ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 新着順表示

どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[3530] 君を呼ぶのは
詩人:どるとる [投票][編集]


広い広いこの世界で
今日もたくさんの涙があふれたくさんの笑顔が咲いた

暗い暗い 夜の片隅
まだ眠れないでいる
君を呼ぶのは さびしさ紛らせる私の声

ああ 悲しみも喜びも無意味な争いも
当たり前のように
つづくなら
みんなが幸せに生きれるような明日が来ることだけ 願うよ

記憶の中 覆い被さるようにかかるモザイクが 思い出を汚すなら 今だけを見つめていられる瞳がどれほどまでに幸せなのかを思う

いつかの涙も 明日の笑顔も すべて知り得ぬ世界の出来事
大切なのは今をどう生きるかだろう
過去を振り返らずに
未来を見据えすぎずに
今という時間を大切にできたら 今日という1日は輝くよ

うなだれてる君や
落ち込み 沈んでる君を呼ぶのは もうひとりの君の声だよ
大丈夫だよ
そんなに心配するな
無理は禁物
肩ひじ張らずに
歩いていこうよ
そんなやさしい言葉をくれるよ
逆らわずに腰をおろして見上げた空に
たくさんの星が輝いていた
そんな夜の片隅
君は笑うだろう

目を閉じて そこに広がる暗闇に浮かんだ
素敵な景色などくだらない

だけどこうして見上げた空に輝く星には嘘はない

イメージは現実とはなかなか重ならないけれど
理想とはえてしてそういうもんだと笑う
そんな僕や君を呼ぶのは 君を心配する君自身の声
心が悲鳴をあげたなら
少しはからだを休めなさい

明日が見えなくなるまえに
自分をなくしてしまうまえに

形のない 色もない
塊を抱きしめたまま
眠る夜 夢は果てて
乾いた大地に
吹く風は私のため息

ほらね飴色の夜明けの空に昇る朝陽さえ悲しく見えるなら
あなたは日々は
忙しすぎて
急ぎすぎて
つまらない

もう少し ゆっくり生きなさい

泣いたっていいからさ
純粋な気持ちで 今と向き合い
見過ごしている光をもう一度捉えよう

内から見た君が君自身を見て泣いているよ。

2011/12/14 (Wed)

[3529] それはある日突然に
詩人:どるとる [投票][編集]


誰かの心配をよそに
僕は何度でも転んで
誰かを困らせている
知らないところで

世界中見渡してみれば 僕などまだ幸せなほうで 文句や愚痴を言うことさえ贅沢なのです

それでも まだ何かが足りない毎日だ
それでもまだ 何かを欲しがる僕だ

一瞬のまばたきひとつで世界中は変わる
そんな大げさな明日が来ることだってないとはいえないさ

それはある日突然に訪れた 寝坊助の鶏も目を覚ますような
はじめての春です

恋をした

なんの脈絡もなく毎日に 割り込む幸せ。

2011/12/14 (Wed)

[3528] がんばったで賞
詩人:どるとる [投票][編集]


今日も1日 いろんなことがたくさんありました
頑張った自分だから
結果はどうあれ責めないで とりあえず帰りましょう

こんな僕だって
不器用だけどね
頑張ってるんだよ
そんな自分に
賞を贈るなら
やっぱり
がんばったで賞

涙を背負ったまま
太陽に背を向けて

さよならとつぶやく
僕の瞳に映る夜空
大きな月が輝く。

2011/12/13 (Tue)

[3527] 
詩人:どるとる [投票][編集]


涙がまっすぐ降る日はきっとうれしい日
涙が斜めに降る日はきっとかなしい日

涙の降り方ひとつで僕の心模様は 変わる
涙の降り方ひとつで
皆の心模様は決まる

今日はどっちかな

明日はどっちかな

それはまるで波のように 気まぐれだから困るよね

笑ったり泣いたり
忙しい人の群れの中
僕も同じような人

ああ 涙が降る

ああ 独りきりの完成披露試写会

なんてつまらない1日だ

涙が出てくるな。

2011/12/12 (Mon)

[3526] 生きてるだけで
詩人:どるとる [投票][編集]


生きているだけで
笑うことができる
生きているだけで
幸せな気持ちになれる

生まれただけで
人を愛することができる
生まれただけで
人に愛されることができる

空っぽの日々の中
がら空きの両手に
有り余るほどの
幸せ 見えないけど
誰もが握りしめてる

生まれたことを
生きていることを
もっと 楽しんでごらん
生きていることに
生まれたことに
もっと 自信を持ってごらん

自信とは自分自身を信じること
また、自分を 愛すこと

簡単だよ ただ、その少ししょぼくれた顔を空に向けて 上げるだけ
それだけで
太陽が見える

まぶしいな
やけに 寒いな
生きているあかしだ

人を傷つけたとき
感じる後悔
人に傷つけられたとき感じる痛み
生きているあかしだ

結局 幸せだったんだね ずっと昔から
生きてるだけで
僕らは 恵まれた空の下 あたたかなまなざしに囲まれて 優しさに包まれて ここにいる
愛されてはじめて
ここにいられる

