詩人:どるとる | [投票][編集] |
ねえ 悲しいときは
誰かに頼りなさい
独りじゃ駄目そうな
時には誰でもいいから誰かの優しさに
甘えてもいいんだよ
心の中にひとりぼっちで佇む君に
僕は傘を持って行くよ
いくつかの星の言葉を背負って
君の心に傘を持って行くよ。
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当たり前なことが
当たり前なまま
そこにあること
変わらないものや変わってゆくもの
人も街もすべて
形あるものも形のないものも
望まずとも与えられる暮らしの中に そっと紛れ込む 幸せを目を凝らして見つけるんだ
繰り返される日々のささやかなものすべてに 感謝を忘れてはいけないよ いつか膨大なこの感謝を返すその日のために
「ありがとう」って言葉はあるんだろう
くだらないことや
ばかばかしいこと
なぜか有り難い
変わってほしいもの
変わってほしくないもの そんなものは選べないしそう都合良くもいかない
願わずとも 有り余るほど溢れてる 時間の途中 迷子のように生きている 行き場を探してる
行っては来たりするだけの 毎日を暮らす僕らの明日の行く末は 知りたい答えを遠ざけて行くのです
それでも幸せだと思うのは 多分生きてるから
「ありがとう」ってたまには言ってみる
望まずとも与えられる暮らしの中に そっと紛れ込む 幸せを目を凝らして見つけるんだ
繰り返される日々のささやかなものすべてに 感謝を忘れてはいけないよ いつか膨大なこの感謝を返すその日のために
「ありがとう」って言葉はあるんだろう
「ありがとう」って言葉があるんだろう。
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静かに目を閉じて心の中を空っぽにしてみる
余計なことは考えるのはやめて
ただ流れる時にさらされてみる
悲しくて うれしくてたまらない
ささやかな喜びがこうして続く幸せ
あなたがいて そして僕がいて
君の笑顔があって 時に泣き顔が覗く
当たり前な暮らしがただ映る窓
そこから何が見える?晴れた空ならいいな
おもむろに筆をとって 心の中に絵を描く
簡単な丸と点で描いたものは
ありきたりの未来の想像図
生きることが ときどき辛くて
仕方ないんだ でもあなたと二人なら大丈夫
あなたがいる そして僕がいる
少し賑やかなくらいがちょうどいい
「生きる」という営みが映る窓
たしかな輪郭で 僕らの命を縁取ってる
あなたがいて そして僕がいて
君の笑顔があって 時に泣き顔が覗く
当たり前な暮らしがただ映る窓
そこから何が見える?晴れた空ならいいな
今日と同じ 穏やかな1日ならいいな。
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優子が空を飛びたいと言う 僕は飛行機に乗れば?とすすめる
優子が 誰より愛されたいと言う 僕は優子をぎゅっと抱きしめる
そして僕が出来ることだけをひたすら
繰り返して 日が暮れるようにいつか
死んだら 同じお墓に入ろうと涙ながらに誓う。
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ああ ぼくは歌を歌う ただそれだけです
ああ わがままに 好きなように自由に
心のままに ぼくがぼくであるために
「肯定」しながら進むのさ。
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そこから見える景色はさぞかし暗かろう
傷つけられて 蔑まれていじめ抜かれて
そんな人にかける言葉などあるだろうか
人は生まれたときから 決められない定めを抱いて 生まれてくるんだ
だけど厳しいことを言うようだけど
どんな境遇で生まれてきても 誰も責められないんだよ
だってそれはみんな同じだから
きれいごとがさも 正しい事のように
謳われるこの世界で 僕は幸せではなく
悲しみを 見つめてそれが本当の世界の姿だと叫びたい
太陽が照らす明るい世界の一端に 生まれる暗がりがある
あなたが笑ってる今も世界のどこかで
誰かが泣いているように それは相反しながらすれ違うものなんだ
「愛がすべて」それもまた良いだろう
だけど人の汚さや愚かさを知ったあとではどうにも信じられず疑ってかかる
人を憎んだり愛したりする中で 見えたもの 光と影のよう どっちつかずだ
愛しきることも出来ない
憎みきることも出来ない
ただ僕らは 不器用に日々向かい合うしかない
きれいごとに埋もれてる本当の声を
耳をすまして見つけるんだ 見えている世界の向こう側にある
汚くて荒んだ世界の本性をかいま見たとき 何かが自分の中で変わった気がした
朝の向こう側に夜があるように 夜の向こう側に朝があるように ずれ込みながら続く世界で今日も僕らは生きている
きれいごとがさも 正しい事のように
謳われるこの世界で 僕は幸せではなく
悲しみを 見つめてそれが本当の世界の姿だと叫びたい
太陽が照らす明るい世界の一端に 生まれる暗がりがある
あなたが笑ってる今も世界のどこかで
誰かが泣いているように それは相反しながらすれ違うものなんだ
相反するその2つのものを 僕らは
総じて「世界」と呼ぶけれど 多分違いなどないんだ
だってそれは誰にとっても同じ世界だから。
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耕して 耕して
畑をつくるのさ
かつて誰かが
暮らした この
大地の果てに
人生という畑を
つくるのさ
歴史の中に
私という小さな
砂金が 紛れて
笑う 笑う
「生きる」ことは
「食べる」こと
「生きる」ことは
「眠る」こと
「呼吸」すること
あらゆる「当たり前」を繰り返してゆく
流浪の旅の行き先は白い雲だけが知る
さあ あるがまま
生きてごらん
いつの間にか
あなたの畑にあなただけの花が咲く。
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「諸説」の中で
生きている
数ある「昔話」を
僕は「嘘っぱち」とは呼ばない
笑ったこと 泣いたこと 喩えば河を眺めたこと
寄り添うこと すれ違うこと 空を見上げてる今
そんなことすべてを嘘だなんて思いたくない
だから起こりうるすべてに 僕は「心」を傾けて 山河を越えて 誰かが生きた足跡辿る道の中で
小さな命の痕跡を
かつての誰かの営みをこの身をもって知りたい。
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ここにあるものも
ここにあるようで
本当は何もない
そこにある夜も
そこにある朝も
本当は空っぽさ
名付けられたときから
それはそれとなり
形を持ったように
喩えば僕が僕に
君が君になった
ただそれだけのことさ でも素敵だね
悲しくて うれしくて
涙が出るほど 何気ないことすべてに幸せだっていえるんだ。
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歌を歌うには 声がなくてもいいさ
心が声の代わりを果たすだろう
歌をつくるには 楽器が弾けなくてもいい
見えない 楽器を弾けばいいさ
どんな大地の どんな空の下にでも
音楽は流れるだろう
どんな差別も どんな格差もなく
誰もが歌を歌う
そんな世界に 流れる音楽は 人の心を
本当に 救うことができる助けることができる
だから レッツシンガーソング 音と音をつなぎ合わせ未来(あした)へつないで行こう。