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懐かしいあの思い出がまた鮮やかによみがえる
あの日 みんなで埋めた校庭のタイムカプセル
蓋を開ければ溢れ出す あの頃の笑顔も涙も 素敵な物語 初恋をした僕にも出会える 失恋をした僕にも出会える
悲しみも喜びもひとつの箱の中にしまわれた タイムカプセル
30年経った今開けよう。
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逃げ場をなくして
行き着いた夜の片隅
こぼれた涙
時代の風に吹かれて
僕らは静かに消えてゆく
古き良きあの歌を口ずさめば
いつでも懐かしいあの日に帰れる
ひゅるりまた時代は変わり その時代その時代を彩る様々な流行り廃りが繰り返され また時代が変わる
大切なもの
そうじゃないもの
捨て去って
抱きしめて
気づけばまた
夜が来て
気づけばまた
朝が来ました
時代の風に吹かれて
誰もが静かに消えてゆく
またひとつ時代が終わればその時代に生きた人もその時代を彩った歌も静かに静かに消えてゆく
それは悲しくても繰り返されることなのさ
時代よ 流れていくがいい
僕の想像も届かぬはるか彼方へ
美しい景色も
川の流れも
変わらないでほしいものはあれど
変わってしまう時代もある
だけど残さねばならないものもある
だから時代がどれだけ進んでも 消してはいけないものがある
時代の風が吹き
新しい時代の人が
新しい時代を築く
時代は変わっても
大切なものはいつまでも大切に
美しいものはいつまでも美しく
変わらずにあれ。
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ぶ厚い壁に阻まれて様々な情報があふれた世の中で 何を信じ何を疑えばいいのか
それさえあやふやだ
人と人とのコミュニケーションも希薄になりつつある世界で今日も誰かがネットの中で 名前もわからない人とハンネで会話し たまに傷つけあう
大切なものはいつだって言葉を交わしあえば分かり合えた
そんな時代はもう古いのかな
なんのために僕らは生まれたんだろう
どうして僕らは生きていくのだろう
そんな事さえわからないまま今日もとりあえず生きてる
大人たちから教え込まれた正しさにいつからか矛盾が生じた
理不尽なことにさえ目をつむり 悪いことだとわかっていてもバレなきゃいいんだと大人たちの本性が垣間見えた時 僕の中の正しさの基準は狂った
どんな事にでもルールがあるように
それを破ったら ルール違反と見なされ 処罰される
それがこの世界のルールなんだ
横断歩道を赤信号で渡っても 車が来てなきゃ大丈夫
ゴミの分別も
誰かがやってくれる
優先席も眠ったふりすれば譲らなくても平気だよ
そんな身勝手な理由で人は今日もルールを犯している
進むべき道が見えたとき 人はそれに向かって歩いてゆく
僕の進むべき道はどこにあるの?教えてよ神様
孤独だって悲しくたって切なくたって死ぬ気で生きていけばどんな事にでも耐えていける
なんのために人は生きていくのだろう
どうして人は生まれたんだろう
誰にもわからないことだ だからそれぞれの生きる意味や理由を探すんだよ
いつか生まれたことの喜びも解る日が来るって今日もとりあえず笑ってる
ただ青く果てしなく続く空を見上げて
今日もとりあえず生きてる
心の地図を広げて
旅人は次なる地へ。
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恋のはじまりの季節は
雪に閉ざされて
何も見えなかった
ただ互いのぬくもりを感じあうことで
まだ知らない
お互いのことを
言葉じゃない
何かで 分かち合おうとしていた
人に愛されていること
人を愛しているということ
時々歯車が狂ったようにすれ違う時
お互いの大切さを知り 自分の愚かさをかいま見る
僕のわがままを聞いてくれるなら
僕は夜となく昼となく君に愛の言葉をささやこう
抱きしめている
確かな自信と
愛されているという不思議な安らぎの中で見つけた光
それが愛です
夢や希望に満ちた未来を想像していた
白いウェディングドレスに身を包んだ君の薬指に輝く 指輪とか
でもなぜか二人は時間を重ねても 重ねても 時間が経つたびに離れていった
背中あわせの恋の終わりはお互いの素直になれない弱さが 招いた 結末なのか
抱きしめていた
ぬくもりだけがまだ君を愛していた頃の僕を思い出せるただひとつの鍵だった
抱きしめていた
僕の自信は
幻でほんとうは愛されてばかりだった
