詩人:どるとる | [投票][編集] |
勇気とは 正義とは 暴力ではなく
誰かを心から守りたいというまっすぐな気持ち
心の中に そんな気持ちが生まれたら
不思議と力があふれてくる それが勇気だ
今 勇気の翼を広げて
君はまだ見ぬ大空へと羽ばたいていく
ただひとつの汚れも知らぬ真っ白な雲に抱かれて
愛情とは 友情とは お飾りではなく
心からそばにいてほしいと思うような気持ち
心の奥に そんな気持ちが生まれたら
不思議な力が 君を強くしてくれる
それがヒーローだ
今 勇気の翼を広げて 君は自分に立ち向かう 弱さを踏み越える
強さを 手に入れる
もう 負ける事はない
本物のヒーロー
今 勇気の翼を広げて
君はまだ見ぬ大空へと羽ばたいていく
ただひとつの汚れも知らぬ真っ白な雲に抱かれて。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
どんなに強い人でも 悲しみ苦しみ傷つきうつむく日があるよ
人はそれ程強くもなくって
でもそれ程弱くもないんだよ
だから誰かと一緒に手をつないで
その誰かの力をかりて 高い壁を乗り越えるんだよ
心はいつも無防備で だから傷つきやすくって
一度傷を負ったらなかなか治らない
だけど 誰かのぬくもりがそばにあれば
きっとどんな悲しみにも僕は負けない
向かい風の中を一人歩いていくようなそんな毎日
悲しすぎることはないけれど
笑ってばかりもいられない
いつも誰かの支えが無くちゃすぐに
支えをなくした心が打ちひしがれてしまうから
人は誰も孤独で 拭えない寂しさを抱えたまま
果てしないこの道を歩いていくんだよ
冷たい風に吹かれ自分というものを
ひとつひとつ踏み越えていくんだよ
「弱さ」に打ち勝てるものは ただの強さではなく
誰かを思うような まっすぐで素直な心さ
僕らは忘れている
そんな当たり前なでも大切な気持ちを
心はいつも無防備で だから傷つきやすくって
一度傷を負ったらなかなか治らない
だけど 誰かのぬくもりがそばにあれば
きっとどんな悲しみにも僕は負けない
人は誰も孤独で 拭えない寂しさを抱えたまま
果てしないこの道を歩いていくんだよ
冷たい風に吹かれ自分というものを
ひとつひとつ踏み越えていくんだよ
その先に きっと見えないゴールがあるんだ。
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君の心がもしも鏡なら
そこに映る僕の姿はどんなふうに映っているんだろう
いくつもの瞳の中に その数だけ僕がいて
それぞれの瞳に映る僕の姿は その瞳の映り方で違って見える
不思議だね 僕が嫌いって言う人と
好きだっていう人がきれいに分かれる
心と心を向き合わせて そこに映る
互いの心を さぐり合っている
そして少しでもその人の良さを見つけたくて目を凝らす
でも、同時にその人の悪意も見えてしまう
そんなときには人の悪意ばかり見つめるんじゃなくて
自分の悪意を指差して 僕の中にも悪意はあるって思うことだ
目を合わすだけで人の心が見えたら
きっとつまらない 孤独に陥ってしまう
いくつもの心の中に まだたくさんの心があって
いろんな心が心に覆い被さって 折り重なって存在してる
不思議だね 同じ心でもあなたと僕では
まるで違う 重ならない 当たり前だ
心と心をぶつけ合って 容易には見えない心をさぐり合っている
そこに見えた人の優しさを 光とするなら
その優しさの影にある ずるさや浅ましさが悪意だ
それはどんな人の心の中にもある光と影の面だ
すべてを好きになれずとも 一部を愛せればいいと思うから
目の前のすべての人を 自分のことのように思いやるんだよ
見えない痛みや悲しみや苦しみを 分かり合うために
心と心を向き合わせて そこに映る
互いの心を さぐり合っている
そして少しでもその人の良さを見つけたくて目を凝らす
でも、同時にその人の悪意も見えてしまう
そんなときには人の悪意ばかり見つめるんじゃなくて
自分の悪意を指差して 僕の中にも悪意はあるって思うことだ。
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海辺を 漂う
小さな船
その船で 闇の中を
泳いでいく
広げた両手で
掬う 朝の光
指の隙間から陽射しがほらこぼれた
闇を切り裂いて
街に降り注ぐ
光のレーザー光線
きれいだね
きれいだね
悲しみはひとつも無い
波間を 漂う
貝殻のよう
ひび割れた 傷から あふれる涙
そっと開いた瞼
何が見える?
