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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[3620] 今日もあしたも
詩人:どるとる [投票][編集]


今日もあしたも
僕は 生きたい
当たり前のように
泣いて 笑って

雨でも 晴れでも
はたまた 雪でも
生きているから
きっと生きてる
喜びを 知ることができるから
あしたもまた僕は
変わらずに いたい

頭は わるいかもしれないけれど
運動神経も わるいかもしれないけど
何かが 僕にはできそうな気がする

まじめじゃなくてもいいよ
悪いことしなければ
嫌われ者でもいいさ
死にたくならなければ
優秀じゃなくてもいいよ
優しさ 忘れなければ

頭はわるくても 優しい人はいくらでもいるさ
勉強できなくても 素晴らしい人はたくさんいるはずだ

そうさ 僕は 僕を 大切にしよう
そうだ 僕は 自分を大切にしよう

傷だらけになっても
吹きすさぶ風の中
しっかり 自分というものの存在の居場所を叫ぶよ

僕は ここにいるよ
ここにいるんだよ
ちっぽけな僕だけど
しっかりと地に足をつけて立っている

今日もあしたも
僕は ここで生きていたい
泣いたり笑ったり
日々増えていく思い出も数えきれなくなるまで たくさんの輝く記憶を心に刻みたい

今日もあしたも。

2012/01/14 (Sat)

[3619] 涙に降られて
詩人:どるとる [投票][編集]


夕暮れ
いつもの帰り道
僕はなぜだか
泣きたくなった

土手沿いを歩けば
なんだか
切なくなってさ
大人のくせに
泣きたくなった
泣きたくなったよ

ああ もう何もかも
わからなくなってしまった

生きていることが
わからなくなってしまった

降ってはまたやんで
やんではまた降って
そんな涙に降られて
僕は一人立ち止まり
空を見上げて
悲しみ ごまかそうとするけど ごまかしきれない
にじんだオレンジ色
もうすぐ夜が来て
もっともっとさびしくなってしまうね

こんなふうに人はさびしさを 抱えて 歩いていくものなのかい?
ずっと思ってた
人生は楽しむためだけにあるものだと
ずっと思ってた
大人になればもっと自由になれるものだと

行き場のない思いを抱えて 歩く帰り道
なんとなく
なんとなく
泣きたくなったんだ
泣きたくなったんだ。

2012/01/14 (Sat)

[3618] いつも何かが
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今日も何かしら
悲しくて
明日も何かしら
うれしくて
きっといつも
何かが大切で

どこからの眺めなのか
近いような遠いようなつかめない距離感
見上げる空は高いだろうか 低いだろうか
君の瞳の中に生まれる光 今日もほがらかに笑っていた

特別でもなければ
当たり前でもない景色
僕の目の前に広がっている

きらめくような
言葉よりも
輝くような
宝石よりも
何よりも
誰かのぬくもりが
誰かの優しさが
つよくつよく灯る夜
さびしささえまるで
感じないね

いつも何かに守られて
いつも何かに助けられて

僕らは生きているんじゃなくて
僕らは生かされていると知った。

2012/01/14 (Sat)

[3617] 君だけの景色
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今日だけの笑顔
今日だけの涙
昨日だけの悲しみ
昨日だけの喜び
そして
その日だけの記憶

たくさん今日も
笑ったね
たくさん今日も
泣いたね
そして
疲れたね

なんとなく 悲しくて
なんとなく うれしくて
生きることが 生きていることが
不思議で たまらない そんな1日の中に

この街に住むたくさんの人たちの瞳に映る夕焼けの色
少しずつ 沈んでゆくけれど あの夕日ひとつにしても いろんな見方があるだろう
あの夕日は君にはどんなふうに見えているんだろう

君だけの景色を教えてよ

そっと。

2012/01/14 (Sat)

[3616] 白昼夢
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何もないところから
何かが生まれる
何もないところで
何かが始まる

笑ったり 泣いたり
それなりに忙しい日々
何かが終われば
どこかで またどこかで 何かが始まる

そんな予感 抱いたまま 夢から覚めた 午後の白昼夢

陽射しの中に 春が 少しだけ見えた気がした

それは疑いようのない 幸せの予感
嘘じゃないよ
思い違いでもないよ

あなたがくれる微笑みのよう

なんとなく
伝わるものさ

なんとなく
伝えるものさ

熱が下がったあとの
あっけない 感覚
それによく似た
空っぽの気持ち

ほら 僕の中
君の中
まわる 季節の映写機 泣いたり笑ったり
それだけで 楽しくて
つまらない 欲は 消え去って
二人はまた 向き合うのさ

いつもみたいに笑って久しぶりによく晴れた午後の白昼夢の中で

夢でも 幸せになれるんだよ

僕はわかったんだ。

2012/01/14 (Sat)

[3615] シューティングスター
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僕らは 一人一人
星のように 輝くシューティングスター

君のパパもママも輝くこの星に いつか生まれた たったひとつの星さ


お腹の中に お空の彼方からやってくる
新しい命よ
流れ星のように
またたきながら
やってくる

シューティングスター
輝いてる。

2012/01/11 (Wed)

