詩人:どるとる | [投票][編集] |
本当だと思ってることが一番本当から遠い
幻のように瞳を騙す まやかしのような景色は
あなたの真実の形を変える
遠くまで 遠くまで
僕らは命を連れて行く
遠くまで 遠くまで
僕らはからだを運んでく
ただそれだけの一生が
大した物語を作り出す
意味のないことなど殆どない
ただあなたが生きるというだけで
そこに意味が生まれる。
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僕らはただ笑った
生きる喜びに
僕らはただ泣いた
生きる悲しみに
明日の空は闇の中
まだまっさらなページに滲む涙
僅かに残ってる
小さな希望の欠片に
すべてをあずけて僕は進む
終わりも始まりもない
さよならも愛してるも聞こえない
ただいつまでも
あなたは寂しさの中で
吹いてもいない
風に吹かれて 悲しみの果てに何を見る
僕らはただ憎んだ
幸せそうな人を
僕らはただ愛した
優しいあなたを
人の幸せは闇の中
手探りしなけりゃわからない
五感でしかわからない
見えないものや聴こえないもの
たとえば触れるぬくもりが答えさ
約束も裏切りもない
朝も来なければ夜も来ない
ただあなたはいつまでも 虚しさの中で
ありもしないものを見つめている
たどり着いた 楽園の果てで何を見た
回る時計は ただ寡黙に時刻を告げて
与える痛みや悲しみがあっても 気遣うことはない
それは仕方ない 受け止めなけりゃいけないことだよ僕らが
終わりも始まりもない
さよならも愛してるも聞こえない
ただいつまでも
あなたは寂しさの中で
吹いてもいない
風に吹かれて 悲しみの果てに何を見る
約束も裏切りもない
朝も来なければ夜も来ない
ただあなたはいつまでも 虚しさの中で
ありもしないものを見つめている
たどり着いた 楽園の果てで何を見た。
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人は誰も 胸の中に
寂しさ隠したまま
途方もない道のりを
生きているんだ
小さな明かり 最終電車が出る
窓の外に目をやれば星屑が 空を埋め尽くしていた
行き場のない思いは何処へやればいい
誰かがくれる優しさになぜか素直になれず
大丈夫 そんな言葉が胸に突き刺さって
役立たずの強がりだけが残ったまま
いちばん大事な人を傷つけてた
夜の水底 闇に溶け込み涙を隠すのには
好都合だと笑った
僕がここにいた
街明かりが ゆらゆらと揺れて
遠ざかる電車を いつまでも 見ていた
何か名残惜しそうに
君はそれでも優しく微笑んで
こんな僕を包み込んでくれた
愛してる そんな言葉が胸に灯ったら
邪魔な強がりを捨てて涙を流して
寂しいよって心さらけ出して
強がるだけの弱虫の僕なんて ちっとも強くなんてないから
大丈夫 そんな言葉が胸に突き刺さって
役立たずの強がりだけが残ったまま
いちばん大事な人を傷つけてた
君はそれでも優しく微笑んで
こんな僕を包み込んでくれた
愛してる そんな言葉が胸に灯ったら
邪魔な強がりを捨てて涙を流して
寂しいよって心さらけ出して。
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軽やかなステップ
公園通りは晴れやか
雨上がり水たまり
光を反射して
跳ね返す 陽射しのシャワー
デイバイデイ ページをめくるように
今日のことはもう忘れて笑い倒そう
ケースバイケース なるようになるから
前向きになって 明日の扉を開こう
声ははずむ 君は笑う
空は晴れて 青空から太陽が顔をのぞかせる
デイバイデイ ページを飛ばし読みする
君のそんなずるさも笑って許そう
ケースバイケース 結果オーライさ
歌えばほらね世界も笑う 世界も笑う
さあ行こう虹の彼方へ
デイバイデイ サヨナラ 今日の涙よ
今日の笑顔よ。
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命を蒔けば そこに花が咲く
あなたが生まれそして消えてゆく
それは花の一生に重なる物語
星屑 キラキラ 手の届きそうな程
屋根の上から 見える世界はまるで
僕の想像をはるかに越えてひろがる
何もない時の田畑に
種をまく そして
咲く 今日という1日
どこまでもただ ひろがる 空と海、大地
暮らす 僕らがいる
いくつもの笑う声が聞こえる それは命のひびき
シャラララ そしてまた種をまけば ほら
新しい朝や夜が そこに生まれるだろう
つながってゆくのさ
今日から明日へ
はるかな未来へも。
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つめたい雨は降る
何かを奪うように
つめたい雨が降る
何かを手渡すように
窓の外 雨が降る
ただすべてを濡らすように
紫陽花の花びら
落ちる雫
一秒の間に
雫は跡形もなく
つめたい雨は降る
何かを語るように
つめたい雨が降る
何かを語り継ぐように
瞳の窓 たたく雨粒
その涙さえ 隠してしまう
つめたい雨は降る
誰かの笑顔の傍に
つめたい雨が降る
悲しみに気づいた頬に
世界のどんな場所
どんな空の下にも
あなたの心の中にも。
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今日も戦争が 続く国
地球の反対側
たくさんの人の命が消えてる
平和に自惚れた僕らはいじめに忙しい
退屈紛らす為だけのふざけた理由で誰かを傷つけていいものか
同じ空の下で生きる
子供たちの瞳の色
映る景色は違っても
明らかに 僕らの目は淀んでいるから
もしも自分の体に遠くの国に生きる
子供たちと同じ優しい血潮が流れているというのなら
なにをすべきかくらい弁えていなさい
あふれる人混みの中平和に思えても
心の中はいつも深い闇に覆われてる
そんなあなたの瞳はなんて悲しいの
流す涙が救いを求めているならば
誰も傷つけないように 自分を守れよ
厳しさの雨に打たれながら 自分を築く
あなただけが悲しい世界じゃない
叫びは 確かに誰かの胸へと届くだろう
愛を忘れた者に明日は来ないんだ
自分の弱さを言い訳に誰かを傷つける者に
陽射しは差さないよ
必ずいつか あなたにも笑えるときが来る
今は悲しい雨空の下 必死に生きなさい
つよく生きなさい。
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僕はのり弁当が大好き
あなたも好きですか
弁当屋さんののり弁当
やすくて美味しいのり弁当
ああ 白身魚フライが揚がる音 揚がる音
ジュッとお鍋の中で美味しくなる
かぶりつきたいカリカリのその衣
ちくわとコロッケも忘れずに
ソースをかけていただきます
みんな大好き 白身魚フライの歌
今日もあなたに会いに行く お腹が鳴ったら食べ頃さ。
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夜の中に生まれる
誰かの涙や笑顔よ
幻のように消えないで星になって
遠い遠い国の空に輝いていますように
寂しさよ 切なさよ
拭えぬ痛みよ
悲しいも嬉しいも
望みも願い事も
すべて声になって
あの空に浮かんでる
それは紛れもなく
懐かしいあの人の
笑顔なんだから
その瞬きは声
耳をすませばきこえる夜の声
ほらざわめいている。
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僕は地球と大して違わない
同じ命を持ってるのに
肩をならべて重さをはかることは出来ない
僕の命もあなたの命も同じ命だから
同じ重さだよ どちらも大切な命だよ
当たり前なことが時に忘れてしまうなら
当たり前なことこそ心に深く刻み込め
深く刻み込め。