詩人:どるとる | [投票][編集] |
最近「疲れた」が口癖になっているよね
君も僕も似たもの同士だから口癖も同じ
悲しいこともたまにはありますけれど
どうにかこうにかやっております
今日も日が暮れてく 帰り道を歩く僕の後ろから 近づく夕闇がやがて夜を連れてくるだろう
ささいなことですれ違っているようじゃ
まだまだ 二人は 大人にはなれそうもない
とりあえず言い訳はあとにして家に帰ろう
どんなに好きでもすべてを同じには
出来ないしすべてを好きにはなれない
君のことでいやなこともありますが
それはお互い様だから言いっこなしよ
手をつないで帰る 僕のすぐ隣でうれしそうに笑う君のその笑顔がまぶしかったから
今日はそれですべてゆるしてしまおう
ちょっとだけ遠回りして もう少し君とこうしていたい
やっぱり僕はなんだかんだ君が好きだ
今日も日が暮れてく 帰り道を歩く僕の後ろから 近づく夕闇がやがて夜を連れてくるだろう
ささいなことですれ違っているようじゃ
まだまだ 二人は 大人にはなれそうもない
とりあえず言い訳はあとにして家に帰ろう。
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抱きしめてしまおうか あなたの心ごと
愛しても愛されてもまだまだ足りないから
どれだけ季節が巡っても
どれだけ歳を重ねても
わからないことがある
変わらないものもある
僕は多分いつまでも僕のままだから
これからも君に迷惑をかけてしまうと思うんだけど
そんなときには僕を叱ってね
あなたと出会ったあの日から
僕は幸せへと 少しずつ歩いていたんだろう
そして今たどり着いたあたたかな
君の笑顔のそばで生きてるこの毎日が
僕には何よりの宝物
ありがとう なかなか言えない言葉
愛してる 恥ずかしくて言えない言葉
誰かが君を傷つけたら僕まで傷ついてる
僕が君を傷つけたらこんなには傷つかない
結局僕はわがままで他人が君を傷つけるのは我慢ならなくて
だけど自分が傷つけるのは平気です
そんな自分がたまにとても嫌いになる
そんなだめな僕ですが君を死ぬまで愛すから
どうかつないだ手を離さないで
あなたと出会うずっと前から
運命に似たものを感じていた気がする
らしくないなんて笑うなよ
これでも精一杯かっこつけてるつもりさ
かけがえのない宝物
ありがとう なんてきれいな言葉
愛してる 僕も言われたい言葉
あなたと出会ったあの日から
僕は幸せへと 少しずつ歩いていたんだろう
そして今たどり着いたあたたかな
君の笑顔のそばで生きてるこの毎日が
僕には何よりの宝物
ありがとう なかなか言えない言葉
愛してる 恥ずかしくて言えない言葉。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
君が生まれて ひとりで歩けるようになって
やがていろんなものを見て 聞いて さわって
生きてることの喜びや幸せをかみしめて
肌で感じて心で味わって
少しずつでいいから頭のいい大人よりも心優しい人になりますように
全身全霊を込めて愛を注ぐから
咲くのが花なら
枯れるのもまた花の形
それを知りながら
私は命を抱きしめるのです
私は命を愛すのです
そしてあなたという世界にただひとつの存在を この身に宝物と刻み込むのです
長い夜が明けて朝がやって来て
寝坊助の君は 一番遅くに起きてやっと
朝ご飯を食べる おはようは後回し
忘れた頃にごちそうさまと一緒に言うね
僕が望むのは自分のことを愛せる自分になりますように
そう願う僕は もう少しで役目を終える
君が花ならば
私は一体なんだろう
きっと見窄らしい花なんだろう
あなたは私を照らす太陽
まるでそれが当たり前のようにそばにいて抱きしめてくれるんだ
私もまた あなた同様に小さな花です
風に吹かれながら種を未来に運ぶ役目を担う
そしてあなたも
咲くのが花なら
枯れるのもまた花の形
それを知りながら
私は命を抱きしめるのです
私は命を愛すのです
そしてあなたという世界にただひとつの存在を この身に宝物と刻み込むのです
