詩人:どるとる | [投票][編集] |
夜空の遠くで光る
一番星君が先にみつけた
天気予報が告げる
あしたの天気
どうやらあしたは
全国的に晴れるらしいんだ
これといって何もない夜 ふつうってことは言い換えりゃ幸せってこと
でも何もする事がない夜 kissでもしましょうか 拒む理由がないのなら また今夜も
優しさを拾い集めて
いつだって笑えるように あなたを守れるように
それなりに頑張って
日々 生きて
何もない夜だから
僕らは何もない夜を楽しむんだ
何もない夜だけど
何もないなら何もないなりにする事を探すんだ
愛がある
夢がある
若さがある
ロマンがある
何もないわけじゃないのさ
多すぎる幸せに隠れて見えないだけさ
何もない夜は
本当は幸せな夜
ほら 見つめてごらん
気がつけば見えるものの全てが幸せだといえるようなもの
何もない夜なのに
なぜか満ち足りた気持ちになれる
不思議な夜
重ね合わせた唇が
愛などほざけば
寂しさなどすぐに埋まる
あとはただなるように なるように。
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与えられた24時間の中で何をすべきか考える
仕事に勉強
やりたいことはたくさんあるけど
やりたくなくても強いられる これが本当の自由なのかな
信号が青にならないと渡ってはいけないと同じように べつに決まりなど無いのに
なんとなくはばかれる
だから僕らはいつでもまともにまともに生きようとするんだ
抱きしめている
誰かがまた今日も誰かを
そんな安らぎの中で
愛されている
気づかないほど当たり前に
そんな幸福の中で新たに求めるものなどあるものか
先の読めない道だから僕らは日々 失敗しないようにと足りない頭をひねって考えてはみても やっぱり失敗するときはある
何もかも投げ出せたらどんなに楽だろう
愛とか夢とかくだらない友情とか あってないような繋がりとか
信号なんて赤で渡ってしまえ 車が来てなきゃいいさ わざわざルールを貫いてまで 何かを失うなんて馬鹿らしい
抱きしめられてる
たとえば心底愛する人を
そんな自信にも似た誇り抱いて
愛し続けてる
まるでそれが運命であるかのように
何も不思議に思わずに今日もこの世界でたったひとりしかいない人を愛してるんだ
愛する人を置いてゆくくらいなら 青になるまで待ちます
愛する人を危険にさらすくらいなら 赤ではわたりません
ああまともじゃなくてもいい
でも愛する人を大切にできる僕でいたい
あしたもあさっても
いつまでも
愛されていて
抱きしめられていて
愛していて
抱きしめている
そんなそんな毎日
幸せといわずして
なんと 呼ぼうか
幸福という時間。
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夜の空に散りばめられた星
ひとつひとつ数えて
意味もなく笑った
どこまでも終わりがないような夜
朝が来るまでずっと二人寄り添っていた
儚く 脆い 時間の中で 時間より儚くて脆い命を繋ぎながら
炎が消えないよう守るように
僕らはゆっくり生きる
夜の終わりをたずねて朝を探しに夢という旅に出かけてゆく
移ろい行く季節の途中で少しずつ涼しさを取り戻す街に あなたの笑顔が輝けば
明日は雨降りでも素敵な日になるね
さあ 静かに目を閉じて 夢の扉を開ければ
そこはもう新しい一日
また騒がしい一日が始まるのでしょう
夜の終わりをたずねて朝を探しに夢という旅に出た 僕は今朝をみつけた そして太陽と語り合う 返事は返らないけど 楽しい楽しい午後
ああ もう また夜が来て 全てを闇に閉ざしてしまうまえに
もう一度 あなたとお話をしよう
唇に唇を重ね合わせて ぬくもりが伝わる夜に 月のライトの下で踊り明かす今夜はなんて素敵な日なんでしょう
そしてまた夜の終わりをたずねて 旅に出る僕がいる 夢の扉を開いて 時間を飛び越えて たどり着く朝でまたあなたと繰り返す毎日。
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僕がついた嘘は誰かを守るための本当の嘘さ
だけど嘘は嘘さ
それはいつまでも変わらない
そんな嘘つきの僕でも
誰かを愛せるかな
少しずつ少しずつ
涼しさを取り戻す街に 秋風が吹き始めるころ この恋心という固いつぼみは花を開くかな
もう何も失いたくない そしてもう何もいらないから
君だけは傍にいて
風のように
自由な君
風から自由を奪ったら何も残らないね
でも傍にいて
愛がある
夢がある
そして君がいる
それだけで
幸せは約束されるから
ああ約束は儚く散るのなら最後の嘘をつくよ
僕は君なんて嫌いさ
去り際に言い放つ
世界で一番悲しい嘘
こぼれた花びら
ため息ひとつ
時よもどれ
無理な願いは空へと消えた。
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僕の住む街に吹き始めた
秋の風に一枚薄いシャツを着込んだ
僕のこの胸を突き刺す風には名前なんてないさ
夕暮れ オレンジ色の空の向こうで今沈んでゆく夕日を見てた
なんて素敵な景色なんだろう
悲しくもないのに
涙が出てくるよ
この胸を突き刺すような切なさには名前がないから
僕がつけてやるんだ
えーとなんにしようかな
思いつかないや
ため息とロマンスを鞄にしまって ちょっと安上がりの旅に出よう
秋風はロマンス
揶揄のよう
ちょっと無理がある
だけど笑おうよ
あんなに夕日がきれいなんだから。
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あなたは一日に何度笑っていますか?
