詩人:どるとる | [投票][編集] |
見た目だけは大人
中身はまるきり子供
態度だけは一人前
中身は悪い大人の寄せ集め
人類は逆方向へと
進化をたどり
退化の先を行く
名付けよう
アダルトチルドレン
またはチャイルドチルドレンと。
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世界や人が変わるのを待つんじゃなく 自分自身が変わるんだ
変化を求めるのならば なりたい自分に変身してごらん
変わるのを待っていても何ひとつ変わらない
世界の見方を少し変えて 歩き方から変えてみよう
そしたら何かが違って見える
そしたら世界が違って見える
今日から何かが変わって見える。
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君の1日が 例えば悲しい時間で終わるなら 僕がせめて楽しい夜を灯したい
流れ行く街の 家々はこんなに楽しい雰囲気なのに 切なくなるんだ
どうして僕は泣いているのか こんなに街は賑やかで楽しいのに 優しい時間に解け合えない
そして夜は更けてゆく
君と僕の夜が 全ての人の夜が。
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全ての人の 帰り道に
流れる メロディ
君もきいているだろうか あのメロディ
今日は疲れたな
お風呂先にしようか
お腹もすいたな
ああ夕飯何にしようか
電車で帰る人
歩きで帰る人
車で帰る人
いろんな人がいる
大人も子供も帰る場所がある
全ての人に一人一人違う帰り道がある
今日も帰るよ いつもの道を辿って
僕や君を待っている人のところへ
今日も帰るよ いつもの時間を時計が指したら
いろんなことあるけれど 帰る場所がある 待ってくれている人がいる
そんな幸せに笑いかけて ただいまと言うとおかえりって声がする
それだけで僕の1日はどこか優しくなる
特別なことなんて何もなくていいんだよ
ただ、穏やかで何事もなく 過ぎてゆく
それだけでいいんだ
君が幸せで僕も幸せで全ての人が幸せで
過ごせたならば 帰り道が涙で濡れても
帰る頃には 涙も乾いて ただいまとドアを開ける時には すっかり笑顔になってれば
それだけで…
ただいまの数だけ
帰り道があってさ
おかえりの数だけ
幸せが生まれるさ
早く帰っておいで
今、帰るよ
とびきりの笑顔で
ただいまとおかえりの歌
重なり合う時、響くだろう。
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当たり前なこと
ありふれていること
それを特別にするのはなんだろう
何もない部屋に
家具が増えてゆく
椅子や机 本棚には無数の本が並んでる
窓のカーテンを開け放って
空気を入れ換えれば
夕暮れの風が部屋を包む
橙の空が 君の瞳を優しく 穏やかに染めるだろう
今日は今日しかない何かがあってさ
そして明日は明日しかない何かがあるよ
例えばあの空を空と呼んでも そこにはなんの疑問も生まれないように 僕らどんなに悲しくてもいつの間にか生きている
不思議にさえも目を向けずに ただ流れ行く日々を淡々と生きている
それが、不思議なことだって 気持ちは雲の上さ
あの空を空と呼ぶのなら 僕を僕と呼ぶ君も なんの不思議なこともないさ
ただ、ここにいるってだけであの夕暮れがきれいに見えているから
それでいい
それがいい
なんとなく思うんだ
僕はいつでも僕だから
なんとなく思うことは簡単なことばかり
だけれど少し 切ないと 気づくだけ
それでいい
それがいい
あの空を空と呼ぶのなら あの空はいつまでも空のまま
僕はただ思うだけ
きれいだなと見上げるだけ
お腹がすいた
家に帰ろう
ああ くだらないよ
悩むのはやめにして
ただ心にしたがおう。
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思い出せない遠いあの日の日々が 今は深い深い意識の奥で何かをつぶやいてる
いくら叫んでも 届かない あの日には
ぬけるような青空がそこにあるだけだ
飛行機雲が浮かんでる 僕は寝ころんだまま 何かを思いだそうとしてる
さよなら さよなら
僕はこのまま 少しずつ消えて行くだろう
さよなら さよなら
誰もが今を抱えたまま ぬるま湯のような幸せに笑いかける
その様はまるであの青い空に浮かぶ雲のように 自由だった
古い町、昔ながらの建物あの日のままで止まったままの時間がそこにある
忘れ得ぬあの日の誰かの言葉 夕暮れ時の帰り道にそっと咲いた恋の花
飛行機雲が少しずつ消えるまで 僕は映画のエンドロール見送るように一人残されたまま
また会える日まで
僕はこのまま 何もしないで枯れてゆこう
生まれ変わる時まで
僕らはこの熱く燃えるような気持ち忘れないでいるから
「あの日をまだ覚えている」
そんな気持ちで またこの場所に生まれよう
心を見せ合って 重ね合って まだ同じだねと言えたなら
こうしてやがて 尽きる命にも 意味があることを 知るから
だからさよならの続きの続きのそのまた続きで 僕らは何度でも生まれ変わって
この青空の下で 飛行機雲を見つめて思うんだ
くだらないくらい
当たり前なことを。
