ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 新着順表示

どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[3310] 涙を置き去りに
詩人:どるとる [投票][編集]


今日も何事もなく終わる いつものようにとてもいい日でした
悲しいこともあった気がするけど
過ぎたことは忘れて前を見て歩こう
ほら見てごらん
月が綺麗だよ

ここに僕がいて
そこに君がいて
ただそれだけで
幸せだといえる
今を僕は愛してる

さあ 歩いて行こう

悲しみも喜びも
今日の影すら
残らずに 過去という闇の中へ消えて
僕は前を向いて
歩いて行く
過去にすがらず
過去にとらわれず
涙を置き去りにして
古傷を引きずらず
楽しいことがあるたび 大げさなほど笑うくらいの今を生きていたい

少し いい加減な僕だから 気にせずにまた笑顔になれるから

明日へ行こう 夜の明かりをいくつも
追い越して 季節はやがて凍てつくような白い雪に覆われてしまう

切なさもむなしさも
何もかもが邪魔くさい でもそれがあるから 喜びが際だつよ
そして僕はまた
涙を置き去りに
現実の中 夜の中
再び歩き出す

さあ 立ち上がろう

悲しみも喜びも
今日の影すら
残らずに 過去という闇の中へ消えて
僕は前を向いて
歩いて行く
過去にすがらず
過去にとらわれず
涙を置き去りにして
古傷を引きずらず
楽しいことがあるたび 大げさなほど笑うくらいの今を生きていたい

涙を置き去りに。

2011/10/08 (Sat)

[3309] 幸せのものさし
詩人:どるとる [投票][編集]


幸せとは一体なんだろう 考え出したらきりがないね
人にはそれぞれその人の考える幸せの形があるから

僕にはどんなことが幸せっていえるだろう
どれくらいの幸せなら心から心から満足するのだろう

だけどきっと
お金がいくらあったって幸せとはいえない気がするのは
なぜだかわからないけど
幸せって目には見えないもののような気がするから

僕のちっぽけなものさしじゃはかれない幸せが 本当の幸せだって思うんだ
でも 当たり前なようなことが当たり前のようにつづいていくことの幸せだけは
間違いなく 幸せっていう言葉に当てはまるよ

だからいつも幸せなんだね ためらわずに笑えるから
たとえば道端に咲く花のように 普段は当たり前だと思い込んで 気づかないけど
ふとした時に気づかされるものなんだ

頭の中にある幸せのものさしで はかれるほど幸せは単純じゃないけど きっと複雑でもないんだ

ただこうして 何不自由なく生きていられるだけで僕は幸せだってことに気づいたら 悲しいことも嬉しいことも素直に受け入れられる気がしたよ

幸せのものさしは真っ二つに折れて
僕は幸せの長さをはかることをやめて
目の前にある 確かな幸せをそっと抱きしめたのさ。

2011/10/08 (Sat)

[3308] 旅人に憧れて
詩人:どるとる [投票][編集]


目には見えない雨に降られ 人はそれでも生きていく
大丈夫じゃないのに
強がって笑ってる今を生きて
悲しみなんて通り雨
喉元過ぎれば熱さなど忘れる それすなわち夢の如し
花も散りゆく季節北風が吹きすさぶ街

時には立ち止まって
季節の美しさに目を傾けよう
せわしなく続く日々に疲れ果てたからだを休めて

そんなに自分を責めるもんじゃない
自分だって頑張ってるよ それでいいじゃないか
自分を責めても何も変わらない 悲しくなるだけだ

時には立ち止まって 普段とは違う自分で
自由な開け放された時間の中 なくした笑顔を探しに行こう

海へ 山へ ふるさとへ
大好きな菜の花揺れる あの場所へ

時には わがままを許して 幸せになろう
時には 勝手な自分を抱きしめて 目の前にある寂しげな現実に救いを求める旅に出かけよう

時には立ち止まって
ゆっくり 空を眺めよう

さすれば何かが見えるでしょう

神様が頷いた気がしたよ

流れる雲の行き先は
誰も知らない
浮き雲よ いずこへ行くの?
返事もせずに遠ざかる 旅人に憧れて
僕も自由という名の旅に出たい

縛るものの何もない
本当の自由という旅へ。

2011/10/08 (Sat)

[3307] ありがとう
詩人:どるとる [投票][編集]


