詩人:どるとる | [投票][編集] |
たくさんケンカした
たくさん愛し合った
たくさん語り合った
たくさんふざけあった
数え切れないほどの思い出築いた
アルバムの中には入りきらないほどの楽しい記憶を二人は知っている
あいのうたをうたうように ぼくは君を愛することを当たり前と呼びたい
あいのうたをうたいきるまでは ぼくは君を死ぬまで離さない 離せない
海にも行ったね
山にも登ったかな
釣りをした
子供が生まれて
夜泣きで眠れない日々が続いた
それでも、君が笑うとぼくも笑っていた
いつか君がもう少し大きくなったらね どれだけパパがママを愛しているかを教えてあげるからね
特別なことはできないけれどただそばにいることだけはできるから せめてぼくは死ぬまで一緒にいる
そしてそのさみしさを その悲しみを分け合って痛みを分かち合って 生きていけたら いいと思うのさ
あいのうたをうたうように ぼくは君を愛することを当たり前と呼びたい
あいのうたをうたいきるまでは ぼくは君を死ぬまで離さない 離せない
あいのうたは終わらない いつか歳を重ねてお互い歳をとっても
あいのうたをうたいたいよ
少しも若いときと変わらない気持ちと心で何時もプロポーズしてみたいよ
あいのうたをうたうように
魔法がつかえないかわりにできることがあるよ
君が僕を愛すように
僕が君を愛すみたいに
ただそれだけで世界が愛であふれるんだ
生きることがこんなにも楽しくなる
ありがとう
愛してる
これが僕のあいのうたさ。
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さよならのうたをうたおう 背中向けて別れる人へ
さよならのうた捧げよう もう二度と逢えない人に
さよならとだけ伝えたい
さよならとだけ届けたい
僕はうたうよ
さよならのうたを。
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もしも僕がこの世界でたった一人じゃなくて たくさんいたら僕の存在はこれほどまでに大切じゃないだろう
だけど僕はこの世界でたった一人だけの存在だから
僕が死んだらもう二度とこの世界には同じ人は生まれない
もしも君が僕の立場なら 悲しいときやさびしいときはどんな顔でいればいちばんいいだろう
もしもの時を考えていつも生きているんだよ だけど思い浮かぶのは悪いことばかりだ
もしも君がもしも僕のことを好きでいてくれるなら
そんなありもしないもしもの時にそなえて僕はここにいようと思うんだ
もしも もしも もしもの話 僕が君の全てになって
もしも もしも もしもの話 君が僕の全てになる
そんなもしもがあってもいいだろう
世界にたった一人の僕と
世界にたった一人の君が
紡ぎ出すメロディ
言葉はなくても
なんとなく
伝わる 痛みもぬくもりも小さなさみしさも…
だからもしも僕が君の立場なら 誰かの涙を見てみぬふりはできないよ
君が僕を気遣うように
君が僕を労うように
そこにはたくさんの縁起でもないもしもを裏切るような希望がある
「愛してるよ」 ただそれだけで全て丸くおさまってしまう
そんなもしもならいいな
君のことが好きなんだ
もしも良ければこれからもごひいきに。
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穴の空いた靴下を履いて 僕は歩き出す
不器用なところがなぜか微笑ましいね
他人の痛みがさもわかっているように
自分のことのように心配している 僕は
おせっかいなのかな
でも君が心配なんだ
近づくたび 離れていく そんな毎日だけど
今日も 知らず知らず君を傷つけたけど
僕には穴のない靴下は履けないよ
全て完璧にはいかないよ
どこかが頼りなくて
どこか不安で
何かが足らなくて
何かが欠けていて
だから僕なんだよ
だから人でいられるんだよ
「人に殺されても人を殺すことはできない」みたいに僕にはきっと きっと
いつもいつでも優しくいないと壊れてしまう。
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何もない庭に
幸せの種を埋めた朝
雨が上がる頃には
種から芽が出て
次の日の朝には
花が咲いている
当たり前な幸せ
陽射しの中 揺れている 君が笑うから僕も笑う
ただそれだけで何もないこの場所が幸せが咲く場所になるんだ
悲しくもないのに
涙があふれるのは
うれしいからだよ
君が笑うからだよ
生きる悲しみ
生きる喜び
たくさんたくさん
知っても
まだまだ足らない
誰かの涙 誰かの笑顔
一歩ずつしか進めない僕らには 明日もしも命をなくすとしても今日だけはそれを知らずに 笑っていられる それは幸せなことなのかな
だとしたらいつか来る終わりさえも
君とならばこわくない
だから愛し合うよ
限りある日々の中
人ごみの中 通り過ぎてくたくさんの足音の中に ぬくもりを 優しさを探して そして君に出逢ったよ
君が僕の悲しみを受け流す場所になって
僕が君の悲しみを受け流す場所になったんだよ
