詩人:どるとる | [投票][編集] |
思いのままに生きて何が悪いの?
自分の人生結局好きなように生きる事が一番の幸せだ
誰に評価されたって僕はべつに構わない
そんな評価など結局他人のあてつけだろう
この世界を守ってる法律や決まりだって結局は誰かが決めた事であって 正解とは言い難い つくられた掟
夢もなくて べつにやりたいこともない
将来の夢などない
少年の瞳に映っていた未来は 悲しいくらい現実味に満ちた果てしなく長い退屈な時間だった
日々命をすり減らしながら 生きている僕らの信じてる
正しさなど結局はなんの役にも立たないただの自分勝手な言い分じゃないか
そこにある1日がなるべく 平穏でありますように ただ願うだけの僕や 誰のためなのかがんばっちゃって必死に働く大人の姿 すれ違う全くべつの人生を生きてる人
限りある人生において 甘えや妥協は許されない
みんながみんなそれぞれの今を必死に生きてる そして現実と向き合っている
たまには深く傷つくのも生きていればこそ味わうことのできる いわば生きている証のひとつだといえるから 明日も生きるんだ 這いずってでも
そうだ 僕には生きることができる
笑うことができる
泣くこともできる
できることがたくさんある 数えりゃまだまだある
時間がある 夢がある 希望がある チャンスがある
守るべき人もいる
予定がなければ
つくればいい
なんだ簡単なことじゃないか
そうさ 僕にはやれることがある
あれもあるしこれもある あんなこともそんな事もまだまだたくさんある
役立たずなんかじゃない 僕がいることで助かってる人がひとりはいるはずだから 今を生きる全ての僕や私に 考えてほしいんだよ
僕らの明日はいつでもそこに用意されていること
待たなくてもやって来るのが明日だけど
途中で生きること放棄したらやって来ないのが明日でもあるんだ だからどうせならダメ元でも生きよう。
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人と人が会話するために使われるだけが言葉の使い道じゃないのさ
言葉は心がこもっていなければなんの意味もない街の雑音とそう変わらない
あなたの言葉で今日ももしかしたら
思いがけず誰かが救われているかもしれない
どんな簡単な言葉でも使い方と言い方ひとつで人に与える印象を変えることができるんだ
どうせ言葉を送るなら 誰かのためになるような 角の立たない 丸みを帯びた優しさを込めて 届けたい
誰かを傷つけるための言葉になど優しさなんか微塵もないから 言葉に優しさを込めたいなら その人のためを思って 伝えよう
難しい言葉じゃなくて簡単な言葉で
優しさや愛を伝えるために言葉はあるんだ
だから 言葉には優しさや愛が込められていなきゃ 無意味だ。
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どしゃ降りの日 雨から身を守る傘が無いなら 僕の傘の下に入らないかい?
君は少し迷って そうするわって鼻を鳴らして 僕の隣に来たよ
何か悲しいことがあっても二人はお互いにその事についてあまり深くは聞かないで ただ時間があれば 時間があるだけ笑いあって 楽しく過ごした
僕は今 夢を見ている 終わらない夢を
君という人と出会えた日から見てる夢さ
目覚ても変わらず夢を見ている僕の心の中にあふれてる君への思いは 素敵な模様を描きながら 君を見つめてる。
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愛って言葉の中には
たくさんの優しさが詰まっているんだ
君は知ってるかい?
