詩人:どるとる | [投票][編集] |
やさしい人がいる
あたたかい人がいる
人を気遣い敬う人がいる
その隅っこでそんな人たちを羨む人がいる
人のそばには必ず
思いがあって
思いのそばには必ず
人がいる
だからいつでも一人じゃない
人と思いの交わる場所で
いつでも 泣いて 笑って
懸命に生きている
人がいる
愛している人がいて
愛してくれる人がいる
中にはあなたを嫌う人も いる
それでもすべての人と仲良くしようだなんて考えてる
人を憎むくらいなら
人を好きになりたい
人を嫌うよりもずっと
人を愛したい
嫌われようとも 変わらない気持ちで
人と思いの交わるところに
心をただ 静かに 座らせて
その人のいいところに
目を向けていたい
人の嫌なところばかりに
目がいくのはなぜかなあ
自分だって わるいとこはあって
それを認めようともしないくせに
誰かの わるいとこをどうして責められるかな
人と人は まるで
互いに 離れてても
肝心な部分では
ひとつにつながってるコンパスのよう
同じ円を 描くためには誰かの助けなしでは 果たせない
人と思いの交わる場所で
いつでも 泣いて 笑って
懸命に生きている
人がいる
今日も 額に汗し頑張る
あなたがいる。
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言葉に出来ない思いがここにある
言葉に出来ない思いがこの胸にある
それはとてもありがとうの一言じゃ言いきれない
君からもらった感謝の気持ち
すべて全部伝えたいけど言葉にしようとすればするほど素直になれずに
汚い言葉で君を傷つけてしまうんだ
それでも 優しい君は なんでもないみたいにいつも 優しく笑ってくれる
一番大事なはずの人を誰より一番に傷つけていた
返す言葉もない それでも伝えたいんだ
こぼれ落ちる涙のわけは聞かないよ
君はそうつぶやいて
あたたかな微笑みでそっと僕を抱き寄せた
言葉にしていいことと
言葉にしなくてもいいことの
違いがいまいちわからない とりあえず思ったことを言葉にしている
だけど時々君の 心を深く傷つけてしまう言葉を 口にしてる
愛なんて口では言っても嘘だってついて
もうわからなくなって逃げ出そうとするんだけど 帰る場所はひとつしかない
ごめんねって言ったら もう許してるよって君が笑うから
返す言葉もない 涙で目の前がうまく見えない
不器用なのはお互い様でしょって君が言う
その時 僕は 君を愛せる喜びに これ以上ない幸せを感じるんだ
何度も 何度も 喧嘩したり すれ違っては
多分ね 少しずつ そうやって 間違いながら つまずきながら
お互いを 知ろうとしながら 同時に自分ってものを 知っていくんだろう
返す言葉もない 涙で目の前がうまく見えない
不器用なのはお互い様でしょって君が言う
その時 僕は 君を愛せる喜びに これ以上ない幸せを感じるんだ
だから 返す言葉なんかいらない
黙ったままでも伝わる痛みやぬくもり
その中に 灯る 確かな愛に 少しでも心が見えたなら
それがただひとつの二人が二人である証
今日も繰り返す他愛ない言葉返し
明日も僕は君の知ってる僕で
君は僕の知ってる君で
そして二人は二人のままで。
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目に見えるものがこの世界のすべてなら
人の感情や思いなんてものは一体どこにあるんだろうね
都合よくより分けてないものあるものを勝手に決めつけてるだけだ
それは あなたのわがままな 解釈で
ありもしない 物差しで線引きしてるだけ
足元に 引かれた越えてはならない一線を踏み越えた時
信じていた常識はもろくも崩れ去り 出来合いの物差しでは計れない
そこにある すべての規則や ルールを笑い飛ばすような 世界がその先にあるんだ
たとえば ふれられないかふれられるか
その程度で存在の是非を問うならば 愚かしいね
僕らの 持てるすべての知識など ささやかで微々たるもの
大きさもかたちもわからないものを
物差しで計ろうなんて 誰にも出来ない
途方もない 計算の果てに 見出した答えがもしも 1+1=2みたいなものなら
何も見えないのと同じだから 空欄からはみ出した計算出来ない尺度で
レールから外れた 会話をしよう たとえば邪魔くさいボーダーラインを越えて
世界のかたち 或いは 色
決めつければ いくらだって説明できる
でもそれがすべてだろうか
違うよ それは 世界の一端に過ぎない
そんな狭い世界で終わるな
限界なんてない
足元に 引かれた越えてはならない一線を踏み越えた時
信じていた常識はもろくも崩れ去り 出来合いの物差しでは計れない
