詩人:どるとる | [投票][編集] |
闇の中に 浮かぶ
小さな光 それは
無音の中に ある
聴こえない音
確かめるには
心をつかうんだ
目を開けたままじゃ
耳をすましただけじゃ
わからない それがきっと大切なことなんだ
僕らのささやかな暮らしの隙間に
流れるメロディ ひとつひとつ重なって
命が奏でる 素敵な歌に変わる
僕は謳う この世界の悲しみを
生きることの 苦しみさえも
目をそらしてちゃいけない
耳をふさいでいてはいけない
幸せとは 無縁の世界で生きる 人にも
見える光があるのならそれがきっと希望だ
僕らの つつましやかな努力や頑張りの積み重ねで
何が出来るかわからないけれど 何かが出来る
僕は 抱きしめる 目の前のすべてを
僕に涙を流すことを教えてくれる
悲しみさえも愛している
苦しみさえも尊いんだよ
争いの絶えない国に生きる人の明日は
悲しいだけでは終わらない そう信じていれば
それが希望と呼べる
僕は謳う この世界の悲しみを
生きることの 苦しみさえも
目をそらしてちゃいけない
耳をふさいでいてはいけない
幸せとは 無縁の世界で生きる 人にも
見える光があるのならそれがきっと希望だ。
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人はどうして 恋をするんだろう
わからない でもなぜか好きな人の前ではうまく言葉にならなくて
どれだけ時間があっても足りないよ
思いを伝えたいのに伝えようとするけど
また明日また明日と日々を見送っている
初恋という 夢を見ている 僕はまだ若い
もう少し時間をかけてあたためていこう
そしていつか届けるよ あなたの心まで。
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君はいつも 人知れず頑張っているよね
僕は知ってるんだ 君の涙も笑顔も
なかなか仕事が 忙しくて会えないけれど
仕事してても君のこと考えているよ
遠く 遠い 場所から空と空でつながってる
同じ思いを抱きしめて 僕らはいずれひとつに重なる
今何をしていますか?
今どこに誰といますか?
今の時代携帯電話ひとつありゃ
いつでも話せるけれど
そのぬくもりだけは伝わらない
だから僕は 君に会えたらとてもうれしくて
涙なんか流してしまうよ 愛してる 愛してる 君だけを
不器用なとこも二人はそっくりで
忘れっぽいとこも 似ているよね
だけど君は諦めの早い僕と違って
一生懸命な頑張り屋さんだから
心と心が 重なって愛は生まれるのさ
根拠など何もない
僕らは理屈を越えて生きてゆく
今どんな気持ちですか?
今何が悲しいのうれしいの?
今の時代 部屋の中でもパソコンがあれば誰とでもお話出来る
だけど大切なことは面と向かって言わなきゃ
心にゃ届きはしないんだよ 愛され 愛して 二人で
今何をしていますか?
今どこに誰といますか?
今の時代携帯電話ひとつありゃ
いつでも話せるけれど
そのぬくもりだけは伝わらない
だから僕は 君に会えたらとてもうれしくて
涙なんか流してしまうよ 愛してる 愛してる 君だけを。
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大切な人が いつもそばにいてくれる
それだけでもう僕は幸せになれるんだ
時折すれ違うけど それでもすぐに仲直り出来る
あなたの笑顔やあなたの優しさに 触れて僕はそのたび気づくんだ
あなたがいるというそんな当たり前なことに
迷いもなく僕を愛して
ためらうこともなく僕を抱きしめる
そのまっすぐなまなざしに僕はいつも照らされている 守られている
そしていつか積み重なる 感謝を 返せるときが来たなら
僕にしてくれたのと同じようにあなたを幸せにしてみたいんだ
道端に咲く名も知らない花のよう
そこに咲いているのがまるで当たり前のよう
だけどあなたがそこにいるのはとても嬉しい
涙流すときあなたがひどく落ち込んだとき 何が出来るか考えて
結局元気づけられてしまうのは僕のほう
こんな不器用な僕を愛して
まるでそれが当たり前のようであるかのように
僕はあなたの温かなその血の通った両手に包み込まれてる
大好きだ 愛してる そんな言葉が風のように耳に心地よく
特別なことなんてきっと何ひとつないけれど
あなたといるとなぜか毎日が特別に思えるから不思議だ
迷いもなく僕を愛して
ためらうこともなく僕を抱きしめる
そのまっすぐなまなざしに僕はいつも照らされている 守られている
そしていつか積み重なる 感謝を 返せるときが来たなら
僕にしてくれたのと同じようにあなたを幸せにしてみたいんだ
あなたが僕を愛してくれたように
僕もあなたをあなただけを愛してみせるよ。
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おはようって 言う君に僕もおはようって言う
そんな他愛ない会話の中にも愛はちゃんとあるかなあ
ただいまって 言う僕に君は おかえりって言う
一日の最初と最後に言葉を交わすのはいつも君だね
変わらないものがもしもこの世界にあるのなら
それは そんなひとつひとつの当たり前な繰り返し
ただ そこにいてね それ意外は 何も望まないよ それだけで
愛なんて 痛いほど伝わるから おはようのない朝はない
ずっとこの平凡は続く
愛してるって 言う君に僕も愛してるって言う
そんな言葉も恥ずかしげもなく言えるよ
大嫌いって 言う君のことホントは好きだよ
いつも喧嘩したときは心が 裏返し嘘ばかりつく
変わってほしくないものがこの世界にはある
それは 君といる一分一秒 積み重ねていく時間
ただ 明日も変わらず
僕は君がよく知る不器用な僕で ため息が出るほど情けない
