詩人:どるとる | [投票][編集] |
ねえ あなたは有利なほうに傾くの
弱い立場にいる人たちは いつも寂しい
ねえ あなたはいじめられる側より
いじめる側が 正しいと笑っているけれど
ねえ 戦争はやっていいことわるいこと?
当たり前も常識も通じない 世界のあらまし
体が心が 沈んでく
誰かの言葉の重さに
それはまるでシーソー
つま先から頭のてっぺんまで 涙浸し
ああ 僕が乗ってる
シーソー 地面に着く
乾いた音を立てて止まる。
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すぐそば すぐ近くで 泣いている人を見つけたら
僕はどうするんだろう
見てみぬ振りも出来そうにないから
僕はきっとあなたの為に何が出来るか考える
答えが出ないときは ただ心のままに大丈夫だよと微笑んで
あなたに寄り添うよ
※きれい事だと 言うあなたは誰かの力になれているのかい
人の涙を 笑うことは出来ない 自分の涙を笑うことが出来ないように
せめて不甲斐ない 僕に出来るのはただ
あなたの灯りになって あげることだけ
泣いている人のぶんまで 今笑える人が支えればいいのさ※
知らない人でも知ってる人でもなく みんな同じさ変わらない
他人も知り合いなく隔たりもなく
すべての人の為に生きれる人になろう
どんな慰めも どんな優しさも届かない闇の中にだって
陽射しは差し込む
朝はやってくるんだ
夜明けを連れ戻して
良いとか悪いとかじゃなく 心が傾くほうへ走ってゆく
作り笑いばかりする人より はずっと素直に涙流せる 人のほうが素敵だろう
いつもそばにいるのに 気づかない人の涙
ふいに雨のようにこぼれ落ちる音を聴く
泣いている人のぶんまで 今頑張れる人が補えばいいのさ
※繰り返し
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理由のない 愛が景色に彩りを添えている
疑いようのない 愛が何でもない毎日を優しく縁取ってる
何もない いつもの景色なのに どうして
ただこんなふうにあなたといるだけで
幸せになれてしまうんだろう 不思議だね
あなたという陽射しを浴びて 僕ははじめて僕になれるんだ
あなたが誰かを「大切」に思うように
あなたもその誰かの「大切」だからね
この肌にまっすぐ伝わるぬくもりが そう教えてる
あなたという土に 包まれて 僕ははじめて 僕でいられるんだ
あなたが誰かを「必要」としているように
その誰かもあなたを「必要」としているからね
この胸に 落ちてくるあったかい思いが そう教えてる
あなたという陽射しを浴びて 僕ははじめて僕になれるんだ
あなたが誰かを「大切」に思うように
あなたもその誰かの「大切」だからね
この肌にまっすぐ伝わるぬくもりが そう教えてる。
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散歩の途中で君が見つけた 一番星
綺麗だねっていう君の笑顔も綺麗だった
数えきれない星たちの中から
ひときわ光を放ってるあの一番星
まるで君のようだと照れながら 言ったよ
今日も誰かの帰り道を照らす一番星
街並みを遠く見下ろして綺麗に光る
数えきれないこの星たちと
同じくらいたくさんの人たちが
暮らすこの街の夜は
なぜか今日だけは 特別な気がするよ
街は夢の国 ほらね星たちとお話しよう
子供たちの安らかな寝顔と
夜を待つ君の瞳が キラキラと輝いた
数えきれない星たちは知っている
幸せがどこにあるのかを
ラララ それはここだよ
ラララ それはここだよ
君が生きる ここだよ
そして僕はまた 君と年甲斐にもなく
家まで競争だって走り出したよ
ラララ 僕にもわかったよ
幸せはここにあるんだね。
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手のひらに落ちた 雨粒が
その冷たさひとつで僕に教えている
あなたは生きているんだと
流れゆく時の途中 立ち止まる 立ち止まる
季節は窓の外を何度でも行き交うのにね
ただ忘れられたように忙しい人は ちっとも気づかない
はらりと 時の雪が
僕の隙間を埋めてく
解けたのは
雪じゃなくここにあった思い出の景色だ
ほろ苦い珈琲に注いだミルクが描く
明日の世界は 雪解けの街に咲いた
真っ白い花 ほら季節を彩ってる
静けさの中に灯ってる
ランプのような二つの明かり
それは愛する人だけが
灯せる明かりさ 揺れている 揺れている
季節が僕らに手渡すもの そして奪うもの
