しは変われた

あなたに出会えてちょっとは変われた

だからってありがとうなんて言わないけど

その先は あなたの想像にまかせるよ

曲がったコンパスで描く心を察して

いびつだけど ちゃんと心の形をしてる

いくつ人の涙を見送れば春にたどり着けるだろう

君が思う愛と僕が思う愛は違うけど
それでも愛には違いなくて 多分その辺が僕らの距離だよ

君に見せてあげる歌がまた出来たら
持っていくよ 譜面とギターを 歌声に乗せて

こんな気持ちをつまらない
バラードにはしたくはないので

ささやかながら 皮肉っぽく語るよ
あなたに出会えて少しは変われた

あなたに出会えてちょっとは変われた

だからってありがとうなんて言わないけど

その先は あなたの想像にまかせるよ

曲がったコンパスで描く心を察して

いびつだけど ちゃんと心の形をしてる

のろまだけど 少しずつ世界をそこに描いてる

幸せへの道筋を そこに描いてる。

2015/11/05 (Thu)

[6762] 雪が降ったら
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今年一番の積雪らしいです
この街にまた君と笑いあえる季節が来る

ちょっとしたいたずらを考えているんだ
君を困らせてばかりいるけど

困らせたくなるような君が悪いんだよなんて
勝手なことを言ってみては君をまた困らせている僕です

この街に雪が降ったら 君に出し惜しみしている
愛してるの言葉を届けよう

たいしたプレゼントは用意できないけど
約束するよ 僕は君が好きなんです

魔法が使えたら手っ取り早いのに
あいにくと僕は魔法使いじゃない

橋から見える夕日が 今まさに
君の背中で 沈もうとしている頃

僕の企みは君にすぐバレてしまったよ
顔に出るから あなたの企みなんてお見通し

この街に 雪が 降ったら 誰もが空を見上げるだろう
あなたの瞳には何が映るかな

何もかもを白く染める雪のせいで
この手を離せない どうしてくれるんだ

次の言葉が出てこないのは なぜだろう

ポケットを探ってもまばたきしても

答えはいつもたったひとつしかない

君が気づくよりも先に僕は気づいてしまう

この街に雪が降ったら 君に出し惜しみしている
愛してるの言葉を届けよう

たいしたプレゼントは用意できないけど
約束するよ 僕は君が好きなんです

誰よりも 何よりも
僕は君が好きなんです。

2015/11/05 (Thu)

[6761] さよならを眺めていた
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いくつの言葉を 繰り返してきたかな

映画のように ハッピーエンドを

期待していた訳じゃないけど

悲しくもないのにね涙がほほを伝う

さよならを眺めていた 小さな橋から

夜の 優しげな風に抱かれて

このまま何処に行こうか 宛もないけど

赤 青 黄色の光 小さく瞬いてる

遠ざかれば遠ざかるほど 美しく見える光

もう 二度とふれられない優しさだ

でも 最後にありがとうを言わせてね

愛してくれて どうもありがとう

寄せ打つ波の形に少し似ているよ

何ひとつこれといった収穫はない

すぐには笑顔にはなれそうもない

思い出していたよ君が好きだった歌

いつの間にか歌っていた この下手くそめ

くたばりやがれ 寂しさがこたえる冬

逆らわずに落ちていく闇の中へ

昨日 今日 明日 指折り数えてももう

その日を待つ理由も見当たらない

もう二度と 重ねることもない唇

でもまだ君から 目をそらせない僕が

君の面影をさがしているよ

目を閉じても まだ忘れたつもりの思い出が浮かぶ

どうしていつも 手放そうとすると 胸の奥が 痛むんだろう

持っていてもしかたない思い出なのに

さよならを眺めていた 小さな橋から

夜の 優しげな風に抱かれて

このまま何処に行こうか 宛もないけど

赤 青 黄色の光 小さく瞬いてる

遠ざかれば遠ざかるほど 美しく見える光

もう 二度とふれられない優しさだ

でも 最後にありがとうを言わせてね

愛してくれて どうもありがとう。

2015/11/05 (Thu)

[6760] 水中花
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ひとりぼっちで僕は孤独の海の中に
どこまでも沈み込んで愛を毛嫌いした

どうして僕らはこんなに同じ人に優しくできないんだろう

時に 冷たく突き放して 握った手を離してしまう

たとえば誰かを傷つけるより

僕はずっと誰かを愛したい

誰かを憎むくらいなら憎まれたい

たとえば同じ嘘でも

誰かを思いやる嘘なら

それはちっとも悪くはないから

僕はあなたと同じ人として

今日もあなたの目の前に

どんな顔をして 生きているんだろう

なんてことを 考えてみました

どれくらいの人たちがこの世界にいるの?
ここにいるよって声は誰にも聞こえない

耳をふさいだ本当の声が 暗闇に閉ざされた世界に花を咲かす

それは「自分」という名前の強い自分と弱い自分だよ

たとえば 人を嫌いになるよりも

僕は人を好きなままでいたいよ

誰かに裏切られても裏切りたくはない

たとえば 悪意が 僕にもあるなら

正義という言葉は軽々しく使えないな

自分だけが正しいふりはしたくない

僕はあなたと同じ人として

いつか、終わる命をどんなふうに

この先、愛していけるだろう

命のぶんだけ 心なしか体に負荷がかかる

通り過ぎてく人の中に 優しさを探す夕暮れ

歩き疲れて幾分 火照った体

折角誰かを愛せるのに気持ちばかりをもて余している
悲しくたゆたう水中花

たとえば誰かを傷つけるより

僕はずっと誰かを愛したい

誰かを憎むくらいなら憎まれたい

たとえば同じ嘘でも

誰かを思いやる嘘なら

それはちっとも悪くはないから

僕はあなたと同じ人として

今日もあなたの目の前に

どんな顔をして 生きているんだろう

なんてことを 考えてみました。

2015/11/05 (Thu)

