詩人:どるとる | [投票][編集] |
ねえいつか
ママに教えてもらったよ
僕らは空の上からねやってきた
神様からの贈り物なんだって
命は一度しかない
ママも僕も同じ
だから素敵で
悲しくて切ない
だから精一杯生きる
笑うときも泣くときも
今日も明日も目一杯遊び 働く
こんなに大変
こんなに忙しい
だけど、楽しい
ママはやがて冷たくなって僕の前からいなくなったけれど
いつかママから教えてもらったあの言葉は大人になっても大切にしているよ
僕らは神様からの贈り物
だから命は粗末にしてはいけない
自分の命も他人の命も同じこと
同じ重さ 何も変わらない
だから僕は生きている
悲しくても辛くても
生きることだけが
生きていくことだけが いちばんの努力だと考えて
ママから教えてもらったように
僕は不器用でも歩いてるよ
たまには泣いたりもするけれど
ママと呼んでいたあの頃のように素直になれない僕だけど
神様は僕が死ぬことなんか望んでない
だって僕らは生きるため 生まれたんだから
だって僕らは幸せになるため 生きているんだから
きっと。
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窓の外は真っ赤な夕焼け空
カラスも家に帰る
気づけばほら
窓の外はきれいな星の夜
月も輝いている
それぞれの窓に映るささやかな日常の風景
幸せを描いたような
そんな風景に 僕は花束を捧げたい
ありふれた毎日の中
気づけば 当たり前な生活ほど幸せなことはない
気づいたんだ
今日も窓に映る
家族団欒のシルエット
聞こえてくるのは
楽しそうな笑い声
話題は様々
時折泣いたり
かと思えば笑ったり
僕らの生活がそのまま窓に映る日常
窓を通して見える生活の風景
これを幸せと言わずしてなんと呼びましょうか
これを幸せと呼ばずしてなんと呼びましょうか
ほら今日も窓に映る風景が 笑ってる 光ってる 輝いてる
幸せそうだな
窓に映る日常
ただ一緒にいる
それだけで
伝わってくるものがある
ごく当たり前な日々
窓に映る日常
ただ寄り添ってる
それだけで
価値のあるものがある
ここにある
それこそが幸せというものさ。
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もう昔から言われてることだけど 自殺する人が 飛躍的に増えてきた
新聞やテレビでもよく取り上げられている でも今に始まった事じゃない
もしかしたら その原因は世の中にあるのかもしれない
人が人を大切にできない世の中じゃ 希望など持てない人が出てきてもおかしくないだろう
人生に悲観して 自殺した人が見ていた希望は きっとこの世界にはひとつもなかったんだろう
だからその人は命を絶って さようならの向こう側に 希望を探しに旅立ったんだよ
僕もよくわからないけど 自殺する人の気持ちは
でも確かに 世の中はたまに死を誘発するような 嫌なことばかり起きる
新聞やテレビでは報道しきれないほどの自殺者が あとをたたない 今日もどこかでその命を絶とうとしてる人がいる そんな現実さ
僕やあなたには一体そんな人になにができるだろうか
考えるけど きっと希望のない人に 救いの手を差し伸べるのは容易なことじゃない
でも誰かがあたたかく 接してあげなければ命は風に散る花のように簡単に 消えちまう
人生に絶望して自殺した人が見るこの世界は きっと 死ぬことよりも生きることのほうが辛くなるほどの世界だったんだろう
だけどどんなに悲しくても生きる人もいる 僕ならばそんな人こそ本当に強い人だと思うから 僕にはさようならの向こう側には何も見えない
それでも否定できないのは 僕にもさようならの向こう側に行った人たちの苦しみが手にとるようにわかるからだろうか。
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まだ戦争続けてる国もある
だけど戦争は新たな戦争生み出すだけだ
無意味だ
すぐやめるべきだ
大人ならなおさら
子供でも同じだ
大きな国と国との争いもあれば
小さな人と人とのいざこざもあるよね
いじめとかする人の気持ちがわからない
だって人と人なんて
傷つけあっても悲しいだけだ
そんな当たり前な
ことさえもわからない
人が多すぎる
人を傷つけることより人を助けられる人になりたいよ
願っても終わらない 国とり物語
どうして人は人を無慈悲に殺め 傷つけることをやめられないのかな
その犠牲になってるのはいつも罪のない 美しい瞳を持つ弱い立場にいる人なのに
世界の空は晴れない
ここから見える青空は 見える範囲での美しさしか映さない
海を隔てた向こうの国や 壁を隔てた建物の中ではまだ戦争はつづいてる
人の心はその壁や距離を こえて行けないものなのかな
僕は戦争を憎みつづける
そして人と人との愚かな争いを嫌いつづける
そこに人の命や存在の重さが蔑ろにされる現実があるから
祈っても終わらない 椅子とりゲーム
誰よりもまず先に自分が優先 そんな考えをぬぐい去れぬばかりに 心は生きたまま腐るのだ。
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君が好き なんとなく好き
君が好き どこかしら好き
君が好き 何気なく好き
君が好き とにかく好き
一緒にいると いつの間にか時間が過ぎて
楽しくて 楽しくて
いくら時間があっても足りない
好きだよ 好き好きアイラブユー
夜が来て 眠くなって 昨日のお話の続きをしよう
喧嘩してもすぐに仲直りすれば ほらね