楽しいことは多いほうでしょうか?
人の数だけ人生があるならば無意味な人生など何ひとつないはず
生きていくことは簡単なはずはないから
僕らはいつでも傷だらけだね でも笑うのも泣くことも生きているからできることなんだ
一生のうちにどれだけ笑えるかが大事だから そのためならばどんな悲しみにも負けず 雨上がりの虹のように悲しみが通り過ぎたあと たくさんたくさん 笑えるように 雨に降られる今を生きる
生きるという事の意味は
きっと人それぞれ違うから
あなたにはこうでも
僕にはこうさ
僕にはあなたのいうような生き方はできない 僕には僕の生き方がある
きっとそれが正しい道だろう
ピアノの鍵盤の上を踊る指先のように
軽やかには生きれなくても へたくそのほうが人間らしい
そんなに落ち込むことなんてないようなことでも 傷つきやすい心には十分すぎたね
僕の曲がった猫背には 見えないけどたくさんの苦労が覆い被さってる
人には他人にはわからない 涙やドラマがあるから
簡単に人の心に踏み入ることなかれ
今日も冷たい雨に降られながら なんとかうまく生きようとしている僕の姿があるだろう それは他人には全く意味を成さないようなことかもしれないけど
無意味なことから生まれる光がある
僕は信じてるから
生きるんだ
生きるんだ
生きているんだ
そこにあるあたたかな光
そこにある冷ややかな影
そして街を望む景色
これが僕の生きる世界
美しさと醜さ
理不尽、矛盾
葛藤、劣等感
他人と自分
自分と他人
比べたがる僕らだけど自分は自分でいいんだ
そう教えてくれた
小さな頃の僕が
ほらねこの手に
握らせてくれた光
なんてあたたかいんだろう
そうだ僕は生きていていいんだ
これが生きるってことなんだ
誰がなんて言っても
僕は生きるんだ
光に照らされ 影に脅かされ 日々。
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僕はどこの誰で なんの目的でこの世界に生まれてきたんだろう
君は一体どんなふうにしたらそんなにうまく生きれるんだろう
まだ生まれてから
20年くらい生きただけでちらつく絶望
駅のホームに立てば
このまま ホームに入ってくる電車に飛び込んでしまおうかな
そんな事を考えるこの頃 僕は独り 誰も味方なんていないんだな
なんとなくで生きて
ただそれだけだって
ある程度の悲しみは生きていればつきまとうから 簡単に死にたいといっても死ぬにも勇気がいるから
結局はいつもいつでも無駄に生きてしまうんだ
何度も何度も ふりきってきたけど 思い詰めるとまた 死にたくなってしまうんだよ
何が不満ってわけでもないのだけど
ただ 僕はこの世界にいる意味が わからない 意味が見つからないから自分の存在が無意味なものだとどこかで思ってる
もっと世界にはたくさん苦労している人はいるけど 僕には僕の悲しみや苦しみしか見えないんだ
このまま 少し痛みを我慢すれば 死ぬことなど簡単にできるのに
どうしてもどうしても
踏み出せないその一歩
今日もまた夜が来て
同じ考えに沈むけど
気づけば くだらない事で笑ってる僕に気づいて 昨日の涙が嘘のように 精一杯生きてる僕がいる
いいじゃないか
人からバカだって言われたって 僕は僕の悲しみを誰より知ってるから
僕は僕を全力で守る
誰にも僕の存在を否定することはできない
だから僕が僕の存在を否定することもできない
人は自分の存在を認めることではじめて存在できる存在なんだ
僕はここにいるよ
ねえそこから見えるかい?