愛なんて 大げさに言ってるけど 愛そうと思って愛してない
いつもただ一緒にいるだけ
ラララ まっさらなノートに ちりばめたいくつもの言葉
星のように 輝いた
拾い集めて 切ったり貼ったりつなげてみたりしながら やがてそれはひとつの歌になる
ただ そこにいてね それ意外は 何も望まないよ それだけで
愛なんて 痛いほど伝わるから おはようのない朝はない
ずっとこの平凡は続く
ずっとこの幸せは続く。
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積み重ねる 誰かとの時間の中に
誰もが 身を置いているのです 今日も明日も
与えられた 時間はあまりに短い
それでも余裕があるうちはまだ 長く果てしない
そしてまたひとつ夜が過ぎて またひとつ朝が終わる
その中で得るものそして失うものはあまりに多い
魔法みたいに 生まれた 命だから
魔法みたいに 消えてゆくのかなあ
泣いたり笑ったり 繰り返す日々の先で
いい人生だったって笑うために
僕は今日という時間を生きている
みんな今日という時間を生きている
振り返る 思い出の中の数ある場面
明日の今日は今日だけど今日じゃない
与えられた時間は誰にも等しく同じ
僕を追い越していく人の後ろ姿を見送る今日がある
やがて僕にも この世界とさよならをする日が来る
その前に もっと誰かを愛したい もっと愛されたいよ
偶然みたいに 生まれた世界は
今日もただ繰り返しを繰り返す
消しゴムだって消せない絵を描いてるその途中さ
僕は自分という世界を描いている
みんな自分という世界を描いている
魔法みたいに 生まれた 命だから
魔法みたいに 消えてゆくのかなあ
泣いたり笑ったり 繰り返す日々の先で
いい人生だったって笑うために
僕は今日という時間を生きている
みんな今日という時間を生きている
魔法のない世界で魔法のような命を抱きしめている。
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強いられている訳じゃない
生きなきゃいけないわけもない
ただ、与えられた時間を生きている
生きることを強要するのは
誰にも出来ないしする必要もない
生きることが正しくて
死ぬことが間違いだと胸を張って僕も言えない
こんなにも生きたいのに 時々たまらなく死にたくなるのは
生きているからだと言う 人がいるよ
僕は生きたいのかなあ
それとも死にたいのかなあ
わからないから 生きているのかなあ
いのちは 生まれる前からずっと
いのちだったはずなのに
いのちだってだけでまるで 腫れ物にさわるようで滑稽だ
いのちだから大切なんじゃない
いのちがいのちであることが大切なんだ
それをわからないうちはまだまだ空っぽだ。
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暗闇の中に 目を凝らしてみる
たとえば僕は 夜空の中に輝く 星のひとつ
君には見えるだろうか
無音の中に たたずんでみる
たとえば僕は この街のいたるところに隠れてる
誰かを思う優しい声
紛れ込むのさ たくさんの人の中に心のより所を探して
気づけばほら知らないあいだに夜が過ぎてく
目をつむっても 耳をふさいでしまっても
見えるもの 聞こえてくるもの 何があるだろう 教えて
この世界に 散りばめられている 物語
それが悲劇でも喜劇でも 紛れなくそれは僕の物語
天からのささやかな贈り物 くらしのささやき
どこにもないのにここにあるもの
それは 多分誰もが生まれながらに持っているもの
いつか君にも見えるだろうか
ふれられもしなければ匂いもない
だけどそれはあると思えばある
ないと思えばなくなってしまう
とてもいい加減なもの
歩み寄るのさ 朝のそばまで カーテンを開くのは 君の役目だ
気づけばほら知らないあいだに 花が咲いたよ
笑っているようで 泣いているようにも見える どっちつかずの表情 読み取れないから教えて
始まりと終わりが交互におとずれる 物語
それが悲しくてもうれしくても 僕は僕の今をただ見つめるよ
「そこにある」ただそれだけの存在でいい
それがくらしのささやき
目をつむっても 耳をふさいでしまっても
見えるもの 聞こえてくるもの 何があるだろう 教えて
この世界に 散りばめられている 物語
それが悲劇でも喜劇でも 紛れなくそれは僕の物語
天からのささやかな贈り物 くらしのささやき
命が懸命に刻んでいる歌声 くらしのささやき。
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あなたのことが好きなんだ
どんな何を犠牲にしてもいいくらいに
人を愛するとき人はどこを見てるのかなあ
愛に答えなんかないけど 多分 心のない愛は愛とは呼ばないんだ
遠い未来でもしも誰かを愛すなら
たったひとりの人だけに捧げるだろう
この世界でただひとつの愛だから
この人を最後まで愛すと誓った日から
変わらない思いはどこまでも 続く
この果てしない青空のように素直に広がっている
僕は優しさを蓄える
いつか抱く愛のために。
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泣いても 泣いても
涙が止まらない
そんなときもある
君は 笑った
生きていくことは
思うより辛くて
時に大事なはずの
命さえ重たいよ
雨に濡れた今日がある
陽に焼かれた今日がある
嘘をついて 誰かを傷つけた今日もある
僕らは何度も何度も間違えては やり直す
それを笑うというなら僕はもう何も信じられなくなるよ
だから、ひとりにさせないで ひとりと思わせないで。