詩人:どるとる | [投票][編集] |
ひとつの檻の中に
どうしてみんなを
閉じこめたがるの
世の中は
正しいことが全てだって僕だってわかってるけど 正しいことが時として僕らを理不尽に傷つけることもある
正しいことも結局は誰かが決めたルールじゃないか
そんなどこの誰かもわからない人につくられたルールにつきあうつもりもないけれど なんだかんだで正しさを裏切れないのは 僕の中に正しさを守ろうとする清い自分がいるから
時々 自分が 誰だかもわからなくなるよ
どこへ行けばいいのかさえわからなくなるよ
人のことをああだこうだ言うのは簡単だけど自分を評価するのは案外難しいんだ
自画像を描くのと同じように 見たままの自分より 着飾りたい気持ちが 本来の自分を醜くも美しくも変えるんだ
悲しみに沈んだ
ビー玉のような瞳で見上げた空には
こんなにも星が輝くのに 僕はいつまで経っても輝けないまま
どんなに嬉しいことがあっても うまく笑えないんだ
自分って者を改めて見つめたときに 自分って者の存在の意味を案外理解していないことに気づいて
冷静な自分を見失っている自分がいたよ絵に描けば すらすらと理想の自分が描けるのに 現実はそう簡単にはいかなくて
希望失ってばかりだ
期待し損ねるばかりだ
心の中の自画像は黒く塗りつぶされ
僕は自分が誰かわからない
僕は誰ですか?
なんのために生きてるんだろう?
教えてください
その答えがもしもあるならば。
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流れ星が流れたら
願い事を言わなきゃ
たとえかなわないとしても ロマンのない夜は嫌いだ
かっこつかない僕だけど
わざわざかっこつける気もないけれど
生きてるだけできっと合格点さ
何かいいことあるさ
人の良さって何で決まるんだろう?
きっとそれは心の中にこそあると思うんだ
千の夜をこえて
いくつもの数え切れない悲しみをぬぐい去って
たどり着く夜明けに
少し 下拵えだ
ロマンを少々
ため息が出ても
何も心配することはないさ
歩いてゆくためには傷だらけになっても仕方ないさ
千の夜をこえて
いくつもの数え切れない悲しみをぬぐい去って
たどり着く夜明けで少し深呼吸だ
ロマンが足りない
それでも抱きしめる
朝に一杯の珈琲が僕の目を覚まさせる
一夜だけのロマンティックナイト
今夜こそ 流れ星に祈るよ。
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今日は何回笑いましたか?覚えているかぎりでいいから教えてごらん
愛想笑いじゃなく
心からの笑顔を聞いているんです
理不尽な世の中に涙が流れても 冷たい地べたを這いつくばっても
人生を諦めないのは
雨上がりにまた笑いたいから
どんなに 今日が雨降りでも
どんなに 今日嫌なことがあっても
いつでもきりもなく僕は明日になれば きっと笑えるだろうって
信じてるってより
信じたいだけなんだ
そしてまた今日も思う
明日になれば きっと
そして僕は何度でも
思うんだ
負けないために 笑うんだ 今を生きるために 強く強く笑うんだ
明日に向かう旅の途中で たまたま雨に降られただけさと 自分の不運を嘆いても
また雨が上がれば
虹が出るように
昨日のなみだが
嘘のように
笑えるから
信じよう
ダメもとでもいいから
信じよう
今は雨に打たれても
明日になれば
きっと きっと
光を 見たことがあるかい?