愛されていることの喜びもその素晴らしさも気づけなかったのは君じゃなく僕の方だったんだね
愛しているという
ただそれだけの自信を得るために君を愛していたのかな
目を閉じればまだ君の優しい声が聞こえる こんなばかな僕でさえも愛してくれた君のその優しさこそが本当の愛だったんだね
その優しさこそが僕を悲しみから守っていたんだね
もうすぐ訪れる
秋の季節には
あの懐かしい
君と歩いた
紅葉通りを
鮮やかに染めるだろう
そして今頃 君のこと心から愛していた自分に気づくんだ
風が少しだけ 君の香りを はこんできたよ
頬を流れる一筋の涙
エンドロールに降り積もる淡雪
センチメンタルラブストーリー。
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どうして 僕は 素直になれないんだろう
傾けた ワインのボトルから 注がれるワインがグラスを満たすように
君の心もたやすく満たせたらいいのに簡単にはいかないね
ほらね 僕らの大事な時が 少しずつ宝物といえるように悲しみにさえ毅然と立ち向かおう
いつまでも
いつまででも
変わらない
気持ちで
お互いを
尊敬しあえる
二人でいよう
愛すこと以外
不器用で構わない
愛すこと以外
何もできなくていい
君だけを 愛してる
この広い世界の中で
少しずつ この世界にいられる時間が削られて いつか 跡形もなく消え去る運命なら
最後の最後まで 君といたい
そして惜しげもなく愛したい
そんな素敵な物語
ずっと思い描いている
愛の歌と名づけられたどこにでもある
ありふれたこの歌を
君だけに届けよう
注がれたワインを
飲み干すように
いつかしかるべき時が来れば命など儚く悪戯な運命のまえに散ってしまう
愛されることでしか
人は優しくなれない
優しさを持てるなら
それは愛されている証なのさ
さあその優しさで
愛されたぶん
愛してゆくのさ
痛いくらい
抱きしめて
終わらない
夜を超えて
たどり着いた
まばゆい夜明けに
ふたたびグラスに注がれるワイン
ひと時の幸せに身をまかせ
この身が滅び去るまで君と…
僕らは終わらないラブストーリーの主人公とヒロインさ
二人だけの舞台で
今夜も愛し合うだろう
さみしさも切なさも
二人ならば
どんな悲しみだって
乗り越えてゆけるから
終わらないラブストーリーの中で
死ぬまでずっと一緒だよ
二人だけのために明日はまた訪れて
生きることの喜びと
生きることの悲しみを同時に教えるだろう。
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ため息をひとつついて
迎えた夕暮れ帰り道
真っ赤な夕日が沈んでゆく頃
なんだか急にさみしくなってこぼれ落ちたのは涙です
声にならない思いを
誰にも言えずに
たった独りで
抱え込んでる君を見てると僕も
心壊れてしまいそうさ
君の頬を撫でてくれるのは風だけさ
臆病な僕は君の背中を見つめてるだけ
強がる僕に気づいて優しい言葉をくれるのはいつも君なのに
どうして僕はこうも素直になれないんだろうと僕は自分が嫌いになった
こぼれ落ちた花びら一枚 時間は残酷に過ぎて行く 砂時計の砂のように狂いのない一定の速さと確かな足跡だけを残して
家族の楽しそうな笑い声も届かないはるか海の向こうの国では今も惨たらしい戦争が続いてる
平和な僕の国にも悲しみはあるけどそんな国の悲しみに比べたらなんて小さな悩みなんだろう
夕暮れの帰り道土手沿いの道
手を繋いで仲良く帰る人の姿がなんだか うらやましく思えたよ
それでも、いつも君のことばかり考えてるんだよ
だからいつかこの思いを君に伝えたい
愛してるってただ言うだけなのに どうしてこんなにためらってしまうのかな
愛してるって言葉はそれだけ大事な言葉なんだろう
だけどその言葉は素敵な言葉だ
君にこの思いを伝えるためには必要な言葉だ
今、夜が白々と明け始めた空に昇る朝陽
あの太陽が昇ったら
素直になれる
素直になれる。
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素敵なメロディ
この身を包む
甘美な余韻に
酔いしれて
酔いしれて
街灯をいくつも
追い越して
誰かの笑顔に
会いに行こう
意味のない繰り返しも
意味のある繰り返しも
同じリズムを奏でながら振り返る人の思い出の中で輝くよ
この夜を超えて
夜明けへとたどり着こう
この夜を超えて
朝焼けへと飛び立とう
言い訳ならあとでいい
今はただ夜明けを目指して
無敵のヒーロー
マスクの下に隠した
