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[3390] 永遠に変わらないもの
詩人:どるとる [投票][編集]


時代が流れていくよ
懐かしい景色が増えてゆく そのたびに色あせてゆくものも増えてゆくんだ

変わらないからこその良さ
変わるからこその良さ
ビルが建ち並ぶ都会の街 懐かしい景色を消さないで

僕が生まれ育った
ふるさとの街は
いつしか
僕の知らない
景色に変わってしまうんだろうか

帰る場所がある
帰れる場所がある
だけど そこには
懐かしい景色と
あの頃とは違う
新しい景色を見ると
なぜかさびしくなる

変わらないもの
変わってしまうもの
たくさんあるけれど
変わってしまう
悲しさと
変わってゆく
真新しさと
さびしさが混在する世界で 永遠に変わらないものがあるとするならそれは僕の中にある 心の風景だろう

本当のふるさとは人々の心の中にこそあるんだ

帰ろうよ
帰ろうよ
あの頃の僕がいた
懐かしい
景色に会いに行こう
胸の中にしまわれた
アルバムを開いて
今の街と重ねよう
あの頃と今の街
変わったもの
変わらないもの
その良さとそのさびしさを両方抱きしめて
なおも変わらないものを見つけよう

流れ行く時代の中で
ほのかに光る宝物。

2011/11/19 (Sat)

[3389] 笑ってくれるなら
詩人:どるとる [投票][編集]


悲しみなんて
通り雨
降ったと思ったら
すぐにやんでしまうよ ほらね 時間の問題さ

大丈夫 生きていくことは誰にとっても
簡単なはずはないよ
だから失敗したって
見事に転んだって
それはあり得ないことではないんだから

人を指さして 人を見下す人なんかを 僕は人とは思いたくない

君の味方さ いつでも いつだって どんなときもどんな場所にいても君が僕を思ってくれるように
僕も君が笑ってくれるなら
傷だらけになったってみんなから 突き放され 君とふたりぼっちなったって構わないよ

雨の次の日には
晴れるとは限らない
雨の次の日もまた雨が降っても ちっとも不思議なことじゃない

悲しみだって 雨続きの日々のように いつまでもつづいたら
たまらない
だけど悲しむ以外何もできないんだ

だから 君のそばで君が悲しいときは 僕が君を慰めて 僕が悲しいときは君が慰めて
そんなふうにふたりで 互いの傷を癒やしあう日々

君が笑ってくれたなら
君とふたりぼっちになりたい
ふたりが心から幸せでいれる場所へと 逃げるんだ
愛を言い訳に
線路からはずれて
僕は線路のない
道を走る 列車になりたい

そして 君の笑顔を見続けていたい。

2011/11/19 (Sat)

[3388] 恋文
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恋文 書いたのよ
大好きなあなたのために

恋文 書いたのよ
汚い字だけど時間をかけて一生懸命書いたのよ

この燃えるような熱いあなたへの思い まっすぐあなたの心へと伝わればいいな

大好きさ この広い世界の誰より 愛してる
カッコなんかつかない僕だけど あなたを愛しちゃいけないはずはない

もしも良かったら
僕と これからの日々 共に手を繋ぎながら歩いていかないか?

恋文の中に込めた思いが あなたの心に届いたら
きっと あなたは優しく笑ってくれるだろう

そしてあなたは僕の手を握って 同じ気持ちになってくれるだろう

だから恋文 書いたのよ

大好きな 大好きな
あなたに宛てた恋文。

2011/11/19 (Sat)

[3387] I love you
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なんだろう この気持ち
君を思うとなんだか
胸のこのあたりが熱くなる
これが世にいう恋っていうのかな
君を思うだけで
夜も眠れないから
なんとか君に会える
口実を考えて
まともに仕事も手につかないこの頃

たいへんに恐縮ですが 僕は君が大好きです
もしもよければ この僕とこれからをいっしょに歩んでいかないかい?

君に比べたら 欠点だらけの僕なんだ
だけどそれを一番わかっているのも同じく僕なんだ
だからあまり 痛いとこ突かないで おおらかな気持ちで 受け止めて 向き合ってくれたら案外 うまくいくような気がする

そんな大げさな事じゃないさ
誰にだって訪れる青い春の季節

今 扉を開けて

踏み出したその一歩からすべてははじまるのさ

いつか頃合いを見計らって ふたりでそっと結ばれよう
世界を敵に回しても
君だけは守るから
この僕とふたりで楽しく これからを暮らさないか?

人間の良さって本当に頭とか 世の中ルール守れるお利口さんかどうかで決まっちまうのかな

君だけは僕の良さに気づいてくれたね
愛してるよ 心から
この夜空に輝く 星の数よりずっとずっと
いつまでも 変わらない気持ちでいれたなら何度すれ違っても何度でも肩寄せ合い笑いあえる
そんな気がするんだ

そしてかっこつかない僕だけど 顔に似合わない言葉を 君に捧げるだろう
I love you
たったひとりだけ
この世界で愛する人だけに 捧げるための言葉さ

受け取ってくれるかい?

