詩人:どるとる | [投票][編集] |
軽いめまいにつまずいて 見上げた拍子に広がった 星空、暗転
七色の 幻に魅せられて 僕はもう君の虜
幸せの足音が
あの曲がり角まで
やって来てる
落ちるような雨の中で
あざやかに生まれ変わる
もっと キュートに
ずっと スマートに
君を 君を 君を
いつまでも愛せるように
バス停までの 道のりは私にとって レッドカーペット
さながらブロードウェイ
つま先で踊る バレリーナ 抜群の安定感
これって運命でしょうか 出会った瞬間稲妻が走る
今を飛び越えてイメージする未来へ
悲しみなんて あろうはずもない
ちょっと チープで
すこし シックに
眠る喜びを見つけて
君の笑顔が見たいから
色なんてない
形なんてない
イメージするのさ
発想の転換さ
機転をきかせて
縦横無尽に
駆け巡れ
アウトローな
僕らの センスオブワンダー
落ちるような雨の中で
あざやかに生まれ変わる
もっと キュートに
ずっと スマートに
君を 君を 君を
いつまでも愛せるように。
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震えるくらいの寒さのせいで
ポケットの中に 両手をいざなわれ
ため息も 白く染まるほどだから
もうじき この街に雪を降らすだろう
手を擦りあわせて 待ち合わせる駅前
時計よ早く 待ち合わせの時間になれ
誰もが その時を待っているような
気のせいかな 気のせいじゃないといいな
見上げた瞳に 粉雪が シャララと舞って
静かに訪れる冬を そっと招き入れている
見上げた瞳に オーロラが風に舞う
言葉少なに 小さな詩を口ずさむ
その時の思いだけはその時だけしか
抱きしめることのできないから
今だけしか 見えない喜びや悲しみに
嘘偽りなく 向き合えるように
適当な言葉が見つからないから
ラララでごまかした恋心隠せない
赤と緑の電飾が彼方まで続いてる
差し出した手のひらに雪が 舞い降りる
クリスマスだねと 君が笑えば
それだけで 僕には十分だ
貯金を はたいて 買った
銀の指輪を 渡すときは今なんだろう
誰もが その時を待っているような
気のせいかな 気のせいじゃないといいな
見上げた瞳に 粉雪が シャララと舞って
静かに訪れる冬を そっと招き入れている。
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君は悲しいときほどよく笑うから
笑ってるときほど 心配になるんだ
せめて 泣いてくれたなら助かるけど
見えない君の心の中 こんなとき
僕は何も できない自分がひどく情けなくなる
どうして 心だけは 見ることができないのかな
悲しいときも うれしいときも
そばにいるはずなのに
大切なことが こんなにも
見えてなかったんだね
何でも知ってるようでまだ知らないことばかりだ
君は僕の何を知ってるというのだろう
僕が何に悲しみ何に喜ぶのか
そんなことは知るよしもないだろうから
わかったふりなんてしなくていいよ
すべてをわかりあえるはずもないから
わからないものはわからないままでいい
こんなに長い人生でも 知り尽くせない君のこと
知らないほうがいいこともある
それは良し悪しだ
本当に大切なことだけを知っておけばそれでいい
たとえば今君が流す涙の理由くらいは知りたい
振り子みたいに 行ったり来たりの毎日
また同じ場所に戻って 振り出しから
いつまで続くのか
いつになれば終わるのか
悲しみは 幸せと 並んで歩いてる
どうして 心だけは 見ることができないのかな
悲しいときも うれしいときも
そばにいるはずなのに
大切なことが こんなにも
見えてなかったんだね
何でも知ってるようでまだ知らないことばかりだ。
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一歩踏み出したら そこからはもう未来
昨日と今日の境界線なんて 無いから
どこからが明日なのかさえわからない
時計が回って 東の空に日が昇れば
いくつものもしもをイメージしながら
まだまっさらな未来の下書きを描いてる
全部は思い通りにはいかないと思う
だけどそれも いくつかあるもしもの未来
夢から覚めて 僕は現実を 目の前にして
口を閉ざして 雨降りの空を見上げた
傘を 差し出してくれた優しい手の温かさに
返せる言葉もなくただ嬉しくて泣いた
選択肢は意外に幅広い 努力さえすれば
叶えられる夢に限りはないんだ
諦めという言葉を知りたくなかった
だけど乗り越えた先にある僕だけの未来
急な上り坂乗り越えられれば
あとは 下るだけの道だ
今だけは 苦労をしてみよう
負った傷の一つ一つが誇りになる
今はまだ 見えない未来に
少しずつ近づいてる
明日も見えない毎日だけど
可能性には 見放されてはいない
いくつものもしもをイメージしながら
まだまっさらな未来の下書きを描いてる
全部は思い通りにはいかないと思う
だけどそれも いくつかあるもしもの未来。
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雨が屋根の上で
ダンスをする夜
傘など いりません
ロマンスがあれば
口を大きく開いて
溢れ出す声のままに
あなたに歌おう
喜びの歌を
胸躍るときめきを
今 あなたに
胸弾むこの喜びを
誰かに伝えたい今すぐ
色とりどりの
花に囲まれながら
イメージ膨らませれば世界は広がるよ
君が教えてくれた
見えないものの 見方を
誰かを愛そう
うずく心のままに
高鳴る 鼓動はあなたに向かって
天にも届くほどの この喜びを 世界中に伝えたい 今すぐ
名前も知らない
誰かを 思うとき
生まれる 気持ちも
違えなく愛ならば
世界は晴れていく
悲しみを蹴散らして
あなたに歌おう