生きてるだけで
とてもすごいこと
生きてるだけで
とてもありがたいこと

だから 笑ってるんだよ
何もいいことなど無くても

生きてるだけでうれしいから

生きてるだけで幸せだから

君は どうだい?
そんな毎日愛せているかい?
邪険にしたら ただつまらない毎日だ

瞼を閉じて再度確認

ああ 思ったよりは
素晴らしい毎日

とりあえず笑え
とりあえず泣け
とりあえず喜べ
とりあえず落ち着け

おまえは生きている

ただそれだけで
幸せだ

生きている
ただそれだけで
大丈夫

生きている
ただそれだけで
なんとかなる

そういうもんさ
そういうもんさ
人生なんて

だから 行こう
世界の果てへと
行くように
見えない何かを
探しに行こう
宛もなく行こう

ただ生きてるだけで
いつかは終わってしまう人生だけど

とりあえず 歩こうね。

2011/12/12 (Mon)

[3525] 空白の時間
詩人:どるとる [投票][編集]


いくつものまばゆいシーンの中
振り返ればどんな場面でも
不思議なんだけど今よりはずっと美しく見える

昔話はやめにして
前を向いて歩きなさい
かたつむりのように低速で進む日々
季節は往々にして 行ったり来たりを繰り返す

僕らを急かすものは
何もないはずだ
いつか終わる旅なのに何を急ぐことがある?

ゆっくりのんびり
歩いていこう
死ぬまでの空白の時間の中 幻のような日々を笑い飛ばしていけ

ああ 悲しみも喜びもあの空よりはとても小さく あの海よりはとてもちっぽけだ
気にすることはない

どうにかなるさと
胸をたたき
歩いていく
僕の足取りは
軽くはないけど
きっと大丈夫さ

慌てず急がず
のんびりと
残された時間の中
くたばるまでの空白の時間を精一杯 笑い飛ばすのだ

昨日より今
今より明日
明日より来週
来週より来年
来年より再来年
数十年後…
そんな
夢を見るのは
むなしくなる
だから
僕らは 僕らは
今すぐに
笑いたいのだ
笑いたいのだ

小さな幸せに
ちっぽけな喜びに
迷わずに

ゆっくりのんびり
歩いていこう
死ぬまでの空白の時間の中 幻のような日々を笑い飛ばしていけ

夢から覚めたら
そこは どこ?
殺風景ないつもの部屋
窓を開け 深呼吸したら もう何も怖くない

さあ 今日も 空白の時間に たっぷりと笑顔を振りまけ

鮮やかな色彩で染め上げてごらんよ

ただ、生きることに
限りない幸せをかいま見る
そんな今日であれ

そんな人であれ。

2011/12/12 (Mon)

[3524] ラストシーン
詩人:どるとる [投票][編集]


数千のシーンのなかで
ラストシーンだけがなぜか
一番輝くんだ

積み重ねてく 数あるシーン
僕らが生きていくなかで
泣いたり笑ったり
怒ったりすねたり
そんな繰り返しのなか 僕らはここにいて
それなりにちゃんと
生きている

今日君がくれた微笑みが
明日の僕さえも照らすよ
めくるめく シーンの渦のなか
見つけた光
まだ何度でも何度でも見たい
感じたい

ぬくもりも安らぎも
すれ違う痛みも
切なさもすべて
すべて このラストシーンのためにある

二人に用意された
魔法の時間さ

口づけを交わして
めでたし めでたし

物語は明日へ
まだ続く

終わりの終わりが
幕を 降ろすまで。

2011/12/11 (Sun)

[3523] 白い祈り
詩人:どるとる [投票][編集]


この世界で たったひとりの人に届けたい
そんな言葉がある

誰より 何よりも
愛してる 愛してる
だから届けたい
今すぐにでも伝えたいよ

白い雪が舞う
道の上 たどり着いたら もう迷わないで言うよ君に

僕にできることはきっと少ない
君が笑ってくれるかもわからない
だけど理屈では動かない
ただ僕は君だけを愛したい
そんな気持ちを心の中に詰め込んだ
僕はまるでサンタクロースのようだね

やすいけど特別なプレゼントを届けに来ました

『あなたを愛してる』

白い聖歌を歌いたい
夜空から舞い降りる
雪の子たちのように
ただしめやかに
さざ波のように

この街の この国の
この世界の幸せを
偽りなく祈りたい
そんな気持ちになれる夜だから

広い 広い この世界でただひとりの人だけは 僕の手で幸せにしたい
そして 君にも僕を幸せにしてもらいたい
ただ 君がそばにいてくれるだけ それだけで あたたかなやさしい気持ちになれるから
ずっとそばにいて
君だけは 永遠に 愛すると誓うから
たくさんの思い出をつくろうよ
いろんな場所に行こうよ
たくさんの忘れられない日々を この胸にきざもうよ