夢って言葉の中には
たくさんの希望が詰まっているんだ
僕は知ってるよ
君がくれた愛と夢
僕は自分を 愛すこと
君をずっと愛すこと
その喜び 知ったよ
たまにはアイラブミー
いつもアイラブユー
すぐ近くにある
でも一番見逃してしまう大事なもの つまりは愛すべき君
雨に濡れても 美しさを損なわない 可憐な花のような君に 惚れたよ
特別なことは何もできないし 馬鹿でドジでまぬけだけど
精一杯愛すから
ずっと死ぬまで
そばにいてくれないか
たとえば同じ空を
同じ場所から見つめてるだけで 幸せなどすぐ見つかるから
たまにはアイラブミー
すかさずアイラブユー
大事なものであればあるほど見失いやすいから 気をつけて
気をつけ 前ならえ
さあ 愛すべき君のところへ
愛という言葉の意味を辞書で調べても
きっと神様は言うだろう 君は君の愛を貫かないと無意味だと
だから僕は僕らしい愛で君を愛してゆくんだ
たまにはアイラブミー
いつもアイラブユー
すぐ近くにある
でも一番見逃してしまう大事なもの つまりは愛すべき君
地球が滅びる時までは一緒にいてあげられないけどせめてこの命尽きるときまで
バカみたいに楽しく二人でやっていこうよ
そうさ 人生なんてそんなにかんたんにはいかないもんだ
だからあきらめたって罰は当たらないはずだよ でもね愛だけは 愛だけは 捨てないで いつまでも大事にしようね
アイラブユー ずっと。
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この世界には今もくだらない争い続けてる国もあるし
みんなが平和すぎて
心にゆとりを持ちすぎて幸せにおぼれてる僕らの国みたいな惚けた場所もある
様々な人間模様が織りなす光と影 新聞に取り上げられたあの事件解決したかな
いつの間にか忘れられたように捕まる犯人と取り残された被害者。また総理が変わったらしいけど 僕にはあんまり関係ないことだ だって何を言おうが塀の向こうには僕らの声は届かないから
全くおかしなもんだね 狂った天才もいれば まともな馬鹿もいるんだ
狂った天才になるくらいなら まともな馬鹿のほうが何倍もマシだろう
繰り返し何度でも
今日は来てまた
知らん顔したまま
いつも同じタイミングで日は暮れて夜になり 昨日と同じ寂しさがわけもなく僕の頬に涙の川をつくるよ
テレビの天気予報 台風が上陸してる場所からだいぶ離れた場所では そんなこと嘘みたいに晴れた空の下笑ってる僕らがいて 一方ではまともに台風の影響くらって困ってる人もいる
運命の悪戯と割りきってみても これはあんまりだ
僕ら平等を叫ぶけど
この世界のどこか平等だといえるのか
あふれんばかりの矛盾と理不尽と不条理
貧富の差がありすぎる僕らの世界
どう足掻いても何もならないけど
何とかしてあげたい気持ちはあるんだよ
今日もまた誰かがどっかで心ない誰かに命を奪われても
泣きを見るのはいつも弱い人のほうだね
大切なもの 大事なこと 当たり前なこと
生きてるだけでただそれだけで十分すぎるくらい満ち足りた気持ち 必要最低限の衣食住 必要なものなら必要すぎるくらいここにあるのに
なんでこんなに世界は病んでいるんだろう
悩みがまた増えた
疑問がまた増えた
平等ってなんのためにある言葉なんだろう
平和ってただ謳ってるだけで みんな本当はわからないんだ
誰かの涙が雨粒のように落ちた水たまりに映る君の笑顔。
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木枯らし吹きすさぶ季節は切なくなる
ひゅるり 風に吹かれただけで 悲しくて悲しくて仕方なくなる
ただ いつものように愛は季節を越えて 時代を越えて いつまでも続いていたね
でも唐突に終わりはやって来るんだね
素っ気なくさよならなんて それだけで終わった
君の瞳もまともに見つめられないまま
煙草をふかしていた僕に 冷たい視線が突き刺さる 僕は何も言えなかった
それはまるでドラマのような恋だったのに 現実に戻ったように やがて訪れた二人の恋の終わり
夢から覚めたように別れた
木枯らしが吹く寒い11月の終わり
永遠に思えたはずの
終わらないはずだった物語は終わった
そして完結へ
ピリオドは打たれた
もう君の背中も見えない
僕はひとり また木枯らしの中へと帰る
今年もまたやって来るんだね
寒さが心にもこたえるだろう。
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さよなら その一言で僕らの今までの素敵な時間は雪のように解けて 淡く消える
最終列車の窓から手を振る 君をずっと追いかけもせずに見つめてるそんな夢をいつも見るんだ
