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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[4442] 僕は満たされている
詩人:どるとる [投票][編集]


特別恵まれてるっていうことはないけど
何不自由なく毎日暮らせるということは
つまるところ幸せっていうことで
それをくだらないだとかありふれているからだとかいうことは贅沢だと思うんだ

元来幸せというものはもともとそういうものだと知ってる

それを考えたら何も僕ら貧しくなんかないよね
十分僕ら幸せなんだ

気づかない人は気づかない 通り過ぎる道端の片隅に咲いてる小さな花の美しさに 君の目は何を思うだろう

知らないうちに幸せだった 気づく前から恵まれていた
ただいまやおかえり言い合える家族もいるし帰れるお家もあるし 時には喧嘩もできる友達だっているじゃないか

それだけでもう
それだけでもう
僕は満たされている

そう思わなくちゃ
普通でいられることやありふれていられることの何が幸せであるものか。

2012/11/24 (Sat)

[4441] 君の名は
詩人:どるとる [投票][編集]


今君の名前を呼ぼう
愛すべきあの人の名前を呼ぼう

闇の向こうへ 夜の向こう側へ僕は行きたい そして消えてしまいたい
嘘もまやかしも何ひとつ通用しないのなら 本当のことだけ

今君の名前を呼ぼう
そして愛してると叫ぼう

今君の名前を呼ぼう
何度でもあの人の名前を呼ぼう。

2012/11/23 (Fri)

[4440] 気づき
詩人:どるとる [投票][編集]


気づかないところで僕は誰かを悲しませてるかもしれない
気づかないうちに僕は誰かに憎まれているのかもしれない
ないとはいえないしあるという確かな理由もない

人の波の中 僕はいつも耳をすまして 口に出さなくてもわかる
誰かの苦しみや痛みや助けての声に 心を開け放して 気づきの目安を計っている

だけど

そこには計算やつまらない細工は何もなく ただ誰かを思う気持ちだけが僕や君に働きかけてる

知らないところで僕は誰かの障害になっている
知らないうちに僕は誰かを傷つけている事だってある
意味を持たず過ぎてく日々の中覇気のない顔が目立つ

糸を紡ぐように 僕ら日々を手繰り寄せて悲しみも喜びと同じように抱きしめる
おかしな様を見てるようだけど心はちっとも晴れてはいない

だから

そこから少しずつでも笑えるように 歩けるように ただ素通りするように見逃す小さな花にも似た幸せに気づけるように

泣いている人に気づくこと
困ってる人に気づくこと
迷ってる人に気づくこと
なにが言いたいのか
気づくこと

ありがた迷惑でも
おせっかいでも
気づくことから
何かが変わる
何かがわかる

だからさ

そこには計算やつまらない細工は何もなく ただ誰かを思う気持ちだけが僕や君に働きかけてる

働きかけてる。

2012/11/23 (Fri)

[4439] 夜はいつでも僕を切なくさせる
詩人:どるとる [投票][編集]


何事もないように思えても
心は片付かないままだよ

溢れかえる人の中僕はつまらない嘘をまたついた
そして気づけばひとり 宇宙の片隅でただよう衛星のように孤独だった

なぜが増えてゆく
答えのない問いかけが頭を埋め尽くす
僕は現実を目の前にしているが この瞳の中には いつでも閉じた瞼の裏広がる闇を見つめているんだ

夜はいつでも僕を切なくさせる
聞こえるか 伝わるか 君にこの痛みや苦しみが

夜明けが来ても 朝も来ない僕には
歩いていけるか 立ち止まらずに 何もかもがこんがらがっている

絡まった糸 ほどこうとすればするほど余計に絡まるような

そんな今を 今を
抱えているよ

君も同じだろうか

あの夜の向こうにある同じ夜で笑う君も。

2012/11/22 (Thu)

[4438] 最近涙は縦に流れるのだ
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時々悲しくて
時々うれしくて

