詩人:どるとる | [投票][編集] |
永遠のない世界の中で
永遠に 消えない何かを
残せたならと 思った
形あるものすべては
跡形もなく消えてしまう
大切なものも
そうじゃないものも
一つ一つ なくして
気づけば つないでた
手のぬくもりさえ
離した覚えもないのに 離れていくよ
泣いた日も 笑った日もあった
そのすべてが思い出ならば
忘れないよ 僕は今日の涙や笑顔を
365日もの 膨大なストーリー
またひとつ季節は 移ろい変わる
風向きも 変わる。
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「夢咲け」といつしかまいた種が
芽を出して花を咲かすとき
空は よく晴れて 陽射しは降り注ぐ
つまらない昨日のいさかいは
今日で全部終わりにして
今日からは
生まれ変わった気持ちで
また君と笑いあうよ
最初からわかっていたように
始まる物語
種をまくところから始まるよ 人生は
一歩を踏み出すように すべてはそこから。
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たくさんの人が見上げてる 夜空は
同じでも 抱く気持ちは違う色してる
悲しかったり 嬉しかったりする
君の毎日を 支えられたならいいな
ありふれた気持ちのすぐ傍で生きてる
僕らは以外と単純な頭を持っている
いつも人の優しさがある場所にいたいよ
ぬくもりが感じられる場所にいたいよ
たとえば 自分のことよりも他人を思える
誰かの 傍で僕も誰かに優しくしたい。
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猫が屋根の上で夜空を見上げてる
その長いしっぽで 月を撫でている
明けない夜なんてどこにもないって
誰かが言ってるけど僕は信じないよ
降りやまない雨だってちゃんと
この世界には あって
誰もが消えない傷痕を一人抱えながら
それでも生きてることを知ってるから
偉そうなことは言えないけど
頑張ってる 君の毎日を
どこかで 誰かが見ている
そんな気がして
疲れた顔をして 笑ってる君に
泣いてくれれば いいのにと責めた
君がどんな気持ちなのか知りもせずに
ただ強がってるようにしか見えなかった
誰もがそれぞれの迷いや悩みを
胸の内にかくしてる
同じ今の中に いくつもの人の今がある
あるときは泣き またあるときは笑って
誰かに愛されて そのぶん誰かを愛して
ありがとうなんて 照れながら笑う
似合わない笑顔浮かべて
今日も生きてる
出来れば いつも笑っていたくて
でもそんなのは無理な話で
だから 時には八つ当たりもするさ
それでも そんな自分の不甲斐なさや
弱さを知ってるから泣かせたあと
泣いてる君にあわてて謝るんだ
また 君と笑っていたいから
誰もが消えない傷痕を一人抱えながら
それでも生きてることを知ってるから
偉そうなことは言えないけど
頑張ってる 君の毎日を
どこかで 誰かが見ている
そんな気がして
誰かのストーリーは今日も続いていく
その人のためだけに夜は明けて
明日の君が 笑ってるイメージは
捨てなくてもいい
そのままの君でいて。
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見上げた空は目も眩むほどのブルー
まぶしい太陽が 畑に降り注いでる
おはよう おやすみ 繰り返すのはいつもの言葉
また明日ねで 今日が未来につながる
とびきりの笑顔で迎えた夜明けを
今 思いきり抱きしめて
君の心は翼になって
世界の果てまで 行く
なにかが 始まる予感
最初の一歩を踏み出すときは今。
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春を待たずに 旅立った
君に手紙を 書いている
下手くそな文字と 君は笑った
相変わらず 下手くそなまま
今年もまた 桜が咲きました
見事なものだと 思います
時が過ぎても今も忘れられぬ面影
そんな僕の弱さを君は笑うかな
春だというのに どこかもの寂しいのは
大切なものが 僕にはひとつ足りないから
わがままかもしれないけど
また会いたいよ
叶わない願いだとしても
星が流れれば 願うのはそればかり
雨が洗った 街並みを 傘を差して歩いた
宛もなく ただふらりと さまようけど
何を僕は 探しているんだろう
シャツを一枚 重ねて 寒さをしのぐ
