詩人:どるとる | [投票][編集] |
歌の中には何がある
君を思う気持ちがある
歌の中には何がある
君を気遣う心がある
一途に平和を願う気持ちがただあるだけ
歌の中には何がある
果てしない悲しみがある
歌の中には何がある
きらめく幸せがある
さあ 歩いていこう
どこまでも
さあ 笑い飛ばそう
邪魔する誰かから逃げたら
さあ 歌を歌おう
素敵な歌を
歌の中に
光が見える
歌の中に
闇がひそんでる
僕の歌はそんな歌
歌の中には歌がある
歌を歌おう
素敵な歌を歌おう
歌を歌おう
輝くような
歌を歌おう
傷跡も
消したい記憶も
隠さずに
歌にできたら
歌はもっと輝くだろう
歌の中に今日も愛と優しさを込めて歌おう
生きるとは歌うこと
歌うとは生きること
歌うとは笑うこと
歌うとは泣くこと
歌うとは 歌うこと。
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傷ついた君の頬に流れる涙
どうかしたの?なんて聞けるわけもないね
僕に何ができるだろう
君に何ができるだろう
途方もない旅路の果てに何が待っていても
ふたりなら いつだって幸せそうに寄り添いながら 笑っていられるはずだよね
そんな約束も遠い
幻のように 消えた
長い夜の途中で 君の写真が やさしくほほえむから 思わず会いたくなる
何もかも ゆるされるなら 君を抱きしめて このまま 君とふたり 世界の果てまでも 逃避行してしまいたい
最後のメモリー 降り注ぐように 重ねた唇がはかなげに濡れる
そんな切なさただようストーリー 僕らの恋の終わりは
どうしてこんなにも
こんなにも 優しいのだろう
まるで それは 物語の中によくあるような ありふれたただの恋の物語
拍手なんていらないから ふたりがまたどこかで出会えるのならばいいな
そんな期待をしながらも日々はただ僕をはこんでゆく。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しいことが
あった時は
独りきりで
空を見上げてる
冷たい夜風が
頬を撫でて
心ふるえて
涙がこぼれたのさ
こんな夜は
何も考えずに
ただ夢の中
どこまでも
溺れよう
こんな夜が
誰にでもあるから
自分ひとりだなんて
思わないでほしいけど
あなたの痛みはあなたしかわかることができないんだってこともわかるから
こんな夜は
何も言わないで
涙をこぼすのさ
優しさやぬくもりが傍にないのなら
自分をわかってあげられるのは自分しかいないはずだ
安易に自分自身を責めることは愚かなことだと知りなさい
こんな夜は
こんな夜は
自分への
優しさだけが
たったひとつの星。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
歩く速さなど 遅くても速くてもいいじゃないか
その人のペースで歩いていけばいいのさ
人の速さにわざわざ合わせなくていいんだよ
大人の皆さんそんなこともわからないのかい?
人生はただ単純に楽しむためだけに
生きていくと僕は思う
どうせいつかは
みんな仲良く
おっちんじまうんだから なるべくなら泣きたくなどないはずなのだ
まあまあな暮らしの中
二人はお互いすっとぼけながら
楽しくゆかいに笑いながら
生きていく
なんて素敵な日々だろう
亀のように のんびり気ままにだらだら歩こう
手を繋ぎながら
君を誰よりわかってあげられるのは僕で
僕を誰よりわかってくれるのが君で
くだらない日々の中
愛すべき人と二人
予定もたてずに
迎えた朝さ
待ちに待った朝さ
さあどこへ行こう?