甘いマスクで今日も悪と闘う
そのマスクの下には
涙を必死に抑えてるヒーローの悲しみがある
テレビの中のヒーローに憧れていた僕は
ヒーローはいつも強いものだと思っていた
この夜を超えて
まばゆい朝陽に包まれよう
この夜を超えて
新しい人や新しい出来事に出会おう
嘘で隠すなら 傷ついても素直な心にしたがって生きたい
今はただ夜明けを目指して
悲しみを抱きしめて
強がりもさびしさも夜の闇へ溶けて 消えてゆく
靴音 軽やかに鳴れば静けさの中に咲く
希望の花の色
あざやかにその身に
染め上げた 雨上がりの虹のように わけもなく ただ満ちてゆく潮のように 空っぽだったはずの心を喜びで満たすよ
夜は去り行き
朝になった街
波止場には
たくさんの海猫が飛び交う
おだやかな1日のはじまり
恐がることはもう何もない
悲しみは終わった。
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何をやっても
うまくできない
不器用な僕は
神様から見放されてる
そんなふうに自分を責め立てても
仕方ないのは昔からわかってる
でも時々 泣きたくなるんだ
夕暮れが あんまりもきれいで そんな嘘をついても 涙の理由をはぐらかす愚かな僕を許してね
あざやかに 色を変える季節の中で
あの頃から比べりゃ少しだけ 大人になった僕がここにいる
生まれたことには意味なんかなくても
生きることに意味を見つければいいのさ
それはそれぞれが決めることだから
人によって生きていく意味は違う
僕は僕の 君は君の生きる意味を探して行こう
流れる雲を追いかけるように意味のない繰り返しの先にたどり着く 生きていることの意味と生きてきたことの喜びが解る日がやって来る
さあ 今を生きることに意味なんかないにしても 今を生きることで果てしなく長く続く旅の先に光を見いだせるなら
僕は今を諦めるより今を生きることを選ぶのさ
輝ける明日のために。
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夕暮れ 自転車に乗って 宛もなく 出かけた 土曜日
小さな夢と 少しばかりの期待を胸にして
きれいなきれいな
夕暮れの空の下
自由に羽ばたく鳥のように僕は大地を飛び交う羽根のない旅人になる
人の人生を笑う人に
人の苦労なんかわかるはずもないんだ
どんな事があったって生きていくことのほかに素晴らしいことなんかない
生きていればこそ
悲しいこともあるけど
こんなふうに人を心から愛することだってできるんだ
だから涙の雨に降られても 大丈夫だよ
言い聞かせて
歩いて行こう
五月雨 降りきって
カレンダーを見れば
季節は九月のあたま
風に吹かれて 孤独を一層 強く感じる季節になれば 凍える胸が切なくて 思わずこぼれる涙 真夜中に輝く
月をにじませてゆく
どんな事があったって生きていくこと事よりも大事な事などないから
生き方などはべつとして どんなに不器用な今を生きてる人の人生も一度きりだから どんな人生も意味のない人生なんかじゃないさ
だから誇りを持って今を生きよう
どんな悲しいことがあったって 生きてる自分を誇りにして
どんな悲しいことも今までのように乗り越えていこう 結果などついてこなくても生きることに意味がある だから歩いて行こう
いつものように
へたくそな口笛を
吹き鳴らして
涙止まらぬ夕暮れに
今日もありふれた言葉をつぶやくよ
ああ きれいだな
生きることの全ては毎日の普遍的な繰り返し その繰り返し
自分が思うより
うまくやれてるよ。
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トゲのないバラには魅力なんてないのさ
バラにはトゲがあるから美しいんだ
声を嗄らして泣いても誰も慰めちゃくれない 冷たい世の中
それでも君ってやつは強く強く生きてる
そんな君を見習って
僕も強く強く生きてゆくよ
特別な事は何もできない 役に立たない僕だけど なぜか人間って不思議な生き物で
そこに誰かがいるだけでも とりあえずの助けにはなるみたいで 僕にはそれが君みたいで
だからいつだって君の傍にいたい
自分の愚かさをわかっているからこそ君に何かしたいのさ
君には華がある
君には夢がある
君には金がある
だけど僕には何もない
だから君が必要なんだ
君には華がある
君には自信がある
君にはゆとりがある
それでも足りないものがあるでしょう
ここにいる不器用な僕が君の傍にいれば
きっとちょうどいい
バランスのとれた毎日になることうけ合い
だから傍にいるよ。