あなたが私と同じように命をその身に抱きしめた時わかるよ
愛する人が出来た時わかるよ 自分より大切な宝物が出来るよ。
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太陽からこぼれる陽射しの雨を
浴びて 濡れた頬に笑顔が咲いたのは記憶にも新しい
殺風景な部屋に 花でも飾ろうか
でももう必要ないね いつの間にか君が咲いていたから
知らず知らず ひとつひとつ 増えてくものを指で数えながら
そしていつしか 見失う程に たくさんの思い出が 僕の胸の中には刻まれてたよ
道のりは険しく 見上げる程に遠く
人生というものは難解で解き明かせない命をはらんで
私のこの体を巡る血潮に重ねる
命の形 そっと垣間見る時 痛みの向こうにある光
知らず知らず ひとつ ひとつ 失ってゆくものは数えきれない
やがていつしか なくしてしまうすべてを
少しでも引き止めることが出来るなら
ここまで来てわかることがあるよ
躓いた痛みは全身を切り裂く程に
私を深い悲しみで包み込むだろう
それでも時折見える光が私のちっぽけな命を意味ありげに縁取るんだよ
知らず知らず ひとつひとつ 増えてくものを指で数えながら
そしていつしか 見失う程に たくさんの思い出が 僕の胸の中には刻まれてたよ。
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見上げれば果てしなく広がる青空よ
おまえのその腕の中で私は抱きしめられているのです
花は咲いては散ってゆく儚い命だから
せめて美しく限りある時間の中で
生きようと懸命に大地に根を張るけなげな命
私は 私に生まれたこの当たり前を
全身で受け止めて 今をかみしめよう
私を 照らす太陽の光のあたたかさや
私を濡らす雨や私に吹きつける風の冷たさに
ここにある命を何度でもたしかめる
暮れゆく夕暮れは赤く染まる空が
私のこのからだを優しく抱きしめるのです
何を焦っているのか生き急ぐ人よ
いつか終わる命だというのに
あなたは何をそんなに追いかけるのか
私にはわからない
私は私の何を知っているのでしょうか
いつの間にか私は私だったというのに
私が見つめる先に揺れるきれいな花や
私が愛している大切な人々の笑顔や涙の中に
育まれてる命を重ねて見ているのさ
ただどこまでも変わらない営みの中に
私が私であることを いつでも望んでいてくれるあなたが
私が生きている というただそれだけのことを幸せに思ってくれる気持ちが
うれしくて私はあなたのために生きようと思ったんだ
私を 照らす太陽の光のあたたかさや
私を濡らす雨や私に吹きつける風の冷たさに
ここにある命を何度でもたしかめる
私があなたの青空であるように
あなたも私の青空だから
雨降りの空でも私の中にはあなたという青空が広がっているよ
だからもう生きることに迷いはない。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
愛を僕らは勘違いしているかもしれない
ただやさしいだけなら愛とは呼ばない
やさしさの中に厳しさを込めなけりゃ
愛とは到底呼べないことを知らない
固めた拳は 本当に愛すべき人にだけ
振り下ろされる 人の痛みを痛みを持って
伝えよう 届けよう
愛するすべての人に
あなたに嫌われても
あなたに憎まれても
ただ一途に 愛を教える
愛すればこそ やさしい人は人の心を教える
虐待と愛の違いもわからない大人は
ただ躾として我が子の命を奪う
なにが愛かわからないうちに親になり
愛とは到底呼べないことをしている
子供との距離のとり方や向き合い方が
わからないのに親になんかなれない
わからないままの愛なら一番近くにある愛を感じればいい
あなたが教えてくれた愛じゃきっと愛とは呼べないから
不器用でも下手くそでも心を込めて愛してみよう
手をつなぐこと いつでも寄り添うこと
でもたまには遠くから見守ること
そして何より私があなたの親であること