喜びの歌を
胸躍るときめきを
今 あなたに
胸弾むこの喜びを
誰かに伝えたい今すぐ。
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大気圏を 飛び出しそうな僕の声が
連れてきた グッドニュース 抱きしめて
言葉だけでは 伝わらないから
あふれる思いを歌に変えて
響かせるよ
夜明けが待てない
僕は そわそわしてる
眠れずにいるよ
誰か このときめきを 止めてよ
喜びの歌
明日が待ち遠しくて。
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何万光年も 離れた場所からでも光は届く
ふわり君の髪の匂いを夜が包んでいる
名前も知らない星の光を追いかけて
追いつける筈もないのに走る
数えきれない星が夜空を埋め尽くして
誰かの願いを運び届けてくれる
銀河を走る 列車の窓から見下ろした
遠くなる 街並みは彼方に消えていく
あれはなんていう星なのかしら
君が指差した先には輝くベガ
ずっと昔に 見た 少年と美女が旅する
物語の中に 出てきたよ 銀河を走る鉄道
君は ページをひとつめくって微笑んだ
大好きな季節の到来を待ち望みながら
いつかたどり着く夢の終わりにある
結末というやつに今もおびえている
銀河を走る列車の窓から投げ捨てた
涙は 星になって夜空に輝いた
宝石みたいに 輝いた 名前もない星よ
まだ知らない明日を まばゆく照らして
引かれた線を なぞるように
歩いてきたけれど
ここからは 道を外れて
少しだけ 危なげな旅だ
数えきれない星が夜空を埋め尽くして
誰かの願いを運び届けてくれる
銀河を走る 列車の窓から見下ろした
遠くなる 街並みは彼方に消えていく
あれはなんていう星なのかしら
君が指差した先には輝くベガ。
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まだ夢を見ている 街は眠りの中で
ミルクとコーヒーを混ぜたような空
猫が僕の頬っぺたを舐めて 起こした夜明け前の出来事
突き刺さる陽射しはまぶしいほどに
僕のまぶたに 人懐っこく寄り添って
暗闇を なぎ払ってここに来てよ
とっておきの私を用意して待ってるわ
描いたイメージ 膨らんで破裂した
円周率を読み上げながら 果てた
回る ホロスコープ 覗き込んだら まだ見ぬ未来
喜びの歌よ この退屈な世界を 変えてよ
忘れかけた 気持ちを取り戻したなら
雨の中で饒舌なトークとステップ決めて
いちばん綺麗な私をその瞳に届けよう
不埒な 思いも連れていくの 確信に迫る
答えあわせなんてもう必要ない
唇重ねたらもう引き返せない ラビリンス
突き刺さる陽射しはまぶしいほどに
僕のまぶたに 人懐っこく寄り添って
暗闇を なぎ払ってここに来てよ
とっておきの私を用意して待ってるわ。
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なんとなく生きて日々をつないで
とりあえず今日笑えればいいと思った
暇さえあれば 人の陰口をたたき
腐ってく自分を もう一人の自分が見てる
日が暮れた道の上に雑草が生い茂り
凄まじい生命力で 背を伸ばす
街の雑踏 雨のように 降り注ぐ足音
優しさの 感じられない冷たい 東京
柄にもなく誰かを愛そうとすると
心ない言葉で傷つけられて
人を信じられなくなるよ
どうしたもんかと 途方に暮れる
見上げた 空に 一面の星空
弱い心を 見透かされたような気がした
手習いのアコースティックギター
譜面に 込めた思いを越えて
君に伝えたい思いはひとつ
名前のない 不確かな 思いだけれど
もしも受け取ってくれるなら
僕は何度でも 君に愛を歌うよ 声が渇れても
綺麗な花の中に 汚い雑草が伸びて
養分を吸って 花を枯らす
僕は誰かの 邪魔でしかないのか
でも ここにいるよ
必死に生きてるよ
名前こそないけど 同じ命持つ 生き物
こんなにたくさんの人がいるのにな
人を思いやることをできることが
なぜできないのか
そこで泣いている人にハンカチを差し出すことができないのか
柄にもなく誰かを愛そうとすると
心ない言葉で傷つけられて
人を信じられなくなるよ
どうしたもんかと 途方に暮れる
見上げた 空に 一面の星空
弱い心を 見透かされたような気がした。
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今夜 みんなで集まって見にゆくぞ
なんとか流星群
この街でいちばん高い丘にのぼって
そこから眺める夜空は
とても綺麗だろう
天体観測なんて 洒落たものじゃない
ただ図鑑と照らし合わせて
星の名前をあれこれと探すだけ
あの頃の僕らの生き方を 今の僕らは見習わなくちゃ
大切なことを 忘れたまま生きてる
僕らは 悲しいから
追いかけるんだ あの日なくした
星のあしあとを
思い出が残していった影を
大人になって ため息ばかり吐いてる
楽しくもないのに笑って
何のために僕はいて
誰のために生きているのかさえ
皆目わからない
いつの間にか 義務的に生きてる
教科書を 広げても知識は 得られても
計算しても 答えは出ない 本当の大事なものは自分で見つけるんだ
誰かをはじめて好きになったときの
あの胸の痛みを思い出して
少しだけ 人間らしくなれた気がした
駄目な自分自身を
殴れるのは自分しかいないと気づいて
気がすむまで殴った
涙が傷に染みた
廃線になったレール 赤く錆びた切り返し地点
隙間からのぞく青空 伸び放題の雑草
少しはマシに なれたかな
あの頃の僕らの生き方を 今の僕らは見習わなくちゃ
大切なことを 忘れたまま生きてる
僕らは 悲しいから
追いかけるんだ あの日なくした
星のあしあとを
思い出が残していった影を。