そこにある すべての規則や ルールを笑い飛ばすような 世界がその先にあるんだ。
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こうして目を閉じれば
闇の中にも 朝と変わらないくらいの光が描けるさ
弧を描くように 輪郭をそっと指でなぞる
やわらかくて 優しくて
いつもそばにある 名前のないぬくもり
夜の中には いくつもの寂しさや 悲しみがある
誰かの 涙が 空っぽを満たす
もう恐れるものは何もないや
ページをめくる手が
明日を 引き寄せて 窓を開けば 世界が映る
夢から覚めるように そっと夜が明けてゆく
ありがたくて たまらなくて
いつも 言葉にならない 気持ちになる
夜が朝になり 朝が夜になり 繰り返す波
誰かの 声に 呼ばれたようにたどり着く
夜明けまえの 街
出会うはずもないたったひとつの夜が朝と手をつなぐ
そして生まれる新しい今日がある
夜の中には いくつもの寂しさや 悲しみがある
誰かの 涙が 空っぽを満たす
もう恐れるものは何もないや
このまま 流れにまかせて。
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逆さまになって また振り出しから
流れ落ちるままに 命の旅が始まる
ひとりにひとつ 用意された砂時計
あなたの時間を詳細に刻んでいく
アイラブユー
アイニードユー
どこにあるかもわからない
それが何かもわからない形なき思いを
愛と呼ぶなら それも間違いじゃない
目には見えない かけがえのない一瞬を
何度でも積み重ねた先に 今があるなら意味くらいはあるのだろう
雨に降られたyesterday
まっさらなノートの隅に書いた夢
あやふやなイメージで未来がぼやけてく
ひとりにひとつ 与えられた命が
同じ命を描き出す 真っ白な画用紙に
ハロー グッバイ
サンキュー
たくさんの 気持ちの中に隠してる傷跡を
時々 さらけ出しながら弱さも見せて
ちゃんと生きてるって伝えてよ
耳には けして届かないメッセージ
波にさらわれた愛してるの言葉 明日の空に書き残そう
またもう一度 伝えられるその時まで
やり残した事がある
まだまだしたいことがある
生きてる わけもないけれど
こんなにも 僕にはやれることがある
だから 生きていこうと思った
目には見えない かけがえのない一瞬を
何度でも積み重ねた先に 今があるなら意味くらいはあるのだろう
雨に降られたyesterday。
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何もかも忘れたい
何もかも覚えていたい
矛盾した 気持ちが
僕の中で 空回り
手を伸ばして
そばに引き寄せて
それを 無理やり
愛と呼んだ 昨日
そして日は暮れてあなたの声に抱かれて
こんな小さな世界でもちゃんと愛されてるって気付く
持てるすべての言葉をなくしたとき
残された気持ちが まだ君を 欲しがるなら
それは 紛れなく愛と呼べるだろう
何もかも 要らない
でも出来ればすべて欲しい
何がほんとで何が嘘なのか
僕でさえわからない
正しいように
振る舞っているだけ
時々 それが滑稽で
ばからしくなるのは何故?
たとえば 玉ねぎを切るとき涙が出るような
どうしようもない 悲しみのせいで 生きていることが辛いなら
下手な強がりはやめて弱さを見せてよ
涙を流す素直な君が そこに見えたとき
僕は 抱き寄せてよくやったって言うよ
結果ばかりに 目がいくそれが 世の中だ
でも過程を無視されちゃたまったもんじゃないのです
失敗したって躓いたって精一杯頑張ったのは 本当だから
この涙が知ってる
そして日は暮れてあなたの声に抱かれて
こんな小さな世界でもちゃんと愛されてるって気付く
持てるすべての言葉をなくしたとき
残された気持ちが まだ君を 欲しがるなら
それは 紛れなく愛と呼べるだろう
僕にはやっぱり君が
君にはやっぱり僕が
いなければ いなければ
幸せにはなれないんだろう。
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空に手が届くくらい
積み重ねた日々
膨大な時間
笑ったことや 泣いたことまで
すべて思い出と呼べるのなら
笑ったことや 楽しかったことだけを
思い出と呼んでいつまでも覚えていたい
時には 生きることに投げやりになって
命なんか 要らなくなることもあるだろう
それでも 都合よく笑えた日には
命あることを心から喜び
生きてて良かったと 胸を撫で下ろす自分がいる
愛は 物静かに 世界を見渡して言葉もなく僕を抱きしめる
迷うこともなく ただあなただけを見つめて「愛してる」とささやけば