夜明けなど かなわないような
とてつもない光が僕の中に 生まれるのをいつか見たんだよ
そしてまた今 僕の中にその光が生まれるのを見ている
僕はあまりの眩しさに目を開けられないけど 今僕は笑ってる
そうさ 今日という明日にたどり着くため
僕は生きる
悲しみなど 笑って
こえてやるから
涙の海を泳いで
明日という岸辺にたどり着いたら
そこで僕は好きなだけ笑うんだ
七転び八起きのストーリー
いくら転んだって明日にはけろっとしてる僕がいる
明日になれば
傷なんてすぐ
癒えるさ
軽率なくらいに
考えてもいい
立ち上がるための
勇気を手にしたら
明日に向かって
ただ走って行くんだ
明日にたどり着けば
苦労した意味がようやくわかるよ。
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スピードスターが 天を駆け回る
多少不安なことがあっても へっちゃらだよ
たまにはベランダに出て ひとりだっていいから
天体観測をしよう
望遠鏡のぞいたら
そこから
何が見えるかな?
明日にどんな期待しても 明日になれば打ち砕かれるとしても
僕はバカみたいに
それこそ夢見る少年のように 追えば追うほど遠ざかる彗星を追いかけるんだ
ハロー 聞こえるかい?僕の声がノイズに混じって ハミングするメロディ
尾を引いて 夜空を元気に駆け回る 生まれたばかりの星の子供たちの笑い声未来を担うための小さな手
ハイテクな未来の中でもこんなに綺麗な景色に出会えるよ
テレビなど消して
お金も持たないで
そこら中にある
作り物じゃない
地球の宝物
握りしめて
自転車飛ばして
君は星になる
天の川を駆け抜ける
太陽系を一周して
またこの部屋に戻ればいい 夢の中におぼれるように
心地いいリズムに揺られて目覚めるまで
夜明けが迎えに来るまで
何度でも何度でも
千の夜をこえて
星たちと追いかけっこするのさ
胸を焦がす切なさだとか 明日の不安だとか今は 不思議なほど眼中にないから
遠い昔から数え切れないほどゆっくりと回り続ける
規則的な世界で
僕らだけは規則に従わず 割と自由に生きるんだ
理由などないけど
脈絡もなく笑うんだ
悲しいことがもしもあるなら 我慢や躊躇もしないで 泣けてしまえる世界ならば
この夜も少しは
優しく見えるのに
夢の中でも
時折見え隠れする
不安が 輝く天体の鮮やかに 影をさすよ
ハロー 忘れてしまった思い出があとから僕を追いかけてくる
銀河系の郵便屋さんから届いた手紙の中には いつか僕が書いた未来の自分宛ての手紙が書かれてた
たくさんの夢がこぼれた 僕のなみだは流れるたび星になって
空に昇ってゆく
光に包まれ目覚めてしまえば 夢の途中でも僕の旅は終わる。
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悲しみに沈んだ僕を優しく照らす サーチライト
それはあたたかくて
母のぬくもりに似たとても心地いい光
熱源は人の心さ
目には見えないけど
目を閉じても大好きなあなたがそこにいるのが僕にはわかるよ
遠くの方で今日もまた夕日が沈んで
もうすぐ夜が来て
今よりもっと
さびしさは募って
今よりずっと
切なさが際立って
明日になれば
きっと笑えるだろう
いつもそんなふうに
簡単に考えていたよ
不安なことばかりさ
期待しても仕方ない
ため息に曇る明日
もう何も見えない
月明かりが差し込む部屋の中で 今日もあなたのぬくもりに似た光に照らされてる
なにがあっても生きてやる
最後まで
自分自身に誓ったから
破れない約束さ
さあ 歩いて行こう
この夜をこえて
この闇をぬけて
光あふれる夜明けまで この心に笑顔がともるまで さびしさをぐっとこらえて 見えない地図を頼りに
たどり着くはずの朝を目指して 飛んでゆく
やがて街を照らす
太陽の光
全ての秘密を暴くような サーチライト
君にも見えるかい?