漕ぎ出した船
夜の漁りに出よう
光を集められるだけ心に集めて
道しるべにしよう
何かが変わる
何かが変わる
憎しみは燃え尽きた
痛みももう引いた
闇を切り裂いて
街に降り注ぐ
光のレーザー光線
きれいだね
きれいだね
悲しみはひとつも無い。
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どうして泣くんだ駄々をこねるんだ
子供はただ目の前の世界を
澄んだ瞳で 見つめたまま
素直に ただ純粋に今を生きてるんだ
大人が働くことが仕事ならば
子供は遊ぶことや笑い泣くことが仕事だよ
ほら 何ひとつ責められるところなんて無いさ
だから強く優しく抱きしめるんだよ ぎゅっと
小さな手で積み上げる 色とりどりの感性という積み木
ほら 人間が形成されていく 自分で築き上げてゆく
僕ら大人が見えないところで子供は 成長していくんだよ
いつまでも子供じゃない 僕らが知らない君もあるよ
大人なら簡単に出来ることだって
子どもにはたいへんなんだ
大人と同じだと思ったら駄目だよ
賢くてでもどこか抜けてる大人は
たまに馬鹿で子どもの言いたいことに
気づけず 思わず手をあげてしまうけど
ああ 何ひとつ 子どもには悪気なんてないから
子どもの為に そこまで無理することはないよ
小さな手で 積み上げた積み木が崩れたってね
手をかしてはいけない 子どもが自分でなおすからね
そうして 少しずつ自分の手で出来ることが増えてく
いつまでも親の手を必要とはしない いつか離れてく
部屋の片隅 もう遊ばなくなった
積み木がほら 所在なげに転がってる
それを僕は物憂げに見つめてる
君はもう大人になってしまったんだね
小さな手で積み上げる 色とりどりの感性という積み木
ほら 人間が形成されていく 自分で築き上げてゆく
僕ら大人が見えないところで子供は 成長していくんだよ
いつまでも子供じゃない 僕らが知らない君もあるよ
小さな手で 積み上げた積み木が崩れたってね
手をかしてはいけない 子どもが自分でなおすからね
そうして 少しずつ自分の手で出来ることが増えてく
いつまでも親の手を必要とはしない いつか離れてく
いつか 積み木は空高く積み上がる。
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ねえ 君のことをはじめて抱いた日のこと
まだ小さな手を まだあどけない笑顔を
精一杯動かしながら 僕の指をつかんだ
君の確かなぬくもりが 僕の冷えた心をあたためたよ
長く降り続いていた雨は上がり 嘘のように晴れ渡っていく空
神様なんて信じてはいない僕だけれど
その時ばかりは信じてもいいと想った
ありがとうって何度も繰り返したよ
僕にこの子を授けてくれて とてもうれしいから
あらん限りの愛で抱きしめた 小さな空からの贈り物
ああ 生まれたてのミルクの匂いの君は
よちよち歩きで確かな一歩を踏み出した
目一杯 笑いながら
泣くときは泣いて
子供はね 素直に感情を表現するんだね
大人みたいに嘘をつく必要がないから
長く 思えた 時間は過ぎて あれからいくつもの季節が流れた
愛というものがこの世界にあるとすれば
それは紛れもなく君のことだと思うよ
愛してるって何度も言ってみたとこで
なんにも出来やしない不器用な僕ではあるけど
君が僕にそうしてくれるように
僕も君のことを愛し続けてみせるから
ずっと一緒にいようね 僕の愛する君よ
ありがとうって何度も繰り返したよ
僕にこの子を授けてくれて とてもうれしいから
あらん限りの愛で抱きしめた 小さな空からの贈り物
