詩人:どるとる | [投票][編集] |
それはサイダー 弾けるようにはじまった恋
君に 恋に落ちた
僕は 恋に落ちた
どうして君を見るとこんなに胸が痛むのか
柄じゃないのに夜空見上げて 君を思う夜
いつか伝えたい
そして知りたい
君のむねの中
その答え 唇からこぼれるアイラブユーのつづき
サイダー それはまるでサイダー 弾けるようにはじまった恋さ
もう引き返せない
サイダー 誰もが通る道を僕も歩いてる 君がまぶしく見える
愛だ 恋だ 僕はそれをあまり知らない だけれどこの胸はいま君でいっぱい
それはサイダー それがサイダー 弾けるようにはじまった恋
君を軸にして 僕の世界は回ってる
そしてまた今日も君が笑うたび 君と笑うたび 僕のむねは高鳴ってしまう
だからサイダー 一気には飲み込めない 刺激的な出会いさ
もう引き返せない。
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夜空を見上げてみれば 沢山の星が 君を見下ろしているよ
見守るように
特技もなくて これといった力もないけれど
君を守りたい
君のそばにいたいよ
誓いを胸にして
僕は行く
夜空がつくりだした
ロマンスを拾い集めて ひとつひとつ消えてゆく足跡に気をとられながら 少しずつ費やす季節も輝いて
僕や君を 司る 金の光りに包まれて
どんな悲しみも 君の瞳の中で 静かに 新しい光りに変わる
そして 長い長い時の果てで 約束されたような二人は結ばれる
真っ白な愛のままに
瞳を閉じて 広がる夜空に導かれて
僕は見つめる 遠い夜空に秘められた物語を
口惜しくて 言いかけた言葉が 宙を舞い いつか 伝えるべき愛の言葉へと変わるよ
ああ 愛してる それだけを届けたい
それだけを言うために 僕は君の手を離さない。
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何気ないとき さり気なく気づかされるのさ 君の優しさ 君のぬくもり
君はまるで太陽のようさ 僕の心にそっと降りそそぐ あたたかいその笑顔が 陽射しのように今日も僕を照らしているから
ずっともっときらめいて
いつの日もいつまでも
僕の瞳の中で
ヒロインを気取って
今、君にできること
ひとつくらいはある
目をつぶって 背中向けた昨日にサヨナラ
小さなことでもいい
くだらないことでもいい
傷ついた人を遠くから励まして
馳せ参じました 沢山の笑いをこの胸いっぱいに抱えて
花も恥じらうような年頃を過ぎても
なお輝く君のその笑顔 まだ見ていたい。
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心のない人間や
思いやりのない人間が多すぎる
言葉は鋭く尖って
同じ人が同じ人を傷つける
差別やいじめのない世界
日本でさえも有り得ない
どんなに平和だと言われる国でも
人間がいれば戦争は人の中で起きる
また人が人を殺めて
「反省」という言葉があるのかないのかわからない人たちの心の中をのぞきたいよ
周りの大人たちさえこぞって何かを隠そうとしているみたいで
信じられるのは自分しかいないと 孤独な夜に閉じこめられて
子供たちは希望を見失い 目の前の現実に絶望する
ただ 優しさが 思いやりが あるだけで
僕らは 簡単に人と笑顔と笑顔で向き合える それなのにそれさえ難しいと背中向ける これからの僕らの未来には どんな明日が待っているだろう
立ち止まる 空の下
雨上がりのあとの
虹のような 救いの光り 期待してる僕らの瞳に映る未来はまばゆいくらい明るくあれ。
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なんでもないようにみえて何かが幸せで
なんでもないように思えても特別なことばかり
奇跡の足跡 たどれば不思議だね
奇跡の軌跡 それはいつかの始まり
紙芝居の一枚目 それは君や僕の生まれた日
奇跡の軌跡 今からでも遅くはない
君の軌跡 奇跡の足跡を追いかけよう
そしてやがて その奇跡にも君なりの答えが出たなら
それを奇跡と呼ぼう
僕は奇跡と呼ぼう。
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よーく目をこらせば
見えなかったものが見える
よーく耳をすませば
聴こえなかったものが聴こえる
あなたのそばや
僕の身近に
それは沢山ある
なんでもない毎日の中に 小さく己の存在を気づかせようと音立てる 幸せたち
まるでそれはレンズ越しに見える 微粒子のように
ちゃんと光り輝いている