青い地球の片隅で
手を振る僕の姿は小さいけど
神様 もう少し 生きてみます
あなたがくれたこの時間をもう少し 愛せるように
拝啓、神様へ
拙くはありますが
どうか僕の思いを
聞いてください
そして今日も生きてる僕の今を見てください。
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順調な出だしは後半から崩れた ルールは無視して 自由な発想でもって 生きていこうぜ 守り通した操
守ろう僕らの森を
落石注意 元中尉
冠婚葬祭 今夜は惣菜
酸いも甘いも スラレタ山芋
景観を乱す警官 さらに痴漢で逮捕 欠陥品のお財布の中素寒貧
時の流れに逆らうように
川の流れ下水の流れ 哀れアラレちゃん
規則も法則もなにもない全く意味を成さない くだらない言葉遊び 夜遊び 女遊び
お人形遊び
時の流れに逆らうように
流れるプール 哀れ河童の川流れ
日光 信号 お新香
鈍行 線香 朝になったらコケコッコー
悲しみよ 喜びよ
素敵な地上の夜よ
我がふるさとよ
憂う 淡い季節
時の流れ 穏やかに
ちっぽけな冗談も
思いがけず輝く夜
寄り添い合えば
どこだって楽園
愛を知り 夢を知り
君を知り 全て知り
気づく時 築く時
僕はきっと羽ばたける
セピア色 ドメスティックブルー
世捨て人 夢追い人
ロックビート
モナコ たらこ一攫千金ラスベガスカブトムシはヘラクレスオオカブト
ああ憧れの街
ニューヨーク
すかさず入浴
もう何もかも忘れたように笑おう
無理は禁物 焼き鶏は軟骨
明日も笑えれば
あさっても笑えれば
それで全てがうまくいく
ごちゃごちゃしてるようで並んだら驚くほど素敵な人生さ
きっと明日はハレルヤ
明日は晴れるヤ!
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あなたは一日に 何回笑っていますか?
あなたは今日だけで何回笑いましたか?
どうでもいい事かもしれないけど
ただそれだけで毎日が楽しくなる
笑えるってことは幸せな証だから
笑える今があるならば今は間違いなく幸せって事だよ
せめて一日一笑
今日もお体を大切に
無理だけはしないで
あなたの今日が
どうか素晴らしい日でありますように心ばかりの祈りを捧げるんだ
あなたのその笑顔 僕の大切な宝物だよ
あなたのその瞳 なんて美しいんだろう
くだらない事が思い出してみれば ほらね案外 大切な思い出くらい 大切だったりするんだよね
せめて一日一笑
明日も心身を大切に
あまりがんばりすぎないで
あなたの明日が今日よりも素晴らしい日になりますように願うよ
きっときっと 誰かが言ったことがこの世界の全てではない事がほとんどだから
思いがけず傷ついた時は 目一杯泣いて泣いて泣いて 気を晴らすんだ
明日は笑えるように
明日は泣きやんでるように
雨上がりの空
そして泣き止んだ僕
太陽の下 また
元気にはしゃぐ姿
素敵さ
素敵さ
さあ 言ってみよう
今が一番幸せだと
迷いがないのなら
さあ 言ってみよう
明日には明日の今が
一番幸せになっているんだと
一日一笑 それさえできたなら どんな悲しみにも負けないで生きていける
日々、笑って 笑って
朝が訪れるたび今日は一番 楽しくなる
僕は知っているんだ。
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ばかな自分が垣間見える時流れる涙をあざ笑わないで 頑張った末の結果なら 大成功を納めるよりずっと 素晴らしい筈だと 僕は思う
この世界の掟に 従って 生きるなら しなくてもいい苦労もたくさんあるから
限られた人生
良いも悪いも結局は自分自身が決めること
だから掟などあるようで ないようなものなのさ
自由という言葉に今日も縛られて 不自由な僕は自由という言葉を信じられないでいるんだよ
明日をもしれない 儚い命なら 全てをなげうって ただ自分のため生きていくのも正しい道だろう
でもまだ死にたくても死ねないほど 時間が有り余ってる人ならば 人に尽くしてみるのもまた正しい道
今日も 順路にしたがって 生きてる
それが正しい道とひたすら信じて
疑いもしなかった心はやがて疑問を持ち始め 本当の道に気づき 怪しまずにはいられない 大人の目はごまかせない
悲しみの果てのそのまた果てにあるその正しい道は 僕には似合わない間違った道です
だから順路とは逆に進むんだ 苦労なくしては生きられない道なら 好きなように生きて人よりたくさんの悲しみを拾おう
やがてまた訪れる夜
そしてまた去り行く夜
昇る太陽 その光を背にうけて 僕は目を開ける 真の光が照らすその袂には きっと闇を退けし 眩い光の雨が降り注ぐ 楽園と思しき 世界。