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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[3781] 望遠レンズ
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ほら見てごらん
望遠鏡のレンズから
見える夜空に散りばめられた星たちを

あの星たちと同じように僕たちが選べる道も様々にある

みんな同じじゃつまらない
思うまま やってみよう
結果はそのあとさ

未来をのぞける望遠鏡があったなら
きっと違う道を選ぶだろう
過去をのぞける望遠鏡があったなら
あの日の後悔を今こそ笑うだろう
だけどこの望遠鏡には今しか映らない
そうさ瞳のスクリーンの中 広がる世界が全てなんだよ

たくさんの人の波の中にのみこまれないように 自分見失わぬように生きたいよ
何かを叫んでも 靴音にかき消されてしまう とかく忙しい世の中さ
他人より自分が大切だ
自分という存在を確かめて 現在地から歩き出すよ

小さな望遠鏡を担いで
いつか 輝くような今を のぞくように。

2012/03/06 (Tue)

[3780] 人生は無声映画のように
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何もない街 やたらと明かりだけが 夜でも目障りなくらい輝く

無駄なものだらけだ
街は今日もゴミを出す 贅沢ばかりしている人たちが肥え太る

お金があればなんでも買えるけど 肝心なこと勘違いしていたよ お金じゃとても買えないものがあること

さよなら また明日
もう何も見えない
めのまえの愛に比べたら
僕はなんてちっぽけなんだろう

無声映画のように
ジェスチャーで伝える感動と笑い
ほらね僕らの人生もそれと似たようなもんさ

言葉はなくとも届くんだ
果てない距離さえ問題ない

問題ないのさ。

2012/03/06 (Tue)

[3779] やさしくなろう
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だれかを傷つけたのならそのぶん今日はやさしくなろう
今日笑えずにいたのならそのぶん明日は笑いましょう
他人にやさしくできなかったときは次こそはやさしくしよう

無関心が服を着て歩くような時代のなかで
僕らがいかに人を思いやれるかで決まるのさ

本当はやさしいくせしてさ 素直になれない僕だけど だれかにやさしくされたら
やっぱり僕もやさしくしたくなるよ

だれかを傷つけたら
やっぱり いい気はしないだろう
だけどねだれかを助けたときはやっぱり気持ちがいいだろう
だからやさしくなろう
そうさやさしくなろう。

2012/03/06 (Tue)

[3778] 天国があるなら
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もしも天国があるなら
生きていた頃のように
くたばったあとにまたみんなそろって笑いあえるかな

もしも天国に行けるなら
生きている今のうちに
いいことをやっておこう
花々に囲まれて 鳥が唄う緑あふれる場所で
僕は君と笑うんだ

天国に行けるようなやさしい人になりたい

天国があるなら

だれかを傷つけた代わりに 傷つけた人より多くの人を助けたい

天国があるなら。

2012/03/06 (Tue)

[3777] 愛しきみへ
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この世界でいちばんたいせつな人のために
僕ができることそれは何かな

死ぬまでの長い間
一緒に生きていく
約束はしたけれど
先のことはわからない

なんだか不思議だな
生きていくことや
生きていること
今も疑わしくて
自分の存在すら
あやふやだ

愛しきみへ 伝えたいことはたくさんあるだけど 肝心なとき 言葉は 出てこないな
だから 黙ったまま
ごまかすように 口づけを交わすんだ

愛しきみへ めぐるめぐる 季節のなか 同じような景色眺めてもきみとならば 飽きない いつでも僕の知らないきみの表情が見えるから

涙流すような そんな時には
唇に指をあてて 言葉はしまって 流れるように心さらけ出して笑おう
めのまえの現実に肩を落とし ふるえる夜なら そのさみしさをせめて分け合える人を愛してね
たとえば僕なら いつでもドアを開いて 待っているよ。

2012/03/05 (Mon)

[3776] はつこい
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いつも 大好きな君のこと 考えてるよ
雨が降る日も 太陽が微笑む日も
いつも 大好きな君のこと 思ってるよ

どうしたら 君は 振り向いてくれるかな
はつこいの甘い夢に溺れたあの日から
僕はもう引き返せない列車に飛び乗ってしまった

ずっと この恋がかなわなくても 君を思い続けていていいですか? 君を好きなままでいていいですか?

