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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[4812] 生きると生かす
詩人:どるとる [投票][編集]


生きるということは
生かすということと似ている

生きることによって何がしかを生かすことが出来る

だから意味のないことなど生きている以上何ひとつない

生きているだけで多かれ少なかれ何かを生かすことが出来るから。

2013/06/20 (Thu)

[4811] 喩え
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喩え 私が 人であろうとなかろうと
世界はそこに変わらず 在るだろう

喩え 私が 物であろうと気体であろうと私という名前の存在がそこにいるだろう

だから 私が私でないかぎり 私は私としてどんな世界にも
形を変えて 存在している

それが私。

2013/06/20 (Thu)

[4810] まちがい
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まちがいはまちがえることが恥ではなく
まちがいはまちがえをごまかすことで恥になる。

2013/06/20 (Thu)

[4809] やさしくしたいな
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例えば 涙を流し
俯く人に
やさしくしたいな

例えば 道に迷い
立ち尽くす人に
やさしくしたいな

誰かを傷つけるより
誰かを悲しませるより
ずっと誰かの支えになりたい
助けたほうが素晴らしい

それが人だと思うから
僕はなりふり構わずやさしくしたい

やさしくしたいな。

2013/06/01 (Sat)

[4808] ふへん
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変わらない何かを
変わらない場所で
変わらない時間を
僕はふへんと呼び
大切に抱きしめる

あくびが出るほど
くだらない日々の中に

ホコリが積もって
部屋は時を背負う
すっかり片づけられたふへんはふへんじゃない

愛も憎しみも悲しみも喜びもひとつの土俵の上で咲いている

すべてが 悲しいほど変わってしまうなら
何も 変わらなくていい
いつまでも僕は僕であなたはあなたのままのほうがいい

それをふへんと呼ぶのなら 僕は何も否定しないよ

変わらないでいることは思うより難しいから

少しずつ 変わってゆく何かを知る
ふへんから大きくはみ出した僕の影は
もうあの頃のままじゃないね

だから涙は流れるのさ 誰かの足跡の上に。

2013/05/19 (Sun)

[4807] あかり
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閉じた闇に 浮かぶあかり それはあなた
それはあなたです

当たり前なことなのに それが一番うれしくて 大切で宝物さ

何気なく さしのべられた手に 僕は 招かれて 幸せを手にした

ありがとうも 愛してるも最早簡単すぎて
なんて言っていいのかな 言葉の森の中
迷子の僕がいるよ

閉じた闇に 浮かぶあかり それはあなた あなたです

目を閉じても 消えないあかり いつも一番近く 感じてる

当たり前なことなんか この世界には何ひとつなくて

いつの間にか幾つの季節を通り過ぎて 思い出の多さに気づく

ありがとうや 愛してるを言いたいのは僕だよ 考えたら僕のほうがきみに愛されていた

閉じた闇に 浮かぶあかり それはあなた あなたです

目を閉じても 消えないあかり いつも一番近く 感じてる

伸ばした手に 生まれる光 それがあなた あなたです

耳を塞いでも わかるぬくもり ずっと死ぬまで一緒さ。

2013/05/06 (Mon)

[4806] 詩を書くこと
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詩を書くことは
心を記すこと

詩を書くことは
恥をさらけ出すこと

生きることに 通じる何かがある
笑い 涙流すことに通じる何かがある

真っ白い紙が一枚あったなら そこに詩を書こう

下手くそでもいいさ
不慣れな字でもいい
詩を書くことから
はじめよう何もかも

すべてにつながるさ
すべてにつながるさ。

2013/05/06 (Mon)

[4805] ぴりおど
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僕は今日で 終わりだ また明日からは
違う僕で生きる
今日とはまた違う僕で

世界は今日終わる また明日には
違う世界に変わる
昨日と同じようでまるで違う世界に

終わりを 抱きしめて 始まりを迎える
ぴりおどの先の物語 夢から覚めれば
そこは今日という明日の世界

片付いたそばから散らかしてゆこう。

2013/05/06 (Mon)

[4804] 夜はいつも
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夜はたまに 悲しい
夜はたまに 切ない
夜はたまに 泣いてる

だけど夜はいつも
何かを教えてくれる
そうだ夜はいつも
ずっとそばにいる

朝が明けるまで
日が昇るまで
夜は隣にいてくれる

優しくなれる
穏やかでいれる
この気持ちは
夜から習ったんだ

ぼくの夜はいつも
何かを伝えている
きみの夜もきっと
大切なこと伝えてる

夜はたまに 悲しい
夜はたまに 切ない
夜はたまに 泣いてる

だけど夜はいつも
何かを教えてくれる
そうだ夜はいつも
ずっとそばにいる

ああ大切なこと伝えてる。

2013/05/06 (Mon)

[4803] 少年の日の夏
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雨が降っている 5月の空の上から
そろそろ 上着をしまってシャツを出そうか
夏の夜がゆっくりと流れていく
見上げたら満天の星空が 瞳のスクリーンに映る
冷やしたスイカや
汗ばみながら登る長い坂道
今年もそんな夏に出会えるかな
まるではじめての事ばかりだな
毎年毎年同じような夏なのに
今年もまた古いようで新しい夏が
青い空の下に広がってる

そんな夏に会いに行こう
瞼閉じてみれば 庭先に揺れる向日葵
風に踊ってる 如雨露で朝顔に水を遣る
宿題の絵日記には夢が広がってる
虫取りもする 海にも行く 夏が近づいてる
アスファルトの彼方
逃げ水が遠く光っている
今年はどんな夏に出会えるかな
いつか忘れていた少年の日の夏が
坂道から登ってくる もうすぐ見える
長い長い夏の日々は幻のように過ぎれば 遠く振り返っている
そんな夏がこれから始まるだろう
まるではじめての事ばかりだな
毎年毎年同じような夏なのに
今年もまた古いようで新しい夏が
青い空の下に広がってる
そんな夏に会いに行こう
そんな夏がこれから始まるだろう。

2013/05/06 (Mon)
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