当たり前な幸せ
陽射しの中 揺れている 君が笑うから僕も笑う
ただそれだけで何もないこの場所が幸せが咲く場所になるんだ
くだらない会話
続く 続く 終わらない
ただそれだけの毎日なのにこの場所にはたくさんの幸せが咲いている
ただそれだけで
もうそれだけで
何もないこの場所が幸せが咲く場所になるんだ。
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今日と明日を点と線で結んだら
ほらね未来が生まれる
昨日と今日が点と線で結ばれてるように
そうさけっして過ぎ去った日々も幻じゃない
僕の命とあなたの命
違いはないし比較なんてできない
だから同じ目線と同じ立場から 僕らは線となって今日という点からひたすら明日を目指す
さあ 歩いていこう
迷わず進め
さあ 歩いていこう
すたこら どっこいしょ
点と線を結んでまた最初からやり直し
スタート地点に戻って 振り出しから歩き出そう
人生のゴールまでは まだまだ遠そうだ
喜びと悲しみを点と線で結んだら
ほらねまた青空が広がる
笑顔と涙が点と線で結ばれてるように
そうさ同じ僕の顔から生まれる表情さ
だから泣きやんだら
今度は笑えばいい
簡単だろ
単純だろ
悲しいくらいに。
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矛盾ばかりの世の中さ
一見正しいようで間違いだらけの人たちが
日々矛盾を増やす
正しいのが大人だと信じたい僕らを平気で裏切り 悪に手を染めてる
理不尽なことだらけの世の中に
はびこる正義は嘘だらけ
間違い探しをしてみれば 間違いだらけの世の中さ
金に汚い大人たちが今の世の中を動かして 本当に大切なものをわかっているのかわからないのか
表面上の悪だけを憎めとおしえる愚かさと
ただ漠然とした正義に固執して 光も影も見分けられない
目の前の若者に正義を説いたその口で汚い言葉をまき散らす
こんな時代に生まれてきてしまったよ
そんな時代に生きているんだよ
優しさだとか愛だとか 単純な思いやりだけで誰かと向き合えたらきっとそれが正しいのに
争うことで得るあしたになんの価値があるのか 小難しい理屈や理論で答えを探してる 世の中なんてくだらない
ただ優しいだけで
ただあたたかいだけで
こんな時代を変えられるのに
こんな時代はいつまでつづくのか
水掛け論を繰り返す
こんな時代にむなしさが漂う
そんな時代でも探せば希望はあるものさ
僕はただ生きる
こんな時代にこそありがたい 闇の中にも一際輝く 光に照らされて。
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誰かが言った言葉を鵜呑みにするなよ
誰かが決めたルールに拘りすぎるなよ
そこにある出来合いの常識に囚われすぎるなよ
降水確率のようなもの
はずれるときもある
自分の意思や思いを捨てないで自由に生きても間違いじゃないよ
そのほうがけがしても痛みは少ないよ
雨に濡れてもきっと笑っていられるよ。
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命は不思議なもので 生まれた瞬間からなくなる命もあれば
百をゆうに越す長い時間を生きる命もある
それが良いのか悪いのかわからないけれど 生き続けることも苦労が伴うし
早く死ぬのももったいない
やりたいことは沢山あっても面倒なことばかりじゃまをする
したいことは山ほどあっても嫌なことも進んでしなくちゃ生活はままならない
なにが幸せでなにが人にとっていちばんいいのか最近わからなくて 命という漠然としたものに迷いが生じたとき自分自身の存在さえ疑わしく思えた
あらゆる概念に縛られている とらわれている
僕は誰だ?
この時間はなんだ
いつかしかるべき時が来れば僕も音も色もなにもない暗闇の中へ 旅立つのかな
見つめてるずっとずっと先の未来を
嫌なことばかりが思い浮かぶよ
笑うことも最近じゃむなしく思えてる
幾たびも幾たびも
繰り返される朝と夜
何度でも何度でも
笑って 泣いて 傷ついて 傷つけて たどり着く布団の上
窓を開けて 風を感じても ただそこには果てしない空が僕の中の悩みさえちっぽけなものに変えてしまう
ある人は命を自ら投げ出して
ある人は命に制限時間を課せられて
ある人は命を身勝手にたやすく奪う
そんな沢山の命を知ってる
僕は僕の命を うまく唄えずに わけのわからないうちに大人になってしまった
「どうして生きているのかな」
あるはずもないその答えをまだ探し続けている
陽射し差し込む 部屋の中や 絶え間ない人波の中に その答えがあるのならまだまだ僕にも生きる意味はあるのかな
それさえわからない
それでも生きて生きて 生き続けて
やがて全てがなかったことになるのを待つ
もっと笑いたい
もっと幸せになりたい
なぜかわき上がる
くだらないくらい当たり前な気持ち
向き合うべき現実に背を向けている
悲しいほどの毎日なのに僕にはまだ光が残されているようで。