きっとあなたにもあなたにも感謝するべき人が周りにたくさんいるはずだ
親切にしてもらったら すかさず言おう
とても素敵な言葉さ
ありがとう
センキューベリーマッチ

優しさをもらったら
その人にも優しくしたい なんてありふれた気持ちなんだろう
だけど大切な気持ちさ

形に残るものよりも
ずっと素敵だよ
ありがとうって ただその言葉だけで
いつまでも忘れられない歌になる

シャラララ ありがとう
優しくしてくれて
とても嬉しかったよ
何もあげられないけど困ったときは今度は僕が助ける番だよ

ありがとうって言いたい
ありがとうって言われたい
そんな繰り返しが幸せだと僕は思いたい

色とりどりの花を束ねた花束より かわいいお手紙より 金色に光る宝石よりずっと
素敵な言葉さ
ありがとう
ただそれだけで
心が優しくなる

シャラララ ありがとうって言葉があふれる そんな世界なら戦争もなくなるね
素敵な明日がやって来る 恥ずかしがらずに遠慮せずに ありがとうって言い合える世界には争う理由なんてないから

だから僕は感謝したらすかさず ありがとうって 言うのさ
優しくなれるから

言葉は魔法の呪文のように心を優しくするから

ありがとうって言葉を今日もどこかで耳にして 僕も口にして
ありふれた景色に咲く笑顔の花が 咲き誇る 場所に 今日も僕はいます

そして歌うように
言うのさ 素敵な言葉
ありがとう
たまにはかっこつけて
センキューベリーマッチ。

2011/10/08 (Sat)

[3306] 愛してるって言いたくて
詩人:どるとる [投票][編集]


愛を一言で言うならばそれは 愛は愛だということ

特別でもなんでもない二人がいるだけで
きっと魔法のように
不思議なくらい愛し合える

当たり前なようなことが当たり前のようにつづいていくことの幸せ 感じてる

秋風の街 ロマンスひとさじ ちりばめればほらね 寒さなんて吹き飛ぶ あとに残るのは二人の笑顔

ポケットにしのばせた 紅葉一枚
どんな魔法でも
描けない景色が
目の前に広がって
やがて 夕闇に包まれて夜が来たら なお一層寂しさ増す

秋風の街 ロマンスひとさじ ひとつの缶コーヒー 二人で分け合う夜 ため息さえもあたたかくて 優しい夜

愛してるって言いたくて 言えなくて
それでも いいかなって思えたのは 君が先に言ったから

秋風が吹けば 僕らは寄り添う理由ができる

秋風が吹くたび からだ寄せ合い 愛してるって言い合うよ

そんな幸せ
感じてる

夜。

2011/10/07 (Fri)

[3305] 心と心で
詩人:どるとる [投票][編集]


寂しさに打ちひしがれ
言葉にできない

何が正解で何が間違いなのかすらもわからない

歩いて行く道の先に
答えがあるのならば
まだ僕は生きなきゃ
そんな気がしてる

痛みを知る時 こぼれ落ちる涙に罪はない
素直な気持ちの塊さ

抱きしめられているような そんなぬくもり
優しさ溢れ出す
夕暮れ

心と心でお話したら
何もかもが輝き出すよ

2011/10/05 (Wed)

[3304] とある冬の恋物語
詩人:どるとる [投票][編集]


白い雪で 埋もれた道に足跡を残して
僕らは馴染みの喫茶店でいつものコーヒーを飲む
窓の外は 雪景色
綺麗だね
なぜかコート羽織る季節は
どうしようもなく悲しくなるのさ

ひとりぼっちのこの胸が凍えてしまわぬように 優しく抱き止めていて

何もできない僕だけど 死ぬまでそばにいるからそこんとこよろしくね

つまりはあなたの一番でいたいのさ

素敵な並木道も 冬になれば 何もかもが白く染まり まるで時間も止まったかのよう
それでも僕らの時間は確かに流れ続け
さよならの言葉を残して 遠ざかる後ろ姿が涙でにじんでゆく

まるで何かの映画のワンシーンのように
振り返る二人
目と目が合った瞬間に 気づくよ 愛し合った二人は

久しぶりとも言わないまま うつむいて走り去る君をただずっと見つめていた
僕の胸が少しずつ凍えてゆくのがわかった

愛とは時にこれほどまでに人の胸を寂しくさせるのか
知らないあいだに大人になったけれど
それだけに切なさを知るんだね
吹き抜けてゆく冷たい風が涙さえ凍らせる

とある冬の恋物語
都合のいいハッピーエンドは訪れぬまま
幕は降りるのです。

2011/10/05 (Wed)