記憶はあの日のまま
そこで止まったまま
いつまでも 涙する君の場面だけ 繰り返されるよ 何度でも
まるで後悔しているみたいに
あの日にかえれたらいいのに…なんて思ってる僕がいる
曇った窓ガラスに両手をついて 指で書いたさよなら
かき消してその下にまた会おうねって書きたかった僕だったから
いくつもの季節を乗り過ごして なんだかいろいろなことに遅れてる気がする僕だけどまだ君に会いたい僕がいるんだ
さよならじゃなくて
僕が言いたかったのは限りなく また会おうねだったのに
巻き戻らない時間が憎いよ
ああ もうあの日の君はどこにもいないね
追いかけても追いかけても 追いつけないはずだよね
今度こそ永遠にさよならさ
最終列車は行ったきり戻らない
片道だけの恋さ
長いため息吐き出して涙拭った夜。
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生きていると悲しい事がたくさんある
だけどさ 生きていれば時々は嬉しい事もあるものです
正しいような間違いのような僕らの価値観で全てを決めつけることはできない
その人にはその人の歩きたい道がある
その人にはその人の叶えたい夢がある
誰もその人のやり方に口出しはできないのさ
生きているっていうことは ここにいるってことだから
あなたがただ ここで笑うだけで生きている確かな証になる
生きてゆくっていうことは 明日もここにいるってこと
悲しいと思ったり 傷ついて 落ち込んだりするってことは
そう全て生きている証
大丈夫、今日も生きている
予報にもない雨に降られた夕暮れ 傘を忘れた僕は濡れながら
帰り道 家へと急ぐ
なんてまぬけなんだろう
でもたまにそんな自分をかわいそうだと思うのは誰より自分の辛さとか 悲しみを知っているから
分厚いアスファルトの壁に囲まれて 逃げ場をなくしてしまうよ
僕の存在はなんだかあってないような
そんな感じなんだ
生きていきたいって思うのは まだまだこの世界に未練が残っているから
生きていることの喜び感じるっていうことは 死ねるわけも暇もないから 明日もやっぱり生きている
ため息とロマンスを抱きしめて
見上げた空に虹が架かる午後に感じた
ひと時の幸せ
熱いくらいの涙流れて 気づいたら夜だった
そんなふうに歳を重ねてゆけたらいいな
生き方は乱暴かもしれないけど
生きているって素晴らしい
迷いもなくそう思える僕がここにいる。
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いつもの朝に目を開けば そこにはいつもの見慣れた景色がある
当たり前な部屋の中に差し込む暖かな陽射しとそよ風を相手にダンスするカーテン
まるで昨日と何も変わらない
どこにでもあるような普通の日常風景
でも当たり前なこんな景色でさえ 幸せなはずだから 鼻で笑うことはできない
愛すべき日々
大事にすべき時間
なんとなくだけど
そう思うんだ
知らず知らずのうちに人は人を傷つけて
知らず知らずのうちに人は人に愛されている
時折そんなことにも気づけずに僕らはまた同じ過ち繰り返しながらも 幸せに今を生きている
僕は嘘つきだったよ
ごめんね
僕が悪いよね
愛されすぎると 見慣れた景色の中にある美しさに気づけない
でも
愛しすぎると 図々しさに気づけない
だから僕らは少し距離をとって 生きるんだ
君との距離
それは永久に
埋まらない距離
踏み込めない
愛の境地
踏み入れない
心の中の開かずの部屋
でも愛してる
でも愛されている
僕らの日々は 変わらずつづく。
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いつもの朝に目覚めれば 美味しそうな匂いがするんだ
テーブルの上で湯気を立てる具だくさんの君のつくったおみそ汁
それほど美人ってわけでもないけど優しい奥さんと それほど頭がいいってわけでもない二人にとてもよく似た子供 三人そろったら朝ご飯を食べよう
『いただきます』は忘れずに
今日は早く帰れそうだから たまには
外食でもしよう
金はあんまりないけど たまには贅沢をしようね
君のみそ汁があれば十分だけど
いつもじゃさすがに飽きるから
みそ汁 湯気を立てて今日も僕を待っている
そしていつものように今日も三人そろって朝ご飯食べるんだ
食卓にはみそ汁
そしてみんなの笑顔
それだけで
美味しさは増すよね
幸せの調味料
さしすせそじゃなくて
愛してるよにしましょう
きっときっときっと
甘すぎもなく辛すぎることもない絶妙なバランスの幸せがいい
僕らは今日も幸せを完食するんだ
残さず いただきます
そしてまた何度でも朝が来る
そしてみそ汁が早く食べてねって湯気を立てる。