詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕がついた 小さな嘘が人を 傷つけるなら
君がついた 小さな嘘を僕は 責められない
世界中の人がついた
小さな嘘が あるなら
世界中の人がついた小さな嘘の中に僕の嘘は紛れてる
僕がついた嘘は 小さな嘘だけど
僕がついた嘘の切れ味だって 傷つく人がいる
知らないあいだに
人は人を傷つけているんだね
知らないあいだに
人は人が思う以上に傷ついているんだな
それを 反省できる心がそれを省みれる気持ちが 嘘を 嘘じゃなくする ただひとつの方法なんだね
僕がついた嘘のすべて
その概要は 小さなもの
だけど 嘘ついてごめんね
だけど ゆるしてくれてありがとう
同じ嘘はもうつかないよ
だから 笑って
いつもみたいに
ああほんのちょっとした油断で 心に 雨雲を呼ぶ
むずかしいもんだね
だけど、愛してる
いつも、愛してる。
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涙って不思議だよね
悲しいときも
うれしいときも
そばにいてくれる
寄り添うように
寄り合うように
涙は そばにいる
流す涙によって
意味も気持ちも変わるけど
涙を流すとなぜかすっきりするだろう
涙 流したくなったら
がまんせずに流せばいいんだよ
涙 流れそうになったら
心に素直になって
涙流せばいい
君の気持ちは誰も
きっとわかってくれない
人を気遣えるほど
他人様は 暇じゃない
きっと僕も君も
みんな 自分自身の手で涙を拭うしかないんだろう
それなら 君の涙を拭う手になりたい
いいですか?
人の涙を笑い飛ばす
ことは誰もできないんだ
だってあなたは 自分自身の涙を 笑い飛ばせますか?
やれるもんならやってみせろよ
涙が今日も いたるところで 流れる
たくさんの涙
悲しい涙も
うれし涙も
同じ世界の中
同じ街の中
同じ道の上
同じ空の下
あなたの隣
あなたの胸の中
涙は 流れるよ
その手で その手で
人の涙を 拭うんだ
その手で その手で
涙を流した人の手から
優しさは生み出されるんだ
涙を拭う手になれたら
きっと うれしくて
また泣いちゃうね
涙を拭う手になってくれたなら
きっと たまらなくなって 言葉をなくしちゃうね
でもいいんだよ
何も言わずに
黙ったまま
お泣きなさい
それが人だよ。
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どうして 人は 争うことでしか分かり合えないんだろう
分かり合うだけなら
いくらだって 方法はあるのにね
カレンダーにおどるたくさんの数字に追われて生きる日々
僕には似合わない
スケジュールはいらない
心が涙を流すから
やりたいことだけやればいい
好きなことだけすればいい
ああ そんなわがまますらも 言えないけれど せめてもう少し素直に生きたいと思う
心が涙を流すから
心が涙を流すから
ああ街の明かりが
遠く揺らめいて
儚げに 曇る
レストランの
窓際の席で
煙草ふかして
しばらく
ぼんやりしてたよ
あの夜はいまでも
あの夜はいまでも
忘れられないんだな
心が記憶を繋ぐから
心が記憶を離さないから
ああ 明日の天気や
運のなさや
間の悪さ
そんなのくだらない
せめて明日は一度は笑えるように願うだけ
眠れずに過ごす夜観ていたカラーバーのように
それにはなんの意味もない行為だとしても 僕には無意味には思えない 毎日なのだ
心が涙を流したら
心が涙を流したら
立ち止まって深呼吸
迷ったり悩んだりした時には とりあえずあのレストランへ行く
なんとなく
心がちょっとだけ
救われる
心がちょっとだけ
軽くなる
あの夜忘れない
あの夜忘れない
歳を重ねた その歳の数だけ 何かを知って 何かを得たのだろう
でも何かを失ったともいえるね
ああ 今夜は眠ろう
カラーバーは観たくない
カラーバーは観たくない
心が涙を流すから
心が涙を流すから
あの夜を思い出すから
あの夜を思い出すから。
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長い夢から 覚めたらそこは いつもの僕の部屋
殺風景な 部屋の片隅に 本棚がある
あまり 読んでない本だけどあらすじは想像できる
くだらない 毎日に
重なり合うように
すがりつく このからだ
元気と健康だけが取り柄です
揺るぎない夢と
昔からずっと変わらない理想で
僕は 毎日
長い夢見てるよ
君と二人
長い夢から覚めたその時 隣にいるのがあなたで あれば
幸せは もう 約束されたようなものなのです
長い夢の中で君と二人 笑ったり泣いたり
なんて ありふれた日々
だけどそれが一番
素敵なんだよ
長い夢を見てるような
毎日の中で
走り出したばかりの恋は 幻のように儚く そして もろいとさえ思う 僕よ
心配事は 増えていくだけ
ああ 夢なのか
夢なら覚めないで
あなたは愛しい
僕の恋人。
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冬の日に 降る雪の白さに 僕の心の汚れが浮く
愛しい あの人に会いに行く この道は ときめく ロード 雪の道
ああ どうして
あなたはあなたなの?
