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みんながみんな同じ態度をとる中で 冷静を装うのがいちばん難しいことかもしれない
愛想笑い浮かべ
お世辞をこぼし
誰もがみんなそうやって生きてる中で
刃向かえる人は
きっとヒーローになれるだろう だけど会社では生き残れない
みんなヒーローなるより 会社での居場所を守りたいんだろう
媚びを売り
プライドを売り
心も売り渡し
あとは何を
売りさばけばいい?
僕には何もない
何もないから
誰かに従ってる
何もないから
世の中に飼われてる
飼い犬が牙をむくこともあるけど僕にはそんな勇気なんてないから いつまでも
餌に飛びつきしっぽ振るような 飼い犬のまま 世の中にいいように飼い慣らされてるよ
今日も悲しいくらい
僕はサラリーマン
帰り着く場所は
いつも 飼い主である世の中の犬小屋みたいな会社の中
おどけたようにしっぽ振って ご機嫌とってみせる 疲れることだけど 金のためにとため息のみこんで 今日もサラリーマンやってるよ
べつにえらくなんてなりたくないけど
居場所がほしいだけなのさ
サラリーマンは今日も瞳に涙をためて 頑張ってる
誰に認められまいとも誰にほめられまいとも サラリーマンは様々な事情に苦心してる
ただ口にしないだけで言いたいことはたくさんあるんだよ
それが今も昔も変わらない サラリーマン事情だよ。
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曖昧なことでごまかす世の中は 理不尽というマスコットがかわいく手を振る
ひとつのテーマパーク
今日も満員の世の中には 連日連夜非常識な奴らが押し寄せて
散らかすだけ散らかして優先席に陣取って 我が物顔で笑ってる
当たり前なことすらわからねえガキみたいな奴らが群がって
黄色い声で 言いたい放題 わけのわからねえ ことをほざく
ここはテーマパークじゃねえ 動物園でもねえ 世の中という神聖な場所だ
猿みたいに吠えて
バカみたいに
騒いで
良識のない
奴らがいるから
僕はおちおち
正しさを
叫べない
声は届かない
テーマパーク
その名は動物園
動物園化してる若者の密集地帯
言いたいことはそれだけか?
くだらない理由だ
くだらない言い訳だ。
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いつか ここに生まれたひとつの命がある
ある時、名前をつけられて いっぱしの大人として歩き出した頃
少しはまともな人間になれたとき
常識ってものをひたすら疑っていた 僕の瞳に映った汚れのない天使
どうして人は生きていくんだろう?
それはそれぞれ違うかもしれないけど
僕はあなたをその意味にできるなら
明日から生きていける気がするんだ
愛してるってどんなふうに 言ったらいいのかな
迷っていたんだ
簡単なことなはずなのに 愛してるが言えなくて
いつも口から出るのは くだらない世間話ばかりさ
灯台の光 見失わないように 僕は天使に囁きかけた
愛してるが言えないんだ
あなたは言った
もう言ってるじゃない
僕は付け加えるように言ったんだ
あなたにだよ。
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あなたがもしも僕の居場所になってくれるなら 愛とかなんとかってもんを捧げてもいい
君と出逢うまで 金より大切なもんなんかこの世にはないと本気で思っていたよ でもあなたが気づかせてくれたね 金よりずっとずっと大切なもんがこの世にはあること
あなたとただ一緒にこんな風に肩を並べて 他愛もない話してるだけで なんだか簡単に幸せになれてしまってる僕がいるんだよ
あなたが笑ってると僕も笑いたくなって
あなたが泣いていると僕まで悲しくなってきて いつの間にか互いの言いたいことまでわかるようになっておもしろいほど二人の心はひとつになっていました
地位も金も名誉も何も要らないから
神様あんたの存在をずっとけなしてきた僕だけどさそんな無礼を許してくれるなら ずっとこのまま 僕と彼女を突き放さないで
生まれてはじめて幸せってどういうもんかってわかったような気がしたんだ
これが幸せってやつなんだね
大凡百年あまりのはかない人生に永遠を感じた人に出会えた喜び感じる中で思ったんだ
僕が君の居場所になってやるから君も僕の居場所になってください
君と二人で眺めてる世界が こんなに美しくて綺麗だったこと
気づいた夜の片隅
僕は口づけを交わした
夢を見てるんじゃないかと何度も疑ったけれど 疑いようのない熱い思いがそれを現実のものにしたよ
特別なことできるわけじゃないけど 君だってそれは同じだから
当たり前なことを当たり前のように僕らは していきながら
愛ってやつを飼い慣らすように 毎日