悲しみも喜びも二分割にすれば 大丈夫
大丈夫だよ

悲しいときは 悲しみに負けないように
ぎゃくに笑おう
それでもたまらない時には 僕の胸で泣けばいい

押し寄せてきた波がまた引くように
1日は 波のように
寄せては引いてゆく
暮れゆく空に 雲がたなびいて 昨日忘れたはずの 切なさが また心にともるよ

優しく微笑む
君のそばで。

2011/11/17 (Thu)

[3386] トカゲのしっぽ
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それは何度季節が過ぎようとあざやかによみがえる甘い記憶
まるで何度切ってもまた生えるトカゲのしっぽ

暮れゆく空に 瞳を向けて 至極おだやかな時間に 身も心もゆだねてる
そうこうしていると夜はあっという間に訪れて 舟を漕ぐようにうつらうつらしていたら
銀河の流れに逆らうように寄り道してる流れ星が群から遅れて空から群を追いかけてあわてて駆け抜けていった

尾を引いて

何度でも何度でも
僕らはすれ違うだろう
だけどそのたびにそのたびに
トカゲのしっぽのように ほら
何度でも何度でも
仲直りして笑いあえる
そうさいつだってどこにいたって
僕たちは僕たちは
トカゲのしっぽのような関係
根深く根付いてる
僕たちの気持ちは
どんなにどんなに
離れようともまた引き寄せあう
まるで 磁石だね
何度だって生まれ変われるんだ

春 夏 秋 そして冬
季節がいくら過ぎようと僕たちは ふたりいっしょだ
いつまでも

それは何度季節が過ぎようとあざやかによみがえる甘い記憶
まるで何度切ってもまた生えるトカゲのしっぽ

ステキな夢のつづきを見るように 僕は 幸せな気持ちで
今日も 君と
笑いあい そして
愛し合うよ

寄り添って
様々な出来事にゆらゆら揺れて…

ほら星が流れたよ
願い事はしたかい?

僕はしなかったよ
だってもう願い事は叶ってるから。

2011/11/16 (Wed)

[3385] 幸せの片隅に
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ポケットにさびしさを隠して
必死に涙こらえていた
それでも僕らは背中向けて さよならという言葉を交わして
二度と交わることのない明日へ急ぐんだ

これは 現実だから
痛みも伴うんだ
何度振り返ってみても 思い出の端っこに
冷たい雨が降っている

見えない君の心の中
傷つけた僕はおろかでした
あんなにも愛されて
あんなにも守られていたのにわがままだったね
振り返れば振り返るほど 自分の浅ましさが 罪といっしょにこぼれるよ

抱きしめていた
愛されていた
僕なんかが思うより
ずっと それ以上に
君は必死だった
僕は浮かれていた

永遠であったはずの愛が 壊れた
僕が引き寄せた結末さ

幸せの片隅に
咲いた 過ちという花の棘が 君の心を傷つけてしまった

弁解の余地はなく時は残酷に過ぎ
空隙に降る冷たい雨
ほほを濡らした

夜明けの空に
見つけた太陽の光さえ
僕の心には届かない

電球の切れた蛍光灯のように 真っ暗な胸の内 笑う気にすらならないんだ

さよなら 降るように こぼれ落ちた声は僕に明けない夜を見せている。

2011/11/16 (Wed)

[3384] またとない今日を
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今日もたいへんにお疲れさまでした
いろんなことがたくさんあったことと思います
悲しかったこと
楽しかったこと
それぞれの今日を
思い思いに生きて
思い通りうまくいった人もいれば
思い通りにいかなくてため息ついていた人もいただろう

その笑顔やその涙は
きっとあとで素敵な宝物になるから
どうか悲しみも切なさも過去に放り投げず昔話と忘れてしまわないでね

1日の終わりは悲しくもないのにね
なぜか涙が出てくるんだ 僕はおかしいのかな? だけど 優しい気持ちがあふれんばかりに僕の心に満ちていくのを感じました

過去のページをめくってみてもただひとつ同じ今日はないから今日もまたまたとない今日を過ごしましょう

泣いたっていいじゃないか
笑えなくたっていいじゃないか
今日笑えなかったら
今日のぶんまで
明日笑えば それでいい

とりあえず 自分を責めるのはそのくらいにして あたたかい夕飯を平らげて ふかふかの布団で せめて楽しい夢を見よう

悲しくなんてないなんて 真っ赤な嘘で
本当は今日が終わるってことの意味を分かっている それはまた僕の寿命が少し縮んだということだから
そして今日という1日はもう 取り戻せない 戻ってこないんだから

そのさびしさも切なさも 雨に濡れていた僕も同じようにみんないつかは揃いも揃って雲の上 お空の上だよ

これから生きてく長い人生の1日くらい
なんだっていうのさ
泣いたっていいから
生きていくことだけはやめないでいくつもりさ なにがあってもそれだけは それだけは固く誓って やめないつもりだ

