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この世界で一番大切なものは?って聞かれたら すぐに迷わないで あなたって言えるように
いつでもあなたを心の真ん中でどこにいたって思っています
なにをやらせても器用でばかがつくほど真面目なあなたには似合わない
ただのばかな僕だけどあなたを愛する気持ちだけは 誰にも負けないつもりさ
世界中で一番 あなたを愛してる
伝えたい 届けたい
この思いを
あなたのためなら
たとえ火の中水の中
くさいセリフもあなたは笑わずに 聞いてくれるから
その優しさに 僕は惚れました
その美しさに 僕はまいりました
そしてまた二人
寄り添いながら
永遠を誓う指切りするのさ。
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雨が降って 窓をたたく土曜日
曇り空から 小さな雨粒が降る
どのチャンネル回してもくだらない番組ばかり
愛をなくした人
愛を手にした人
悲しみに暮れる人
喜びに浮かれてる人
たくさんの人がいるけどどんな人にも見えているこの雨ひとつにしてもいろんな見方がある
あなたの心の中に降る雨はどんな雨ですか?
どんなに雨が強く降っても 洗い流せない過去がある
忘れられない人がいる
傘をつきぬけて 悲しみが僕の心を突き刺すよ
僕の心を濡らすのは雨よりずっと冷たい
悲しみという雨
虹の向こうに
信じた光
差し込めば
笑えるけど
そんな笑顔は
一時しのぎのごまかし
だからさよならするのさ 背中を向けて
雨がやむのも待たずに 走り出すのさ
傘を投げ捨てて
黄昏てみたよ
そんな雨の日
なんでもない
雨の日
僕の瞳からも雨が降る 雨が降る
悲しみという雨
避けられぬ雨に
うたれて
うたれて
忘れたとき遠ざかる雲に 呆れた顔で ため息をついてみても
誰かの傘がひとつ
道の片隅に 置き去りにされている
もう雨はやんだ
でもまだ濡れている 僕の心。
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何を隠しているのかな 僕はいろんなものを隠しながら生きている 本心さえ曝せない
ありのままは罪さ
世の中では正直者は生きられない みんな嘘つきだから
お世辞をこぼして
きれい事も言って
愛想笑いをして
みんな自分を守っていると本当に思っているのかな 自分を守るためにたくさんの大切なものを失っている気がする
人は誰も心の中に本当の自分を隠しながら生きている
その自分は嘘をつかない正直者だから
素直に生きられるのに いつもどうして
僕は自分に嘘をつき
それで自分を守っていると本気で思っているのかな
わからないけど
それが今の僕だ
それが今の人だ
鏡に映したようにみんな世の中に従って
逆らおうものなら
すぐにつまはじきにされる世界だから
みんな嫌でも金のため生活のために己さえ捨てて 媚びを売りプライドさえもごまかして 心の中にモザイクをかけて 忘れたことにしているんだ
世の中はどうしてこんなにも嘘であふれてるのかな
自分守りたいなら
人の言うことなど聞かなければいいのに
立場の低い人間は
誰かに従わなきゃ
まともに生きられない
弱い立場にあるんだ
今日も矛盾の雨に降られて 理不尽という風に吹かれ それでもさもやる気があるように毎日毎日 生きているんだ
決まりなんか無いのに みんな一様に嘘をついて あれもやりますこれもやります
率先してありもしないやる気を見せる人
それさえ放棄して
部屋にこもる人
様々な生き方があるけど 嘘をつくくらいなら素直に生きればいいのに 誰もが嘘をつかずにはいられない
だって嘘をついても嘘だらけのこの場所で生きなきゃならない理由があるから
何を隠すためのモザイクだ? 僕の涙や寂しさや怒りをごまかすためのモザイクだ
でもどんなに心に嘘をついてみても悲しくなるだけ
わかっていてもまだ嘘をつく僕の本当の心はモザイクで隠された画面の向こうにある。
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生きることはとにかく面倒で 時には嫌な事もやらなきゃどうやらだめなのさ
でも人生は嫌になるほど果てしなく長いから
そんなに慌てずに
がんばりすぎずゆっくり生きりゃいいさ
生き方は人それぞれ
人生の形は人の数だけあるんだよ