喧嘩もしたりすれ違うけれどだんだんと愛ってもんの 深さってものをわかってきたんだよ
だから今も底のない愛ってやつの腹をえぐるように模索してるんだ あるはずもない愛の最下層を
愛なんて言葉じゃわからねえ
愛に答えなんかない
だから僕らは描くんだよ 自分たちだけの愛を死ぬまで。
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昨日 夕方 見かけたんだよ
何人もの自転車や人に踏まれて ぐちゃぐちゃになってる 蝶々の死骸
かわいそうだとは思いながらもさわりたくなかったから
僕は無視してその死骸の横を素通りした
醜い自分が心底憎いけど 時々そんな自分がかっこいいとか思ってしまうんだよ
街にあふれてる
そんな醜い感情を背負った人々の群れの中で僕も息をひそめて生きているんだよ
毎日毎日孤独に身をふるわしながら必要とあらば誰かを蹴落としてのし上がるくらいの角張った気持ちで
孤独死したどこかのおじいさんだかおばあさんの手紙っていうようなタイトルで ずっと前にドキュメントで観た
べつに僕には関係ないとほかのチャンネルに回したけど そこには痛切な文字で誰かに救いを求めている年寄りの涙が垣間見えたんだ
きっと誰もが 自分にしかわからない 痛みを今日も明日も背負いながら ずっと生きていくんだろう
冷たい世の中の理不尽で矛盾だらけの風に吹かれて 死を選んだ誰かのことさえもおもしろおかしく語るメディアの心ない番組など僕は観たくもない
その人が生前残した思いだとか気持ちとか形ある何かとか
僕は見たくない
触れたくもない
知りたくもない
その人はそっとしておいたほうがいいのに テレビの中でよそよそしく 取り上げられて その人の何がわかってほしいのか涙さそうような音楽まで流してさ ばかみたいじゃないか
その人の気持ちになれないなら その人の思いを担げないなら
きっと僕や誰かがしたように 現実から目をそらすように
蝶々の死骸素通りしたように その人に関わらないほうが僕はずっと優しい行為だと思うんだ
おかしいかな?こんな僕は
でも僕の気持ちもわかるだろう?
あの群れの中に僕の居場所はきっとないけどまたあの群れの中に身を投げて
僕は明日も必要とあらば 愛想笑いもお世辞もくれてやるんだ
暴風雨に吹かれて。
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理不尽なことがたくさんある
矛盾だらけの世の中だ
でも頼る場所はこの世の中しかない
働いても働いても
むなしさだけは
変わらないね
なんのために自分は働いているんだろう
愛想笑いしたり
お世辞ばらまいたり
媚び売るため 働いているのかな
そうだとしたら僕が今 働いてる毎日に
意味なんてないだろうね ただ悲しいだけ ただ切ないだけだ
遮二無二 必死で汗だくになってただ言われたことをバカみたいに守って頑張っていても やりがいがなければ そこにいる意味も喜びもない
でもかといって今さらどこか行ける場所もないから 死ぬまでここでこうやって毎日働いていくしかないのかな
遮二無二 がむしゃらに 働いて 安い給料
毎月振り込まれても
なんだか 使い道さえわからなくて むなしくたまっていくだけの通帳には 僕の血もにじむような汗と頑張りがあるはずなのに そこにあるのは
汚いやり方で設けた社長から 渡された
おこぼれの山がただ積み重なってるだけ
仕事の上達よりも愛想笑いの仕方やお世辞言うタイミングが先に うまくなってきた自分が なんだか世の中に首輪で繋がれた犬のような気がして ひどく情けないんだよ
でも世の中に頼らなきゃ僕はこうして寝る場所とかさ 食い物にも困るから ずっとここで どんなに汚く汚れても どんなに醜い自分さらしても生きていくしかないことくらいわかってるんだよ
だからこそ自分見失わないために 時には世の中に刃向かえるように 拳だけはいつも握り固めてるんだ
でもかといって何も反論できずいつでも言われたことに対して『はい』としか言えないでいる僕と同じような立場の人間がこの世界にはあと何人 何万人 何億人いるだろう
そいつらの言い分は痛いほどわかるのに
僕じゃ何もしてあげられることさえできないんだ
ただ頑張ってねとか
そんな励ましにもならない言葉なら要らないよね。
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煙草の吸い殻道端に捨てないで
飲み終わったジュースの空き缶は指定されてるゴミ箱へ
常識なんて人の目が届かない場所では
守られてることのほうが少なくて泣きたくなる
その常識を守らない心ない行為が地球を壊す
ひとつひとつの気遣いや ゴミはゴミ箱へ捨てるっていうような少しの手間が積み重なって自然は守られるんだよ
あなただけじゃないよ
たくさんの人が該当するはずだ
あなたにも心当たりあるだろう?