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親から虐待うけていた人やクラスメートに虐められていた人
人間なんて勝手なものでしていた本人はすぐに忘れてしまうけどやられた人はずっと覚えている
傷跡が物語る 確かなあの日の現実が 今も僕を苦しめる
昔々の話でも 僕には何ひとつ昔話にはできないだろう
なぜなら、心に負った傷跡は時の流れも変えることはできないから
僕はずっと悲しいまま あの日を振り返る
だけれど前に進む勇気を少し振り絞って
今は今を見つめて
少しずつ笑って行こうよ
少しずつ顔を上げようよ
そこには思っているほど嫌な世界はない
青い空がある
きれいな景色がある
優しい人がいる
好きな人もいる
昔々と言われれば確かに昔話だけど それだけじゃない何かがあるんだよ
だけど忘れないでね
どんなときだって君を見つめる瞳が必ず傍にあること
生きていることも嫌になるかもしれない
叫んでみよう 泣いてみよう そうしなきゃ壊れそうだった
昔話はやめにして 今は今を生きよう
先の見えない新しい日々に過去は塗り替えられてゆく
そしてきれいなこれからが線路の先続く
君を照らす夕陽が
君を照らす朝陽が
あの日見ていた世界をこんなにも変える
昔話は昔話として 胸の奥に押し込めて
今は数え切れないほどの喜びを感じよう
沢山笑おう 沢山泣こう 目の前の優しい人に愛を誓おう
そしていつか僕も全て忘れて 憎しみを乗り越えて行けたら
素晴らしい。
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僕が神様ならば 貧しい人にお金を渡そう
でもあまり沢山は渡したくない
お金じゃ買えない幸せを貧しい人は知っているのにお金を沢山持ったら そんな無償の幸せ忘れてしまうから
僕が神様ならば 努力をする人に 努力をしただけ報われるような人生を与えたいけど
努力をして何かを手に入れることの喜びを知ってもらいたいから 僕は何も結局手を下すことはできない
きっと神様も同じ気持ちだよ
目の前に理不尽が転がっていても
罪のない人がいても残酷なほど目をつむらなきゃ全ての人に同じだけの手ほどきをしなきゃいけなくなるから
僕が神様でも祈ることしかできないだろう
誰が神様でもその人だけを贔屓することはできないように
僕が神様ならば 貧しい人も裕福な人もどんな誰にでも同じ眼差しで 見つめながらも差し出すその手をやむなく引っ込めるだろう
だから生まれる悲しみやさよならは仕方ないさ
神様をうらむことはできない
だって誰も神様の苦しみや迷いを知っている人はいないから
だから僕が神様ならば同じ気持ちで 空から見つめてるだけ
そして涙を流して
その人の心に
なってあげることくらいしかできない
せめて干渉できない自分の代わりにその人の明日が晴れ渡るように願うだけ
神様にもきっと何の力もないよ
だって僕らは神様と同じように
本当は全ての人を幸せにしたいと思うから
そこには一人だけの幸せを願う嘘や偽りは無いから。
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本当の声を聞かせて
あなたが大事に思う誰かがもしも明日いなくなっても
あなたの心が泣き声ひとつあげないのなら僕はあなたを人とは思わない
なんでもわかる神様に名前がないように
僕にはどうしても見えない明日を信じられない
やがてあの空も
あのきれいな景色さえも僕の瞳からも
跡形もなく消え去ってしまう そんな日が来ることをどうして信じられましょうか
今しか見えないよ
この謎はどんなに才のある人でさえ解き明かせないほど
単純すぎて うまく受け入れられない
この世界にある全てはまるで全てが謎で
誰一人何一つ解き明かすことはできない
時代がどんなに過ぎ去っても 科学が生活を変えても 結局僕らには自然を操る力はない
進んでいるようで少しも動いてない 覚めることのできない夢の中でさまよっているようなものなのさ
生まれてから死ぬまでずっと僕らは目には見えない 迷宮の中であるはずもない答え抱きしめ わかったふりをして満たされているような気持ちになってるだけ
そのほうが幸せなのかもしれないけれど
本当の声を聞いたら
あなたは変わってしまうかもしれない
だからこのまま何も知らないまま 笑うんだよ
張りぼてのような世界を見つめ それが全てだと思っているかぎり 何ひとつ傷つくことはない
それが例えよくできた偽りだとしても
あなたにとって真実となり得るなら。
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瞼に差す 朝陽に目を開けば もうこんな時間 だけれど今日はお休み 急がなくてもいいんだ
カーテンの隙間から
朝がのぞいている
青い空 今日は晴れ
いい1日になりそう
朝の匂いがする
誰かが笑ってる
僕も笑うけどきっとそれには理由などいらない
何もなくたって今日が休みってだけでおもしろい
朝の匂いがする
街が動き出す
寝ていた猫も目を覚ます いつの間にか隣に寝ていた君も僕の布団に潜り込む
ちょっとくらい寝癖がついてたって気にしないよ
だって今日はなんだか素敵なことがありそうだから
さあ出かけよう
鞄にはお財布と
心には夢を詰めて
心には夢を詰めて。