そうだよ

1日の終わりは悲しくもないのにね
なぜか涙が出てくるんだ 僕はおかしいのかな? だけど 優しい気持ちがあふれんばかりに僕の心に満ちていくのを感じました

過ぎていった時間を惜しみ後ろ向いて歩かずちゃんと前を向いて今日もまたとない今日を生きよう。

2011/11/16 (Wed)

[3383] 街の灯
詩人:どるとる [投票][編集]


街の道々に
佇む
かすかな光を
発する
街路灯に
ぼんやり照らされた
さびしげな冬の道

雪こそ降ってないけど雪の降りそうな 寒さがきびしい夜

街灯に 羽虫が 群がり 小さなからだを 目一杯動かして
虫たちが聞こえない声で お話しをしている

街の灯にさえ 照らされず 闇に飲み込まれた 道に 涙をこぼしても見えないのをいいことに 流した涙
やがて 乾いてく涙

ああ 笑いたければ笑えばいいよ
鏡に映った自分自身に向かって指をさして 笑うように
同じ 今を生きる
自分を笑いたければ

ああ 街の灯は何も知らずに ただ 黙々と仕事をこなす 喫茶店のマスターのように
寡黙なまま
誰もいない夜の道々を照らすよ

なぜかそれが とても不思議だね

そして光を自ら発せぬ僕は 夜が来れば 暗闇に跡形もなく飲み込まれてしまうんだよ

僕も街灯のように
光を発せたなら
きっと そこにいるだけで 輝けるのにね

存在の像がぼやけた
僕の影は 光乏しく
街の灯に照らされても 街の灯がまぶしすぎて 存在の像が光と光で打ち消しあい消えてしまうよ

夜明けにはまだ遠い
歩き出したばかりの夜の途中で

僕の存在は奇しくも幽かなものだ。

2011/11/15 (Tue)

[3382] 奇跡
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僕が生まれた事も
僕がここにいる事も
それはすべて
小さな奇跡の積み重ね

君が笑っている今も
君が泣いている今も
それはすべて
小さな奇跡の大きな力

時々は人生を
生まれたことを憎み
生きている今に投げやりになったりもしたけど 僕ら人間は勝手で 嬉しけりゃ都合よく 生まれたことをありがたがるのに
また悲しいことがあるとすぐ生まれたことを憎みはじめる

ああ 奇跡だとも思わないような ありふれた出来事のすべてが考えてみりゃ すべて摩訶不思議なことばかりなんだよ

君がここにいるから
僕もここにいるんだ
君がそこにいるから
僕もそこにいるんだ
人は皆、とある繋がりで結ばれている

大したことないような そんな事さえも奇跡と呼んでも遜色ないような 幸せ 溢れている

あれも奇跡 これも奇跡 すべて奇跡
奇跡で片付ければ簡単な話になる
だけど僕や君が今生きている今を つまらない計算や 長ったらしい説明で 答えを出してしまうよりずっと 奇跡っていうほうが素晴らしい

だから僕らは奇跡の末に生まれた
いわば奇跡という木から落ちた果実のひとつ

熟した今 その果実の甘さは 味わいを広げ 様々な 場所で 様々な人との輪を持ち
そして今 ここで
奇跡の真ん中で
泣いたり笑ったり
それなりに生きてるよ

これを幸せといわずしてなんといおうか?

奇跡という言葉で
僕は生まれたからくりを 鮮やかに 色づけたい

輝いている
命は 自ら光を発しながら

すべての人の心の中で 脈々と息づく奇跡

明日もただあなたや僕や君が そこにいるだけで それは 奇跡なんだよ

なんて 素晴らしいんだろう

この出会いは奇跡
この顔ぶれは奇跡
このつながりは奇跡

奇跡だよ。

2011/11/15 (Tue)

[3381] 努力の壁
詩人:どるとる [投票][編集]


僕の目の前には
いつも見えない壁がある

立ちはだかるその壁を乗り越えられるかい?

見えない壁のくせに
努力をしないと 乗り越えられない 高い高い壁なんだ

人は誰もが 見えない壁に 立ちはだかれ
道を遮られる時があるんだ
僕にもあなたにも

どれだけ 努力をすれば あの壁を乗り越えられるの?
どれだけ 勉強をすれば よくいう 幸せな未来って場所にたどり着ける?

人にはね見えない壁に 立ちはだかれ あがこうともがこうと進めない 時がある
そんなときには無理をして その壁を乗り越えることをあきらめるんじゃなくて
努力をして 頑張って
その見えない壁を乗り越える 力を蓄えるんだよ

そしていつの間にか乗り越えたことも わからないうちに
その壁の向こう側に
立っている僕に気づくだろう
その時はじめて感じるんだ
僕は壁をひとつ乗り越えたんだと

そうやって人は見えない壁を人生でいくつも乗り越えて乗り越えて行くんだよ

そしてまた 僕の目の前には 再び乗り越えるための 壁が 立ちはだかる

そしてまた僕は
努力を重ね
見えない壁を
少しずつ
乗り越えていく

努力をする人にしか
乗り越えられない
その壁を 努力の壁を。

2011/11/15 (Tue)
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