ラララ 君は君の好きなように 生きればいいんだよ
あれもだめこれもだめ 世の中はなんでもがんじがらめにしたがるけどね
自分の好きなように生きることこそがきっと一番いいに決まってるんだよ
それがいつかこの世界から跡形もなくなくなってしまう僕らのためにはふさわしい生き方
失敗したっていいさ
後悔すればしただけ
大事な何かがわかるさ
これが人間って気がするさ
だからさ 好きなように 今日も生きるよ
誰に文句言われたって 僕は僕の歌を歌うんだ
僕は僕の歌を歌うように 生きるよ。
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今日はたまたま ついてなかった そんな日もあるさ
めずらしくもないさ
泣くほどでもないさ
でもわかるよ君の気持ち
人生はおそろしく長いからね そんなに慌てないで 急がないでゆっくり生きればいい
人のことをいちいちぐだぐだ言う人は
相当生きるのがうまいのかって言えばきっとそうでもないから そんな人の声は無視してさ
自分は自分のやりたいように生きればいい
それが人生っていうもんだろう『そのための痛みなら痛くもかゆくもないぜ』
雨のち晴れのちラララ
今日は洗濯日和
明日はお散歩日和
さあさあ歩けや歩け
躓きながら
たまに転びながら
不器用でも情に厚いその心で
言うけど人間なんて
一番大事なのは心だからさ 心が小さくて頭でっかちの天才よりずっと 単細胞でも心が丸いバカな人のほうがきっときっと人間らしくていい
目指すはゴール
だけど
最下位でもいい
順番や 速さを競ってるわけじゃないから
僕は僕 君は君
いつだってマイペースで歩いていこうね
迷って 悩んで
頭抱え 悔しい思いをして たまに苛立ち隠せずに誰かに当たる
それが人っていうもんだろう
すなわち人生っていうもんだろう
無理してまで 嘘ついたり 不器用な自分隠したり 繕ったりしなくてもいいさ
不器用でバカで何が悪いのさ
頭はなくても心はでかい
頭つかうことは失格でも人間としてなら合格さ
さあさあ
笑顔のち涙
そのうち笑える
良いことばかりじゃないけど
悪いことばかりでもない
それが人生っていうもんだろう
さあわかったなら
すたこらさっさ歩いていこうね
雨上がりの虹を
希望に
涙の海をこえて
たどり着くだろう
明日で笑おう
そこに昇る
太陽によろしく
歩むべき道の上
僕らの足跡は
世界の果てまでつづく
開き直りもたまにゃ必要だ
考え方ひとつで人生は変わる
それが人生っていうもんだろう。
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浮き世に生きる どこにでもいる普通の人
泣いたり笑ったりしているあいだに人生なんて終わっちまう
性懲りもなくまた嘘をついて 誰かのお世話に あなたのお世話になっている僕です
僕は 悲しみの中
泣いて泣き続けて
いつも時の中
なんとか生きているんだよ
当たり前な事がどれほどに 恵まれているのかを 考えるべきなのにどうしていつも欲望に目が眩むのかな
雨は朝から晩まで降り続いて 傘を忘れたバカな人を 今日も濡らすよ
駅の改札を抜けて
ちょっとだけ笑って
何がおもしろいのかなんてなにもないけど ただ生きている事が不思議で不思議でたまらなくなるから
悲しみも喜びも今ならどんな切なさも素直に受け入れられる気がする
あなたがいれば
人を愛している そんな確かな自信が 僕を強くしてくれる
人に愛されてる そんな優しげな安らぎが
僕を 守っていてくれる
さあ今日もどんな風が吹いても 変わらずに生きていけるね
その悲しみもその切なさも すぐに通り過ぎるただの通り雨
気にすることはないよ
でも泣いたって不思議じゃないよ
僕は僕に言いました
言いました
太陽がない雨の1日なら 僕が太陽になる
そして誰かを照らして 足りないぶんの元気を補うんだ
僕は太陽になる
あなたのために。
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都合の悪いことにはモザイクをかけてしまえ
どんなに悪いことをしてもバレなきゃ大丈夫
大人でもないような
子供でもないような
僕は大人でもなく子供でもなくただの人間さ
政治家の裏金も その愛人の秘部も 大して変わらないさ
それを隠すモザイクは人の悪意と性欲への抑制
またはプライバシーの保護