僕は それだけで幸せになれる
雲をつかめるくらいに
積み上げた 昨日今日明日
行ったり来たりの毎日
愛されたことや愛したことのすべてが
僕の 歩いてきた足跡になるなら
雨に降られたように流した涙も
思い出と呼んで差し支えないだろう
時には 耐えきれなくなってしまうだろう
途方もない 悲しみや寂しさに震えるとき
きまって誰かの存在が君を支えてくれる
自分一人だけじゃ とても生きていくには
険しい道のりだから
誰かと助け合い 生きてく
愛は そんなにたいそうなものじゃない
気づく前からそこに当たり前のようにあって
僕のために泣いたり笑ったりしている
ほんのささやかな
一瞬一瞬を 刻み込んで
消えないように 一歩一歩をかみしめて
生きていく その為の一歩を今 踏み出す
生きている証しとなるであろう今を打ち立てる
愛は 物静かに 世界を見渡して言葉もなく僕を抱きしめる
迷うこともなく ただあなただけを見つめて「愛してる」とささやけば
僕は それだけで幸せになれる。
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言葉だけなら いくらでも 傷つけられる
だけど 僕にはあなたの体を傷つけられるだけの勇気もない
だから いつも覚悟もないままに
言葉だけで 強がるだけで
無益な 争いは 静かに収束を迎えるの
この胸の中に 咲いた名前もない波打つ感情
それはまるで 今にも降り出しそうな雨を予感させるような
恐いくらいに静かな音のない 世界に 広がる不安
たとえば 何かをまかり間違って
それをフラワーと ぼやかせば
世界は 途端に 嘘に染まって
何もかもが仮初めの美を装うだろう
だから僕は少しも
正しくなんてないし
誰も間違ってなんかいない
ただ 僕と君には隙間があって
向かい合えばたちまち気まずくなって嘘に頼るだけだ。
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遠い道のりを 歩いてきました
振り返れば 果てしない道が果てしなく
どこまでも 続いている
思い出というものがいくつか僕にもあります
ありがたいことに その思い出の中には
愛する人もいて かけがえのない時間が
数えきれないほど刻まれているのです
笑っていたこと 泣いていたこと
ただそれだけだって大切な思い出
過ぎ去った昨日 これから向かう明日
旅は続くよ そしてまたひとつ 今日は過ぎてく
あなたの思い出の中に しまわれるように
どこからが始まりだったのでしょうか
どこまで歩けば終わりは見えるんだろう
まだまだ 道は続く
涙も たくさん流したし 笑顔も浮かべたよ
言い訳は もう 飽きるくらい言ったし
さんざん逃げ隠れもした 弱音も吐いた
人も 憎んだし 人に憎まれたこともある
好きな人や嫌いな人 出会いのすべてが
けっして良かったと思う出会いじゃない
だけど別れる時にはどんな出会いでも
いつの間にか 僕の心に同じ気持ちが 生まれているよ
それは寂しさという素直な気持ち
夜の街が まるで海のように
暗い闇の中に 浮かんでる
あの明かりのひとつひとつが
人の営みなんだね
なんとなく 聞こえる筈もない
声に 耳をすましてしまう
なんとなく 見える筈もない
景色を 思い浮かべてる
笑っていたこと 泣いていたこと
ただそれだけだって大切な思い出
過ぎ去った昨日 これから向かう明日
旅は続くよ そしてまたひとつ 今日は過ぎてく
あなたの思い出の中に しまわれるように。
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積み重なっていく
涙が目指すのは
雲より 高くて誰もまだ見たことのない場所
手を伸ばして
その 先にあるものを
引き寄せて 抱き寄せる
愛は 手のひらに 伝わって
ぬくもりが 花を咲かせるように
僕の手に 君の手が重なって
ここから 積み重ねていく思い出
それはまるでタワー
目を 閉じたままで
耳を ふさいだままで
世界を見れば 世界を聞けば たどり着けるかな
種を 蒔いたのさ
何が咲くかはわからない
でも昨日より 少し空に近づいた
まなざしの中に 灯る心
優しさが 道になって
橋になって 君を連れて行く
絵を描いてくようなものだよ
まだ未完成の自分
消しては 描いて描いては 消して
納得できなけりゃまた何度でも振り出しから
朝が 傾いて夜が 広がって
やがて 誰かの涙が 遠くの海に流れて 運ばれて
今日が明日につながってゆく
レールみたいに
愛は 手のひらに 伝わって
ぬくもりが 花を咲かせるように
僕の手に 君の手が重なって
ここから 積み重ねていく思い出
それはまるでタワー。