とりあえず
出かけてから考えよう
口笛を吹き鳴らし
僕ら歩いていく
空は真っ赤に染まってる 夕暮れだね
言葉は何も出てこないや
それでも
なんだか楽しいエブリデイ
なんだか捨てたもんじゃない エブリデイ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
困ってる人がいたら
親切にしてあげましょう
もうそんな気持ちさえ蔑ろにされがちの世の中
世間に吹く風がまたいちだんと冷たくなった
そんなこと思うこの頃
誰かの痛みを知ることは無理だけど
わからないからこそ
わかり合おうとする
僕らは人の痛みをじかに知ることはできない
だからこそせめて人の立場になって できることをすべきさ
この世界から優しさや人を思いやる心を消してしまったら
ただ 人の憎しみやうす汚い欲望が 残るだけだろう
だから僕たちが今すべきことは 消えそうな誰かの笑顔を守ることだ
人の痛みはわからなくてもその気持ちはわかることができるから
人の中で人は人を思い
そして人は人によって救われる
こんなにもたくさんの人がいる中で優しさや心遣いを知らないでいるのはどんなに悲しいことだろう
群れをなす人の中に
救いの声は届くかな
ただ痛みをこらえたまま 誰にも話せぬ世の中は きっとさびしいだけさ
人の痛みのほどを
その悲しみの果てしなさを ともにわかち合おうとすることこそがこれからの僕たちの目指すべき生き方
歳の差なんて関係ないさ
人を思うことには
性別やお国柄や
国籍や趣味の違いや
そんなことはくだらないさ
ぶち壊せ 国境を阻む壁
乗り越えていけ 海も大地も 人の痛みをわからぬものなどいやしないんだと
誰もが本当は唄いたい
あなたの痛みをすべてわかることはできないかもしれない
それでも同じ人だから
わかり合うこともまたできるはず
だから僕らは 互いの負った傷跡を誰ひとり笑うことはできないんだな
痛みはなくならない
かさぶたはたやすくすぐに剥がれてしまうから
あふれるのは血潮ではなく涙
だけど傷跡から流れるのは いつだって優しさであってほしい
すきま風吹く時代に訴える 痛みの唄。
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無理せずに 心から素直に笑えるかい? 今そんな気持ちになれるかい?
あしたに希望が持てなくても 今を生きる自信だけは捨てないで
『きっと生きるためにさ
僕らは生まれたんだよ』
きれい事でも僕には少なくとも本当のことなんだ
人は皆
悲しみの中
人は皆
喜びの中
今日もたくさんの
人がそれぞれの
現実と見つめ合い
時に目をそらす
色んな事情と闘っているんだね
夜の中 朝の中
部屋の中 家の外
誰かの隣
街外れ 的外れ
いつも わかってることさ
まばたきの合間にできるわずかな空白の数秒間に うっすらと見えたおぼろげだけど確かな光
抱きしめながら
歩いて行けたなら
素晴らしい
僕の中にある愛
そして果てない
記憶のジグソーパズル 最後のワンピースまでしっかりと 生きるのだ
無意味なことなど何ひとつないさ
希望の光は 消えないさ
君が願い続けるかぎり 誰かの愛が傍にあり 誰かの優しさが寄り添ってくれる あたたかい時間が生まれる
海の隅から隅までを照らす灯台の光のように 誰ひとり 特別な星のもとに生まれた人などない
みんな等しく人間だ
ただ、生き方を過ったりすると だんだん心が 蝕まれるだけ
人と人の間に
人が生まれ
人が育つ
人と人の中に
人がいる
人が歩く
人と人の中で
人は生きて
人は笑う
そんなありふれた日々の中 瞬く間に歳を食い 誰もが同じ場所に旅立つんだから
つまらないこと騒がずに あんまり無理せずに
希望の光を 少し 信じてみる 余裕を見せてごらん
きっと信じなくては始まらないこともある
さあ 夜明け前の空
飴色の雲
一筋の朝陽
すべてが希望の光のように見えたら
きっと また 笑顔が生まれるよ
すべてが希望の光のように見えているなら きっとまた 人を信じられる
そして疑いもなく
僕ら 人を愛していけるだろう。
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夜でも朝でも 変わらなく
幾つになっても変わらない人さ
僕は僕でしかないので