[6759] レシピ
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悲しみなんて 火にかけて食べてしまえばいい

胃袋に押し込んで なかったことにしちゃえばいい

最期の晩餐なんて言わせないわ
さあまたここから始まるエンターテイメント

夢から覚めた僕は気づく
まだ何も始まってやしない だから終わるわけなどない

世界はいつでも 楽しいことばかりさ

だから ただ退屈してるなんて勿体ない

無傷でいるなら 傷ついてごらんよ今すぐ

まだ味わったこともない世界の隠し味

レシピの中にはない自分だけの調理方法で

手当たり次第 鍋に放り込め 出来上がりをご覧じろ

出来映えはいかが?

神様は言った「祈りなさい、願いなさい」

でもそれは神様を信じる者たちの言い分です

僕には戯言にしか聞こえない 神様を信じてないから

世界の真ん中に どでんとかまえる神様は

姿形もなく今日も崇め奉られている

世界はいつもわからないことばかりさ

だから目に見えるものだけでは心もとない

目を閉じたイメージの世界に思いを馳せてごらんよ

目の覚めるような痺れるような感覚

レシピなんか放り出してアレンジだ

計量もさじ加減 カン頼みのクッキング

運命よいい方に転がれ

世界はまだまだ楽しいことがたくさんある

まだ知らないこと もう知ってること

何があるかな
教えてよ僕がまだ知らない世界のことを

世界はいつでも 楽しいことばかりさ

だから ただ退屈してるなんて勿体ない

無傷でいるなら 傷ついてごらんよ今すぐ

まだ味わったこともない世界の隠し味

レシピの中にはない自分だけの調理方法で

手当たり次第 鍋に放り込め 出来上がりをご覧じろ

出来映えはいかが?

さあ召し上がれ。

2015/11/05 (Thu)

[6758] 空はブルー
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旅に出るなら 何を持っていこうか

夢みたいな希望よりリアリティーある絶望を

所在の知れないあこがれより 誰かへの憎しみを

おもだるい愛よりも気泡のような思い出を

このまま どこに行くのか 変わってゆく

景色も人も いつまでも傍にはいてくれない

だからさよならさここら辺りで

ただ 一面に果てしない
旅立ちの日の空を染めるブルー

どっちつかずの表情で
笑うように泣いたんだあの日の僕は

悲しいか嬉しいかなんてわからない
言葉では言い尽くせない思いだよ

遠ざかる見慣れた街と愛すべき人たち
忘れよう たくさんの思い出も 全部は持っていけない

ありあまるほどの喜びは いつか取りに来ようそれまでは置き去りだ

風の行方を追いかけて幾年

途方もない野望ならば手近にある小さな果実を

割りきれない計算より気まぐれな風見鶏がいい

遠慮がちな優しさならば ぬるま湯みたいな親切がいい

言葉少なで 語れることはひとつもない

種を蒔いて 花を咲かすまでには だいぶ

時間があるから暇つぶしだ

時間と追いかけっこしている
そんなイメージがどうしても払拭できない

仕方ないさとあきらめた数多くの夢は
空にきらめく星に変えて

今だけしか見えないものがあるなら
ゆだねよう まだ青い心を

約束を交わしたことも 約束をやぶったことも 背中あわせ後ろ前 かけ違えたボタンのように

拙いながらも 僕は歩いてきたのさ どっちが正しいかなんてことは 風にでも聞け。

2015/11/05 (Thu)

[6757] キボウ
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なんの予告もなく始まるこの
物語の結末はいつも先送りのまま

もう同じことを何度も繰り返してきた
きりもなく生まれては死んで
この連鎖にはいつ終わりは来るのでしょう

所在なさげに立ち尽くす
悲しみにしてやられたまま

そのため息に見合うだけの極上のロマンスを

説明もなくただ生きろと言われてるような
投げっぱなしの長編ストーリー

こんなに僕を悲しませるなら こんなに僕を喜ばせるなら

申し訳程度のタイトルくらい 付けてくれよ

支離滅裂 なんの脈略もない
ただ生きる自由だけが約束されている

誰かが勝手に あとから付け足したような
掟の中で 僕ら律儀に線の通りに歩いて
働いたぶんだけのお金を稼ぎ それなりの生活に甘んじている

蜘蛛の巣のような時代にからめとられ
それが正しいと思い込んでいるだけだ

説明過多なマニュアルもうざったいしとりあえずは

このまま 不安定な綱の上を渡ろう
キボウはそのうちひょっこりあらわれる

こんなに世界を 愛しくさせるものを
憎たらしくさせるものを

解き明かすための 旅の道程は宛もなく続く

そのため息に見合うだけの極上のロマンスを

説明もなくただ生きろと言われてるような
投げっぱなしの長編ストーリー

こんなに僕を悲しませるなら こんなに僕を喜ばせるなら

申し訳程度のタイトルくらい 付けてくれよ。

2015/11/05 (Thu)
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