詩人:どるとる | [投票][編集] |
太陽光線が カーテンを燃やして
ほら開けた窓 飛び込んでくる
君の瞳の中いっぱいに広がる青い空
何ひとつ特別なことはない日々だ
それでも君がいる それだけでいいと思えてしまえる
君と一緒に笑う 君と一緒に泣く
そしてたまには喧嘩もする
君と一緒に手をつないで 出かける
離れたり 寄り添ったりする二人は
今日も どこに行くのにも一緒さ
ほらまた 二人の心に思い出が 刻まれる
ラララ 大切なのはいつでも二人が二人でいることなんだよ
君は気づいてるかな
僕は君だけを 見ているってこと
月の光が 照らすいつもの夜
僕から 差し出した手を君がつかむ
少しは かっこよくなれているかな
弱くって 情けない僕だけど
君のことを 好きになることに関しちゃ右に出る人はいない
君と一緒に並んで 君と一緒に生きる
歩く歩幅はそれぞれ違うけど
遠慮したり譲り合ったりしながら
不器用に お互いを愛しているんだ
今日も 誰より 好きな人を思うんだ
愛することが時おりわからなくなったら
単純にただ 伝わるぬくもりに答えを見いだせばいいんだ
大切なのは ばかばかしい程の ありふれた気持ち
僕は 気づいているよ 君が僕を好きなように僕も君を好きなこと
当たり前なことなのにそれが一番大切
君と一緒に笑う 君と一緒に泣く
そしてたまには喧嘩もする
君と一緒に手をつないで 出かける
離れたり 寄り添ったりする二人は
今日も どこに行くのにも一緒さ
ほらまた 二人の心に思い出が 刻まれる
ラララ 大切なのはいつでも二人が二人でいることなんだよ。
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今日の悲しみは 明日の喜び
希望の朝が 僕を励ましている
夜明けの呼び声が 遠くから近くから聞こえているよ
鳥のさえずり
風のささやき
川のせせらぎ 僕を呼ぶ君の声
悲しみは もう 消えて あるのはただ
朝食のパンと珈琲とスープだけ
涙の雨は もう 止んで 降っているのは
陽射しの雨 闇はもう消えて 君が笑う
いつもの当たり前な朝に君が笑うだけ
どんな悲しみが 僕をおそったとしても
夜が明けてしまえば いつもの朝が
僕の隣に何気なく座っている
座っているのさ。
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波が押し寄せて 君は流されてく 彼方へ
波に押し戻され 君はまた今日に辿り着く
さよならの夜も おはようの朝も
いつもそばにいるよ
僕が そばにいるよ
波は知っている 君の悲しみも喜びも
波がささやく 生きることをやめないで
雨降りの今日も 晴れ渡る明日も
いつも 僕は 君を見ている 見ているよ
さよならの夜も おはようの朝も
いつもそばにいるよ
僕が そばにいるよ。
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ほんとの悲しみは 歌になんかならない
ほんとの喜びは 言葉になんかならない
ほんとの憎しみは 映画になんかならない
ほんとの幸せは 写真にはおさまらない
ほんとの世界は 生きることを
心から 歓迎したりしない
あしたの世界は あなたがいなくても
回る 誰かが あくびをする
それでもあなたの生きる今はどんなに
笑われたって 掛け替えないものに決まっている
ほんとがなんだっていい ただあなたがそこにいることが
ただひとつのほんとのこと
だから生きていて。
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何かが悲しくって
僕は泣きました
何かがうれしくって
僕は笑いました
「生きている」とか「生きていられる」とか
ただそれだけのことがとてもうれしくて
悲しくて たまらない
泣きながら 笑いながら 歳を重ねていく
ただそれだけの人生です
やたら真面目に 時に不真面目に 自分の今と向き合ったりして
忙しないそれからに僕らは 追いかけられてる
気づけば、ずい分 遠回りしている
そうだね 笑うことが出来そうなら
今は 悲しくても笑ってみようかな。
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とぼとぼと歩いていく 急ぐ街を横目に
僕は 何も考えず歩いていく ひとりきり