私は私なの?
ロミオとジュリエットのように
いつまでも
傍にいて
ずっとその声を
そのしぐさを 見せて 聞かせて 僕を困らせて 愛をおしえて
雪の降り止んだ朝に
僕は 雪だるまつくる
手袋とマフラー コートを着込んで 風邪牽かないように 準備はばんたんさ
耳をすまして
長い夢から
覚めたように
まぶた ひらいて
窓をひらいたら
そこは白銀の世界
まるで 冬の国
懐かしい気持ちになるよ 寒いのも忘れて子供のようにはしゃいだ
冬が来るたび 訪れる この夢のような景色煌めくようなスターダスト光る
ああ どうして
あなたはあなたなの?
私は私なの?
ロミオとジュリエットのように
いつまでも
傍にいて
ずっとその声を
そのしぐさを 見せて 聞かせて 僕を困らせて 愛をおしえて
不器用に伝えてる
口づけ交わしたら
甘さの中に
切なさが見え隠れ
街並み 照らし出す
太陽が 昇れば
白い世界に魅せられるように飛び出す子供たち 君たちを呼んでる 冬。
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矛盾ばかりの世界で
僕らはなんとか息継ぎしながら生きている
たくさんの不安まで抱えて 長い長い日々を 思い出と名付けて かたつむりのように 背中に渦巻く 現実を背負ってる
誰かを愛すこと
誰かに愛されること
誰かを傷つけること
誰かに傷つけられること
繰り返すのはみんな似たような日々さ
『生きる』って 『死ぬ』ことと同じ
『死ぬ』ことって『生きる』こととあまり変わらない
だって僕らはいつ自分が消えちまうかわからない立場にいるから
限りある 命 抱きしめて この先の長い道を歩く
今日か 明日か わからないけど いつかは終わる 長い映画を観てる気分さ
悲しいだけの映画にはしたくないんだ
映写機のような1億3000万人の瞳に映る今日が巻き戻しするように過ぎ去った時間を思い起こすその時に 伝うものはあたたかい涙なのか 浮かべるのは輝く笑顔なのか
ラストシーンを飾るのは やさしい雨なのか 冷たい陽射しなのか
僕らは 今しか生きれない 先を知るためには 生き続けなきゃならない
だから悲しいだけの映画なんてつまらない
涙と笑顔の 両方と手をつないで 歩いていきたい
一本の映画が終わるように 1日の終わりは センチメンタルになるけれど
また明日になりゃ
笑えるからね
今日は今日の涙
流したなら
明日は明日の笑顔
浮かべりゃいい
簡単なもんさ
悲しいだけの映画は救いのない映画だ
やっぱり CGや いろんなものに頼った映画はつまらない
リアルな現実こそが一番大好きな映画
見てごらん また 始まるよ まだ見ぬ第二章
予告のない上映会。
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生きる為に必要なものなんだろう
愛想笑いもお世辞も本当はいらないんだ
生きる為に必要なものなんだろう
つまらない言い訳も嘘も強がりも捨てて
真っ白な気持ちでいたい
それでも僕らは 言い訳とか嘘がなきゃ
やり過ごせない時が多々あるんです
生きる為には きっとみんな心にたくさんの 重荷を背負わなきゃ
生きれないのでしょう
だけど すべての荷をおろすとき
人は神様になる
空の上 羽ばたいてく
生きるという式の
答えは きっと
人それぞれだ
決まりなんてない
だから君は君の
好きなように
生きなさい
あたりまえなことすぎて 笑っちゃうんだ
生きるという式の
答え導き出せたら
その答えを抱きしめて 一生 生きていくかい? 途中でその答えが変わることもある だけどそれもありだよ だって答えには決まりなんかない
言ったはずだよね?
ばかばかしいことさ
好きなように生きること それが あたりまえ
さあ 君の好きなように 明日も笑って
誰かを困らせることだけはしなけりゃ
きっと 神様は 君を悪いようにはしないさ
いたらの話だけど
だけど きっと神様がいたっていなくたって 守らなきゃいけないこと たくさんある
生き方は人それぞれ
歩き方も人それぞれ
だけど生きるって式の答えは いつも
誰にでも わかってるはずさ
『生きること』
それに懸かってる
だってそうだろ?