何があるだろう ひとつひとつ数えたら なんとなく
ふわりと 誰かの温もりが
僕の時間を染めてく
うなずくように
抱きしめてあなたのすべてになりたいよ
歩いてきた足跡をだんだん消していく
振り返ってもそこには何もないから
悲しくても 前を向き僕は歩いて行く
はらりと 時の雪が
僕の隙間を埋めてく
解けたのは
雪じゃなくここにあった思い出の景色だ
ほろ苦い珈琲に注いだミルクが描く
明日の世界は 雪解けの街に咲いた
真っ白い花 ほら季節を彩ってる。
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クリスマスの夜に
パパが買ってきた
特売のケーキ
なぜかチーズケーキ
イチゴののった
ショートケーキは
売り切れ
なぜか 嫌いな
チーズケーキ
チーズ臭い部屋
思い出したくないクリスマス
黒ずんだ重い出
イッツア・チーズケーキ
なぜあなたはチーズケーキなの ロミオ
イッツア・チーズケーキ
消えろ 今すぐ 僕の目の前から 臭いよ
サンタも大好き
チーズケーキ
サンタの体臭チーズケーキ
パパ 来年は ショートケーキね。
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遺言状を書こう ぺらぺらな遺言状を書こう
遺言状を書こう 心や愛を込めて書こう
遺言状を書こう 達筆で書こう
年賀状より遺言状を書こう。
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とりあえず 身近にある機械に頼る
とりあえず 無駄に増える貯金を眺める
とりあえず 企業のいい加減さに憤る
とりあえず 冬のボーナスを待つ
そして 波に乗り福袋買いあさる
次いで 彼女と映画観に行く そのあとは
26世紀の初日の出に迎えられ ホニャララ
ホニャララ。
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いつも傍にいてくれる 誰かの優しさに
感謝して 生きているかい
当たり前なんて思った事はないかい
ありがとうって言葉は 感謝したことを
示す証じゃないんだ
何気ない毎日の中に そっと灯ってる
誰かの優しさに向かい合って
あなたが優しくしてくれるように
あなたにも優しく向かい合えているかな
あなたが優しくしてくれるように
あなたにも優しく向かい合えているかな
あいのうた 歌うように そっと なんでもない言葉や仕草の中に 心を織り込んでみよう
優しさは優しさでしか お返し出来ないんだ
一生かかっても返しきれない愛をもらったなら
せめてできる限りの優しさであなたを
愛してみよう
画用紙やノートに書き出してみたんだ
誰かへの感謝の気持ちを
絵にしたり文字にしてみたりした
なかなか面と向かうと感謝してるって
言いづらいものだね
素直になれない 僕らの心はまるで
掛け違っているボタンのようだね
あなたが愛してくれているように
僕もあなたを愛してみたいんだ だから
あいのうた 奏でるように そっとなんでもない場面や瞬間に 思いやりを 混ぜ込んでみよう
愛情は愛情でしか 伝わらないんだよ
たとえばそれが親でも恋人でも同じさ
愛する人たちに向けて 隔たりのない まなざしで
見つめてみよう
あなたが支えてくれているように
ねえ 僕もあなたを支えてあげたい
生んでくれた人に
愛してくれた人に
いつも優しい人に
傍にいるすべての
感謝すべき人たちに
あいのうた 歌うように
あいのうた 歌うように そっと なんでもない言葉や仕草の中に 心を織り込んでみよう
優しさは優しさでしか お返し出来ないんだ
一生かかっても返しきれない愛をもらったなら
せめてできる限りの優しさであなたを
愛してみよう
そして 素直に 愛されていることを
感謝するように 愛されてみよう
愛されてみよう。
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何気なくつかってる言葉の中に心はあるか
向かい合わせで語り合う 会話の中に 愛はあるか
世界中の平和はあるか
僕らは嘘つきだね
平和だとごまかす人にすべてを守れるか
神様もいない世界は
何が救いになるのか
光は誰を照らすためにあるんだろう
ありがとうも愛してるも 言葉だけでは
無いという 「当たり前な大切」を
今こそ 言葉に込めて大事なあなたに贈るよ
きれいごとも 輝くような世界ならば
きっと 悲しいだけなんだよ
だから、僕らは本当に 心から 笑うんだ
誰もが幸せになる為に。