それを子供に気づかせること そのすべてを愛と呼ぶんじゃないのかなあ
固めた拳は 本当に愛すべき人にだけ
振り下ろされる 人の痛みを痛みを持って
伝えよう 届けよう
愛するすべての人に
あなたに嫌われても
あなたに憎まれても
ただ一途に 愛を教える
愛すればこそ やさしい人は人の心を教える
愛すればこそ あなたの心を人の心のかたちにつくる。
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そして僕らは目を開いて 目の前の世界を
その両目でどこまでもありのままに見つめるよ
やがて僕らは耳をすまして 誰かの声やきれいな音色に心をふるわせて最後まで聞き取るよ
命が終わってく 様を見つめながら何も出来ずにいると
ぐしゃりと潰れる私の心の中で何かが壊れる音がした
薄暗い夕暮れの中に
ぼんやり浮かぶ街明かり
僕は今の心を言葉にする事が出来ず
ただ涙に濡れました
そして神様が提示した宿題に生まれてから死ぬまでずっとかじりつくのです
ありもしない頭で ありきたりの心で とりあえず机に向かえば何も出来ず日暮れる
ガラス細工の命は短いから あっという間に終わる
ふれることさえ出来ない命は血潮に重ねれば温かい
ただ深く深く目を閉じて意識の底に沈む
僕は何ひとつわからないまま いつも
また夜を明かすのだ
変わらない日々の中
いつまでも変わらないものがある
だけど確かに私の中で変わりゆくものがある
ひとつひとつ数えればきりがないほど
それは私の中で日々増えたり減ったり繰り返す
世界がオレンジ色に染まる その時
待ちわびたように押し寄せるマジックアワー
薄暗い夕暮れの中に
ぼんやり浮かぶ街明かり
僕は今の心を言葉にする事が出来ず
ただ涙に濡れました。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
旅に出るなら
数えきれない思い出話をトランクに詰め込んで
旅に出るなら
忘れられない思い出話を誰かの耳元でささやいて
遠い空から ふるさとと今僕がいる場所を繋ぐように
今語ろう 長い長い旅の話をしよう
涙に濡れるような
笑顔が咲くような
夢を見るような。
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昨日泣いたぶん
今日は笑おうか
昨日笑ったぶん
今日は泣いてやろうか
そんなふうに雨のち晴れを繰り返して
続いていく日々 なんてことはないだろう
いつもいつも時間に追いかけ回されて
いつもいつも時計ばかり気にしているね
大人の中で自分だけがちっぽけに見えた
だから背伸びして無理やり帳尻合わす
在りし日の影が ゆらゆら揺れて
僕に教えてるよ
おまえも随分大人になったなと
肝心なことは何も変わってないけど
多分あの頃よりは歳をとっただろう
昨日誰かを傷つけたなら
今日は誰かを助けろ
昨日誰かを助けられたなら今日も
そんなふうにいいことばっかり出来ないけどなるべくまっすぐ歩けるように
背筋伸ばして 行くよ
大人の中で自分だけがちっぽけに見えた
だから背伸びして無理やり帳尻合わす
在りし日の影が ゆらゆら揺れて
僕に教えてるよ
おまえも随分大人になったなと
肝心なことは何も変わってないけど
多分あの頃よりは歳をとっただろう
理想の自分に 近づけただろう
そう思うことにして今日はおやすみ
また明日ね。
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すべての人を 助けられるような
そんなことが出来たなら一番いいのに
僕の両手じゃ 自分を守るだけで精一杯で
人のことなんて気にする余裕もない
行き交う人の波の中に少しだけでも
優しさがあればいいけど
どうしても人の嫌な部分が目立ってしまう
この世界にシミをつけるものはなんだろう
一部の心ない人だろう
その人たちさえ 誰かを思いやれれば
少しは違うのに
少しは変わるのに
悲しいかな
僕らは不完全
ゆえに過ちを犯す。