悪いのが誰とかじゃなくて みんながみんなそれぞれ考えれば
エコなんて なくたって当たり前なことだと思うから
当たり前なことができている誰かの陰でゴミを散らかす誰かのせいで地球は昔から危機をむかえてる
暑いのはわかるけど
よっぽどのことがなければ今年はエアコンの温度に気をつけなければならない
温暖化の影響で あちこち被害があっても被害の見えない僕らの街は身勝手な人たちが 今日も常識を素足で踏み潰す現実がある
この間電車に乗ったら優先席が若者に占領されて お年寄りは吊革につかまって立っていた
それなのに 若者たちが降りるまで お年寄りは 辛いのを我慢するように何も言わずにいた 若者たちは見向きもせずに譲る気なんてさらさらないように しゃべりまくって飲み食いしていた
僕はあまりの光景に言葉をなくしたよ
愛や優しさのない若者たちの心に憎しみすらわいてきたんだ
自分たちのことしか考えられない 若者たちの心はきっと腐ってるから 何を言おうとわかってもらえないかもしれないけど
僕らは訴えつづけなきゃならない
正しいことは正しいと
きれいごとじゃないんだと
当たり前なことを当たり前のようにすること これほど大切なことはない
わざわざ看板掲げたりテレビで言うことじゃないね
でもわからない馬鹿な奴らが多いから
こんなくだらないことでも歌にでもしなきゃ近いうちに地球がだめになってしまう。
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言葉にならないくらいの 悲しみに沈んでるあなたを包む黄昏
通り過ぎてゆく季節に憂いにも似た眼差しを向けて 歩き出した雨降りの6月
傘を差しても 悲しみは 避けられない
傘を通り抜け
傘の下の人の心に
布石みたいに悲しみを置いてゆく
傘など放り投げて
雨の中あなたは泣く
僕は何ができるかな
見ているだけで精一杯だよ
都合のわるいことにはR指定みたいにモザイクをかけてしまえばそれでいい
散らかった世の中に
僕は心おきなく笑える場所を探して
さまよう たんぽぽの綿毛
今日もたくさんの優しさを知ったけど
いつも世の中のわるい面も垣間見てしまうから 結局いつも居場所を見つけられずにいるよ
言葉にならないくらいの 悲しみに沈んでるあなたを包む黄昏
通り雨 つかの間の悲しみだと知ってても泣かずにはいられないから 切なさを振り切れず 涙に濡れる土曜日
涙に濡れていた土曜日
目には見えないアンブレラをそっと差し出した笑顔のあなたに恋をした
雨上がりの6月の午後
すっかり雨は上がって 僕の涙も乾いていた
そして二人は
画面の端に消えてゆく
『フィン 』の文字を残し 終わるロードショー。
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悲しいことがあった日は 気がすむまで泣くしかないんだよ
雨が止むようにそのうち 涙も止まるからそれまで 泣こうね
誰にだって失敗や 過ち犯すことがあるから そんなにしょげないで 自分を責めないで 歩いて行こう
一度や二度の失敗じゃなくても 人間なんて そんなもの
開き直りも時には肝心なのさ
そんなに落ち込んでいても仕方ないよ
泣きやんだなら
笑うのもまた強さだよ
遠い昔の土曜日遠足の前日照る照る坊主 窓に吊したのに その日はあいにく雨だったよね
そうさ 現実なんてそううまくいくもんじゃないよ そんなに自信なさげに 生きるのもどうかなとは思うけど自信たっぷりでいつも生きれるのもなんだかおかしいから 泣くときは泣くとしてさ 泣くだけ泣いたらまた おひさまのように雨雲から顔を出すように 晴れた空の下に出て 笑おうよ
悲しいことがあった日は…
照る照る坊主よりも
大人になった今じゃ
ハンカチの用意をしたほうがいいかもね
雨が降るときは降る
天気予報がはずれるときにははずれる
そうさ 想像なんてあてにならない
だからこそ僕らは
晴れても 傘の準備を怠らないしどんな日も笑ってなんかいられないのさ
人生ってそういうもの
晴れててもまたすぐに心は雨降りになるから 信じてるのは照る照る坊主や天気予報でもなく 泣きやんだら笑える自分自身の強さだから
照る照る坊主吊すなら心に 勇気という照る照る坊主 吊すよ
悲しいことなんて のどもと過ぎれば熱さ忘れるように また笑えるから
大丈夫 大丈夫
歩いて行こう。
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雨の日も晴れの日も
いつだって大事なあなたが傍にいれば
どんなに悲しいことがあったって平気だね
世の中はいつだってあれやこれやで 騒がしくて 面倒なことばかり あふれてるけど
僕らは気にせず
いつものように愛し合っていればそれでいいよね
悲しい出来事は 通り雨と同じだから
すぐに通り過ぎるさ
忘れたころに晴れるから 雨が上がったらまた二人で笑おう
それこそバカみたいにうかれてどこかに出かけよう
二人の笑顔が 咲いたら 今日は楽しい1日になるね
ありふれた二人の毎日が もしもたったひとつのすれ違いで終わるようなら それは大したことのない愛だったとあきらめなさい でも何度喧嘩しても 明日になれば二人はいつものように肩を並べて笑いあえるなら それはきっと本物の愛だから
死ぬまで一緒にいなさい
恋の窓から見える景色はいつも青空だとはいかないけど
ほらね 二人が笑う景色には 青空が似合うでしょう。