詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕らは箱の中 時間を閉じ込めた箱の中
巻き戻す 夜が過ぎたはずの朝になる
世界はそれでも何も変わらないままだ
顔を隠してる 恥ずかしがり屋の太陽が
光で僕らの目をくらませているんだ
降り止んだ雨さえもまた 降り出せば
きのうの青空が嘘のように
僕らは箱の中 命を取り留めた箱の中
血を混ぜて 手を結んで ひとつになる
ずっと覚めない夢の中 終わらない夢の中
誰かを待っている あるいは誰かを待たせてる
たとえば この小さな呼吸ひとつだって
かけがえのないものだ
あなたの近くで僕のそばで そっと脈打つ音に耳をかたむけて
僕らは箱の中 時間を閉じ込めた箱の中
巻き戻す 夜が過ぎたはずの朝になる
世界はそれでも何も変わらないままだ
心臓の脈打つリズム
聞こえますか?聞こえますか?
それが生きてる音。
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沈むように 落ちるように眠った
目覚めればもう窓の外はすっかり夜で
あたためていた思いを唇にのせて声にしたのに
下手くそな言葉になったよ
どこまでもただ 暗い夜だ
だけどなぜかやさしい夜だ
世界は僕に笑ってくれてるだろうか
せめて傷ついた僕らに嘘でもいいから
生きることは間違ってないと教えてよ
うまく言葉にならないからね
とりあえず繕うよ 糸と針で縫うように
隠せずにはみ出した傷跡が 雨に濡れてる
誰かの優しさがしみるよ
どこまで行っても 闇ばかりだな
だけどその中に灯る見えない光
あなたは何も言わずに笑ったままで
いつも悲しいときはには勇気をくれる
ハンカチを差し出してくれてるみたいさ
難しいことは何もわからないしわかろうとも思わないけど
ただ「あなたがいること」
それだけが僕の光
どこまでもただ 暗い夜だ
だけどなぜかやさしい夜だ
世界は僕に笑ってくれてるだろうか
せめて傷ついた僕らに嘘でもいいから
生きることは間違ってないと教えてよ
君をどこまでも愛せるように
君にいつまでも愛されるように
二人がいつまでも二人でいれるように。
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情けないよなあ 君に頼りきっている
いつだって君をアテにしてばかりだ
365もの日付に 追われながら
僕らはこうしてどこまで歩くのか
いい加減だよなあ いつも口ばかりで
嘘もつくし ごまかしてばかりだ
自分の悪いとこは知っているよ
痛いほど だけど変われない
寂しいときは そばにいるよ
悲しいときも そばにいるよ
ケンカもしよう そのたび仲直りをしよう
お互いの足りないところを補いあおう
君と行きたい場所がこんなにたくさんあるんだ
君と観たい映画が 君に見せたい景色があるんだ
難しいことはいい
僕は君が好きなんだ
なんでもない景色の中に 咲いた
ふたつの花が 寄り添ってる
いつでも どんなときも離れない
幸せは こういうことを言うのかなあ
寂しいときは そばにいてよ
悲しいときも そばにいてよ
うれしいときは 一緒に笑って
泣きたいときは一緒に泣いてね
こんなにたくさん君にしてほしいことがあるんだ
こんなにたくさん君としたいことがあるんだ
わがままな 僕だけど 君だけを 愛してる。
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悲しいことがあったんだ
だからたくさん泣きました
瞳からつぎつぎにこぼれる涙
心までとどいて濡らしました
通り過ぎてく季節の数だけ
歳を重ねて いつの間にか僕も大人になったよ
優しくなろうと思えば思うほどに
なぜだろう 泣きたくなるよこの世界は
つまらない見返りを求める人ばかりで
ありがとうも悲しく聞こえてしまう
それでも僕はどこまでも単純でお人好しな優しい人でいたいよ
とっぷりと日が暮れて
いつもの帰り道を歩けば
いつまでも見ていたいほど
きれいな夕焼けが街を包んでいた
たとえば出会った人の数だけ
思い出があるのなら 悲しみさえも抱いたまま
誰かを愛そうとすればするほどに
なぜだろう 傷つくばかりで悲しくなるよ
憎むことに慣れてしまった僕たちには
優しさの置き場すら心にはないかなあ
それでもたまに見せる人の弱い部分が僕にはたまらなく優しく見えるんだ
簡単なことだ 多分僕たちが苦戦してることは
心と心で会話すればいいだけなのに
目と目を合わすたびつまらない計算をするからこんがらがる
優しくなろうと思えば思うほどに
なぜだろう 泣きたくなるよこの世界は
つまらない見返りを求める人ばかりで
ありがとうも悲しく聞こえてしまう