なぜか 大好きな君の前じゃ おしゃべりな僕も とたんに無口になってしまうよ
星が輝く夜も 何かに思い悩む朝も
頭の中には いつでもあなたがいるのです

出会わなければ良かったと思ってしまったよ だけどきっと君と出会えたからこその知り合えた喜びがあると 片道切符握りしめ 僕は君という駅を通り過ぎたのさ

たとえ どんなに時が経っても 君を忘れないよ 君を好きになれたこと 痛みとともに思い出すことがあれば

またその痛みもやさしい思い出に変わるから

はつこいの甘い夢にさそわれて たどり着いた未来に もしも君がいなくても
君を好きになれて良かった
そう思いたい

こんな僕にも秘められたはつこいがあった

桜散るように 終わったけど あのやさしい君の笑顔を思い出すと痛みさえ あたたかな安らぎに変わる

訪れし春の幻
いつかの僕の涙が陽射しの中ゆれていた。

2012/03/05 (Mon)

[3775] 雨樋
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泣いたって 泣いたって
晴れない悲しみもある

笑っても笑っても
まだまだ足りない

それでも 泣くんだよ
それでも 笑うんだよ
めのまえのたいせつな人に

泣いたって 泣いたって
明けない夜もある

笑えば笑うほどに
むなしいときもある

それでも泣くんだよ
それでも笑うんだよ

心がうなずくままに
生きたいから

涙を流して 早く 笑えるように

今はただ悲しみの中 空が晴れるのを待つ

雨宿りする人。

2012/03/05 (Mon)

[3774] 満たされる
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当たり前に満たされる
くだらないという概念が生まれたら
僕らは幸せのなかにいる

抑鬱に満たされる
他人と自分を比べたら
きりがない現実に気づくのさ

欲望に満たされる
欲しい 欲しい
足りない 足りない
あとで気づけば むなしさだけが腹を満たす

心の満腹感
得たいなら
有無を言わず
死ねばいい
満たされるとは
命がけ

無の空間に
何かを求めても
何ひとつ生まれない

無の空間に
何かを描きたいなら
持ち寄りなさい
形あるもの

方法はただひとつ
生きなさい
その先を知りたいなら

希望に満たされる
絶望に満たされる

何かで満ちていれば
悲しみさえも穴を塞ぐ栓になる

涙さえも 無を満たす

満たされている
悲しみに 喜びに
満たされている
他人に 自分に

すべてに僕らは
満たされている

満たされる今日も
満たされぬ今日も

空っぽの空間に
何かで満たしさえできれば僕らは満たされる

勝手なものさ
人間なんて
狂ってる
人間なんて

満たされるだけで 満たされる。

2012/03/05 (Mon)

[3773] こんな時代に
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人を人と思わぬ
こんな時代に
足りないもの
数えたらきりがない

人が人に見えない
こんな時代に
目に余るもの
上げたらきりがない

僕はただ立ち尽くす
こんな時代に
僕はただ従う
こんな時代に

やわらかな風の中
戸惑いながらも
笑う君を
ただ愛する

夜は優しく僕らを包み込む

汚れきった世界の中
美しいものは本当に美しい

こんな時代でもしんじられるものがある幸せかみしめてこんな時代に生きていく

こんな時代になにかをまだ求めてる

こんな時代だからこそ変えられる何かがある

ほら光はまだ消えちゃいない

僕らの中にある
その可能性
人の痛みに気づけたら こんな時代にも希望はある。

2012/03/04 (Sun)

[3772] はつこい
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涙がほほに わけもなく 伝う時は
言葉はまるで役に立たない 慰めも雑音に聞こえてしまう
せっかくの君の優しさも ごめんね

投げたボールが地面に落下する 会話のキャッチボールがうまくいかない
好きだよとさえ言えないよ

はつこいの甘い夢に
身も心も滅ぼし
おぼれてる 愚かさ若さを 言い訳に 僕は君を傷つける

青春の風景

ほらね、舞うような風の中
約束したのに 果たされない未来

君はもうアルバムの中だけの人

幻のよに

はつこいのよに

見えない桜 散るよに。

2012/03/04 (Sun)
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