詩人:どるとる | [投票][編集] |
枯れ葉舞い散る 季節に
落ち葉 踏みしめながら
足もと確かめながら歩く
君はふと立ち止まって
ため息ひとつ ついたよ
明かりの灯った 並木道
疲れたならばおぶろうか
なんて 似合わない優しさを 言葉にしたら
君は とたんに泣き出して しまったよ
ああ夕暮れよ 待ってくれ
秋空が 冬空に変わっていくそのときに間に合うように。
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雪が降る街に 今年もやって来たクリスマスが
君は 好きだと言っていたけど僕は嫌いだよ
忙しくて世話しなくて 街が浮かれるから
意地悪なことを言って困らせたあの夜
へそ曲がりだから素直になれないのさ
引かれた道をまっすぐに歩けない
昨日より 今日より
すばらしい明日が
やって来るんだと
そう願いながらも
どこかで 僕らは
あきらめている
どうせそんなもんかと
忘れたふりで 昨日なくしたもの
目覚めたら やっぱりどこにもなくて
そんな悲しみまで覚えていたくないから
君をどこかに忘れたふりをしている
もう二度と 取り戻せないことくらい
知っているはずなのにね
強がりだけでどこまで行けるのかな
まるで本をめくるように 気づけばこんな季節で
手をつなぐ人さえいないから 相変わらず両手は冷たいまま
握ってくれる誰かを待っている
サンタを信じなくなったのはいつからかな
覚えはないけど ずいぶん最近のような気もするし
昔のような気もするけどどうでもいいや
昨日より 今日より
すばらしい明日が
やって来るんだと
そう願いながらも
どこかで 僕らは
あきらめている
どうせそんなもんかと
忘れたふりで 昨日なくしたもの
目覚めたら やっぱりどこにもなくて
そんな悲しみまで覚えていたくないから
君をどこかに忘れたふりをしている
もう二度と 取り戻せないことくらい
知っているはずなのにね
強がりだけでどこまで行けるのかな
涙くらい流せたらまだかわいいのに
強がることしか出来なくなったのはなぜかなあ。
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真っ白い紙の上に色鮮やかな 血をこぼせ
生きている 証に ほんの少しの苦しみをくださいな
拍手喝采 幕が上がったら
闇夜のショータイム
お客さんのいない劇
風や空を相手に
パントマイムでもしよう
楽しいことを探しに行こう たったいまから僕の世界は昨日よりほんの少し新しくなる
君の中に ただひとつの色
その色で世界を染めてしまおう
生まれ変われ 生まれ変われ
魔法の呪文 アブラカタブラ
少しばかりよこしまな願い
蛇行しながら たよりなく空に昇る そして神様が願いを聞き届けるだろう
宛のない夢物語の結末を知りたくば
痛みをもって ほんのひとにぎりの幸せを噛みしめるがいい
声もいらない 嘘なんかもってのほか
心をきれいに洗ってきな
名前のない朝が来て 名前のない夜が来る
僕らは迷子さ 行く宛なんか本当はない
時間はただそこにあるように見えてどこにもない
時間がないなんて言わせない 「いつも今はこの時」
君の中に ただひとつの色
その色で世界を染めてしまおう
生まれ変われ 生まれ変われ
魔法の呪文 アブラカタブラ
少しばかりよこしまな願い
蛇行しながら たよりなく空に昇る そして神様が願いを聞き届けるだろう
雪の降る 街に 届いたプレゼント コップの水を飲み干しても注ぎ足される時間
めまぐるしいなあ
悲しむ暇もないや。
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流星群からはぐれてしまったの
南に渡る途中で僕ははぐれ星
雪の降る街は 白く染まってきれいだな
白以外の色がなくなってしまったようだ
あなたには 宛のない手紙を送ろう押し花を添えて
つぎの休みには君を 連れ出してどこかへ ドライブに行こう
流星群からはぐれてしまったの
名前もないから勝手に呼ぶよはぐれ星。
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あざやかに咲いた雨上がりの虹
何かが悲しくて 気分を変えるために窓を開けた
でも何も変わらない 気休めなんだ
ああ いくつもの言葉を知っているけど
ああ 知っているだけの言葉しか知らない
意味は いつも 付け合わせのようにさ
あとから それっぽく見せかけるの
生まれ変わってよ見るもあざやかに
心の余白を 埋めて埋めて
このまま 舟は次の港を目指す
なんてことをもう何度繰り返したかな
もういくつ目の朝だろう 時間だけが意味もなく僕を急かす。
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繰り返し見る夢に
僕らは未来を 期待して
見えない箱の中には何があるんだろうな、と
開ける前から 楽しみにしていたよ
たとえなにかが 無惨に変わっていっても
あるいは 何ひとつ変わらなくても