途中であきらめたら
悲しいだけなんだ
雨が降ってても
笑うことはできます
そのうち雨なんて
降り止むのを
僕らは知ってるから
今日も悲しみの中でも生きているんだろ
生きるという式の
答えは きっと
人それぞれだ
決まりなんてない
だから君は君の
好きなように
生きなさい
あたりまえなことすぎて 笑っちゃうんだ
ああ なんとなく
生きている
ああ なんとなく
生きたいから
それが生きるの答え。
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何か悲しいことがあった日の帰り道は
いつもより いつもの道が長く感じられるんだ
ポタリ 地面に こぼれた涙
どんなにきもちに嘘ついても 悲しいきもちはね ごまかせないんだな
人生はたのしいことばかりじゃない
そんな事昔からずっとわかってたはずなのに
今夜はきっと 眠れない でも そんな夜だってたしかにあるはずだ
夜空にちりばめられた 星たちが 僕らをやさしく見下ろしている
絵本の中にあるようなストーリー
めでたしめでたしでいつも終わるね
でも 人生ってストーリーは必ずしもハッピーエンドとは限らない
ゆらり 街の明かりが儚げに 遠く 見えたら きっとまた 僕は泣いてしまうんだろうな
せつないきもちはやさしさもつれてくる
いいじゃないか 少しくらい 転んだって
傷跡なんて 笑い飛ばせるくらいじゃないと
この先 やっていけないよ そんな厳しい言葉が胸に痛いけど
明日が例え雨だって 笑うだけなら できるからね
眠れないひとりの夜には
月のかわりに
涙が光るだろう
あなたが眠れない夜には
星のかわりに
僕が君を照らすだろう
簡単なことさ
楽しく生きるには思うように生きていけばいいだけ
それでもそれが一番難しい世の中だ
だから すぐ近くで
いつも さみしさやせつなさを分け合う
愛の歌を歌ってくれる人が必要なんだ
だから 眠れない夜には あなたが星や月のかわりに僕を照らすんだ
やさしいその光は あっという間に 僕の心にためこんだ涙を乾かしてしまう
魔法のうたなのさ。
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時代に取り残された歌 歌おう
人が忘れかけてる
歌 歌おう
簡単な言葉でつづられた短いけど素敵な歌 歌おう
この世界で まだ
飽きもせず続く
無慈悲な争いが
奪うものは
命だよ
無駄な争いなんかやめてさみんな仲良くすれば平和なんて簡単に叶うのに
レクイエムのような
賛美歌のような
バラードのような
ブルースのような
そんな歌歌おうよ
ひとりじゃ
さみしいからね
みんなで声を合わせ
へたくそでもいい
がんばらなくていい
肩の荷をおろして
肩の力ぬいて
とりあえず『やるだけやろう』そんなきもちで歌おうよ
歌いはじめは
嫌々
それでも
歌ってくうちに
楽しくなる
うきうきする
まるで人生は歌のようなもの
自分の声で 歌えば
いいのさ
歌を歌うように
歌い方に決まりなんかないよ
だから 好きな言葉とリズムでもって
歌えばいい
それが君の人生
それが君の歌。
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やさしさは 売りさばくものではなく
やさしさには 値段もない
だけど人に やさしくするとき
やさしさのかわりに受け取るのは 同じようにやさしさなんだろう
ああ 今日も この 街にやさしいうたがきこえる
あなたにもきこえるかい?
やさしいうたには
当たり前だけどやさしさがある
でも どんな人にも
やさしくできなきゃ
やさしいうたとは
いえないんだね
だから人にやさしくされたきゃ 人にもやさしくしなきゃだめだ
人と人のあいだにはさまれて 生きてるような僕らには 必要な感情さ
やさしさを持ち寄って ただ素直なままに 誰かを愛して 誰かに愛される そんな不動の形を イメージすればわかるだろう
すれ違っても やさしさには なんの 問題もない 傷つけあうことで人は 人の痛みを知ることができるから
やさしさとは常に人の痛みや悲しみを 理解できないまでも わかろうとするきもちの中にある 感情だから
すべてがすべて あたたかくなくていい
きびしさの中にあるやさしさもあるのだから やさしさにはちゃんととした 人間の持つ 血の通った温度があればいい
ただ単にやさしいだけではやさしいうたとはいえないんだ
やさしいうたが心地よくきこえるけど
やさしいうたにはいつでも 少しばかりのきびしさがないとだめなんだね
やさしいばかりではやさしいうたにはならないから
ああ 今日も この街の中 やさしいうたがきこえる
君にもきこえるかい?
街の喧騒や足音に紛れて やさしさがきこえるよ
あなたにもきこえるかい?
悪いことをしたら迷わず頬をたたいてくれるような
良いことをしたらためらわず 大げさなほどほめてくれるような
悲しいときには
何も言わず抱きしめてくれる
嬉しいときにはいつでも喜び分かち合える
あなたの存在を誰より 認めてくれる
そんなうたがはありますか?