嘘に埋もれた街は今日もよそよそしい
「行かないで」
思い出の中に まだ君が揺れている
僕は引き返せない道を歩いてる
空の中に 部屋の中に 君が揺れている
僕は 何かを忘れて来てしまった
夜の背中は丸まった 猫背です
冷えきった通り 歌を歌う若者 ひとりきり
必死にうったえる 「生きる正しさ」を
「わざとらしい」
言葉の中に あなたが揺れている
僕は雪の冷たさを知っている
夢の中に 近所の道に 君が咲いている
僕は君を うまいこと愛せなかった
思い出の中に まだ君が揺れている
僕は引き返せない道を歩いてる
空の中に 部屋の中に 君が揺れている
僕は 何かを忘れて来てしまった。
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どんな悲しみの中にも いてもね
聞こえるよ 君の優しい声が
君が励ましてくれるその声に僕はいつも助けられてる
自分だって悲しい癖して いつも自分より人のことを思いやる
君に僕は 日々支えられている
「大丈夫だよ 愛してる 大好きだ」
当たり前な言葉なのに 君がくれると
ありふれた言葉も特別なものに聞こえる
些細な出来事に 落ち込んでる僕の背中
さすりながら 君は言うよ どんな雨もどんな夜も 終わらないものなんて ないから
ラララ そんな君の言葉に救われた僕はやっと笑えたんだ
いつも 気づけばそこにいる
僕が笑いかければ君も笑う
誰にも大切な人がいるように 僕にも大切な人がいるよ
それは言うまでもなく君だってこと 何気ない瞬間に伝えたいよ なんでもない場面に僕は何度も気づくんだ
「どこにも行かないで消えないでね」
いつかあなたが居なくなってしまうような気がして しまうのは何故なのかなあ
すっかり夜気に冷やされた僕の背中
頼りなくてごめんねと謝る僕を責めない君の優しさに 僕は胸うたれてしまうんだ
ラララ 君がそばにいる ただそれだけで生きていけるんだ
「大丈夫だよ 愛してる 大好きだ」
当たり前な言葉なのに 君がくれると
ありふれた言葉も特別なものに聞こえる
些細な出来事に 落ち込んでる僕の背中
さすりながら 君は言うよ どんな雨もどんな夜も 終わらないものなんて ないから
ラララ そんな君の言葉に救われた僕はやっと笑えたんだ。
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僕の心まで 白く染めていく
冬の夜 星はまたたくまま 声をひそめて
子供の眠った頃を見計らって
語らう 小さな声 それは星のまたたき
静かな夜に 寄り添う意識が ほら少しずつ朝へと手がとどく
たどり着いたその朝があなたにとって
素敵なものでありますようにと
願う僕の心は よどみのない色です
たとえるなら雪によく似た白い色。
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終電は夜 星の光がまたたくのは夜
寂しくない 悲しくない 切なくない
ああ もういいや 何もかも終わり
世界の掟であしたがくるだけ
当たり前のように 行き場のない夜
ただ世界が ありのままの姿に戻るだけ
ただ世界が ありのままの形に戻るだけ。
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そこに映る 本当の心を あなたは どんなふうに思うだろう
鏡に映した 裸の心はありのままを映し出しているけれど
あなたが ゆがめば 鏡に映る あなたも歪んで映る
あなたが 姿勢を正せば 鏡に映る あなたも姿勢を正す
へたくそに傷つけるのならば
不器用に誰かを 愛しましょう
それでいいということはないけれど
真っ直ぐな瞳で あなたと 僕は向き合うから
笑えばいいさ どれほどの時が 風に流されても ねえ
不器用さまで あなたらしいのに どうしてそれを笑う
あなたが 笑うなら 僕は鏡になって 笑うよ
あなたが 泣く時は僕も泣いている ほほに伝う涙
終わりに向かって生きるのに なくす事がとてつもなく怖い
人の流れに 紛れ込み 僕らは何を見つめてる? 残酷なほど美しい世界で
僕らは いつも 誰かしらと向かい合ってる
へたくそに傷つけるのならば
不器用に誰かを 愛しましょう
それでいいということはないけれど
真っ直ぐな瞳で あなたと 僕は向き合うから
あなたは僕を映す鏡
僕はあなたを映す鏡
お互いの心にお互いの心を映してる。