自分さえ良ければそれでいい そんな奴らで溢れかえったら
きっとだめになる
だめになる
そんな人の悪意を
隠すモザイクはないですか?今流行りのレンタルで
ああ 戦争を知らない時代に生まれても
戦争の悲惨さはわかるから
美術館に飾られた誰かさんの絵なんかよりずっと白黒写真の中で小さく微笑む少年の瞳のほうが何倍も価値がある
モザイクで隠さねばならないところばかりある世界
あなたがついた嘘も
僕が隠してる秘密も
まだまだ小さなもんだよ 知らないあいだに今日も誰かの悪意に泣きを見てる人がいるんだ
R指定にするべきは人の悪意だろう
今日も無修正の
悪意が無関心という服を着て歩いてる
自殺の多い国日本
その片隅でひっそりと暮らしてる僕の夢は平穏な毎日を送ることだよ
人の悪意を隠すモザイクはない
さらし者みたいに
あなたの悪意は僕に筒抜けさ
だから僕はあなたを憎み 必要なら殺めることもできる
でも僕は憎しみにモザイクをかけて 忘れたふりで 日々を生きてるのさ
『社会ルールは 守りましょうとか
廊下は走らないように』
同じような教育を受けてきたのに明らかに違う僕らの頭の出来の良さ
ああ それでも僕は
今日も義務的だけど
然るべきルールの中で生きてる
余計な事にはモザイクをかけて聞きたくないことにはピー音を入れて
荒波にのまれ
風に吹かれ
今日も人ごみに紛れ たゆたう葉のごとし。
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僕は繰り返す毎日をどれくらい 愛しているのかな
考えてみたよ
1日に何度 笑うだろうか
1日にどれだけ 幸せな気持ちになるだろうか
生きてる醍醐味はやっぱり そこだから
考えないわけにはいかないよね だからカウントしてみた 幸せの数を
そしたら
結構 僕も笑ってたんだ 数え切れないくらいに 小さな事から大きな事まで幅広く いろんな出来事にちゃんと笑ってたんだ
悲しいことや嫌なことは大人になってもつづくから
でも それは仕方ないとしても 笑わない人生に喜びはないから
今日も是が非でも笑うんだ 笑うんだ
小さな事から 大きな事まで なんでもいい
この世界には 楽しいことが腐るくらいあふれているから
探さない手はない
だから探そう
見つけ出す頭も目もあるから
旅支度を整えたなら
丘を越え 山を越え
小さな事から大きな事まで 楽しいことの全てを知ろう そして笑おう
人生の醍醐味はそこにある
さあ 今日もなんやかんや 外野がうるさいけど 行こう 目指すべきは山頂
行こう まだ 夜が訪れるには早い
もうひとつ 幸せを探しに行こう
小さな事から大きな事まで この世界にはまだ まだ 幸せがある。
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今日も1日ご苦労さま
いろんなことがあったけど
終わり良ければ全てよしってことでまあもろもろのことはご勘弁を
さよならなんて ありふれた言葉でお別れする気はさらさらなかった
でもね さよならって言葉がこんなに似合う空の色はほかにはないよね
別れ道 夕暮れ
カラスの鳴き声
つまらないくらい
ありふれた景色なのに
どうしてこんなに泣けてしまうんだろう
夕暮れにほほをやさしくぶたれて切なくてたまらないよ
明日もきっと今日みたいにあっけなく終わるんだろうね
大したこともできずに気づけば時間だけが無駄に過ぎて
何もかも要らないから
命と家だけ残したら
欲望という気持ちを消し去って 当たり前な毎日を当たり前のように愛せる心を
神様 僕にください
僕の目は節穴でした
どうしてってくらい見えなかったよ
あれもこれもここにある全ては当たり前のようで当たり前じゃない 何もかもが特別なものだってこと
人の命はやがて あの夕日のように どこかもわからない場所に沈んで行ってしまうけど
限りある命だからこそ
限られた時間の中で精一杯生きようとするんだな
そんな簡単なことさえわからなかった僕の心をも やさしく包み込む夕暮れの偉大さよ
十分優しさは伝わった ありがとう
そして僕はなんのためらいも 迷いもなく
言うのさ 言うのさ
さよならって
夕暮れにぶたれたほほが赤く染まるのは
最後の夕日の色が
僕のほほに移ったからかな
涙がほほを伝う
言葉にならないよ
でもそれでいいんだ
なんとなくだけどそう思った いつもの夕暮れ
いつもの夕暮れ
今は月明かりに照らされて 僕は家に帰り着く。