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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[5012] 生きる
詩人:どるとる [投票][編集]


生きることは 特別なことじゃないけれど
生きることは 当たり前なことでもないよ
生き続けることで 意味は生まれるんだ
明日のない今日じゃ あまりに悲しい

だから どんなに 悲しくて 苦しいときでも 生きることだけは忘れちゃいけない
生きることは法律では縛ることは出来ない
だけど生きることは何よりも大切なことだ
生き続けることは 簡単に見えて難しい
だけど 死ぬことは出来ないししない
そうだ 心が張り裂けそうなときは 少し立ち止まり 目を閉じて休もう
ラララ どんなに 辛くって いたたまれないときでも 生きることからは逃げちゃいけない
だから僕は今日も生きる 明日も生きる。

2014/03/01 (Sat)

[5011] 一歩先は未来
詩人:どるとる [投票][編集]


一歩だけ 歩くだけで そこは未来

1秒だけ 進むだけで もう未来

僕らは常に 未来へ向かって歩いてる

息をした瞬間 吐き出した瞬間 それはもう 今じゃない

未来を未来が追い越してく 一歩先は未来。

2014/02/25 (Tue)

[5010] 暮らし
詩人:どるとる [投票][編集]


地球は回る あらゆる悲しみを乗せながら
地球は回る 季節は巡る 誰かの笑顔を
抱きしめるように すべての人の暮らしを支えるように

あくびをしている昼間も 寄り道してた夕暮れも 眠れない夜だって
地球は回る 遠い遠い空の向こう
地球は回る たくさんの命をはらみながら
抱き寄せるように すべての人の思いを受け入れるように
そこにある 夜や朝の隣にほら いくつもの物語が 生まれてる
耳をすましてみてごらん
目をこらしてみてごらん
たくさんの笑い声が聴こえる
地球は回る あらゆる悲しみを乗せながら
地球は回る 季節は巡る 誰かの笑顔を
抱きしめるように すべての人の暮らしを支えるように。

2014/02/25 (Tue)

[5009] 小さな光
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夜の中にも 光は生まれるのさ
目をこらしてみてごらん
暗闇の中でも あなたの笑顔が見える

目の見えない人でも 耳の聴こえない人でも
歩けない人でも
それぞれの光が 目の前にある

それは 気づかないくらい小さな光かもしれない

それでも あなたを照らしてる。

2014/02/25 (Tue)

[5008] ショウトフィルム
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この街並みの景色は人の心をありのまま映し出している
醜さやずるさまでも余すこともなく 街はその姿形をとらえている
僕らが嘘をつけば 街並みも どこか
よそよそしい他人のように 見える

百年余りの ちっぽけな ショウトフィルムのように
回り続ける くだらない映画の中の物語
続いていくのさ 命のテープが 巻き取られてゆくよ
いつか見たような 海岸で君は笑ってた
僕は大切な何かを 失くした

この世界のすべてを知ったような 気になってた
硝子に映った自身の姿は 汚く荒んでその目は淀んでいた
僕らに残されたものがあるのならば
その何かを これから光に変えて

いつか終わってしまう エンドロールに見送られ
流れ続けるスタッフロールはむなしく
奈落の闇へと消えてゆく 誰もいない映画館の中に
取り残されてる僕と君の影が揺れてる
思い出の中で君はまだ僕を愛してる

百年余りの ちっぽけな ショウトフィルムのように
回り続ける くだらない映画の中の物語
続いていくのさ 命のテープが 巻き取られてゆくよ
いつか見たような 海岸で君は笑ってた
僕は大切な何かを 失くした

僕はそっと映画館を出る
公開されない あすという映画を作りに。

2014/02/23 (Sun)

[5007] あした
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あしたのことは あしたのことは
あしたにならなけりゃ わからない
わからないから あしたも僕は生きる
あした晴れるのか 雨なのかさえわからない
天気予報もあてにならない日さえある
あした何が起きても 何も起きなくても
あしたが来れば 誰もがあしたを知るよ

あした 誰が死んでも 誰が生まれようと
僕は ただあしたも僕だから それだけは
それだけは変わらないまま 夜は明けるのさ

あしたのことは 今日を生きても
あしたを生きなきゃわからない
わからないから 生きるのはこわい
あした 晴れでもいい 雨でもいいからさ
とりあえず笑えりゃそれでいいんだ
あしたという日が 誰にとっても
いい日であるように 願っているよ

僕のあしただけが幸せだっていうなら
すべての人のあしたが雨のほうがいい
だからみんなが笑えるようなあしたよ来い この夜を飛び越えて

悲しいことがあった日も あくびをするよ お腹がすくよ
だけどけして 悲しみは消えない だからあしたを 生きて
僕らは 笑う必要がある
今日の悲しみを忘れるために

あした 誰が死んでも 誰が生まれようと
僕は ただあしたも僕だから それだけは
それだけは変わらないまま 夜は明けるのさ
夢から覚めるのさ。

2014/02/22 (Sat)

[5006] 標本奇譚
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虫の亡骸を 眺めて 喜ぶ人はあれど
人の亡骸を 眺めて
喜ぶ人はあるか

虫の醜さを 眺めて
怖気立つよりも
人の醜さを 眺めて
怖気立つこの頃

標本は埋まる
見えぬ 人の業
或いは 人の欲望

標本の空隙
埋めるは 夢の残り火 若しくは殺意の抜け殻

虫の影は そこには
欠片もない。

2014/02/16 (Sun)

[5005] 奇談蒐集
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怪しき言葉の羅列を
数多ある
恐ろしき言霊の影を

見聞きしたいと各地を放浪

好き者 変わり者
親しき中に 一人知る

奇談を集める 人在り。

2014/02/16 (Sun)

[5004] 防人
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守るべきものがあるのなら
盾をかまえるより
刃を突き立てるより

心を研ぎ 魂を磨け。

2014/02/16 (Sun)

[5003] 声の実
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僕の声は たゆたって あなたの鼓膜に 憩う

あなたの声がたゆたえば甘い実をつける

鼓膜の渦に 巻き取られ 都合のいい嘘ほどきれいに聴こえます

それはまるでもぎたての果実に似て美味。

2014/02/16 (Sun)
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