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ありがとう
なんて素敵な言葉なんだろうね
感謝の気持ち感じたらいつでもどこでも言えるね
ありがとう
どういたしまして
何度でも言いたい
そして言われたい
いつも助けられてるあの人に
生んでくれたあの人に
育ててくれたあの人に
いつも迷惑かけてるあの人に
僕を愛してくれるあの人に
全ての人に言いたい
ありがとう
ありがとう
ありがとう その一言だけでいい
ありがとう その一言に全てを詰め込んで
いつもは恥ずかしいからなかなか言えないその言葉だけど
さりげなく何気なくでも言えたならきっと心は晴れるでしょう
ありがとう その言葉僕も言われたならとてもうれしくなるから
いつもの感謝の気持ち込めて 何も特別なことできないなら尚更 言おう その言葉だけでも もらったらうれしくなるから
いつも僕の傍で
愛をくれてありがとう
敬語じゃないけど
その言葉の中には
たくさんの愛と優しさがあふれてる
誰にだって
どこでだって
感謝の気持ち
感じたら
言ってみよう
魔法の言葉さ
言った僕も
言われた君も
うれしくなる
幸せの花を咲かす
種になる言葉さ
ありがとう
今日は何回言えるかな
今日は何回言われるかな
あなたに何ができるかな
まずそれを考えているよ
何も目当てにしてないけど ありがとうって言葉だけでうれしくなれるから
今日も言おう
明日も言おう
感謝の気持ち
あふれたら
その言葉が咲く
世界ならば
きっと平和などすぐに訪れるのにね
単純にはいかないのが人生らしいね
面倒くさいね
難しいね
でも僕らは単純に
ありがとう言えたり
もらっただけで
幸せになれるよ
どこかの誰かが くだらない理由で起こしてる戦争には悲しさを感じるけど
それは心ない人たちのわがままが原因だってこと誰でも知ってる
誰だって平和が一番のはずだからそれをわかってるならきっと平和はもうすぐ。
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降り続く雨を眺めてる よく降る雨だと愚痴を言う
悲しみを受け流す傘があればいいと思う
まともに悲しみを
背負った僕らの頬にも降り注ぐ涙という雨
ふらふらり
やみそうな気配もないまま このぶんじゃ明日も雨になるだろう
憂うつな気分になるよ
明るい話は似合わない
沈んだ眼差しを落とす部屋の中
なみだ雨に濡れたら
言葉は役に立たない
お日さまが顔を出すまで じっと待っているしかない
なみだ雨に降られたら どこへ逃げても雨宿りできる場所などないから 悪あがきしないでそのまま濡れましょう 上から下まで
心がふるえて
泣きそうな時は
我慢しないで
お泣きなさい
悲しみを受け流す傘などこの世界にはありはしないから
泣きたいときは素直になって 強がらずに悲しいその気持ちに逆らわずに泣きなさい
それが一番いいのだ
それが一番いいのだ
なみだ雨が降り止むまで 心に降る悲しみが降り止むまで
僕は悲しみの中
なみだという雨に降られているよ
誰もがみんな今日もどんな場所でも
悲しみという雨を避けられず なみだという雨に降られている
きっとそう思う
僕には何もできないから せめて 泣き止むまで 気がすむまでお泣きなさい
僕にも君にもそうすることしかできない
なみだ雨に降られたら
雨上がりお天道様照る心の中に
吊り下げられた
てるてる坊主
君のことだよ
また笑えるね
また遊ぼうね
なみだ雨がやんだら。
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愛し合って
慰め合って
譲り合って
生きて行こう
歩いて行こう
青い地球の片隅
日本という国に生まれた命がちっぽけなこの街ではぐくまれて
やがて小、中、高と学校を卒業してさ
こんなふうに会社に入って 働いて
そして誰かを愛して
たまにキスして
ひとり暮らしにも慣れたころ
僕らはこの四畳半のアパートの一室にて
幸せ築くんだって
小さな部屋の中
思い思いに浮かべた
無限のイメージ
宇宙のような
どこまでも
終わりのない
想像図輝いて煌めいて
夢は語り出せば
きりもなく
どこまでも広がってゆくんだ
四畳半ラプソディ
今日も愛されて
そして愛して
四畳半ラプソディ
何度喧嘩しても
何度だって仲直りして
笑ったり 泣いたり
毎日をそれなりに楽しく 生きてるよ
地球の皆さん聞こえるかい?