[3614] 紙一重
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人が人を愛し
人が人を憎むこと
それは紙一重
紙一枚ぶんの差だよ

人が人を尊び
人が人を蔑む
それも紙一重
紙一枚ぶんの差だよ

ああ 嫌な世の中だ
ああ 面倒な世の中だ

どうして人は人を憎むんだろう
愛しながらも
どうして人は人を殺めることができるんだろう
当たり前なことだってわかってるのに
どうして愛と憎しみは紙一重なんだろう

僕らの関係も紙一重だ

愛だといえば愛だし
愛じゃないといえば愛じゃないともいえる

憎しみの中にも愛はある 愛の中にも憎しみはある

すれ違いながらも
また 手をつなぎ
愛し合う僕らは紙一重

人と人のあいだに生きる人間さ

ギリギリのところで人間さ。

2012/01/11 (Wed)

[3613] 
詩人:どるとる [投票][編集]


僕の中には悪がある
誰の中にも悪がある
わからない人は気づいてないだけ

正しさを裏切る
行為をする
嘘をつき
人を騙し
欲に走る
正しいことばかり
している人はいない
誰でも誰の中にも悪はある

今日も 新聞の中
悪を見つけました
なんの罪もない人を殺めた悪を見つけました

小さな悪を 数えりゃ僕も相当の悪人だ
だけど 法律から見たら 僕など悪のうちには入らない

自分を見つめ直したら たくさんの悪が見えました
嘘をつき 人を騙し
何度 自分をごまかしてきたかわからない
鏡を見つめ
そこに映った自分自身に 嘘はつけないな
心の中に 描いた理想の自分は 醜く笑ってる

街を歩けばたくさんの悪に気づくだろう
平気で車の窓から
タバコをポイ捨てする人 ゴミを 放置する人
人の良心を 利用して 人を騙す人
命まで奪う人

ああ 悪は 僕の中にもあるから 人を指差して 責めることは僕にはできないな
僕は今日 どれだけ
悪に手を貸しただろうか

悪は 僕の中 君の中
あなたの中にある
誰かを傷つける その行為こそが 悪だ
悪を憎め 悪を排除せよ

でも正しいことばかりしている人も なんだか 嘘っぽい

人は見かけじゃない
人は姿形じゃない
中身だよ

だけど
悪は外からじゃ見えない
悪は 人の中にあるから

見えない悪は 見えない悪は 自分がなんとかするんだよ

見えない悪を 見えない悪を 制御するのは自分だよ

自分の中の悪を見つめたら 何が悪いか何が良いのか考えて
人を傷つけるのなら
自分の中の悪を 懲らしめろ

悪は自分の中に
悪は人の中に
悪は街の中に

誰が良いも悪いもなく
悪は すべての人の中にある

悪は捨て去ることはできない
一生ついて回るさ

だから何度でも何度でも悪を 見つめ直すのさ

誰かを傷つける
その悪を悪と
思える心こそが正義。

2012/01/11 (Wed)

[3612] そんなもんさ
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重たいからだを引きずり ため息をつきながら
帰る道 帰り道

今日もお疲れさまでした
1日いろんなことがあったね
だけどあまり自分を責めないで
頑張った自分をたまにゃほめてあげようよ

何かと生きるという事は面倒なことが多いから たまにイヤになってすべてを投げ出したくなるのさ

だけど 不思議なんだ
夢から覚めたときには昨日ほどは あんなに泣いていたはずなのに 心がかるい朝がある

そんなもんさ
そんなもんさ
1日は時計を一回りしてまた 夜が朝になり朝が夜になる
目覚めたと思ったらまた 眠ってる

そんなもんさ
そんなもんさ
単純な僕には 計算するよりも その場その場を 精一杯生きるほうが むいてるみたいだな

あまり結果はついてこないけれど
笑ったら次は泣くくらいが ちょうど良かったりするんだな

そんなもんさ
人生なんて
みんな
似たようなもんさ

そんなもんさ
人間なんて
みんな
似たようなもんさ

笑って 泣いて たまに怒って 後悔がはしって 振り向いたら
また 誰かの優しさに気づいて また泣いて
喧嘩したことも忘れて 僕ら また手をつなぐ

そんなもんさ
繰り返すことさ
毎日に寄り添う涙
寄り添う笑顔
そして愛。

2012/01/11 (Wed)

[3611] 
詩人:どるとる [投票][編集]


大人はどうして嘘ばかりつくんだろう
心にまでも嘘をついて悲しいのに笑ったりする

まるでその姿はサーカスのピエロのよう
お客さんの前じゃ 泣けないルール

気持ちに嘘をつけばごまかせるわけでもないのに
涙を押し殺してまで笑う価値はどこにあるのかな?

僕らの 心は泣いている 本当の気持ちを内に閉じ込めているから

泣きたいのに
泣きたいのに
笑ってるんだよ
笑顔って本来
素敵なもののはずなのに 涙より 悲しい笑顔もあるんだよ
嘘っぱちの笑顔さ。

2012/01/11 (Wed)
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