[3303] アローングッバイ
詩人:どるとる [投票][編集]


今日も1日ごくろうさまでした
いろんなことがあれこれありました
大したことはしてないのになんでかな
『疲れた』って言葉がつい口に出るよ

まあなんにしても過ぎたことは考えないで
極力前だけ見て歩いて行こう

こぼれ落ちる涙は置き去りにして言い訳をばらまいて嫌な記憶の追跡を邪魔しよう
まん丸い月が空に浮かんでる スキップ踏んで 切なさと手をつないで帰ろう

あっという間に日は暮れて 空はあかね色わけもなく切ないね
僕の帰りを今か今かと待っている人の笑顔が見えるようさ

泣かないで サヨナラって呟くだけで
何もかもが終わるような気がするけど
今日が終わればまた明日が始まるんだよ。

2011/10/04 (Tue)

[3302] 人間なんて
詩人:どるとる [投票][編集]


人間なんて不器用で
愛想がなくて 愚かで欲ばかり張って
そのくせ弱虫でわがままで
生き物の支配者か王様気取ってるバカな生き物

でも、いいじゃん
不器用だって
だから人間なんだよ
でもそのかわり
優しさと愛にあふれていればそれでいいじゃん
今日も僕はそう思うんだ
優しいだけで いいと思いませんか?
人間なんて
難しい計算や 頭がこんがらがるような
金汚さに 心を傷つけるなら 誰かを思いやれるだけでそれだけでいいと思いませんか?

今もバカみたいに 昔と何ら変わらずに
愚かな戦争続けてる国がある現実が悲しいね
だけど よく考えなくても人の命を犠牲にしてまで得られるものなどなにもないことくらいわかっているはずなのにね

頭の中にあるのは至福を肥やすことだけなのかい? そんなの悲しすぎると思いませんか?

人間なんて ばかなほうがいい
よけいなことを考えなくていいから
人間なんて 呼ばれなくってもいい
誰かにいつも優しくできるのならば
人間なんて それで人間になれる

頭だけ良くて他人の命なんてなんとも思わない人なんかよりよっぽどばかな僕らはなんてまともなんだろう

人間なんて 所詮人間なんで いつも冷静ではいられないけど
人間は腐っても人間だから 人間だからこそ 誰かに優しくできる 人間なんです

人間はなんて なんて素晴らしいんだろう

人を傷つけるための
力はいらない
人を守り 助けるためだけに力はある

それが人間

間違わないでね。

2011/10/02 (Sun)

[3301] 笑顔
詩人:どるとる [投票][編集]


楽しいから見せるのが笑顔なんだよ
楽しくもないのに見せてもそれは笑顔じゃない
愛想笑いしてる大人を非難するわけじゃないけど
やっぱり本当に心からうれしいときにだけ笑いたいよ

僕はなんのために今
笑うのだろう
そして誰のために今
笑うのだろう
きっと理屈じゃなくてただ感じるままに
めぐり会った幸せに僕は笑わずにいられないんだ

この頃自然に笑ってるのは 愛想笑いもそうだけど 自然に笑うのなら 誰かに媚びを売るような営業スマイルじゃなくてさ
心からの笑顔であれ

今日も幸せのそばで
人は満面の笑顔を見せている
そして笑顔で補えない部分は涙でその喜びをあらわしている

陽射し眩しい朝も
月のきれいな夜でも
うれしいことがあればいつでも人は笑う
そんな当たり前なことが いつだって大切な時間になるんだよ

今日も幸せのそばで
心からの笑顔が咲く場所には
きっと嘘や偽りなんかなくて
ただ まっすぐで素直な気持ちが 幸せそうに笑う僕らの心の中に溢れているんだよ

今 僕はなんのために笑うのだろう?
その答えはとても簡単
ただ 楽しいから
とてもうれしいから
笑うんだよ

それが笑顔だよ

忘れている笑顔だよ

愛想笑いの下に隠された 本当の笑顔だよ。

2011/10/02 (Sun)
8416件中 (5221-5230) [ << 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 >> ... 842
- 詩人の部屋 -