ハロー 今日も幸せですか?
ハロー 今日もお元気ですか?
何があったかは知りませんが そろそろ泣きやんだなら 笑ってみませんか?どこか出かけませんか?
愚痴言ったっていい
文句垂れたっていい
卑屈も悪口も陰口も言ってもいい
あなたが泣いてると僕まで悲しくなる
だからさ だからさ
笑ってごらん
あなたが笑えないなら笑わせてあげるよ
ほら こんなのどうだい? バカみたいだろう? いつでもあなたのために必死だよ
でもなんにもお返しなんていらないよ
あなたが傍にいてくれる それだけで十分だ
僕らはこの四畳半のアパートの一室にて
幸せ築くんだって
小さな部屋の中
思い思いに浮かべた
無限のイメージ
宇宙のような
どこまでも
終わりのない
想像図輝いて煌めいて
夢は語り出せば
きりもなく
どこまでも広がってゆくんだ
四畳半ラプソディ
今日も愛されて
そして愛して
四畳半ラプソディ
何度喧嘩しても
何度だって仲直りして
笑ったり 泣いたり
毎日をそれなりに楽しく 生きてるよ
君も。
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飲めないお酒なのに
あなたは無理に付き合って
こんなの平気だわって強がって笑うんだ
あなたはまるで
愛そのもの
優しさの塊
背中向けて 口もきかなくなるほど喧嘩した日は どっちからでもなく同時に謝ることがほとんど
ごめんの声がハミングした時 笑い声が起こる
豊かなハーモニー
僕は死ぬまで独りきりでさびしく生きて行こうと思っていたのにね あなたを愛してしまったから
独りがさびしくて仕方なくなったのさ
だからずっとこのさびしさを埋めておくれよ 僕の傍で このバカの傍でずっとその笑顔を見せてよ
ふたりで不安の風に吹かれながら 凍えてしまいそうな冬も暑い夏でも 悲しさも喜びも2等分して
生きて行こう
歩いて行こう
幸せというイメージを 手のひらに思い浮かべて
ぐっと一気
ぐっと一気
のみこんで
のみ干して
2等分ラプソディ。
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かっこつけさせてよ
たまには僕にも
特別なことなど
何もできないけれど
大好きな人の傍で
いつまでもいつまでもいつまでも
バカな僕でいさせて
街には毎日 悲しいニュースが飛び交ってる
テレビを点ければきりもなく事件が起きてる 事件の起きない日などない
遠い国のことは僕にはわからないけど
せめて僕が生きる
身の回りのことくらいは わかるから
不器用だって
バカみたいだって
さんざんバカにされても あなただけはわかってくれるから
ビードロのように
壊れやすい僕のこのロンリーハート
あなたのその両手で優しく 包み込んで
あなただけが僕の全て
これからもいつまでも
永遠を描くように
僕はあなたと死ぬまで ずっと一緒にいたい
そんなふうに思うんだよ
汚れのない白い
百合のようなあなたの心の前じゃ どんな嘘でさえも 通用しない
だから僕はいつだって
ひとりぼっちで風に吹かれていたい
かっこつけたい時もあるんだよ
かっこよくなんてないのは僕が一番わかってるけど
あなたの前じゃ見栄っ張りになっちまうんだ 不思議だね
強がりも 安いプライドも 全部 さらけ出して あなたがそう言うのなら
あなたはこの世界で僕がはじめて出会った女の人
優しくて かわいくてあたたかくて
あなたに出会えてよかった これからもどうかよろしくね
わがままな僕だけど
ラララ… あなたを死ぬまで愛してみせるから
それだけは信じてよ
あなたの前じゃ
嘘はつけない
どんな嘘も
あなたの白さに
すぐにバレて
あとはみっともねえ涙になるだけ
そしてその涙はやがて あなたが笑顔に変えてくれるだけ
白百合咲く部屋の中
幸せはどこにある?
ここにあるよ
旅人よ帰っておいで
もう愛を見つけた
ここにあるよ。