そのときは そのときだ
君が見ている 未来はいつでもその先に
見えない透明の壁があって何も見えない
だからあれこれイメージして来るべき
未来を待ちわびてるの現在(いま)というバス停で
繰り返し見る夢に
僕ら 何を 期待しているのかな
声をあわせて歌ってるだけでこんなにも幸せなのに
これ以上 幸せになったら何か大切なものなくしてしまいそう
両手で丸をつくって望遠鏡みたいに
目にあてがって 覗き込んだ明日は晴れかな雨かな
それくらいしか今はわからない
僕らが予想してる未来はね案外現実的で
何も絵に描いたような未来を期待してる 訳じゃない
そこに君がいて 僕がいて 何年何十年先の今も
今日と同じようにそれなりに悲しくてうれしけりゃいい
不便なことは どんなに未来も不便なままで
電子レンジに お皿を出し入れする手間を
惜しんだら僕らはいよいよダメな人間になってしまう
だから不便な部分を残して 少し億劫で不便なくらいがいい
君が見ている 未来はいつでもその先に
見えない透明の壁があって何も見えない
だからあれこれイメージして来るべき
未来を待ちわびてるの現在(いま)というバス停で。
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あらら 不思議だね
人間ってだけで
自由な気になって
世界だって手に入れたような気持ちになる
驕りたかぶって 百獣の王にでもなった気になって
世界の中心で愛を叫んだって死を望んだって何も変わらない
昨日の延長線上に今日はあって
今日が明日ってだけで続きのストーリー
晴れもあっという間に天気がくずれて
世界の終わりも近いね あり得ない話じゃないね
だから油断をするな もう二度と 容易く死にたがらないで
深追いをするな 時間は逃げないさ 追いかけっこはもうおしまいおしまい。
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僕の心は 優しさに 染まればほら 優しい色になる
汚い色なら 汚い色にも染まる
嘘をつけば 汚れたような色に染まる
何色に染まろうか 景色と同じ色かな
何色に染まろうか 風や空の色にしようか
目には見えない 思いの絵の具が
僕の心を染めるなら
悲しみにさえ染まるだろう
喜びにさえ染まるだろう。
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誰もがその日を待っている
誰かがその日を待っている
カレンダーとにらめっこして
まだかな まだかなって待っている
約束だよその日は一緒に過ごそうね
街はもうクリスマス一色
まばゆいくらいにキラキラ輝く星飾り
通りには たくさんの人 みんな幸せそうに見えるよ
ケーキも予約したし プレゼントも準備した 準備バンタン
ぬかりはない
誰もがその日を待っている
誰かがその日を待っている
カレンダーとにらめっこして
まだかな まだかなって待っている
今か今か 待っている この街のどこかで
待っている 奇跡も起こりそうな
今夜は約束のクリスマス
一息ごとに 白いため息 ふーっと
両手に吹けば あたたかい
待ち合わせ 早く来ないかな 君にもらったマフラー巻いて
いつもの店先 見上げれば小雪混じりの空
誰もがその日を待っている
誰かがその日を待っている
カレンダーとにらめっこして
まだかな まだかなって待っている
約束だよその日は一緒に過ごそうね
お願いだ今夜だけは世界中の人が
笑顔でみんな幸せでありますように。
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機械仕掛けのようなこんな世界で
人肌にふれて気づくことがあるよ
冷たい機械よりも僕は人が好きです
いつも 僕のこと心配してくれる
あなたのまなざしが今日も
お日さまみたいにさんさんと僕を照らしている
ありがとう どういたしまして
いやいやこちらこそ 終わらない
感謝の押しつけあい
まるで僕ら 押しくらまんじゅうしてるみたいだ
心があったかい ぽかぽかするよ
人を嫌いになって 人を好きになって
たまには喧嘩もするしキスもする
それはまるで魔法のように
悲しいことなんて忘れちゃうほど
君が笑うと僕もいつの間にか笑ってる
不思議だね でも種も仕掛けもないのさ
愛しているよ 僕も愛してる
そんなささやかなやりとりが
明日の幸せを描くから
今日もまた僕らは誰かを思い 気づかず誰かに思われてる
それは愛じゃなかったらなんなのかな
ラララ ラララ
ラララ ラララ
言葉なんてね ただの会話をするための
ひとつの手段だよ だから 心を込めないでは
伝わらないのはそのせいです だから心を込めて
アイラブユー おまけに アイニードユー
ありがとう どういたしまして
いやいやこちらこそ 終わらない
感謝の押しつけあい
まるで僕ら 押しくらまんじゅうしてるみたいだ
心があったかい ぽかぽかするよ
幸せになんて 簡単になれてしまうよ
君のせいだよ おかげさまで
心は幸せでお腹いっぱい。