それでも僕はどこまでも単純でお人好しな優しい人でいたいよ。
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積み重ねた思い出がいつしか 二人の思い出になった
同じ思い出を持っていることの幸せをかみしめている
時には泣いたり 時には笑ってみたり
時にはケンカもして 時にはいちゃいちゃして キスをして
それから…
多分愛なんて そんなたいそうなもんじゃなくて
ただそばにいるだけで いつの間にか伝わってしまうものだと思うからね 特別なことは何もなくて
あなたがいる ただそれだけで僕の世界は輝くんです
ほら僕の記憶の彼方までずっと続く道に残っている
思い出が歩いた足跡が いつかの涙や笑顔を覚えてる
時には真面目に 時にはふざけたり
時には嘘もついた 傷つけ傷ついた
すべてが大切な思い出だ
多分、愛してるなんて言うだけならば簡単だと思うから
愛してるなんて言葉にはしないでも 愛されてるって気づかせて
いつでもそれが当たり前みたいに あなたのことだけを誰より 思っているからね
また季節のページをめくる いたずらな風が
花を咲かせては散らせていくのを
君と二人 この小さな窓から 眺めよう
分け合う喜びは小さくても 味わい深い時間となるでしょう だから
多分愛なんて そんなたいそうなもんじゃなくて
ただそばにいるだけで いつの間にか伝わってしまうものだと思うからね 特別なことは何もなくて
あなたがいる ただそれだけで僕の世界は輝くんです
あなたがいる ただそれだけで僕はいくらでも強くなれる。
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君の目は 何を映しているの
君の耳は 何を聞いているの
当たり前みたいに人が死に生まれる世界で
今日もまた 君は わけもわからず生きている
動機なんて いつもちっぽけなもんで
意味もなく ただ僕らは そこにいて
変わらない営みの中に身を置いて
あたかも平気なように見せかけている
あたかも幸せそうに振る舞っている。
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どこにいるの ひたすら僕や私を演じて
かたちを勝手に決めつけて 時にわがままに己の境遇をうらむ
半分 夢の中に 意識がいってる
時の流れはゆっくりと 命をはこぶ
名もしれぬ花です 私は 風にもなれる
旅人が空の監視の目にさらされたまま
色とりどりの夢を見る。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
胸の片隅に 小さく 膨らんだ 蕾がひとつ
君がいつかくれた思い出が 咲いた 咲いた
アルバムの中の 写真 ひとつひとつ 指で辿る あの日の音や光
夜や 朝の 中にある
言葉じゃ言えない さまざまな幸せのかたちとでも言おうか
さすらう風が カーテンを揺らす
たとえ今日が誰かの世界の終わりでも
僕は幸せなまま
君は幸せなまま
今日を迎えそして終える。
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夕暮れの街並みはどこか優しくて
思わず似合わない涙なんか流してしまうんだ
歩道を並んで歩く 家族の姿に重ねてみる幸せのかたち
きっと特別なことなんか何もなくても
ただ大切な人がそばにいてくれる
それだけでいいと思うんだ
あなたの影と 僕の影が背伸びをしたら
だいだらぼっちのお出ましよ
サヨナラするときはみんなひとりぼっちだよ
寂しかったり悲しかったりするのはしかたないことです
だから、せめてその寂しさや悲しさを
吐き出すように 泣いたっていいんだよ
だって生きることは思うよりとても辛いから
すっかり日が落ちてあたりは真っ暗
誰かが泣いててもきっと気づかない
忘れていることや考えもしないいろいろなことがある
きっと生きていくことなんかは
きれいごとを言わないでいいのなら
泣くことのほうが多いくらいで
あなたのそばであなたの心臓の音を
誰より近くで聴いている僕がいる
だいだらぼっちはとても寂しがり屋さ
だからいつも寄り添っていないと すぐに泣いてしまう
ひとりじゃ荷が重いなら 誰かと一緒に
人生という高い山の頂目指し登ろう
笑ったり泣いたりたまに喧嘩もしたり
きっと楽しい毎日になるだろう
あなたの影と 僕の影が背伸びをしたら
だいだらぼっちのお出ましよ
サヨナラするときはみんなひとりぼっちだよ
寂しかったり悲しかったりするのはしかたないことです
だから、せめてその寂しさや悲しさを
吐き出すように 泣いたっていいんだよ
だって生きることは思うよりとても辛いから。