もうすぐ 暑さも 忘れてしまうだろう
僕は君のために歌を作ったんだよ
言葉にできない思いを込めて歌う
この街に消えない悲しみがひとつ
ただ一人の人の幸せを祈った
僕は誰のために 生きればいい
迷子になった歌声
誰かのために 生きると決めた
あの日の 僕は まだここにいるのに
暮れていく街並みため息とベランダ
路地裏の暗がりと 猫のあくび
もう何度目の夜明けだろう
数える暇もないまま
時が過ぎても今も忘れられぬ面影
そんな僕の弱さを君は笑うかな
春だというのに どこかもの寂しいのは
大切なものが 僕にはひとつ足りないから
わがままかもしれないけど
また会いたいよ
叶わない願いだとしても
星が流れれば 願うのはそればかり。
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昔の人が 空を見上げて星に名前をつけた
遠い昔のずっと昔のあなたに会いたい
流れる風の 足跡を追いかけて走る
翼もない僕は 大地を一歩ずつ歩いてく
他愛ない 笑い声にいつも囲まれながら
幸せそうに 僕ものんきに笑いながら
この先にあるのが悲しみだと知ってても
僕は行くだろう
誰かが落とした涙を道しるべにして
地図にはない 場所へ行くための
果てしなく宛もない旅路になる
今日の思い出を 抱きしめながら
車窓に映る 遠ざかる街並みを
僕は 胸に忘れないようにとどめて
今あるこの時間の重みをかみしめて
川の流れを止められないように時間は
流れるまま 今を過去に変えて未来に手渡す
花束を 風に束ねて
空の果てまで
届けと祈る
僕の声はほころんで
綿毛になって 一足先に旅に出るよ
午後の窓に映る 景色 それはまるで
いつか見たような 夢で見たような
縁側で並んで見た夜の月も
あの日流れた星のかたちも
僕は二度と忘れないように 刻むから
いつかの気持ちを思い出している
生きている 花も
風も 命のかたちは様々
心が 醜いから
美しいものが 見えないというなら
僕の心もまた 命ある ひとつの輝き
胸に手をあて 鼓動に 聞くよ
地図にはない 場所へ行くための
果てしなく宛もない旅路になる
今日の思い出を 抱きしめながら
車窓に映る 遠ざかる街並みを
僕は 胸に忘れないようにとどめて
今あるこの時間の重みをかみしめて。
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画用紙に 描いた夢
君はどんな夢を
持っているの
僕に教えて
こっそりと
僕に教えて
誰にも言わないから
サンデー サンデー
いつものサンデー
笑って 泣いて
今日もまた明日
明日も元気で
笑えたら いいな
サンデー よろしく
サンデー とにかく
面倒なことばかりだ
マンデー チューズデー
サンデー 今日は
サンデー いつもの
サンデー 今日は
でもいつもとは
少し違う でも
どこが違うのかは
わからない。
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寒い雪が降る夜には 誰もが 笑ってその日を待ってる
きらびやかに輝く 星飾りで お洒落したツリー
今夜は誰もが 幸せな気持ちになれる
僕は そう祈るよ
今夜だけは 奇跡が起きればいいな
泣いてる人も笑って過ごせるように
粉雪が 道を白く染めていくのを
どこかで見てるサンタクロース
もしも 願い事がひとつ叶うのなら
世界中の人たちの幸せを祈るだろう
悲しみなんか忘れてしまうくらい
今日という日が 素敵な夜であれ
その日だけはわがままになってもいいよ
この街はケーキ ろうそくは街の灯
しんしんと降る雪は言葉にならない 気持ちにさせる
目を閉じても 消えない静けさの中に 咲く思い出
子供の頃、僕がまだ君くらいのとき 楽しみだったよ
僕は後回しでいいから 誰かの心にプレゼント届けてよ
子供の頃に 出会ったクリスマスのように同じときめきをあなたに
窓の向こう 恋人を待ってるあの人は
手を寒そうに擦りあわせながら
空を 見上げてる その顔には笑顔
幸せとはきっとそんな何気ない瞬間のささやかな喜び
今夜だけは 奇跡が起きればいいな
泣いてる人も笑って過ごせるように
粉雪が 道を白く染めていくのを
どこかで見てるサンタクロース
もしも 願い事がひとつ叶うのなら
世界中の人たちの幸せを祈るだろう
悲しみなんか忘れてしまうくらい
今日という日が 素敵な夜であれ
今までのどんな
夜より 素敵な夜になれ。