僕以上にも僕以下にもなれない
期待されてもしかたない
裏切るわけじゃないけれど
すべての期待に応えることはできそうにありません
また今日も 日が暮れて
帰り道ひとり歩けば
わけもなくせつなくて せつなくて
涙がこぼれてしまいそう
このまま夜が明けるまで
僕は泣いていよう
誰にもわかってもらえない 気持ちの持って行き場がないのなら
せめて泣かせておくれよ
同情などいらないから
せめてひとりにさせてくれよ
この雨が降り止むまで
僕の中で夜は明けない
夜が明けても 僕の顔には太陽は昇らない
このまま夜が明けるまで 悲しみの中
せつなさの中
僕はひとり泣いている
澄んだ空気をまといながら
さえた夜明け前の道
夜が明けるまで
アスファルトに座り
朝が来るのを待つ
終わりのない 悲しみに
きりのない 繰り返しに
僕はいつまで 笑うのかな
僕はいつまで 泣くのかな
とりあえず 夜が明けるまで
僕は ここから動かない
僕は ここから動けない
まぶたの裏に 浮かぶあの懐かしい 景色だけが支えなのさ。
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どんな夜でも
忘れないで
暗がりの中でも
星が輝き
月も輝き
あなたを照らしてる
どんな夜でも
見上げてごらん
大切な心のかけら
見失いそうに
なったなら
ほら見えるだろう
君を照らす
小さな明かりが
君を照らしてる
どんな夜にでも
どんな朝でも
忘れないで
あなたを照らす
太陽が
まばゆく輝いて
青空が君を見ている
どんな朝でも
見上げてごらん
空は大きい
雲は白い
悩みは山ほど
不安も山ほど
それでも
生きる不思議
その答えはむねの中
大切なのは
どんなときでも
自分がよく知ってる
自分でいること
迷いはなくならない
悩みはなくならない
生きてるかぎり
それでも 行こう
それでも 生きよう
何かがそうさせる
何かが言っている
ああ 夜は月に
ああ 朝は太陽に
愛すべき人の隣
今日も僕は笑うんだ
たまに泣くんだ
そんな日々の中
僕は生きている
みんな生きている
どんなときでも
出口のない
人生を彷徨うのさ
それでも
自分なりの
答えを探して
苦笑いで抱きしめる
そんな 毎日。
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たくさん泣いてね
たくさん笑ってね
たくさん食べてね
たくさん眠ってね
いつか誰にでもお迎えが来ることわかっているからね
いちどきりの人生をたのしく生きるんだ
君が流した涙
君が浮かべた笑顔
それは明日に架かる虹の橋
ゆっくりでいい
急がなくていい
少しずつ
頭のいい人間じゃなくて
心の優しい人間になっていこうね
大人=なんでもできる
子供=かわいいだけの役立たず
そんな勝手なイメージ たたき壊して
ただ 喜びに笑おう
ただ悲しみに泣こう
明日は晴れるだろう
ただ 幸せに泣こう
ただ 切なさに横顔曇らせて 歩く海辺
ただよう貝殻眺めながら 沈む街の夕陽
一人一人の今日の中
思い思いの1日を過ごし たまにゃ失敗もするだろう
だけれどそんな場面さえ人生の1頁
大丈夫、また 少しすれば傷は癒えます
夢から覚めたら
そこは いつもの部屋
カーテン開いて
まぶしい太陽におはよう言おう
特別なことは何もない
ただ 泣いたり笑ったりするだけの日々
今日はどんな日になるかな
いつでも待っている
心の 晴れ間を
さあ 笑おうよ
虹の橋のたもとで
さあ 笑おうよ
虹の橋渡りきったら。
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まっすぐに伸びた道
でこぼこな砂利道
急な上り坂
きびしい下り坂
人生は道のようなもの
色んな道がある
色んな場面がある
景色を眺めてごらん
桜や雪や素敵な紅葉が見えるよ
毎年見ても飽きないね
道なき道を歩く
獣でもないのに
獣道を歩く
人生は悪路の連続
でもたまに
きれいなほど
まっすぐで
なだらかな道もある
ほらまた 道の先に
伸びた道
一本道なのに
色んな道がある
人ひとりひとりに
用意された道
今日も道なき道を行け
未知なる道を
道の終わりまで
前にも後ろにも
道が伸びてる
道が見えなくなるまで
道が途切れるまで
道はつづく
あなたの足元に
道はつづく。