つかの間離れていたさみしささえ うそのように消えていく
この世界中で いちばん好き
大好物よりも ずっと好き
すき焼きよりも好き 好き
どんな誰よりも 好き
どこを探してもいないような人だから好き
君のわがままなところも 不器用なところも全部好き
悲しいときも嬉しいときも世界の終わりの時さえも 君と一緒にいられれば
幸せは探さなくてもここにある そうさ
君の存在がもう宝物
好きだよ 好き好きアイラブユー
歳を重ねて 老いさらばえても 心だけは若いままで 笑ったり泣いたりしよう
変わらない気持ちでプロポーズしたり
恥ずかしいくらいの愛の言葉ささやいたり 僕ならね君にならね できるんだよ
ああ なんだか 言葉にならないな
あたたかな気持ちに包まれて
僕は幸せだよ
好きと言うほど好きになる
だけど言葉ではあらわせないほど好きなんだ
好きよりも好き
難しいけれど簡単さ
複雑だね だけど
伝えたいことはいつも同じさ
好き好き アイラブユー
好き好き アイラブユー
きりもなく 終わりもなく 届けるよ 君に。
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人を傷つける人がいる
人を助ける人がいる
そのふたつがあって中和がとれている
人を気遣えない人がいる
人を思いやれる人がいる
なぜか交われない色と色は混ざらない
それでも中和がとれている
光と影 陰と陽
青は青でもいろんな青があるように
それはそれで中和がとれている。
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君の涙 君の笑顔 君のその優しさ
それは全てきらめく宝物
かけがえのない愛をくれる人よありがとう
何気なく繰り返す
毎日の中で
唯一、変わらないもの
それが君です
抱きしめている
この世界で
たったひとりしかいない君という人を
そして
愛されている
この世界で
ただひとり僕だけが君という人に
いつもの部屋
昼下がり
ふいに差し込んだ
あたたかい陽射しのような
そんな当たり前な
でもどこか特別な
愛に僕は見守られながら 日々を生きている
それはなんて幸せなことだろう。
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種も仕掛けもないけれど
僕らは不思議の塊です
神も仏もないけれど
僕らは奇跡の賜物です
この街に生まれた
小さな命が紡ぐ物語
明日もつづいていく
何が悲しくて
何が嬉しいのか
そんなことさえも
もうどうでもいいよ
ただ僕は僕として
誰かを愛したり
誰かに愛されたり
したいだけだ
夢も希望もないけれど
僕らは未来の担い手です
宛てもしるべもないけれど
僕らは見えない地図描き
種も仕掛けもないけれど
魔法のようにあらわれて消えていきます
痛みのない悲しみや
不安のない毎日に
喜びは生まれない
悲しみがあるから
次の喜びのために
勇気を出して
歩き出せるんだ
種も仕掛けもないけれど
僕らは謎めいた生き物です
種や仕掛けがなくたって
僕らは奇跡を起こしたよ
手品のように 種や仕掛けがあるわけじゃないから
きっと僕らの存在って つまらない生物学で片づけられてしまうけれど
それぞれの中にある不思議や
それぞれが抱える喜びや悲しみ
それだけでもわからないことだらけだ
種や仕掛けがない代わりに 僕らには常識や科学では紐解けない何かがあるんだね
種も仕掛けもないけれど
今日も日が暮れていく
種も仕掛けもないけれど
時間が押し寄せてくる
そして誰もが終わりの日を迎える
その日までこの旅はつづく
種も仕掛けもないけれど
自分でも不思議なんです
奇跡がまだ 流れてる
奇跡がまだ 残ってる。
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なんてことのない毎日に
なんてことのない人たちが日々を積み上げる
泣いたり笑ったり
踏んだり蹴ったり
様々な出来事に
いつでも夢中になって
カンカンこつこつ積み上げていく
ああでもない
こうでもない
迷い悩み
試行錯誤する
不器用で能のない
僕らには優しさがある
誰かを思うことこそが正しいと誰かと誰かが手を繋ぐようなそんな未来に大手を振って 歩いてく
ハイテクなんてとんでもない
やんや やんや 言うまえに
単純なこと 簡単なこと
わかってなくちゃ仕方ない
目の前の人が悲しいのなら 一緒に泣いてあげたり
目の前の人が幸せなら 一緒に喜び合ったりとか
そんなありふれた気持ちが繋ぐ絆もたまにゃ信じたいよ
僕らの未来はすぐそこにあるんだ
滅ぼすも磨き上げるも僕らの手にかかっている
僕らの未来がすぐそこで光ってる
ビルの森の中でひたすら 田舎くささをただよわせてるけど
笑って泣いて 同じ空気吸えばみんないつの間にか友達さ
僕らの未来は常に危機にさらされ
常にお日様に照らされてる
明日はどんな日になるかな
楽しみで 不安で 何処までもなぞめいているよ。
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のぼせあがった人たちに 今の時代に足りないもの たくさんたくさんいるのにね
いるだけ邪魔か 無駄なのか それでも僕は人に優しさぬくもり求めては人の汚さに気づくのに 懲りずに何度も人を愛す
そんな僕ものぼせてる
そんなあなたものぼせてる
お互いのぼせて ゆでだこみたいになったなら
そろそろ風呂から上がろうか
棚から自分をおろそうか
同じ目線で話し合おう
さすれば答えはその先に。