たまに心は雨降りで
たまに気まぐれに晴れ渡る

何かが今日も
何かがいつも
わからない
わからないから
夜もすぐには眠れない

部屋の窓から見える
僕や君の住む街が
遠くからでも見える
少し見慣れた街並み

電柱の影 世間の影
鬱屈してる人々
憂いを抱いている
おはよう さよなら
ただいま おかえり
下らないことばかり
だけどそんな日々も
どこか幸せだと僕は知っている

最近涙は縦に流れるのだ
素直になった証かな

ほらまっすぐに伝わるよ痛みも安らぎも

君は今幸せなんだね
君は今満たされてる。

2012/11/21 (Wed)

[4437] おかえりなさいが聞こえたら
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空が 空が オレンジ色に染まったら
君が 君が そろそろ帰ってくる時間だ

あのドアを開けて
少し疲れた顔でも
ちゃんと台所まで
聞こえるように
君は言うから

おかえりの数だけ
ただいまはあって
ただいまの数だけ
おかえりがあって
それぞれの帰り道が誰にでもあって
悲しいことも嬉しいこともたくさんあってさ

それでもみんな今を精一杯生きているんだね

おかえりなさいが聞こえたら僕はホッとするよ

心から 心から
帰ってきましたと
確かめなくても
わかるから
わかるから。

2012/11/21 (Wed)

[4436] この雨がやむように
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悲しいだけじゃない
嬉しいだけじゃない
誰にでもある光と影のように

それ以上は何もない
これ以上は下らない
いつだってできるなら笑っていたい

願いましょう
祈りましょう
世界中の平和を

あがきましょう
もがきましょう
そんな明日が来るまで

この雨がやむように。

2012/11/21 (Wed)

[4435] 人柄
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あったかいな
燃えるようだな
あなたの人柄に
僕は包まれてる

日だまりのようだ
陽射しのようだな
あなたの人柄を
僕は愛している

そして、来(きた)る夜に眠る子供たちの夢の中そっとたずねて素敵な明日を祈る

やがて、明ける夜に目を覚ます子供たちの瞳の中いちばん最初に映るのが例えば優しい笑顔なら

きっと明日はいい日になるね
きっと明日はいい日になるね。

2012/11/18 (Sun)

[4434] 千里の道も一歩から
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でたらめな地図の上を歩くのさ
でたらめに引かれたレールをたどって
宛もなく 気まぐれに日々を旅するのさ

旅人と名乗るのがおこがましいのなら
風と呼んでよ
何処へでも吹いてゆけるように

自由に描き出した光
瞬いて 移ろって
夜の闇を駆け抜けてく
乱暴に走り書きしていた日々も今では
もう昔話と笑い飛ばせるのなら 過去は捨てて今君の瞳に映る世界をすべてと呼ぼう

千里の道も小さな一歩からはじまる

まだまだこの旅は始まったばかり

ならば、行こう行こう。

2012/11/18 (Sun)

[4433] 読書
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よくあるイメージの中 笑っているよ
よくあるストーリーの中 生きてみるよ

楽しいも 悲しいもない真っ白な世界へ この身を沈めるまで

ラララ 僕は僕のままで 長い長い長い本を読むように

目で追うあらすじ
ときどき迷う頭
悲しかったりする
うれしかったりもする
様々な場面に行き着くけれどやがて読み終えるから
悲しさはいつもつきまとうけれど
大事な人と読めたら
悲しみも半分こ
大事な人と読めたら
喜びは何倍にもなる

本を読むように
この足で物語を
知らず描いてゆく
言葉の道たどって
行き着くエピローグ
サヨナラでも
君を確かに愛した
そして僕は愛されていた
そんな昔話が思い出となって僕の胸の中
咲いてるなら 何も怖くない悲しくない

流す涙はあたたかいだろう
浮かべる笑顔はなおきれいだろう

読書をしようか。

2012/11/18 (Sun)
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