ちゃんとそこに存在している
ただそれをあざ笑うような人の目が濁ってて見えないだけで。
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寝ても覚めても
感覚は曖昧なまま
輪郭だけを伝える
無駄な詮索は
先々の道を複雑にする
標を見失い
僕は迷子のようにだだこねる
真っ昼間にみる
白昼夢のように
そこにはただ
曖昧な世界の構図があってその全てを曖昧に曖昧を重ねて
「かもしれない」や「もしかしたら」などといういい加減な言い回しで僕らを欺き通す
生まれた日の朝に
飲み干した涙
わけもなく浮かべた
意味深な顔
どうでもいいさ
世界の行く末
大切なことは
もう手のひらの上
開いたり閉じたりしてきりもなく
変わる時代の中 新しいものも古いものも混ざり合って いつの世も 見えてるものが今になる
聞こえてるものが今になる
目覚めたら 僕はもうここにはいない
育ててくれた人の記憶さえ 忘れて
雲の上
今はただ、それが不思議でならない
はっきりしすぎて
夢だなんて思えない
よくできた幻だな。
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あしたが晴れでも
どこかで誰かが
嘆き悲しむなら
雨でも変わらないな
あしたがあなたにとってかけがえのない日でも
誰かにはただ悲しいだけの1日なのかもしれない
戦争は絶えず 今こうしてるあいだにも尊い命が失われ
くだらない理由で誰かが誰かを虐めてる
虐待する親に わけもなく人の命を奪う若者 この世界はいつからこんなふうになったんだろう
頭の善し悪しじゃない
人間性じゃない
言い訳をするのなら
過ちを犯すまえに自分と向き合うべきだったろう
家族の笑い声や
他愛もない友人との会話
がら空きの電車の中
気持ちよさそうに眠る誰かの幸せそうな寝顔
安い給料とそれを物語る軽い財布
いくらでも微笑ましく笑えることは沢山ありそうなものなのに
僕らはなんだってこんなに人を傷つけ
誰かの命を時に蔑ろにしてしまえる
立ち込めた暗雲が
今にも唸りをあげそうに ほら君の瞳の中で 雨が降る予兆のように 不安をかき立てる
そうだ、自分が幸せだって 他人にはその幸せはもしや見えてないこともあることを知るべきだね
あなたにとって今日が晴れでも 誰かには嵐かもしれないから
安易な慰めは傷跡に塩をぬる行為かもしれない
孤独を拭い去れぬばかりにさみしさが僕に「自滅」をちらつかせるけれど
まだやるべきことがある気がして歩みを止められないんだ
あなたにとって今日が人生で最高の日になることを 祈りながら過ごすのもいい
たとえ生きる気力が尽きそうになっても希望ってものを僕も信じようと思えるから
まだ楽にはなれない
あしたが晴れでも
どこかで誰かの
血が流れるならば
こんなに悲しい今日はない
それでも間違いなく
笑ってる僕には
その血の滴る音さえ
聞こえないし気にすることもない
それがいいのかわるいのかはわからないけれど
それを知ったところで僕には何もできない。
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あしたが晴れでも雨でもいい
共感なんていらない
ましてや慰めなんていらない
たったひとりでも
強くぶら下がる
みの虫のように
意地を張りながらも
冷たい風にも吹かれよう
僕の瞳にも夜がやって来て
月が心よりきれいに輝くから
僕は何も言えなくなる
持て余した心 はみ出したまま
あしたが世界の終わりでも
あしたが僕の最後でも
そこに少しでも希望があればいい
旅に出よう あの空の彼方へ
誰もまだ行ったことのない地平線の果てへ
みの虫になって
世界を見つめよう
いろんな場所にぶら下がって
孤独と寄り添い
いろんな空の下で
雨の冷たさや
陽射しのあたたかさに
包まれて
眠るときさえ優しさを忘れてしまわずに
めのまえのおせっかいやちょっとした幸せを愛そう。
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どうしたものかと 首捻り
答えも出ぬまま 夜(よ)は更けて
走り出したる汽車に乗り 降りた駅にて見失う 問いたことさえ忘れ去り
足跡だけがぽつりぽつりと 頭の隅にあるだけで ほかに見えるものは無し
昨夜未明の出来事と思えばこそ 現に近しきその記憶
幻とは言い難く 現だとも言い難し 懐に忍ばせた財布の中の小銭なら 酒に消えたとわかるのに
このさみしさはなんなのか
このむなしさはなんなのか
解せぬ、判らぬ
紐解けぬ
昨夜未明の出来事。