白い祈りが 届くのならば きっと僕は忘れかけてた 見えないものを信じられる
そんな気持ち 思い出すだろう

僕にできることはきっとただひとつ
君だけを 君だけを幸せにすること
ただそれだけなんだ
白い雪舞い降る 景色の中 誓う思いに 偽りはないからね
瞼閉じて 口づけを交わしたら もう こわいものなど何もない

時が止まったような二人だけの時間の中
瞼開いた その時に夢でないことを祈りながら…

ちっぽけだけど こんな僕でも良かったら
楽しく 明るく これからの時を 生きていこうね

愛が世界中あふれたら サンタクロースは出番を無くすよ

一番大切な贈り物はたったひとつ
それはあなた。

2011/12/11 (Sun)

[3522] おやすみ
詩人:どるとる [投票][編集]


今日はどんな夢を
見るのかな
それが寝るまえの楽しみでもあるよ

枕を抱きしめて
さびしさはおことわりさ
夢の中に逃げ込んでさ
僕は笑うんだよ

おやすみ その一言だけで 明日に変わる
不思議

悲しいことなんて何もない
ただ今日が終わる
それだけなのにね
ああ涙が止まらない

感受性の強さに
またその大げさな
受け取り方に
僕の心は洪水のように沈んだ

おやすみ 世界中の子供たちが見る夢だけはせめて 素敵な夢であるように 祈るよ

おやすみ 今日はどんな夢を見るのかな
争いの絶えない国ならばせめて 夢の中だけは争いのない平和でおだやかな 世界であれ 世界であれ

ああ おやすみなさい
その一言だけで今日が明日に変わる 不思議

生きてることがこんなにも不思議でたまらない

おやすみ この夜に眠る人々の涙が 夢の中ではせめて 微笑みであるように祈る
願いはたくさんの星の中に 頭の上 輝く月の裏に 瞼の裏の夢の世界の彼方に それはそれは あるんだよ

おやすみ 明日もいい日であるように
おやすみ 明日もまた笑えますように

おやすみ すべての人の悲しみが1日も早くなくなりますように
そして いつか すべての人の過ごす夜に 安らかな眠りが訪れるますように

おやすみ
その一言で 今日はさよなら

街の灯さえも消える
人足 途絶えた道

窓の小さな明かりだけが 小さく 光る夜

おやすみの声さえもう聞こえない

静寂に包まれた街
やさしさが 人々の心を包んでいる。

2011/12/11 (Sun)

[3521] そして今日も1日が終わるんだな
詩人:どるとる [投票][編集]


日が暮れると なんだか どうしようもなく 切なくなるんだな
そんな気持ち 君にはわかるかい?
胸のここらへんがむしょうに痛むんだよ
ああカラスの鳴き声が遠ざかってゆく
ああカラスたちもお家へ帰るんだな

燃えるような空に
にじんでゆくオレンジ色
涙がひと粒こぼれ落ちたら
もう夜でした

そして今日も1日は終わるんだな
さびしい気持ちを残したまま
そして今日も1日が終わるんだな
せつない気持ちだけを残したまま

記憶の中 足跡(そくせき)だけが 思い出と変わり 輝くんだね

楽しかったな
今日もいろいろなことがあったな
泣いたこともあったけどやっぱり振り返れば何もかもが素敵な思い出
ほらね いつの間にか
沈んだはずの太陽が僕の顔に 君の顔に輝いてる
良かったね また明日も素敵な日になるといいね
素敵な日になるといいね

そんな 1日の終わりもいいよね

生きていることが
笑えたり泣いたりする毎日が とても幸せで 満たされていく心の中にはもう 欲張る僕はいないから
きれいな気持ちでさよならと言えたなら
明日もまた楽しく笑えるね

夢か幻のように終わる1日だけど なぜか胸の中に たくさんのやさしさがともってる

そして今日も1日は終わるんだな
さびしい気持ちを残したまま
そして今日も1日が終わるんだな
せつない気持ちだけを残したまま

記憶の中 足跡(そくせき)だけが 思い出と変わり 輝くんだね

だけど今日の日の君の笑顔や涙は今日だけの笑顔と涙だよ

忘れないで
今日はもう帰らない
だから人はいつも
今日という1日を
大切に大切に生きるんだな

さあ もう おやすみ

その気持ちに 言葉など当てはまらないよ

瞼閉じて 広がる暗闇に描く 明日のイメージ それはそれは輝いて 美しく 光る。

2011/12/11 (Sun)
8416件中 (5001-5010) [ << 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 >> ... 842
- 詩人の部屋 -