持ちうるすべての力で はぐくむよ 尊い空からの贈り物。
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花びら舞い散る季節の中で僕は君に恋をした
「好き」という言葉がなかなか言えなかった
頬を赤らめて 君に会うときはいつも
普段の自分を出せなくて 素直になれなかったよ
でも、この気持ちはきっと嘘じゃない
叶わなくてもいいから君に届けたい
いい恋だったって思えるような恋なら
きっと 君を好きになったこの気持ちも
けして無駄じゃないからね
心のドアを開け放って 君に好きだと言おう
ガラス細工のような心を抱えて 一人黄昏て
風に吹かれて 夕暮れの空の下 君をひそやかに想った
握りしめたラブレター 君に渡そうとするけれど 今日も持ち帰って来たよ
恋なんかするするんじゃなかったって
思うような恋なんてしたくはないから
誰かを好きになるってとても
素敵なことじゃないか 誰にも恥じることなんてないよ
たとえ僕の気持ちが行き場をなくしても
君に届けられたなら 多分それでいいと思うから
僕は初恋に ありがとうって言えるよ
だから、いつまでも君のことを一途に好きなままでもいいかい?
そう言ったら君は優しく笑ってうなずいた
その時僕はわかったんだ どうして君のことを好きになったのか
いい恋だったって思えるような恋なら
きっと 君を好きになったこの気持ちも
けして無駄じゃないからね
心のドアを開け放って 君に好きだと言おう
「好きになれて良かった」って笑おう。
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ごらん夕日が 窓の外で 沈んでくのがわかるだろう
痛みも悲しみも 今日が終わってしまえば
ほら嘘のように無くなってしまうよ
魔法もない世界で 奇跡を望むならば
歩かなくちゃ 傷つかなくちゃ 愛しなくちゃ
何も言えない 僕の言葉は全部 言い訳さ
ほんとの嘘のほんとで それはまた嘘になる
くだらない繰り返しさ ああ馬鹿らしい。
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何気ない 景色の中にそっと紛れ込んでる
小さな幸せの種を 僕らは見つけられるかな
人のことを好きになればなるほどに
人を嫌いになってしまうのはどうして
言葉の向こう側 そっと意識をあずければ
人の汚ささえもあざやかに見えてくる
うだるような夏の空
そっと したたる汗
長い坂道を二人でのぼっていくように
ほら君のそばで 幸せが音を立てている
なんとなく 眠りに落ちた夕暮れ 縁側
目覚めればほら 君の笑顔が僕を覗き込み
夕飯だよと 優しく可愛く言うから
僕はそっと立ち上がりうなずくのさ
意味や理由もなく愛され 愛しながら
空っぽの 真っ白な地図を思い出が埋める
目を閉じていたらわからない夏の宝物
ほら滴が落ちるようにつかの間の出来事
ああ君の心をざわめかせるささやかな魔法
うだるような夏の空
そっと したたる汗
長い坂道を二人でのぼっていくように
ほら君のそばで 幸せが音を立てている。
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どこにもないけどここにあるもの
不確かなようで確かなもの
人はいくつも持っているじゃないか
その命ひとつにしたって そうだよ
脈打つ心臓のリズムで命は運ばれていく
風の向こう側へ ほら案外気楽なもんだろ
目を閉じたときの 暗闇の中に描く
光に代わる何か 君がくれた道しるべ
今迷うばかりの僕を照らしている。